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2023年10月20日金曜日

2023年10月13日 レッドフェルメール見学@吉澤ステーブル

訪問記です。
だらだらと書いているので、手っ取り早く
レッドフェルメールの現状を知りたい方は
※ ※ ※ ※ まで飛んでね。

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初の吉澤ステーブル訪問は
インディゴブルー22、馬名はレッドフェルメールに会うため。

これまで雪解けの頃を狙い出資馬見学をしていたけれど、そういった時期は出産シーズン。ひょっとして忙しい時期に迷惑だったんじゃないかとふと思い立ち、秋口を狙い来てみました、北海道。本年2回目。



4、5月あたりとくらべ、やたらとホテル代やレンタカー代が高いな、と思えばそれもそのはず、北海道は紅葉がシーズンど真ん中ということを、静内のサウナで知る。 今回訪れた白老や浦河、静内あたりはまだ暖かいため、紅葉の恩恵はあまり無いのだけど。

さて、過去にはうらかわ優駿ビレッジAERUに泊まり、BTC見学をしたこともあるので、そんなに迷うこともないかな、と思いきや、BTCで調教するような厩舎は、広大な敷地を共有するため、番地で区間が割り振られている。これはなかなか初見殺し。

吉澤ステーブルを示す看板はなく、通話でいわれるがまま、番号のゲートを探す。 確か2番だったような… ここ行っていいの?というような脇道を入ると、おなじみの人形。腕にはYOSHIZAWA STABLEの文字がぶらさがり。 ここで良かったんだ!


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さて、レッドフェルメールについて。

9月29日東サラより引用
訪問は2023年10月13日。

普段牧場見学で見るのが2歳の4月頃というのもあって、1歳10月がこれほどまでにオボコいものかと面食らうほどフェルメールは可愛かった。体重がまだ軽いというのもあるとは思うけど、肌の柔らかさや筋肉の幼さ、目、など、全体的な構成が、子供のソレである。

9月末時点での体重は397㌔。8月末よりも微減だったこともあり、その後の体重増加が心配されたけれど、訪問時は405㌔だったので、じわじわ曲線は上向いているのでホッとした。


それでも吉澤ステーブルのスタッフが言うには、かなり早い方の組の調教だという。身体を作りつつ、エリート施設で研鑽する様子はかなり期待が持てる。

レッドフェルメール自体も、爪や性格には問題なく、とても言うことをよく聞くようで、育成はし易いとのこと。話を聞いていると、もう少し闘争心があれば尚良いなと思ったが、それは身体ができてからでも良い。今は健やかに地固めができれば満点だと考えている。

皮膚に感染病がみられたが、これは他の馬でも度々見かけるもので、特に問題があるとは思えない。毛艶もとても良かった。他に僕が特に育成中の馬を見るときに注意するのは口周り。専門家ではないので本当のところはわからないけど、食であるとか消化について問題があれば、ここのあたりが綺麗にならないと考えているので、綺麗なフェルメールの口元は優秀に感じた。

あとは肩や胸筋。直接見ても、掻き込む力はそれほどでもないかな、と思った。それから、うまく育てば胸筋の容量が逞しくなりそうだな、というのは、カタログで見たときと同じ印象。これらの印象も、見る時期によって違うかもしれない。今回は早すぎたかも。

スタッフさんも和やかで、とてもいい環境で育成されているのだな、というような愛情を感じました。いずれトレセンに行けば厳しいスパルタが待っているので、今はすくすくと立派な身体に育ってほしい。

接触の許可をもらい、首や額を撫でてみた。
厩務員さんに、だぁれ?というように確認するレッドフェルメール。
厩務員さんが「あっちやで」と促すと、額を寄せるようにこちらに向いてきた。
妻に撮ってもらった写真を後から見ると、いかにも撫でてほしそうな表情をしていた。

今が使いドキ、せーの!惚れてまうやろー!

かわいすぎるやろーーーーー!!!!

これから、ますますの本格的な調教、頑張ってね。

あと、もうすぐ東サラで動画が更新されるようです。
東サラ用の3頭併せ動画を撮ったばかりだそうで。

そちらもお楽しみに。

訪問記は、以上です。