もくじ

2024年12月16日月曜日

レッドクレメンス 引退(アーカイブ)


年齢3歳
性別
毛色青鹿毛
ブリックスアンドモルタル
ヴゼットジョリー
母父ローエングリン
所属栗東
厩舎茶木太樹
競走成績0-0-1-8

2024.12.12



年齢3歳
性別
毛色青鹿毛
ブリックスアンドモルタル
ヴゼットジョリー
母父ローエングリン
所属栗東
厩舎茶木太樹
競走成績0-0-1-8
クラス

ブログ更新の気力はすっかりないけれど

出資馬の応援は現地に出向いて続けていて

クレメンスの挙動にもやきもきを続けていた。

そんななか、異例とも思える粘り強さで茶木太樹調教師は

未勝利期間をすぎても勝ち上がりに向けて試行錯誤してくれた。

引退が決まった今でも勝ち上がれる力はあったと思っているし、

成長の余地も多分にあったと思っているけれど、これも競馬。

早く仕上がり、丈夫に育ち、それでいて勝負気力も備えていないと

生き残れない厳しい世界。

クレメンスは、競走馬にしてはちょっと優しかったのかな。

顔をみれば、優しい気持ちが表に出すぎている気もする。

引退後は乗馬にむけてリトレーニングするそう。

新天地でもすこやかに!


↓以下、アーカイブ

2024.12.12

引退

本馬は12月8日の中京競馬に出走して10着での入線。歩様が乱れた状態でレースから引き揚げてきたため競馬場で検査をおこなったところ、左前肢の蹄骨を骨折していることが判明しました。骨折は関節にまで達しており重症、競馬場の獣医師からは 『全治一年、もしくは競走能力喪失』 といった診断を受けました。改めて栗東トレセンの診療所でも検査をおこなったところ、同様に競走能力喪失といった診断結果。幸い命は助かりましたが、競走馬としての再起は困難といった状況を踏まえ、誠に残念ではございますが、ここで現役を引くこととなりました。なお、本馬は乗用馬に転向する予定です。長い間、レッドクレメンス号にたくさんのご声援をいただき、ありがとうございました。


茶木太樹調教師「栗東トレセンの診療所でも精密検査をおこない、最終的な診断結果は『競走能力喪失』 とのこと。重症でこの先の競走馬としての道は閉ざされたため、ここで引退することとなりました。『まず1勝』 その意思を強く持って管理してきたつもりですが、それを叶えられなかったことは私の力不足が招いた結果で大変悔しくもありますし、出資会員のみなさまやクレメンスにも申し訳なく思っています。余生については骨折の箇所や程度から一般的な乗馬になれる可能性は低いと言わざるを得ませんが、他にも活躍できる場はありそうなので岡山県内の乗馬クラブに掛け合ったところ無事に引き取ってもらうことが決まりました。一年に満たない短い時間ではありましたが、在厩期間は長かっただけに印象深く、仲間意識も強かったです。これまでありがとうございました」

※出資会員の皆様につきましては、マイページ内『個別のお知らせ』にて詳細をご確認ください。


2024.12.11

栗東 : 茶木太樹厩舎

舎飼。

茶木太樹調教師「ご心配をお掛けしていることを重ねてお詫び申し上げます。クレメンスは栗東トレセン到着後、自厩舎で過ごしています。患部を固め、痛み止めの投与を続けて静養しているところです。栗東トレセン診療所での精密検査は今日(水)午後に済ませたところで、最終的な診断は明日(木)以降になるとのこと。検査結果については判明し次第、改めて報告させていただきます」


2024.12.08

12月8日レース後コメント(10着)


高杉吏麒騎手「行くと思っていたゼンダンスカイが控えたので、ハナを切るつもりで出していきました。6番の抵抗にあったこともありますが、自分からも前に出ようとしてくれなかったです。直線に向いても余力はもう少しありそうなのに自分でブレーキをかけて追い抜こうとしてくれなかったですし、外から抜かれると気持ちが切れてあっさり止めてしまいました。返し馬からハミを取ろうとしないなどこちらの指示を聞き入れようとしなかったので、気持ちを前に向けるよう注意はしていたのですが…。すみませんでした」


茶木太樹調教師「すみませんでした。装鞍所でかなり後ろを気にしている様子だったのでブリンカーは効果的だろうと思っていたのですが、返し馬、レースと気難しい面を出してしまったようです。叩きと考えていた一戦で仕上がり途上の状態だったのでスタミナが切れたこともあると思いますが、最後はもう頭真っ白という走りでしたからね。内容からもブリンカーは必要なかったのかもしれません。心配なのはレース後に歩様が乱れた状態で上がってきたこと。これから競馬場で詳しく調べますが、爪をぶつけてしまったのではないかとみています。検査結果が判明し次第、改めてご報告させていただきます」


【追加更新】※15時追記

茶木太樹調教師「競馬場の診療所でレントゲン検査をおこなったところ、左前脚の蹄骨を骨折していることがわかりました。関節にまで達しているということで重症。命は助かりましたが、最終的に全治1年もしくは競走能力喪失という診断が下ることになると思います。輸送することは問題ないということで、診療所でギブスでがっちり固定してもらったうえでトレセンに連れて帰ります。このような辛い報告をすることになったこと大変申し訳ありません」


2024.12.05

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は引き運動をおこないました。

茶木太樹調教師「今朝(木)は厩舎周りで引き運動をおこないましたが、歩様に硬さはなかったですし、元気一杯でうるさいくらいでした。飼い葉も残さず食べ切っていることからも、追い切り後も問題点はないとみて良さそうです。想定を確認したところ、今週は1勝クラスの中距離レースが多めに組まれていることもあり、各場でうまく分散しそう。その中から日曜日の中京のダート1800m(若手騎手競走)はメンバーレベルこそ低くはならない見通しではあるものの、出走頭数が落ち着きそうであるため、高杉吏麒騎手で投票することにしました。ここを一度叩いて次で…という考えであることはご理解いただきたいですが、今回は初めてブリンカー装着して臨む一戦。物見をせずしっかり集中して走れれば上位争いには加われるのではないでしょうか」

※12月8日(日)中京6R・3歳上1勝クラス(若手騎手・ダ1800m)に高杉吏麒騎手で出走します。


2024.12.04

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は坂路で追い切りました。

茶木太樹調教師「先週の時点では、放牧前と比べて息遣いが今ひとつだったのですが、ここにきて少しずつ良くなってきました。今朝(水)は来週のレースに向けて坂路で追い切りを消化したところ。ハロー前の馬場状態が最も悪い時に追い切ったため、終いは苦しくなったように映りましたが、騎乗した助手は『動きや上がってからの雰囲気は一段良くなっているように感じた』ということでした。蹄の状態も装蹄師にキッチリ管理してもらっているので、以前のように気にする素振りも全くなし。来週のレースに一戦必勝で臨むつもりでしたが、今日の追い切りの感じや使って良くなるタイプでもあることから、想定次第で今週のレースに投票することも検討したいと思います」


2024.11.28

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は引き運動をおこないました。

助手「追い切り後も脚元など馬体に疲労感はありませんし、蹄の状態も問題なし。食欲旺盛で飼い葉もしっかり完食してくれています。寒くなってきたこともあり、いい時に比べて馬体の張りや毛ヅヤは今ひとつですが、これからトレーニングを積んでいくうちに代謝が改善し、見栄えも良くなってくるでしょう」


2024.11.27

栗東 : 茶木太樹厩舎


本日は坂路で追い切りました。

茶木太樹調教師「放牧帰りということで、フレッシュ感に満ち溢れていて元気一杯です。初めのうちはアクシデントに気をつけながら進めていかないといけませんね。今日(水)の追い切りの動きを見て、来週にするか再来週にするか決めるつもりだったのですが、単走でも前半から気負って走っていて、そのせいか終いも甘くなってしまいました。これからガス抜きをしつつ、もう少し落ち着いて走れるよう教育する必要があるので、来週の出走は見送って再来週に向けて準備を進めていくことにしました」


2024.11.22

グリーンウッドトレーニング→茶木大樹厩舎


馬体重:494キロ

帰厩に向けて今週火曜日に坂路で1本目の15-15を消化しました。集中力を欠くこともなく、モタモタしたところはなかったですし、併走馬の動きにあわせる余裕もあったくらい。一度トレセンを離れて静かな環境でトレーニングをおこなうことで、しっかりリフレッシュできたようです。年内にもう1走する予定で、本日(金)の検疫で栗東・茶木太樹厩舎に帰厩しました。


2024.11.15

グリーンウッドトレーニング

馬体重:497キロ

今週も周回コースと坂路で調整をおこなっており、坂路ではハロン17秒ほどのペースで乗っています。気の悪さは相変わらずで立ち上がったり、馬場入りを拒否したりすることがありますが、コース入りしてからは騎乗者の手を煩わせることなく、スムーズに走っています。数字が示す通り、馬体重は増えて背肉も戻ってきているように映ります。疲労感もなく、元気いっぱいであることから、早ければ来週中、遅くとも今月中には栗東・茶木太樹厩舎に帰厩し、年内の出走を目標に調教を進めることになりそうです。


2024.11.08

グリーンウッドトレーニング

馬体重:480キロ

先週末まではウォーキングマシン運動のみにとどめて回復期間を設けましたが、コンスタントに競馬を使ってきた割に大きなダメージは確認されなかったことから、予定を前倒しして週明けから騎乗調教を再開。現在は周回コースをキャンターで2000m乗った後、坂路へ行ってハロン17秒ペースで1本登坂しています。乗り出してからも特に気になるところはなく、順調にペースアップしていけそうな雰囲気です。


2024.11.01

グリーンウッドトレーニング

馬体重:480キロ

入場後の馬体チェックでも異常は確認されず、今週水曜日からウォーキングマシンで運動をおこなっています。運動時間は1時間です。今週いっぱいはリフレッシュ期間を与え、来週月曜日からはトレッドミル調整を、水曜日以降は騎乗調教を開始する予定です。


2024.10.30

グリーンウッドトレーニング

昨日(火)グリーンウッドトレーニングへ移動しました。

茶木太樹調教師「レース後も蹄など脚元の状態に問題はありません。歩様も大丈夫です。この後は予定通り放牧に出すことに決め、昨日(火)グリーンウッドトレーニングへ移動したところです。数か月にも及ぶ在厩期間で成果を上げられなかったことは申し訳なく思っていますが、クレメンス自身も心身ともにギリギリだったはずで、よくここまで耐え抜いてくれました。この後は状態次第で12月の中京開催に備えるつもり。関東馬の遠征もあり、出走頭数もこれまでのようにいかないかもしれませんが、左回りで距離を少しでも短くすることや馬具の力も借りて待望の初勝利を目指します」


2024.10.29

茶木太樹厩舎→グリーンウッドトレーニング

本日(火)グリーンウッドトレーニングへ移動しました。


2024.10.27

10月27日レース後コメント(4着)


西村淳也騎手「すみませんでした。前回乗せていただいた時に中途半端に乗った自分の失敗で勝ち損ねたので、悔いを残さないよう今日は積極策を選択。道中は絡んでくる馬もおらず息を入れながらマイペース、自分のリズムで運べました。4コーナーでも手応えに余裕はあったのですが、内柵だったりコース上の足跡だったりを見て突っ張りつつ、若干外にも逃げてしまって…。そのため勝ち馬に開けてはいけない最内をすくわれることに。決してバテて止まったわけではなく、気が散って自らブレーキをかけてしまい、伸び比べて負けただけのことです。もう少し集中して走れるよう、次はブリンカーを装着するなど何らかの手段で後押ししてあげたほうがいいかもしれません。勝ち上がれる馬、また乗る機会があると嬉しいです」


茶木太樹調教師「やったと思いましたけどね。キレる脚がないのであの乗り方は正解だったはずですが、まさか物見をするとは予想外でした。レース後のジョッキーのコメントから右前が少し硬く感じたということで、フットワークから左回りの方が走りやすそうですし、前に行けるスピードもあるとのことで距離も1900mよりは1800mが適しているかと。また、左回りのダート1700mがベストとも感じたようですが、残念ながらそのような番組はないですからね。今日の粒揃いのメンバーでどれくらいやれるのか確認してから今後のことを決めようと考えていましたが、今回も内容は良かったので、中央に在籍したまま現役を続けさせていただくことにします。ただ、だいぶ精神的に煮詰まっている様子だったということで、一旦放牧に出してリフレッシュを図る予定。まず一つ勝てるよう頑張ります」


2024.10.24

栗東 : 茶木太樹厩舎


本日は引き運動をおこないました。

茶木太樹調教師「追い切り後も脚元は問題ありません。運動中の歩様についても多少の硬さはあってもレースまでに十分ケアできるレベルのもので、心配は要らないと思います。昨日(水)午後に想定を確認し、投票するレースを日曜日の京都(ダ1900m)と同じ日の新潟(ダ1800m)の二つに絞りました。どちらも大差のないメンバー構成になるとみていますが、新潟の方は前日の同条件のレースから何頭から流れてきてフルゲートになってしまう可能性も。そうなると、競馬がしやすくてチャンスが生まれるのは京都であるのではないかと考えています。まだ悩む時間はたっぷりあるので、投票所でギリギリまで他の馬の動向をチェックしたうえで最終的に投票するレースを決めるつもりです。なお、ここまで連戦で頑張ってきてくれましたから、結果がどうであれ一旦区切りをつけようと考えています」

※10月27日(日)京都7R・3歳上1勝クラス(ダ1900m)に西村淳也騎手で出走します。


2024.10.23

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は坂路で追い切りました。

茶木太樹調教師「今週末のレース目掛けて坂路で追い切りを消化しました。騎乗した助手によると『疲れは感じないし、元気一杯。追い切りでも切れる脚はないが、速めのペースを維持できているし、息の入りも悪くない。やはりダートの長めの距離はピッタリだと思う』と話していました。在厩期間が長くなり、続戦の最中にあっても状態面に不安はなくて非常にフレッシュですから、今週のレースにもいい状態で出走させられるのではないでしょうか。レースについては今日の想定を見て、飛び抜けて強い馬がいないレースを選択するつもり。東京、京都、新潟、全てのレースが選択肢に入っています」


2024.10.17

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は坂路で追い切りました。

茶木太樹調教師「今朝(木)は坂路で大きめに乗ってみました。時計は4ハロン60秒を切るくらいです。多少テンションは高めですが、調教に影響を及ぼすほどのものではありませんし、脚捌きの硬さも目立たなかったことからも状態面は問題なさそうです。ただ、これまでの流れからも心配なのは時計を出した後ですから、引き続きよく観察しておきます。次走については、当初の予定通り来週にしました。番組については選び放題と言っていいくらい多く組まれているので、メンバーをよく見て最もチャンスが大きそうなところに投票させていただきます」


2024.10.16

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は坂路で調整しました。

助手「先週金曜日からコース入りしています。立ち上げてからの調整は至って順調で、テンションが高まらないよう馬が少ないダートコースなどで調整を続けています。以前と比べるとうるさいというか幼さがマシになり、落ち着いて走れるようになってきましたし、毎日のケアにより背腰の硬さ、疲労感も解消に向かっているように感じます。これなら休みを挟まず次走に向けて進めていける状態とみていて、早ければ明日(木)サッと時計を出すことになるかもしれません。レースについては来週以降で検討していきます」


2024.10.10

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は角馬場で調整しました。

助手「今朝(木)は角馬場でダク・ハッキング調整をおこないましたが、歩様はスムーズで蹄を気にする素振りは見せていませんでした。背腰の硬さといった疲労感を多少は感じたものの、既に元気一杯。気持ちが高ぶって空回りしてしまった様子で、これまで教え込んできたことを思い出せない感じでした…。その部分については、毎日振り返りの時間を設けて見直していきます。明日(金)も角馬場でフラットワークをおこなうつもりで、筋肉の疲れが少しでもほぐれているようならガス抜き程度にCウッドコースを1周してもいいかもしれません」


2024.10.09

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は引き運動をおこないました。

茶木太樹調教師「レース後、競馬場の馬房に戻ってから左前脚の蹄を気にしていて地面に脚をつけない状態だったのですが、治療したことや時間の経過とともに症状は改善し、今ではすっかり良くなりました。獣医師や装蹄師に診てもらっても乗り出せる状態にあるということで、明日(木)には騎乗調教を開始できる見通し。そこでも歩様などに違和感がなければ、放牧に出すことなく次に向けて進めていくことになるでしょう。こちらから続戦をお願いしている経緯もあり、結果で応えたいと思っています」


2024.10.05

10月5日レース後コメント(4着)


西塚洸二騎手「スタートが良かったこともあって番手の好位置を取れましたが、ペースが遅かったので、ある程度プレッシャーを掛けていきました。向こう正面の半ばで捲ってきた馬がいて、3コーナー付近では少しゴチャついてしまいましたね。直線ではしっかりと脚を使ってくれているのですが、捲った馬がそのまま勝っていますから。展開が向いたという競馬ではなかった中で、格上挑戦ながら良い走りができたと思います。逃げを選択すると浮ついた走りになってしまいそうな感じもありますからね。そのあたりの難しさや展開の助けなんかも必要かとは思いますけど、能力的にはこのクラスを勝てる馬と感じました」


茶木太樹調教師「中1週で新潟までの輸送がありましたが、体もそこまで減らなかったですし、好状態をキープしてレースに向かうことができたかと思います。前半は緩い流れでしたけど我慢は利いていましたし、リズムを崩さずに走れていました。途中で捲ってきた馬の動きでペースが上がったところでも、リズムを崩さずに対応してくれたんですけどね。あのまま捲ってきた馬に勝ち切られてしまいましたから、ここは素直に相手を褒めるしかありません。結果は残念でしたが、このクラスでも善戦が続いているように馬は頑張ってくれていますので、未勝利の身ですが何とか勝ち筋を見つけていきたいと思います。詰めて使いましたので、この後は状態を見ながら決めさせてもらいます」


2024.10.03

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は引き運動をおこないました。

茶木太樹調教師「追い切り後も蹄を気にしたり、歩様に違和感が生じたりすることはありませんでした。これなら予定通り今週のレースに投票できますね。まずは良かったです。当初はずっと調教を手伝ってくれた長岡ジョッキーが乗れる京都のレースを本線でと考えていましたが、想定を見るとなかなかのメンバーが揃いそうな状況だったため、新潟のダート1800mと東京のダート2100mに絞って検討を進めた結果、最終的にメンバーレベルが落ち着きそうな新潟のダート1800m(若手騎手)に投票することを決めました。ジョッキーは西塚洸二騎手に依頼しています。展開に左右されるとは思いますが、タイミングを見計らって自ら動いて粘り込む競馬ができるといいですね」

※10月5日(土)新潟7R・3歳上1勝クラス(若手騎手・ダ1800m)に西塚洸二騎手で出走します。


2024.10.02

栗東 : 茶木太樹厩舎


本日は坂路で追い切りました。

茶木太樹調教師「今週末の出走に備えて今朝(水)は坂路で追い切りを消化しました。助手が騎乗して15-13程度の追い切りでしたが、騎乗者の指示を待つ余裕がありましたし、動きも軽快。スタッフも『乗ったのは久々のことだったが、トモのバランスがかなり良くなり、以前より力強さが増している』と評価していました。やはりジョッキーに継続して乗ってもらうと違うものなのですね。前走時もすごく良い状態でしたが、今回もそれを維持できていますから、レースでも力は発揮できるはず。今週から三場開催となり、ダート中距離戦においては出走馬が分散しやすく未勝利馬でも出走することができそうですが、想定を見ながら三場の中で少しでも勝つチャンスが大きいとみられるところを選んで投票するつもりです」


2024.09.26

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は角馬場で調整しました。

茶木太樹調教師「予定通り今朝(木)乗り出しました。いつも通り長岡禎仁騎手が乗ってくれて500mあるコースでフラットワークをおこないましたが、ジョッキーによると『ダメージがあるようには感じませんでした。むしろしっかり感が出てきた気がします』ということでしたよ。次走に向けて、早ければ明日(金)から坂路でのトレーニングを再開する予定。涼しくなってきたせいか元気一杯ですから、アクシデントが起きないように細心の注意を払わないといけませんね」


2024.09.25

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は引き運動をおこないました。

茶木太樹調教師「レース後は引き運動で疲れを取っていますが、今のところ蹄など脚元に問題はありません。体も順調に戻ってきているようですから、これなら次に向けて進めていけますね。レースは早くて来週で検討中。新潟と京都の2つの競馬場でダート1800mは2鞍ずつ組まれていて選択肢も多いですから、またメンバーを見比べてどのレースに出走するか判断することになるでしょう。まずは明日(木)乗り出す予定です」


2024.09.22

9月22日レース後コメント(5着)


長岡禎仁騎手「すみませんでした。道中スローな流れになって誰かが動いてくれるのを待っていたのですが、勝つためにはあれ以上は待つことができないと判断し、自分で動きました。早めに動いたぶん最後はまさに一杯一杯で、気持ちだけで頑張ってくれた中での5着。道中外目のコースを通り、自分から動いての内容で、格上の相手だったことを考えると悪くない内容だったと思います。調教やレースでの感触からもう少し良くなってきそうですよ」


茶木太樹調教師「しばらく調整にお時間をいただいたので納得のいく仕上げでレースに臨みましたが、上のクラスの馬を相手に5着ですから健闘してくれたと思っています。よく頑張ってくれました。同枠の内の馬が1コーナーで外を選択した時に付き合わずに一旦控えたのはジョッキーの好判断だったと思いますし、ヨーイドンとなると厳しいタイプなので自分で動いていく作戦も良かったと思います。タラレバになりますが、周りの馬が早めに動いてくれていればもう少し違った結果になったのではないでしょうか。だいぶ馬の雰囲気もレースぶりもいい方に変わってきていますし、しばらく同じような条件のレースにも出走できそうなので、このまま厩舎に置いてもう1回いかせていただきます。次はさらに前進できるよう頑張ります」


2024.09.19

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は引き運動をおこないました。

茶木太樹調教師「追い切り後も異常ありません。昨日(水)午後の歩様チェック、今朝(木)の運動中の歩様にも違和感はなかったです。これまで追い切った後にどこか痛くなることが多かったので、それを考えるとまずはひと安心。あとはゲートの確認など細部まで見直しを図ってからレースに臨めれば…といったところ。レースについては想定でメンバーなどを見比べた結果、日曜日のダート1800mに気持ちは傾いていますが、最終的には午後の投票状況を見て決めさせていただきます」

※9月22日(日)中京8R・3歳上1勝クラス(ダ1800m)に長岡禎仁騎手で出走します。


2024.09.18

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は坂路で追い切りました。

茶木太樹調教師「先週末以降の調整も順調で、今朝(水)最終追い切りを消化。長岡禎仁騎手に乗ってもらって坂路でサッとやりました。単走でしたが、自分のリズムで気持ち良さそうに走っていましたし、最後まで余裕たっぷり。追い切り後にジョッキーは『落ち着きを取り戻していますし、以前に感じた右トモの弱さも解消しつつある印象。最後もやればもっと動けたくらい』と話していました。前走後、順調に進められなかったことは大変申し訳なく思っていますが、ここまで待ったことで心身ともにベストコンディションと言えるいい仕上がりで出走させられそうです。ゲートを嫌うところがあるので、入りや駐立だけは明後日(金)確認しておこうと考えています。土日どちらのレースに向かうについては、想定を見てから決めるつもりです」

※9月21日(土)中京6R・3歳上1勝クラス(ダ1900m)、9月22日(日)中京8R・3歳上1勝クラス(ダ1800m)のどちらかを長岡禎仁騎手で予定。


2024.09.12

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は引き運動をおこないました。

茶木太樹調教師「今朝(木)にかけても蹄など脚元に問題は生じず、歩様も問題なし。まずは良かったです。追い切り本数は足りているので今週末のレースへの出走も考えましたが、先週追い切ってから乗りたくても乗れない日がありましたし、追い切りの動きやジョッキーのコメントからも、もう少しいい方に変わってきそうな雰囲気でもあるだけに、万全を期して今週の出走は見送らせていただき、来週のレースへスライドすることにしました。ご了承ください。レースは来週の中京・土曜日のダート1900mか、日曜日のダート1800mのどちらかで検討中。ジョッキーは長岡禎仁騎手に依頼しました。ジョッキーには騎乗調教をおこなう日は毎日乗ってもらい、見直せる部分には手を加えてもらおうと考えています。結果が求められる一戦ですから、ちゃんと仕上がった状態で出走させられるように頑張ります」


2024.09.11

栗東 : 茶木太樹厩舎


本日は坂路で追い切りました。

茶木太樹調教師「先週日曜日以降はコースで調整をおこなうことができていて、今朝(水)も坂路で追い切りを消化したところです。跨ったのはレースでの騎乗を依頼した長岡禎仁騎手。先週はテンから行って終いバタバタになってしまったので、今回は前半の折り合いを重視して終いを伸ばす形にしましたが、ジョッキーも『昨日乗った時よりも口向きが改善して乗りやすくなっていました。この二日間乗った感触から、今週に出走することになっても問題はないと思います』と話していました。今週は三日間開催でダート1800mが2鞍、ダート1900mもひと鞍組まれているので出走馬はバラけるとみていますが、クレメンスの場合、まずは自身の状態次第ですからね。今日の午後から明日(木)朝までよく観察したうえで最終的に投票するかどうかを判断するつもりです」


2024.09.05

栗東 : 茶木太樹厩舎

舎飼。

茶木太樹調教師「ご心配をお掛けしてしまい大変申し訳ありません。消炎剤は入れずにひたすら冷やしているところですが、その効果は大きく、昨日(水)より患部の痛みが取れたようで歩様も良化傾向にあります。今日一日は獣医師の指示に従って舎飼にとどめたものの、このまま順調に回復すれば明日(金)あたりから引き運動を始め、明後日(土)には乗り出すことができるのではないでしょうか。あきらめずに来週の出走を目指します」


2024.09.04

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は坂路で追い切りました。

茶木太樹調教師「今朝(水)は中井裕二騎手に手伝ってもらって坂路で追い切りました。馬場が重たい時間帯でしたし、テンから気分良く走らせたこともあってラスト1ハロンは止まってしまったものの、4ハロン52秒0とちょうどいい負荷は掛けられました。ところが追い切りを終えた後の上がり運動中に歩様が乱れてしまって…。獣医師らに診てもらったところ、前回痛めた右前脚とは反対の左前脚の蹄球に痛みを感じているとのこと。走っている時に交突してしまい、しびれが生じている可能性が高いとの見解でした。しっかりカバーは着けて保護していたのですが…。次走を含めた今後については、経過次第になると思います。順調にいかず大変申し訳ありません」


2024.08.29

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は坂路で調整しました。

茶木太樹調教師「昨日(水)坂路で乗った後も脚元を気にする素振りは見せず、歩様も正常。獣医師に診てもらっても『蹄や肩の出についてケアは続けるべきだが、このままコースで調整して問題ない』とのことでした。その助言をもとに今朝(木)も元気良く坂路入りしたところ。普通キャンターで1本上がっています。前運動では若さを覗かせて危ないシーンもあるものの、走り出してからは優等生。騎乗者に反抗することなく、リラックスしています。未勝利戦には間に合わず、上のクラスの馬たちと走ることになりますが、そこで通用するようなら可能性は広がりますからね。いい競馬をお見せできるようトレーニングを入念に重ねていきます」


2024.08.28

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は坂路で調整しました。

茶木太樹調教師「治療を継続してきたことで蹄周辺の痛みは取れましたが、ずっと患部を庇っていたせいか右肩に筋肉痛の症状が出てしまいました。そちらについても日曜日から乗り運動を始めたことで日に日にほぐれてきていて、今朝(水)の前運動中の歩様に問題もなかったので坂路でキャンター調整をおこないましたが、乗っていても脚元を気にする感じはなし。現状から明日(木)以降もコース入りすることができそうですが、思っていた以上に乗れない期間が長くなり、少し緩んだ印象があるので、ここから順調にトレーニングを積むことができたとしても出走するのは再来週の1勝クラスになる見通し。そこでどんな走りができるかによって進退を決めることをクラブとも確認しています。相変わらず何度も立ち上がったり、騎乗者の指示に反抗してみたりするなど幼い面を見せているだけに、アクシデントに注意しながら進めていきます」


2024.08.22

栗東 : 茶木太樹厩舎

舎飼。

助手「今朝(木)も舎飼にとどめています。歩様については昨日(水)よりは改善していましたが、明日(金)も引き運動にとどめるつもり。来週のレースに使うとしてもまだ日数があり、消炎剤をもう一回打つことができますし、効果が見込める水冷をひたすら続けて症状を緩和させてあげられればと考えています。土日に乗り出すことができれば、来週には出走できるとみています」


2024.08.21

栗東 : 茶木太樹厩舎

舎飼。

助手「小倉でのレース後は軽い熱中症に見舞われましたが、今回は大丈夫でした。トレセンに帰ってきてからも元気一杯で飼い葉もいつも通り食べていて、馬体重も490キロまで戻っています。ただ、今朝(水)になって左前脚の内蹄踵に痛みが出てしまいました。もともと蹄に弱さを抱えていた馬で、蹄鉄も4分の3を履かせるなど対処はしていたのですが、レース中にぶつけてしまったのか痛みが生じ、歩様にも違和感が…。連闘はあきらめて消炎剤を打つといった処置はしたものの、来週のレースにも間に合うかどうかといったところです。ひとまずケアしながら経過観察を続けます」


2024.08.17

8月17日レース後コメント(3着)


西村淳也騎手「申し訳ありません。馬の力を信じられなかった自分の責任です。これまでのレースや今日の返し馬の感触からあまり早く動くとバラバラになってしまうだろうと考え、深追いは避けようと仕掛けるのを待ってしまって…。3コーナーでハマってきているように感じたタイミングで踏んでいくべきでした。1900mはピッタリだと思いますが、今日と同じ条件はこのあと組まれていないということですから、なおさら悔いが残ります」


茶木太樹調教師「勝てはしなかったですし、ジョッキーも何度も謝っていましたが、全体的に見るとよく頑張ってくれたと思います。力は出し切ってくれたのではないでしょうか。今日の力のいる馬場状態では前半から積極的に動くと終い止まってしまうかもしれないとみて、後ろで構えて上位進出を目論むといった作戦を選択したのですが、思った以上に行きっぷりが良く、予想以上に前めのポジションで競馬ができましたね。ただ、直線は伸びてはいるけど前もなかなか止まらずといったところで…。具合が目に見える形で良くなっていたので残念ですが、権利を獲ったことにより終戦ではありませんから、まさにラストチャンスとなる次でどうにかしたいですね。馬が平気そうなら連闘も考えます」


2024.08.15

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は引き運動をおこないました。

茶木太樹調教師「レースは延びていますが、好調をキープすることができています。今朝(木)は厩舎周りの引き運動で疲れを取りましたが、初めのうちは多少力んではいたものの、しっかりハミを取ってシャキシャキ歩いていましたよ。想定ではダート1800m、ダート1900mのどちらも出走できそうですが、やはりクレメンスには少しでも距離があった方がいいと感じているため、1900mに投票しました。動かせるジョッキーですし、具合もいいので期待は持っています」

※8月17日(土)中京3R・3歳未勝利(ダ1900m)に西村淳也騎手で出走します。


2024.08.14

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は坂路で追い切りました。

茶木太樹調教師「坂路・単走でサッとやりました。橋木太希騎手が追い切りだけでも乗せて欲しいということだったので乗ってもらったのですが、追い切り後にジョッキーは『切れる脚こそ使えそうにありませんが、パワーはすごく感じます。以前も乗せてもらったことがあるのですが、その時よりだいぶ良くなっていると思います』と話していました。これまでもお話ししてきたように、一度使ってから馬が大きく変わってきた印象。特に精神面が強くなってきていますね。今週もダート1800mとダート1900mの両睨みで明日(木)まで待機しますが、今は心身の状態がうまく噛み合っている状態ですから、前進を期待しています」


2024.08.08

栗東 : 茶木太樹厩舎


本日は引き運動をおこないました。

茶木太樹調教師「追い切り後もいい雰囲気ですよ。疲れは見せていませんし、馬体の張りもすごくいいと思います。今朝(木)の時点での馬体重は490キロで前走時からプラス6キロということですから、出走する場合は前走と同じくらいの数字になるのではないでしょうか。問題は今週出走できるかどうか。出走できる可能性が高いのは日曜日のダート1900mですし、1900mの方が競馬はしやすいと思っているのですが、想定を見ると、もし他のレースから1頭でも権利持ちやクレメンスより出走間隔を持った馬が回ってきたら弾かれてしまう位置。来週にスライドしても問題なさそうな状態ではありますが、何が起きるかわかりませんからね。何とか今週に出走できることを願っています」

※8月11日(日)中京4R・3歳未勝利(ダ1900m)に西村淳也騎手で投票しましたが、除外(非抽選)となりました。


2024.08.07

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は坂路で追い切りました。

茶木太樹調教師「今週末のレースに向けて坂路で追い切りを消化しました。既にいつでも出走できる態勢は整っているので無理せず微調整といった感じでしたが、単走ながら道中は集中していましたし、行きっぷりもかなり良かったです。最後は時計が速くなり過ぎないよう引っ張ってセーブしたほどでした。予定通り今週に投票しますが、一度使ってからの上積みは大きく、前回以上の走りを見せてくれるだろうと期待しているところ。中京・ダート1800mとダート1900mのどちらに向かうのかは、想定を見てから判断させていただきます」


2024.08.01

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は坂路で追い切りました。

茶木太樹調教師「予定通り坂路で追い切りを消化。騎乗者には4ハロン55秒くらいを目安に、最後動けなかったらしっかり動かしてもらうよう指示を送っていたのですが、助手によると『気分良さそうにスイスイ動いてくれたので促さなかった』とのことでした。一度使って見るからに動きは良くなっていますからね。前回1本足りないくらいの状態で使ったことが、今のこの状態を見ると当たっていたのかなと思っています。あと2本時計を出して来週の中京に向かうつもり。ダート1900mが本線ですが、メンバー次第ではダート1800mに回ることも検討しています」


2024.07.31

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は坂路で調整しました。

茶木太樹調教師「追い切りは明日(木)消化する予定のため、今朝(水)は坂路で普通のところを乗り、ゲート練習をおこないました。調教での動きは軽いですし、暑さに滅入ることもなくコンディションもキープすることができています。ゲートについてもだいぶ我慢できるようになってきたということです。出走態勢自体は整っており、今週に出走することになっても自信を持って送り出せそうな雰囲気ですが、二場開催で出走は難しい状況ですからね。来週のレースに向けて微調整を続けていくことになるでしょう。明日(木)は終い重点の追い切りを予定していますが、悔いのない仕上げで臨めるよう頑張ります」


2024.07.25

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は引き運動をおこないました。

助手「運動中も活気があってフレッシュさを感じましたが、ここにきて精神面の苦しいところが抜けて雰囲気がかなり良くなってきました。体調についても高いレベルで安定していて、もういつでもいける状態です。今週の出馬状況を見ても来週の新潟も入らないでしょうから、予定通り中京のダート1900mに向けて準備を進めていくつもりです」


2024.07.24

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は坂路で追い切りました。

助手「今朝(水)は坂路で時計を出しました。いつ出走できるか不透明な状況で、そこまでの速い時計は必要ないので2歳馬の誘導役をお願いしたところです。跨っての率直な感想としては、一度使ってガラッと良くなったなと。前走に向かう過程ではハミの取り方だったり運動中に急に立ち止まったり、苦しさからくる気の悪さを見せていたうえに見た目や中身にも休み明け感が残っていたものの、今はむしろ前向きさが強いと感じますし、2歳馬相手にも先輩風を吹かせる余裕もあるほどです。息遣いもハッキリ良くなっていますからね。良化度は大きくて期待を持てる状態にあるので、あとは結果につなげたいです」


2024.07.18

栗東 : 茶木太樹厩舎


本日は坂路で調整しました。

茶木太樹調教師「体調を回復させる時間は十分確保しましたし、活気も戻ってきたので今朝(木)乗り出しました。初日は坂路を普通キャンターで1本といったメニュー。騎乗した助手は『多少の気負いはあったが、動きは素軽かった。これまでと変わった様子はなく、コンディションは持ち直していると思う』ということでしたから、このまま進めていくことに問題はないでしょう。体つきは走れそうで、あとは中身だけ。今回の熱中症も体力不足が根本にあると思うので、普段からしっかり乗って体力を強化していきます」


2024.07.17

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は引き運動をおこないました。

茶木太樹調教師「レース後、少し経ってから熱中症のような症状を見せたため、小倉競馬場で治療したうえで栗東への輸送を一日延ばして日曜日にしました。トレセンに帰ってきてからのコンディションは安定していて、獣医師に診てもらっても『順調に回復している』ということです。本来であれば今日(水)から乗り出すところではあるものの、大事を取ってもう一日楽をさせて明日(木)から乗ることにしました。これから更に暑くなる予報が出ているので心配ですが、体調をよく観察しながら慎重に進めていきます」


2024.07.13

7月13日レース後コメント(8着)


角田大和騎手「発馬も良くてスッと位置を取れたのですが、2コーナーを回って外から被されると周りを気にする素振り。何か怖がりながら走っているようでした。そういった感じは4コーナーに向くまで変わらず、直線でも浮ついた走りになってしまいました。返し馬の感触も良く、レースに集中できれば走りは違うはずなのですが、今日は久々の実戦ということも影響したかもしれません。ひと叩きで変わってきてくれればと思います」


茶木太樹調教師「外枠からうまくポジションを確保できたかと思ったのですが、もともと散漫なところのある馬。ジョッキーが言うように被されてからは集中しきれずフワフワした走りで、最後もジリジリという感じになってしまいました。権利を取って次に繋げたかったのですが、すみませんでした。この後は節で入れば中京のダート1800~1900mに向かおうと考えていますが、このまま在厩で進めるか放牧に出してひと息入れるかは、レース後の状態を見てから判断したいと思います」


2024.07.11

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は引き運動をおこないました。

茶木太樹調教師「追い切り後も変わらず元気一杯です。昨日、今日と比較的涼しいこともあり、体も楽なのでしょう。助手やジョッキーに話を聞いてみても『ダート1700m向きではなく、距離は長ければ長いほど良さそうなタイプ』ということですが、チャンスがあっても…と思えるメンバー構成ですからね。ゲート練習の内容も進歩していますから、勝負圏内で進めてしっかり次走の優先権をゲットしてきてもらいたいです」

※7月13日(土)小倉4R・3歳未勝利(ダ1700m)に角田大和騎手で出走します。


2024.07.10

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は坂路で追い切りました。

茶木太樹調教師「最終追い切りは橋木太希騎手に手伝ってもらって坂路でおこないました。ラストは少し促して反応を確かめて欲しいと指示をしていましたが、ジョッキーは『スッと反応できましたし、息遣いも悪くなかったです。重ための馬場でもバランスを崩すことなく、上手に走ることができていたと思います』ということでしたよ。先日申し上げた通り、使ってから更に上向くとは思いますが、態勢は整っているので勝ち上がりに向けて目処の立つ競馬をして欲しいですね」

※7月13日(土)小倉4R・3歳未勝利(ダ1700m)を予定。鞍上は調整中です。想定から除外はありません。


2024.07.04

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は引き運動をおこないました。

茶木太樹調教師「追い切り後も元気ですし、脚元などへの反動もありません。無事に1週前追い切りをクリアし、あとは週末と来週半ばに時計を出すことで出走態勢を整えられれば…といったところ。ダート戦の出馬ラッシュを見ても次走の優先権は獲得しておかないと次はそう簡単に出走できそうにないので、何としてでも5着以内に入ってもらわなければといった状況です。叩き良化型とはいえ、中途半端な仕上げで臨むわけにはいきませんね」


2024.07.03

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日はCウッドコースで追い切りました。

茶木太樹調教師「Cウッドコースで追い切りを消化。時計自体は思い描いた通りだったものの、ワンペースなところは見られました。手応えの割に追い出してからモサモサといった感じでしたからね。帰厩後は調教で仕上げられるタイプなのか競馬を使ってからの方がいいタイプなのか見極めてきましたが、後者であると判断し、来週のレースへ向かうことにしました。率直に申し上げるとクレメンスにとってダート1700mは短いとみていますが、1700mでしっかり出していってもらって先行力に磨きをかけたうえで中京のダート1900mで本領発揮をさせられればと考えています」

※7月13日(土)小倉4R・3歳未勝利(ダ1700m)を予定。鞍上は調整中です。


2024.06.27

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は引き運動をおこないました。

助手「今朝(木)は厩舎周りで1時間ほど引き運動をおこないました。寂しがり屋なので一頭で歩いているうちは鳴くことはあっても馬の近くに寄ると落ち着いてくれましたし、脚元への反動はなく歩様もスムーズでした。まずはひと安心ですね。ただ、とにかく食欲旺盛で、馬体重も496キロとまだまだ余裕がある状況なので、週末も坂路で4ハロン55~57秒くらいの時計を出してある程度の負荷を掛けるつもりです」


2024.06.26

栗東 : 茶木太樹厩舎


本日は坂路で追い切りました。

茶木太樹調教師「先週は右前脚の膝周辺の腫れにより、軽めのメニューで調整していましたが、その腫れは既に解消したため、少しずつペースを上げているところです。今日(水)は坂路で時計を出しました。まだハミの取り方に課題があるものの気持ちは強く、スピードに乗せてからの動きはなかなかと言えるもの。息遣いについては全く問題なかったということなので、あとはより動けるようにするためにしっかり運動量を重ねていければ…といったところです。午後と明日の状態を見て問題がなさそうであれば、このままペースを上げていきますが、少し楽をさせた分、当初の計画よりも1週間ほど仕上げに時間を必要とする状況で、次走は早くても再来週になる見通しです」


2024.06.20

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は角馬場で調整しました。

茶木太樹調教師「腫れは根強く残っていますが、完全に休ませるほどのものではないので今朝(木)も乗り運動へ。500mあるコースで昨日(水)より長めにフラットワークをおこないました。運動中の脚捌きはもちろん、運動後の常歩も気にする素振りは見せていないので、このまま動かしながら腫れが引くのを待つことにしています。順調に回復すれば明日(金)には坂路入りし、週末には速いところを消化できるのではないでしょうか」


2024.06.19

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は角馬場で調整しました。

茶木太樹調教師「昨日(火)の運動前に右前脚の膝周辺に腫れが確認されたことから、念のためレントゲン検査をおこないましたが、骨に異常はありませんでした。獣医師の診断も打撲ということでしたから、前日から昨日の朝にかけて馬房内でぶつけてしまったのでしょう。申し訳ありません。昨日の夕方の時点で痛みも取れていたように軽症だったことから、今朝(水)乗り出して初日は角馬場でフラットワークをおこないました。騎乗した助手も『歩様に違和感はなかった』ということだったので、明日(木)はコース入りできるとみています」


2024.06.13

栗東 : 茶木太樹厩舎

本日は坂路で調整しました。

茶木太樹調教師「これからお世話になります。今朝(木)から騎乗調教を開始し、坂路を上がってからゲート練習をおこなってどんな馬なのか確認しました。初日ということもあったかと思いますが、本質的にメンタル面に問題を抱えているようで、ゲート裏に到着してからの所作も自分で自分を追い込んでしまっているように感じられました。特に枠入りが好きではないのか、何度も後ずさりしていて…。その反面、フィジカル面においては勝ち上がれるだけのポテンシャルはあるとみています。バリバリ追い込み過ぎず、メンタル面で自分をうまくコントロールできるようにするために色々と工夫しながら調整していくつもりです」


2024.06.12

グリーンウッドトレーニング→茶木太樹厩舎

本日(水)の検疫で栗東・茶木太樹厩舎に入厩しました。


2024.06.07

グリーンウッドトレーニング

馬体重:493キロ

連日周回コースと坂路で調整を続けています。坂路では週に2回13-13や15-15といった強めの調教をおこなっていますが、着実に身のこなしは良くなっていますし、筋肉も戻って力強さも備わってきました。また、走りにも気持ちがこもっており、心身ともに充実しているように感じます。ほぼ態勢は整っており、再来週までには栗東・茶木太樹厩舎に帰厩する予定です。


2024.05.31

グリーンウッドトレーニング

馬体重:493キロ

引き続き調整は順調に進んでおり、今週火曜日にも坂路で13-13を消化しました。先週の1本が効いたようで反応が良くなり、動きに素軽さが出てきたようにも感じます。また、まだ良化の余地を残した状態ながら馬体にメリハリがつき、走れる体つきに近づいてきました。このまま強めの調教を重ねることで体と息、そして前向きさを引き出しながら帰厩の声が掛かるのを待つことにしています。


2024.05.24

グリーンウッドトレーニング

馬体重:491キロ

帰厩に向けて急ピッチで乗り込んでいるところで、今週火曜日には坂路で13-13を消化しました。久々の速いペースに戸惑ったこともあって前進気勢に欠け、2歳馬に遅れをとったものの動き自体は悪くなかったですし、息遣いに気になるところもありませんでした。ここにきて代謝が改善し、毛ヅヤも少しずつ良くなり、馬体の張りも戻ってきています。現状からあと2~3週間もあれば、いつ帰厩の声が掛かってもいい状態には到達できそうです。


2024.05.17

グリーンウッドトレーニング

馬体重:484キロ

予定通り、先週末から坂路での15-15を始めました。今週火曜日にも15-14ほどのペースで動かしましたが、順調さを欠き、休んだ期間が長かったものの気がいいタイプであることから1本目から反応も良く、スムーズな走りを見せていましたし、ハミ受けや前後左右のバランスにも大きな問題はありませんでした。立ち上げ後の調整は順調そのもの。来週にはさらにペースアップする予定で、遅くとも6月中旬までには帰厩態勢を整えられそうです。


2024.05.10

グリーンウッドトレーニング

馬体重:482キロ

調整は順調に進んでいます。周回コースで2500mの距離を乗ってから坂路をハロン18~17秒ほどのペースで1本上がっています。しっかり乗り込むことができているため、落ちていた筋肉が戻り体を大きく見せるようになってきましたし、動きにも素軽さが感じられるようになってきました。爪や飛節の腫れについても全く問題はないことから帰厩に向けてペースアップできる状態と判断し、明日(土)から15-15を始める予定です。


2024.05.03

グリーンウッドトレーニング

馬体重:474キロ

先週末以降も歩様の乱れはなく、今週月曜日に周回コースでも乗り出しました。すでに坂路でも調整を進めており、坂路ではハロン17秒ほどまでペースを上げています。ここにきて毛ヅヤは良くなってきましたし、少しずつでも馬体の張りは良化。暖かくなることでコンディションはさらに上向いてきそうです。遅れを取り返すべく来週から15-15を始めるなど調教を強めていきます。


2024.04.26

グリーンウッドトレーニング

馬体重:474キロ

今週月曜日に左前脚を庇うような歩様を見せました。その日のうちに獣医師や装蹄師に診てもらったところ内蹄踵周辺に痛みを感じていることが確認されたため、元々裸足の状態だったのを接着装蹄に切り替えたうえで経過観察を続けています。今日現在、歩様に違和感はないことから週明けには乗り出せる見通し。体力があり余っているのか元気いっぱいです。


2024.04.19

グリーンウッドトレーニング

馬体重:477キロ

トレッドミル運動再開後も飛節の腫れは小康状態を保っているため、今週から周回コースで乗り出しました。現在はトレッドミル調整と騎乗調教を1日おきにおこなっています。休んでいたぶんの緩さがありますしハミの取り方にも課題が見つかったため、日々のトレーニングで改善に取り組む必要がありそうです。乗り出してからも飛節の状態は安定していることから、来週は周回距離を延ばすことになりそう。後肢への負担を軽減するためにも、坂路で乗り出すのはもうしばらく先になる見通しです。


2024.04.12

グリーンウッドトレーニング

馬体重:478キロ

左トモ飛節の飛端部の腫れはほぼ治まったため、トレッドミルでの運動を再開しています。まだ経過観察中であることからペースはダクまで。これまでのところ触診反応は見られませんし、運動中の歩様にも違和感はありません。また、運動開始後も腫れは小康状態を保っており立ち上げは順調、来週には次のステップ(トレッドミルキャンター)に進めていけるでしょう。


2024.04.05

グリーンウッドトレーニング

馬体重:480キロ

今週月曜日からペースアップする予定でしたが、左トモ飛節の腫れが再び大きくなってしまったため、トレッドミル調整を控え、ウォーキングマシンでの運動まで落としました。その後、腫れは小康状態を保っており、毎日1時間は運動をおこなうことができています。このまま経過観察を続け、腫れが完全に引いたところで改めてトレッドミル調整を始めることになるでしょう。


2024.03.29

グリーンウッドトレーニング


馬体重:478キロ

しばらく楽をさせたことで左トモの飛節の腫れが引いたため、今週からトレッドミル調整を始めました。ペースはダクまでですが、これまでのところ反動は見られないことから、来週月曜日以降はキャンターまでペースアップする予定。乗り出すのは早くても来週後半からになるでしょう。休んでいた期間が長く、馬体も緩んでしまったため、じっくり乗り込むことで作り直していきます。


2024.03.22

グリーンウッドトレーニング

馬体重:482キロ

左トモ飛節の腫れは、少しずつであっても着実に引いてきています。よく観察しないとわらないくらいの大きさで、もう少しでトレッドミルや騎乗運動再開というところまできていますが、運動再開後に腫れが再発しないよう今は我慢が求められる状況。完全に腫れが引いてから運動量を増やすことになるでしょう。


2024.03.15

グリーンウッドトレーニング

馬体重:484キロ

今週もウォーキングマシンでの運動にとどめて、左トモの飛節の腫れが引くのを待っているところです。腫れは日に日に小さくなっていますが、負荷を掛けると再度大きくなってしまう可能性があることから、大事を取って騎乗調教を控えています。牧場獣医師も「乗り出すまでもう少しの辛抱」と話しており、再来週あたりには乗り運動を始められる見通しです。


2024.03.08

グリーンウッドトレーニング

馬体重:488キロ

左トモの飛節の腫れが完全に治まるのを待っているところです。そのため、騎乗調教は控えウォーキングマシンで1日1時間運動をおこなっています。長い休みにはなっていますが、馬体は崩れていませんし、この時季としては毛ヅヤも良く、コンディションは良好。騎乗調教を始められれば、すぐに軌道に乗せることができるでしょう。


2024.03.04

【転厩】

安田隆行厩舎の解散にともない、本馬は3月6日付で栗東・茶木太樹厩舎に転厩となります。


2024.03.01

グリーンウッドトレーニング

馬体重:478キロ

引き続きウォーキングマシンで運動をおこなっています。運動時間は1時間。左トモの飛節の腫れは小さくなっていますが、まだ名残が確認できる状態で乗り出すまではあともう少しといったところ。週明けまでは経過を見守り軽めの運動を続ける見通しで、獣医師の許可がおりた段階でトレッドミル調整や騎乗調教を開始します。


2024.02.23

グリーンウッドトレーニング

馬体重:486キロ

現在はウォーキングマシンで運動をおこなっています。左トモの飛節に発症したフレグモーネについては、抗生物質の投与やアイシングを継続したことで入場時と比べて腫れはかなり引きました。熱発なども確認されておらず体調は安定。あと1週間もあればトレッドミル調整を始めるなど次のステップに進めるでしょう。


2024.02.21

グリーンウッドトレーニング

昨日(火)グリーンウッドトレーニングへ移動しました。

安田隆行調教師「ゲート練習については先週金曜日までにこちらも馬も納得という段階まで達したのですが、週末に左トモの飛節に腫れが見つかり、歩様にも乱れが生じてしまいました。獣医師に診てもらったところ、『原因は毛穴から菌が入り込むパターンのフレグモーネとみられる』ということで、治療したうえでこの数日間は経過観察を続けてきました。早期治療の甲斐あって改善傾向にあったものの、免疫が落ちているようですし、安田隆行厩舎所属として残された2週間のうちにレースに出走するのは難しくなったため、昨日(火)グリーンウッドトレーニングへ放牧に出たところです。自身が調教師であるうちに何とか勝たせておきたかったので、この状態で次の厩舎にお渡しすることになったことは大変心苦しく、悔いも残りますが、先のある馬で今は無理をする時期でもありませんからね。私の厩舎への所属期間は短いものでしたが、これまで大変お世話になりました。これからも個性豊かなクレメンスの応援をよろしくお願いします。きっと走ってきますよ」


2024.02.20

安田隆行厩舎→グリーンウッドトレーニング

本日(火)グリーンウッドトレーニングへ移動しました。


2024.02.15

栗東:安田隆行厩舎

本日はゲート練習をおこないました。

助手「今朝(木)もゲート練習に行き、ゲート内で縛って様子を確認しましたが、結論から先に言うと昨日(水)よりはマシでした。ただ、相変わらず挙動不審で、練習を終えて肩のロープを外す際に過剰に反応してバタバタするなど敏感な面は見せていました。縛ると入りを渋ることが多いため、最後に入りの確認をしましたが、その部分については問題なかったです。明日もう一日ゲート練習をおこなって区切りをつけられればと考えていますが、これだけプレッシャーを掛けてしまっている中で来週の競馬となると馬もしんどいでしょうから、レースは再来週にスライドさせることになるかもしれません」


2024.02.14

栗東:安田隆行厩舎

本日はゲート練習をおこないました。

助手「前走スタートで出遅れてしまったため、今朝(水)はEダートコースで乗ってからゲート練習に行きました。初めのうちは問題がなかったのですが、段々とエキサイトし始めたので思い切って縛ることに。それでも頭を下げたり後ろ扉を蹴ってみたりとまともに立っていられず納得していない様子だったので、明日(木)も縛りつけて改善を図るつもりです。今のところ来週に出走する予定で、それまでには課題を克服しておかなければなりませんね。ゲートを優先することや、体や中身はできているだけに、次に時計を出すのは週末になる見通しです」

※2月24日(土)阪神4R・3歳未勝利(ダ1800m)を予定。鞍上は調整中です。


2024.02.08

栗東:安田隆行厩舎

本日は坂路で調整しました。

坂路 68.9-50.4-33.6-17.1 馬なり


助手「予定通り今日(木)から騎乗調教を再開しました。Eダートコースでのハッキング後に坂路を1本上がってみましたが、他の馬を気にするあまり走ることに集中できない様子で、相変わらず幼いなと感じました。それでも競馬で走っていない分、馬はケロッとしていて、脚捌きに硬さを感じなかったことからも、このまま次走に向けて進めていくことに問題はなさそうです」


2024.02.07

栗東:安田隆行厩舎

本日は引き運動をおこないました。

安田隆行調教師「レース後は引き運動を続けていますが、脚元など馬体に目立ったダメージは確認されていません。元気はありますし、飼い葉も食べていることからも戻りは早いようですよ。今のところ続戦するつもりで、乗り出すのは明日(木)の予定。立ち上げ後も順調なら中2週での競馬も視野に入れています。ジョッキーについては調整中です」


2024.02.03

2月3日レース後コメント(8着)

北村友一騎手「すみませんでした。もともと気が散漫なところがあるのですが、今回はゲートの中で集中力を欠いてジッとしていることができず、伸び上がるような感じのスタートになってしまいました。道中も7頭くらいが横並びになって馬群が密集していて、スッと動けるだけの器用さに欠けるクレメンスにとっては不向きな形になったのも痛かったですね。動きたい所で動けず、全く力を出し切れませんでした。申し訳ありません」


安田隆行調教師「スタートでアオってしまい、前半の位置取りが悪くなったのが響きました。全く競馬にならなかったですね。担当者は『飼い葉をよく食べています』と言っていましたし、体つきを見ても数字ほど減っているようには見えませんでしたが…。調教の動きからも勝ち負けを期待していたのですが、人気馬らしからぬ競馬をしてしまい申し訳ありません。今後については、厩舎で少し様子を見たうえで決めたいと思っています」


2024.02.01

栗東:安田隆行厩舎

本日は引き運動をおこないました。

助手「追い切り後も変わりありません。状態自体は安定していますし、飼い葉食いも問題なし。メンタル面も崩れずにきていますよ。追い切りではメリハリのある動きを見せていたうえに相手なりに走れるタイプでもあるので、レースでも力は出し切れるのではないでしょうか。そろそろ決めておきたいですね。明日(金)朝に小倉競馬場へ向けて出発する予定です」

※2月3日(土)小倉1R・3歳未勝利(ダ1700m)に北村友一騎手で出走します。


2024.01.31

栗東:安田隆行厩舎

本日は坂路で追い切りました。

坂路 北村友J 56.2-40.5-25.9-12.1 強め


安田隆行調教師「最終追い切りはレースで騎乗する北村友一騎手に乗ってもらって坂路でおこないました。前半はゆったり入って終いだけ伸ばすといった指示通りの内容でしたが、道中は口向きの悪さを見せていて、ジョッキーがコントロールしようとしてもハミを弾く感じでスムーズな走りではなかったです。それでも残り2ハロンを切ってからはジョッキーの合図に応えて重心を低くして加速。スピードに乗ってからの動きは良かったです。まだメンタル面は幼くて走りも勉強中ですが、普段の雰囲気からも状態自体は良さそうなので、メンバー次第でチャンスはあるとみています」

※2月3日(土)小倉1R・3歳未勝利(ダ1700m)を北村友一騎手で予定。想定から除外はありません。


2024.01.25

栗東:安田隆行厩舎

本日は坂路で調整しました。

坂路 65.6-48.7-32.8-16.5 馬なり


助手「今朝(木)は厩舎の先輩レッドルゼルを誘導する形で、Eウッドコースをハッキングで1周してから坂路を1本上がりました。落ち着いて走っていましたし、続戦中でも硬さなどはなかったですよ。キョロキョロして馬を探していましたけれどね。もう充電は完了しているので、週末から15-15を始めるなどペースアップを図る予定です」


2024.01.24

栗東:安田隆行厩舎

本日は坂路で調整しました。

坂路 64.9-47.4-30.8-15.0 馬なり


助手「先週後半に乗り出してからも異常は確認されていません。普段は口うるさく噛みついてくるので手を焼いていますが、乗ると真面目。寂しがり屋な面は相変わらずも、入厩時よりは大人になった気がします。飼い葉の食いもすごく良くて、昨日(火)の時点での馬体重も490キロありました。今日(水)乗っていても右手前での走りはいい反面、左手前にはまだぎこちなさを感じるなど幼いですが、それだけ伸びしろが残されているということ。これからの成長に期待しましょう」

※2月3日(土)小倉1R・3歳未勝利(ダ1700m)を北村友一騎手で予定。


2024.01.18

栗東:安田隆行厩舎

本日はプールで調整しました。

助手「今朝(木)はプールで調整しました。まだ乗っていないせいかうるさいくらいなので無理はせず、体重は量りに行っていませんが、見た目から490キロくらいまで戻っているように感じます。飼い葉も食べているので、今週中に更に増えてくるでしょう。今のところ明日(金)乗り出す予定です」


2024.01.17

栗東:安田隆行厩舎

本日はプールで調整しました。

助手「ダートでしっかり変わってくれましたね。脚力はあるので、使いながら競馬がどういうものであるのか学んでいくうちに結果もついてきそうです。レース後も脚元など馬体に異常はなく元気一杯ですし、飼い葉もこれまで通り食べています。今の様子だと回復も早いでしょう。まだ乗っていないのでハッキリとは言えませんが、続戦することに問題ないと思います」

※2月3日(土)小倉1R・3歳未勝利(ダ1700m)を北村友一騎手で予定。


2024.01.13

1月13日レース後コメント(5着)

安田隆行調教師「初戦から見ると内容は大きく前進しましたね。砂を被っても怯まず、直線では窮屈になりながらも最後よく伸びてきました。根本的に1400mは短いとはみていたのですが、その中でも脚を使えたことは収穫。今日の競馬がいい勉強になったと思うので、競馬を学んだ次はさらに楽しみではないでしょうか。北村友一騎手は『返し馬では幼いところを見せていたし、レースに行っても自分からというところがなくハミを何度も抜こうとしていたので怒りながらの追走だった。最後も右にモタれてしまい修正しながらになったのでジリジリとした脚しか使えなかったが、初戦から見ると内容は良かった。やはりダートも合っているのだろう。距離を延ばしてあげればチャンスはあると思う』と話していました。この後は放牧予定でいたのですが、権利を取ったので在厩で次走を目指すことにします。小倉4週目の土曜日にダート1700mがあり、北村友一騎手も乗れるということなので、そこに向かうことになるでしょう」


2024.01.11

栗東:安田隆行厩舎


本日は引き運動をおこないました。

助手「今朝(木)は厩舎周りで引き運動をおこないました。近くに馬がいなくなるとソワソワしていましたが、ビービー鳴かなくなったように入厩当初から比べるとだいぶ大人にはなったと感じます。馬体重は490キロでしたから、前回と同じくらいで出走することになるのではないでしょうか。1400mという距離はクレメンスにとってベストとは思いませんが、まずは走る方に気持ちが向いてくれないことには、どの条件を使っても変わらないですからね。1400mで刺激を与えることによって、これから変化が見られることに期待したいと思います」

※1月13日(土)京都3R・3歳未勝利(ダ1400m)に北村友一騎手で出走します。


2024.01.10

栗東:安田隆行厩舎

本日は坂路で追い切りました。

坂路 54.9-40.2-26.0-12.7 馬なり


助手「坂路でサッと伸ばしました。まだ走る方に気が向いていないのか、自分からハミを取ろうとしませんでした。もう少しガツンときて欲しいのですが…。バテている感じはなく、上がってからの息の入りが良過ぎることから、しっかり走っていないのかもしれませんね。ワンペースな走りでダートは合っているはずですから、今週の京都のダート戦に向かいますが、これからのためにも一度速い流れを経験させてハミを取ることを教えておくべきだと思い、今回は1400mを選択しました」

※1月13日(土)京都3R・3歳未勝利(ダ1400m)を北村友一騎手で予定。想定から除外の可能性があります。


2024.01.04

栗東:安田隆行厩舎

本日は坂路で調整しました。

坂路 64.5-47.4-31.3-15.6 馬なり


安田隆行調教師「レース後も異常はなく、年末年始の調整も順調に進んでいます。今節の出走も検討していましたが、想定を見ると入りそうにないので、今朝(木)も追い切りは消化せず。投票して入った場合は、明日(金)サッと時計を出して出走態勢を整えることになるでしょう。競馬を一度経験したことで、走ることに関しては一歩踏み出せたというか地に足がついた印象を受けますが、まだハミの取り方など学んでもらわないといけないことが多いですからね。今朝(木)も前運動中に物見をして興奮するなど、まだ幼さは残っていますし…。これからの成長力に期待しています」


2023.12.26

栗東:安田隆行厩舎

レース後も異常はなく、明後日には乗り出し開始。乗り出してからの状況にもよりますが、在厩のまま次走を目指す予定です。


2023.12.23

12月23日レース後コメント(10着)

安田隆行調教師「すみませんでした。スタートは期待通り上手に出てくれたのでそのまま行ければと思いながら見ていたのですが、1コーナーと2コーナーで外から馬が来ると遠慮したというか怖がって内に逃げていました。内にいた馬に迷惑をかけてしまったみたいで…。そして、周りが勝負どころでペースアップできたのに対し、2000mのペースで早々と鞍上の手が動き始めていたことからもシンプルにスピード競馬に対応できませんでしたね。北村友一騎手は『スタミナはありますが、浮いた走りで沈んでくる感じがなくてスピードが上がらず。体の使い方が芝に適応できませんでした。それに性格的にも怖がりな面を見せていたので、これからレースを経験することで集中して走れるようになってほしいですね。フットワークは芝よりもダート。次はダートにいきましょう』と話していました。今回は新馬戦でしたし、お母さんも芝の重賞勝ち馬ということで芝を選択しましたが、ジョッキーの話からも次はダートを使おうと考えているところ。ダッシュ力はあるので、砂を被らない位置で競馬ができれば今回のようなことはないはずです。レース慣れしていくうちに 結果もついてくるでしょう」


2023.12.21

栗東:安田隆行厩舎


本日は引き運動をおこないました。

助手「今朝(木)は強風が吹き荒れていたのですが、こうなるともうダメ。運動中はキョロキョロしたりフワフワしたりして冷静さを欠いてしまいました。レース当日もメンコが必要かもしれません。追い切り後に獣医師に触ってもらっても『目立った疲れはない』ということでしたし、飼い葉を残さず食べていることからも、ストレスをあまり感じていないのかもしれないですね。馬体重も486キロと大きな増減はありませんでした。こういう性格の馬ですから、初めての競馬だとこちらも神経質にならざるを得ませんが、周りにたくさん馬はいるのでどうにか我慢して欲しいところ。競馬も前に馬がいた方が安心して走れるタイプで、先行集団で競馬をして最後に抜け出す形が理想ではないでしょうか。スタート力はありますから、そういう競馬ができるとみています」

※12月23日(土)阪神5R・2歳新馬(芝2000m)に北村友一騎手でデビューします。


2023.12.20

栗東:安田隆行厩舎

本日は坂路で追い切りました。

坂路

レッドクレメンス  53.5-39.1-25.3-12.6 仕掛け

ロードジャスティス 54.1-39.8-26.0-13.1


安田隆行調教師「最終追い切りは坂路で併せ馬を消化しました。レースで騎乗する北村友一騎手に乗ってもらい、後ろから追いかける形でスタート。残り2ハロンを切った所で合図を送ると、しっかり反応を示して脚を伸ばし最後は先着しました。まだ幼いのでCウッドコースではフラフラ、フワフワしていましたが、坂路ではブレずに真っすぐ駆け上がってきたようにいい走りだったと思います。ジョッキーも『長くいい脚を使っていましたし、息遣い、息の入りともにすごく良かったです。いいものは持っていて心肺機能も高いので、長い距離は合いそうです。あとは芝に行って切れ味勝負になった時にどうかでしょう』というジャッジでした。どうやらダートっぽさも感じたようですが、まずは芝でどんな走りを見せてくれるのか確かめてみましょう」

※12月23日(土)阪神5R・2歳新馬(芝2000m)を北村友一騎手で予定。想定から除外はありません。


2023.12.14

栗東:安田隆行厩舎

本日はプールで調整しました。

助手「追い切り翌日のため軽めの運動にとどめました。引き運動後にプールで泳いでリフレッシュを図りつつ体をほぐしたところです。馬体重は488キロ。相変わらず見栄えのする好馬体ですが、その割にメンタルが…といったところで警戒心の強さが厄介。運動中もキョロキョロしていますし、1頭になると立ち止まってなかなか歩けずといった感じですから…。いいモノは持っていると思うのですが、それをレースで発揮するためにも精神面の成長が待たれます」

※12月23日(土)阪神5R・2歳新馬(芝2000m)を北村友一騎手で予定。


2023.12.13

栗東:安田隆行厩舎

本日はCウッドコースで追い切りました。

CW

レッドクレメンス  86.8-70.2-55.0-39.3-24.5-12.2 一杯

ピアリ       85.6-69.0-54.0-38.3-23.9-11.7

シュプリームアロー 86.3-69.5-54.3-38.8-24.2-12.1


安田隆行調教師「今朝(水)はCウッドコースで3頭併せを消化しました。クレメンスが前で受ける形から直線は大外を通って一杯に追われましたが、ゴール地点では遅れることに。それでも騎乗した助手は『先頭を走っていたので物見がひどかった。前に馬がいれば違った走りができたはずですし、併走馬2頭にはジョッキーが乗っていたので遅れも気になりません』とのことでした。時計は思った以上に掛かっていましたが、昨日(火)までの雨で馬場が重かった影響もあるのでしょう。手応えから余力はあったとのことで、ゴール後200mほどは伸ばしていたように必要な負荷も掛けることができたとみています。今日の感じから、来週のデビューで調整していくことにしました」

※12月23日(土)阪神5R・2歳新馬(芝2000m)を予定。


2023.12.07

栗東:安田隆行厩舎

本日はCウッドコースで追い切りました。

CW

レッドクレメンス 84.1-69.1-54.3-38.7-11.7 強め

ピアリ      83.6-68.5-54.1-38.6-11.6


安田隆行調教師「今朝(木)はEダートコースでウォーミングアップを済ませてからCウッドコースで追い切りを消化しました。物見をしないよう前に馬を置き、さらに同じ2歳馬と馬体を接して直線だけ動かすといった内容。これまでは坂路中心のメニューを続けてきたので初めてコースで長めのところをやりましたが、まだ走り方やどこで動けばいいのかわかっていない中でも終いまでしっかり動けていました。上がってからも息の乱れもなかったです。併せ馬では若干遅れをとったものの、相手にはジョッキーが騎乗していましたし、余力残しで相手の動きに合わせただけだったことからも、1本目としては水準以上と言える内容だったのではないでしょうか。しっかり負荷が掛かったことで、来週はもう一段の上のいい走りができるようになるとみているところ。思ったよりも早めに仕上がりそうで、デビュー戦については今日の時点では23日(土)阪神の芝2000mを視野に入れています」

※12月23日(土)阪神5R・2歳新馬(芝2000m)を予定。


2023.12.06

栗東:安田隆行厩舎

本日は坂路で調整しました。

坂路 69.1-51.4-33.5-16.2 馬なり


助手「明日(木)追い切る予定のため、今朝(水)は普通キャンターで坂路を1本上がりました。走りっぷりからいいものは持っていると思いますが、まだ心身ともに幼いです。走っていても物見をしてフラフラしていますし、昨日(火)も運動中に馬を見つけて尻っぱねをしていました。これでも来た時よりはだいぶマシになっていますけれどね。明日は朝一番に坂路で時計を出すことになっています」


2023.11.30

栗東:安田隆行厩舎

本日は引き運動をおこないました。

安田隆行調教師「追い切りに騎乗した助手の感触が良かったので、厩舎に置いて調整を続けていくことにしました。まだ心身ともに幼く、物見をしたり寂しがったり、それに見た目も華奢に映りますが、それでいて追い切りではしっかり動けたあたり、競走馬としての素質があるということでしょう。自厩舎の所属馬であるうちはしっかりトレーニングを積ませて、その素質に更に磨きをかけていければと考えているところです。来週の追い切りで昨日(水)よりもう少し強い負荷を掛けてみて、動きを確認したうえでデビュー戦を決めるつもりです」


2023.11.29

栗東:安田隆行厩舎

本日は坂路で追い切りました。

坂路

レッドクレメンス 55.5-41.0-26.7-13.0 馬なり

ピアリ      55.4-41.0-26.6-13.0


助手「1本目の追い切りは坂路で併せ馬をおこないました。15もやっていない状況でどれだけ動けるかといったところでしたが、この時計でも思った以上に楽に動けましたし、息遣いなども問題なかったです。昨日(火)Cウッドコースで前を走った時は、自分からハミを取らずにフワフワしていたのですが、今日は併せ馬だったこともあって最後まで集中して走ってくれました。1本目としては優秀だったと思います。これなら年内デビューを目標にトレセンで調整を続けていけるでしょう。楽しみな馬ですよ」


2023.11.24

栗東:安田隆行厩舎

本日ゲート試験に合格しました。

安田隆行調教師「今朝(金)ゲート試験に臨み、無事合格しました。1本目は1頭だったので物見をしてフワッとしていたそうですが、2本目は隣に馬がいたのでいいタイミングでスタートを切り、真っすぐきれいに走っていましたよ。騎乗した助手によると『練習より内容は良かったと思う。大きめの馬で緩さもあるのでダッシュがつきづらいが、2本目はやる気を見せてなかなかの加速感だった。タイプ的には中距離くらいかな』と話していました。現状、心身ともに幼く、すぐに追い切りで動けるイメージはありませんが、このまま疲れを見せなければ来週までは厩舎に置いて1本時計を出してみてからその先のことを考えます」


2023.11.23

栗東:安田隆行厩舎

本日はゲート練習をおこないました。

助手「今朝(木)は坂路を1本上がってゲート練習へ。ゲート裏がかなり混雑していて待たされることになった結果、寄りをしぶってしまいました。何とか押し込んでその後は後ろ出しと駐立の練習を重ねましたが、やはり寂しがり屋な面を見せて後ろ出しの際にゲート内に取り残されると焦ってバタバタ…。それでも最終的には納得してくれて、音ありゲートからのスタート練習までこなすことができました。スタート自体は速さこそ感じないものの水準レベルにはあることがわかったので、明日(金)のゲート試験に申し込むつもりです」


2023.11.22

栗東:安田隆行厩舎


本日はゲート練習をおこないました。

助手「かなりの寂しがりやですね。周りに馬がいないとパニックになりやすく、運動中でも1頭になると馬を探してキョロキョロ物見をして鳴いています。無茶苦茶なことはしないものの、単純に幼いですね。その反面、ハッキングやキャンター中に馬に並び掛けられるといい反応を示しますし、キャンターの質もグッと良くなります。乗り味もいいですよ。ゲートについては今日(水)の練習では2本出してみましたが、内容は悪くなかったので、早ければ明後日(金)には試験を受けられるかもしれません」


2023.11.16

栗東:安田隆行厩舎


本日は引き運動をおこないました。

安田隆行調教師「昨日(水)入厩しました。長距離輸送明けということで厩舎周りでの引き運動にとどめて疲れを取りましたが、体調は崩していませんし、外に出ても寂しくて鳴いていたくらいでイレ込むこともなかったです。馬っ気もなさそうですね。蹄についても装蹄師のチェックを受けて両トモの蹄鉄を履かせてもらいましたが、『四肢ともに注意しながらであれば、現状で大きな問題はないのでは』ということでした。これなら明日以降(金)コース入りするなど通常通り立ち上げても大丈夫でしょう」


2023.11.15

山元トレーニングセンター→安田隆行厩舎

本日(水)の検疫で栗東・安田隆行厩舎に入厩しました。


2023.11.10

山元トレーニングセンター

担当スタッフ「速いところを消化しながらも、疲れも見せず体調面に不安はありません。先週末は坂路で3ハロン40.0-13.2のタイムで1本登坂。火曜日には元気に15-15を消化しています。馬体重は473キロで変化がないものの、登坂時の雰囲気やフォームが良くなっており、乗り手からの評価も上がってきています。体型もあるのでしょうが、まだ幅がなくて身体は薄いですし、気性面にも幼さを残すように、これからまた変化がありそうですけどね。お母さんは1400~1600mで成績を残した馬ですけど、ブリックス産駒の本馬はもう少し距離はあっても良さそうな印象を持っています。グリーンウッドトレーニングの混雑に伴い、いま厩舎とは直接入厩の方向で調整中ですので、馬房や検疫次第では来週中にも移動といった展開があるかもしれません。今週末も坂路で3ハロン40秒ほどのところを予定していますが、いい稽古を消化しながら移動に備えた体調管理をと考えています。蹄鉄なども工夫しており、この中間も爪の状態に問題はありませんよ」


2023.11.03

山元トレーニングセンター

担当スタッフ「先週末は坂路で3ハロン39.9-13.2のタイムで1本登坂。気持ちもありますし、手応えなど動きは上向いてきましたね。今週末も同じくらいの時計を予定していますので、さらに変化を見せてくれればと思います。爪にトラブルのあった馬ですが、爪が伸びたことで不安箇所はいい具合に下がってきていましたので、この中間は装蹄時に綺麗にメンテナンスをしています。手を入れたことで痛みが出るといった不具合も確認されず、爪についてもいい調整ができているかと思いますよ。馬体重は変わらずの473キロ。速いところを消化しながらもガクッと減るようなことがないようにコンディションに不安はありません。グリーンウッドトレーニングへの移動を視野にという状況に変わりはありませんが、乗り進めて態勢が整ったと判断できる状態になれば、厩舎に直接入厩の打診もと考えているところです」


2023.10.27

山元トレーニングセンター

担当スタッフ「予定通り先週末は坂路で3ハロン40秒の予定で1本。39.4-13.1のタイムで、ある程度の余裕をもってゴールを駆け抜けていきました。乗り進めてきたことで、だんだんと体力も付いてきましたかね。大きな反動もなく、火曜日には元気に15-15のペースで登坂しています。先週末も動きとしては悪くなかったですからね。今週末にも同じくらいのところを予定しているので、さらに手応えや反応などが変わってきてくれればと期待しています。馬体重は473キロ。飼葉は食べてくれていますし、乗りながらも身体をキープできていますが、数字の割にはシルエットが寂しく映るんですよね。肉付きが良くなって、全体にボリュームアップしてくれば雰囲気はガラッと変わりそうなんですけど。どのタイミングで関西移動となるか読みにくい状況ですが、きっちりと乗り込みを重ねて少しでもいい状態、いい馬体で送り出せるよう調整していきます」


2023.10.20

山元トレーニングセンター

担当スタッフ「火曜日には坂路で3ハロン42.2-13.3のタイムで1本登坂。ペースアップにも対応してくれましたし、やれば動きそうな雰囲気はありますね。ただ、背肉の感じも物足りないし、まだ付くべきところに肉が載ってきていないので、幅がなくて馬体の薄い馬という印象が入場時から変わってきません。馬体重は471キロ。体高があるので、全体のバランスといった点で見ても、数字はもっと増えてきてよさそうです。悪さをするということではないのですが、性格にも幼さを感じますから、心身両面ともここからの馬なのだとは思いますけどね。グリーンウッドトレーニングの混雑は相変わらずのようなので移動の声がかかるまではこちらで乗り込んでいきますが、体調面に不安はありませんので、今週末は3ハロン40秒くらいの速いところを消化するなど鍛え込んでいきますよ。爪の状態にも問題は見られません」


2023.10.13

山元トレーニングセンター

担当スタッフ「グリーンウッドトレーニングの混雑がなかなか解消しない状況もあり、馬の様子を見ながら乗り出しを開始しました。馬体重は475キロと微妙な増加ですけど、艶感などはアップしてきましたよ。弱点である爪も注意して見ていますが問題はありませんので、火曜日から坂路での15-15を開始したところです。まだパワー不足を感じさせる走りではありましたが、バタバタすることなく最後まで走りきってくれました。週末も同じ内容でやる予定ですので、本数を重ねながら力をつけていければと思っています」


2023.10.06

山元トレーニングセンター

担当スタッフ「火曜日に北海道から移動してきました。入場時の馬体重は473キロ。北海道から聞いていた数字と比較すると、随分と輸送で減ってしまったようですね。輸送熱や脚元・馬体に異常はありませんでしたが、身体は薄く、男馬らしいボリューム感といった意味では物足りなさを感じます。ただ、入場日から飼葉は食べてくれていますからね。状態面に問題はないので到着翌日から軽く乗っていますが、減った分はだんだんと戻ってくるのではないかと思います。この後はグリーンウッドトレーニングへの移動となるようですが、あちらの馬房次第という状況ですので、明日からも関西圏への輸送を頭に入れながらトレーニングを進めていきます」


2023.10.02

社台ファーム→山元トレーニングセンター

本日(月)宮城県の山元トレーニングセンターへ向けて北海道を出発しました。


2023.09.29

社台ファーム


馬体重:491キロ

週3回の坂路調教をおこなっており、現在は3ハロン45~42秒ペースを基本とした乗り込み、また周回ウッドコースでのキャンターも併行しておこなっています。コンスタントに速めも乗ってきていますが、この中間も蹄の状態に異常は見られず、不安点を確認することはできません。ただ、爪質もあり落鉄をしやすいところはあるので、その点は引き続き注意して進めていきます。気候が良くなり馬自身のコンディションも上向き。爪を含む脚元や体調面に気になる点はありませんので、強めの追い切りをメニューに組み込みながら態勢を整えていきます。


2023.09.15

社台ファーム

暑さの厳しい時期は、長時間の騎乗を控えるようにしていました。ようやく暑さも峠を越した印象ですので、現在は週3回の坂路調教で、そのうち1回は登坂後に周回ウッドコースでのハッキングキャンターを乗る、乳酸除去を目的としたトレーニングにも取り組んでいます。ハロン15~14秒ペースの乗り込みを重ねて下地は整ってきた感がありますので、これから本格的な追い切りを開始していきたいと考えています。強めのメニューを消化しながら、無理のない形で身体を絞っていく必要もありそうです。


2023.08.31

社台ファーム


馬体重:475キロ

順調に運動強度を上げていて、2本時計を出す日、ハロン13~14秒ペースで駆け上がってくる日も設けた坂路調教、周回ウッドコースにおける長めのキャンターといったメニューを、元気に消化しています。体力が向上し、坂路でも、1本目より2本目の方が走りの内容が濃いというケースが、しばしば見受けられます。普段は大人しい若駒ですが、馬場入りすると、気の強さを見せるようになってきました。


2023.08.15

社台ファーム

左前ソエによる休養期間を経て、乗り運動を再開。痛みが治まり、歩様もスムーズなことから、すでに坂路にも入っています。今回の休養が良いリフレッシュになったようで、やや寂しく映った馬体に丸みが戻り、毛艶、張りも良好です。形状の問題から、落鉄を起こしやすいということはありますが、爪自体に痛みが出ていないのは、心強い材料。ペースアップを図りながら、より中身の濃い走りを目指していきます。


2023.07.31

社台ファーム


馬体重:471キロ

3ハロン38秒台の時計もマークするなど、順調に坂路調教を重ねてきたのですが、左前脚にソエが出たため消炎剤を投与しました。それに伴い、現在は乗り運動を休止し、ウォーキングマシンのみにとどめています。疲れからか、ラストを速い時計で駆け上がってくると、多少バタバタする様子も見せていただけに、今回のアクシデントを良い機会と捉え、しっかりと鋭気を養っていきます。


2023.07.14

社台ファーム

順調にトレーニングを積み重ねていて、週3回坂路に入り、内2回は2本時計を出すメニューを継続しています。すでに3ハロン40秒を切るタイムもマークしていますが、スピード感のある、良い走りが出来ていました。前肢蹄に関しては、常に様子を見ながらということになりますが、いまのところ大きな問題とはなっていません。よりシャープさを増すことを目標に、夏場もしっかりと鍛え上げていきます。


2023.06.30

社台ファーム


馬体重:462キロ

2本時計を出す日、ハロン13秒台に入る日も設けながら、週3回の坂路調教をおこなっています。しっかりと乗り込んでフォームが固まってきたこと、腹回りなどが引き締まり、動きやすい身体付きになってきたこともあり、日に日に走りの中身が濃くなってきた印象を受けています。折り合い面にも問題はなく、とても乗りやすいタイプ。伸びしろも大きく、今後のさらなる成長を楽しみにしています。


2023.06.15

社台ファーム

順調にペースアップしていて、刺激を入れる意味合いもあり、3ハロン41秒台の坂路調教もおこないました。基礎体力がしっかりと付いていることもあり、速い時計にも問題なく対応出来ていて、背中の感触が良い、非凡さを感じさせる走りを披露しています。爪の形状もあり、落鉄しやすいところがあるのですが、そのあたりを入念にケアしながら、さらに運動強度を上げていく方針です。


2023.05.31

社台ファーム


馬体重:475キロ

脚元の状態も良いことから、2本時計を出す坂路調教に移行しています。現在は、1本目はハロン18秒ペースくらいですが、2本目はハロン17秒から入り、上がり1ハロンを15秒台で駆け上がる日も設けています。身のこなしがしなやかで、スムーズに加速していく走りが特徴。腹部は、ややポッテリとしていますが、全体的に引き締まり、競走馬らしいシルエットに変わりつつあります。


2023.05.15

社台ファーム

跛行を起こした右前肢、以前から注意が必要な左前肢蹄の状態を入念にチェックしながら、徐々にトレーニング強度を上げている段階です。現在は、週2回もしくは3回のハロン17~18秒ペースの坂路調教、周回ウッドコースにおける長めのキャンターをおこなっていますが、柔らかで、伸びやかな走りを披露しています。歩様に違和感はなく、体調も良好。今後のペースアップにも、十分に対応出来ると見ています。


2023.05.01

社台ファーム


馬体重:486キロ

跛行が見られた右前肢の状態も改善し、軽めの坂路調教も再開しています。また、左前肢蹄にも問題はなく、蹄鉄を履かせてトレーニングをおこなっています。長めの休養期間を設けたため、馬体に緩さが残っているのは致し方ないところですが、持ち前の筋肉の柔軟性を活かした、伸びやかな動きが出来ています。今後も詰め込み過ぎないよう配慮しながら、高い素質を開花させていきます。


2023.04.14

社台ファーム

右前脚に跛行が見られたため、現在はウォーキングマシンで人が跨っての並脚をおこなっています。レントゲンの結果、骨折などの所見がなかったこともあり、まもなく軽めの乗り運動を再開する予定。安田調教師も視察に見えましたが、「素質の高い馬ですし、焦らずに、じっくりと進めていきましょう」と仰っていました。気性は安定していて、飼い葉もしっかりと食べています。


2023.03.31

社台ファーム


馬体重:493キロ

ハロン17秒ペースを基本に、2本時計を出す日も設けた坂路調教、周回コースにおける長めのキャンターなどをおこなっています。普段は落ち着いているのですが、馬場に入ると闘志が湧き上がってくるタイプ。身のこなしは柔らかく、最後までキッチリと坂路を駆け上がることが出来ています。秋競馬から使い出すイメージを抱きながら、持って生まれた素質の高さを、じっくりと引き出していきます。


2023.03.15

社台ファーム

リフレッシュ期間も交えながら、トレーニングを重ねています。現在は週3回坂路に入り、内1回は、ハロン19秒、ハロン18秒と2本時計を出しています。相変わらず背中の感触が素晴らしく、乗り役たちからも、高く評価する声が上がっています。乗り出しが遅かったこともあり、まだ体力が付き切っていない印象もありますが、素材の良さは間違いなく、今後の成長が楽しみな期待馬です。


2023.02.28

社台ファーム


馬体重:481キロ

徐々にペースアップを図っている週3回の坂路調教、登坂後に周回コースへ移り、1000mのキャンターをおこなうメニューなどを、元気にこなしています。爪の関係もあり、出だしは同期生たちよりも遅くはなりましたが、時間を掛けながら、じっくりとトレーニングを継続してきたことが功を奏し、走り、馬体の両面で、良い成長曲線が描けています。落ち着きが増すなど、気性面も大人っぽくなってきました。


2023.02.15

社台ファーム

週2回坂路に入り、ハロン20秒ペースで駆け上がっているほか、登坂後に周回コースに入り、1000mのキャンターをおこなうメニューなどもおこなっています。背中の感触が良い、能力の高さを感じさせる走りが出来ていて、乗り役たちからも、高く評価する声が上がっています。蹄の関係で、同期生たちより乗り出しが遅かったこともあり、当面はさらなる基礎体力強化に努めていきます。


2023.01.31

社台ファーム


馬体重:471キロ

引き続き、左前蹄の状態を入念にチェックしながら、ハロン20秒ペースを基本とする週2回の坂路調教、周回ウッドコースにおける2500mのキャンターなどをおこなっています。ゆっくりとしたペースでトレーニングを重ねてきたことが功を奏し、落ち着きが増し、飼い葉喰い、毛艶、体調のいずれもが、極めて良好です。素材の良さは間違いなく、今後の成長が楽しみな期待馬です。


2023.01.16

社台ファーム

左前肢蹄の状態をチェックしながら、じっくりとトレーニングを重ねています。現在は3ハロン62秒ペースの坂路調教、周回コースにおける2500mのキャンターなどをおこなっていますが、体力が付いてきたことで、余裕を持って走り切ることが出来ています。気性面も落ち着いてきて、走りの集中力も増してきました。筋肉が付き、幅が出てくるなど、馬体も順調に成長中です。


2022.12.28

社台ファーム


馬体重:469キロ

左前肢蹄冠部の状態も良く、周回コースでのキャンターに加え、坂路にも入れ始めています。背中の感触が良い、バネを感じる身のこなしが特徴。体力が付いてきたことで、身体を起こした、しっかりとした走りが出来るようになってきました。体重増が示す通り、胸部やトモにボリューム感が出てきた点も、心強い材料。当初から馬体の良さが光っていましたが、ここに来て、さらに磨きがかかってきた印象です。気性は、勝ち気。ただし、扱いにくいということはなく、競走馬向きの性格といえるでしょう。


2022.11.30

社台ファーム


馬体重:465キロ

蹄鉄を履かせたことで、だいぶ歩きが楽になり、馴致場における騎乗運動を開始しました。ほぼ、毎日乗り込んでいますが、歩様に問題はなし。まもなく、本格的なトレーニングに移行していく予定です。まだ緩さはありますが、動きは素軽く、背中の感触の良さも光っています。将来的には、体幹を上手に使った、レベルの高い走りが出来るタイプだと見ています。強制運動を続けてきたことで、無駄肉が削げ、馬体が引き締まってきました。気持ちは強い方ですが、人の指示には素直に従ってくれます。


2022.10.31

社台ファーム


馬体重:465キロ

両前、特に左前肢蹄冠部の様子を見極めながら、馴致を進めています。現在はロンギ場でのドライビング、背慣らしをおこなっていますが、歩様に大きな問題はありません。ブリックスアンドモルタル産駒には、身のこなしの良い仔が多いのですが、この馬も柔らか味と力強さを兼備した、上々の動きが出来ています。気性は強い方ですが、冷静さも持ち合わせていて、人の指示にも素直に従ってくれます。しっかりと飼い葉を食べ、毛艶、張りも良好。体調の良さを維持している点は、心強い材料です。


2022.09.30

社台ファーム


馬体重:460キロ

左前蹄冠部の状態を慎重に見極めながら、馴致を進めるとともに、サンシャインパドックでの放牧、ウォーキングマシン、トレッミルに慣らす訓練などをおこなっています。思う存分身体を動かせないこともあり、多少ストレスが溜まっているかとは思いますが、気の悪いところは見せず、人の指示もしっかりと理解してくれます。飼い葉喰いが良く、毛艶、馬体の張りも上々。とてもスムーズな歩きが出来ているだけに、本格的なトレーニングが始まってからの進化が本当に楽しみです。


2022.08.31

社台ファーム


一旦、放牧制限をかけ、現在は蹄が伸びるのを待ちながら、サンシャインパドックにおける日中放牧、ウォーキングマシンでの運動をおこなっています。体調には、まったく問題はなく、飼い葉喰い、毛艶、馬体の張りも良好です。体型的には、まだ幼さも残していますが、皮膚の薄さ、筋肉の柔らかさなど、高い資質を伺わせる要素を数多く備えています。今後は、担当の装蹄師さんとも相談しながら、馴致のスケジュールを決めていく予定。成長が楽しみな、期待の高い良血馬です。


2022.07.08

社台ファーム


G1英2000ギニー馬マビシュらが登場した仏名門母系の血を継ぎ、自らも新馬戦、G3新潟2歳Sを連勝した母と、ブリーダーズCターフなど芝G1を5勝し、米年度代表馬に選出された新鋭種牡馬ブリックスアンドモルタルとの間に誕生した、雄大な馬格を誇る有望株。順調に夜間放牧を重ね、毛艶、馬体の張りも上々。ここに来て、肩や、胸部が発達し、歩きの力強さも増してきました。仕上がりの早さと成長力を兼備したタイプだけに、父の初期代表産駒となる、ハイレベルな活躍が期待できます。


0 件のコメント:

コメントを投稿