もくじ

2017年6月30日金曜日

レッドラペル アーカイブ

引退後、東サラホームページからは降ろされてしまうので、レッドラペルの募集から引退までのコメントと写真を時系列でまとめました。

2017年6月22日木曜日

レッドラーザムとレッドラペル未勝利戦

6月17日、度重なる競争除外の結果、
レッドラペルとレッドラーザムが同日に、
阪神競馬場でレースをおこなう運びとなった。

レッドラーザムが4レースダート1800m
レッドラペルが6レース芝2400m

4レース

7番人気のレッドラーザムはスタートの運びもよく、二番手につけて先行のていをとり、3コーナーから4コーナー出口までじわじわと前を詰め、先頭にたつやたたんや所で力尽き、それでも鞭にこたえ必死で粘るも4着におちついた。


競馬らしい競馬の形になっており、相手や展開によっては普通に勝ち上がれる内容として期待が持てる。4戦目、5戦目と良いレースができたものの次で6戦目。そろそろ決めなければ未来がない。続けて使ったダメージに対する判断や、次のレースの選択がとても重要。音無師に祈る気持ちだ。


6レース

18頭立てで1頭除外の中での17番人気なので、最低人気のレッドラペルは1枠1番。奇しくもレッドラーザムが良化した騎手、枠でのレースとなる。
着順こそ2桁とふるわないものの、着差は確実に詰めておりじわじわと良化がみられる。石坂師がダートと見込んで使ったものの、芝の方が巧く走れるとの判断から芝の中長距離を選択。2400m戦となる。



良いスタートを切って先頭集団につけるかという出だしだったが、最初の直線でするすると下がり後方集団でレースをすることになった。内の経済コースをとり、馬混みのなかしっかりと走っていた。4コーナーを抜けたところで激しく鞭が何度も入り、それに健気に応えようとするラペルはじわじわと前をつめ、最終的には10着となった。人気以上に走り、確実に良化がみえ、あと数回の間に勝ち上がりの可能性も見えるレースだった。

尚、このレースのあと馬体を検査すると
全治3か月の骨折が発覚し、引退が決定した。
それについてはまた後日まとめる。


二人とも、おつかれさま

2017年6月16日金曜日

レッドラギド見学(社台ファーム)

6月2日、レッドラギド(デルモニコキャット15)を見学した。
今回の出資馬見学で、一番最後に見せていただいたのがラギドだ。
その前に見せていただいた2頭が牝馬だっただけに、なおさら大きく見える。

netkeibaの掲示板でもデブなどと悪口で叩かれていた馬ではあるが、なるほど対面してみれば身長180の私が横に立っても見上げる巨体は迫力で、数字以上にボリュームがある。




緩さはあるものの、筋肉の部位がそれぞれ判りやすく盛り上がっている。
観た印象は、デブというよりはただただ大きく、雄大。 父ビクトワールピサの影響であろう、首の振り、足踏みなど一挙手一投足がそれぞれ圧倒するものだ。 そのような図体でありながら一度パニックになった事もあるようで、そうなると制御も一苦労であったろう事は想像に難くない。 ラギドという特撮怪獣のような名前も、よりしっくりくるものと思えた。




荒木女史の解説によると、図体の割に気は小さく、ビビりがちなところはあるが、併せて走った時に怯むというようなことは無いというので、その点はほっとした。

とはいえ、近くで新施設の工事を行っている最中だったので周囲の物音にピリピリしていたように、繊細なところは確実にある。 厩舎に行った際の環境の変化やレース本番での状況にいかに早く慣れるかも見どころだろう。

また、早いところを走った時の乗り味は褒められている。
これから馬体も仕上がってゆけば迫力の快速馬が出来上がるだろう。
この夏の成長を期待したい。

2017年6月15日木曜日

レッドオルティス見学(社台ファーム)

現在育成中の15年産駒で出資したのは4頭。
なかでも一番最後に出資したのが、このレッドオルティス(マンボスルー15)だ。

出資を決めた2017年2月というのは、時期で言えば売れ残っていた状態。
 今は満口となっているのは、成長が評価された結果だ。 POG誌でも比較的掲載されている期待の一頭。 それでは馬体を観てみよう。


青鹿毛のせいか、レネットの次に見たからか、すらっと細長く見える。 つまり長めの距離向きの体形だという事が分かる。 また横幅も薄めなことから、パワーというよりはキレを生かした走りを期待したい。前足の爪が立っているように見えるので、坂道やダートでも行けるのかな、と思うが、それにはトモが物足りなく感じる。芝の2000くらいだろうか…




今回案内頂いた社台ファームの荒木女史によると、まだ溜めて弾けるような、瞬発力のある、スピードのある走りはできないので、それを覚えさせたいという。 現在は全体的に緩い感じだが、仕上がっても見た目の厚みなどはそんなに大きく変わらない。 性格的には若干気が強く、我が強いところがあるので、そこは気を付けながら進めている、とのことだ。

デビューまで急ぐ感じではなく、もうひと変わりふた変わりすることを期待できるだろう。 レッドラーザムでお世話になっている音無厩舎というのも、今回選んだ大きな理由の一つだが、牧場でじっくり付き合っていただいて、基礎を仕込みつつ成長を促して頂ける環境に感謝したい。

青鹿毛のせいか、見た目で言えば出資馬の中で一番強そうだ。
がんばれよ、レッドオルティス!

2017年6月14日水曜日

レッドレネット見学(社台ファーム)

6月2日、社台ファームでレッドレネットを見学した。

社台へ来るのも二回目とはいえ慣れない運転なので、万が一のことを考えて早めの行動をしていたら1時間ほど早く着きすぎてしまい、隣の箱根牧場へお邪魔する。 今回は時間にも余裕があるし、雨もやんでいたので、手作りチーズ体験(1000円)を行った。


生乳と生クリームをまぜてフレッシュチーズを作る。 なるほどチーズってこうやって作れるのか… などと貴重な体験をし、札幌のどこかの高校のスポーツ合宿を眺めながら、羊、水牛、牛、鶏に馬、ウサギ、などとのんびりと過ごす。

と、レネット情報はまだかと心待ちにしている諸兄を後目に


いきなりの写真を御裾分け。

今回ご案内頂いたのは東サラ動画でおなじみ、解説の荒木女史だ。

東サラ出資者ならば、共感できるだろう。すべての質問にあの声で答えていただけて、それだけでミーハーな私は舞い上がり、妻も若干引いていた。



レネットには失礼な話だが、ずっと眠たそうな目をしていると思っていたのは、そうではなくて、単に目が小さいだけだと教えていただいた。 実際近くで見ると目をくるくるさせて、愛らしい表情はとても眠たそうにはみえない。 写真と実際の見た目はこうも変わるものか。

詰まった四角い体形はいかにもパワー型の1600というイメージだが荒木女史いわく、1800までは普通にこなせそうだという。 それよりも最近は骨が強くなり、芯が入ってきたことによって丈夫なイメージがついてきたようで、当たりの強いマイルあたりを想定するならば、なおさら心強い成長だといえる。 観た感じでは若干の皮膚病は出ていたがそう気にするほどでもないだろう。

性格的にも現状問題はなさそうだ。 牝馬は一旦気難しくなると立て直しが厳しいというので、どうにかこのまま順調に行ってほしい。

2017年6月13日火曜日

レッドルーク見学(ファンタストクラブ)

6月1日、ファンタストクラブにてレッドルーク(アクアシャンデリア15)の見学。
ファンタストクラブは日高の門別競馬場から車で10分程度のところで札幌からは車で2時間弱の距離だ。



その日は門別競馬の開催があり、札幌駅より無料送迎バスがあるので、今回はそれを利用した。



時間までしばらく門別競馬場で馬券で遊び、タクシーを呼んでファンタストクラブへゆく。
一口馬主をしていると、社台以外の育成は割引と言われることが多い。そんな中ファンタストクラブは設備といい、環境といい、人といい、とても割引とは言えない、優れた施設だと感じた。

見学の準備ができるまで応接で待たせて頂いている間、和気あいあいと軽口を叩きながらも、だが不真面目ではない独特の仕事のリズムが聞こえた。こういう仕事場は、難所に差しあたった時に強い。

では、レッドルーク。



体高があるのでしっかりした印象。

写真で感じていた背が高く脚の長いイメージではなく、全体的に厚みを伴いバランスも整った印象となっていた。 競走馬らしい体形になってきたといえる。

性格的には昨年みたレッドラーザムの同時期よりもおとなしく、従順な印象だ。暴れん坊のオルフェーヴルの子だけに注意を払って育成しているようだが、今のところは煩さを見せていないそうだ。 管理の行き届いた牧場だからできる業だと、贔屓目な評価をする。

牧場評価も、他の馬と比較しては高いほうで、育成はとても順調だということだ。疲労も溜まりにくく馬体も充分で、足りないことはないという。 入厩の話は時期的なものも含め話題に出ておらず、まだ先になるだろうが、今でもいけるくらいだろうというサービストークのようなコメントも頂いた。

まだ胸もトモも張る余地がある。
しごきに耐え、迫力ある馬体になる事を願う。

ファンタストクラブさん、ありがとうございました。


余談。

見学の後は門別競馬場へもどり、最終レースまで楽しんだ。
とても綺麗な新ホールは中央競馬並みの豪華さで、人が良い塩梅で少なく、パドックと馬券売り場、コースまでの距離が小さく纏まっており、過ごしやすい場所だった。

ふとした時のスタッフの気づかいも行き届いていて和やか。現地をよく知る人に聞いて食べた”いずみそば”もとても美味しかった。とねっこデッキでバケツジンギスカンを食べながらレースを観た。




2017年6月12日月曜日

レッドラーザム、粘って2着

レッドラーザムが6月4日の阪神未勝利ダート1800戦において、
スタートを決め、じっくり先頭に立ち、粘り腰で2着に残った。
最後の直線で1番人気の馬がせりかけてきたときも、
苦しいながらも粘って一生懸命走る姿に涙腺もゆるんだ。
恥ずかしながら、私の一口馬主での最高着順。

今までレースではいいところを見せることができなかったが、
調教では良く見せるなど、その能力は期待できるものであっただけに、
レースをレースとして認識して、頑張って走ることができるように
なったのはとても大きな前進だ。

私はレースの前日、社台ファームを訪れ、育成馬を管理をしている方に
昨年のラーザムについて伺った。
「アグネスラズベリの上の兄弟と同じように、
当初から比較的うるさいところはあったが、
成長とともにそういった面も見せなくなった。
能力的にも勝ち上がれないことは疑問符が浮かぶ。」
ハミを取らないなどの抵抗は、幼いころの悪いところが出ていたのだろうか。
今回の前進は素直にうれしい。

とはいえ、次で5戦目だ。節目となるレースだけに次は決めて欲しい。
状態をみて、つづけて使う予定だ。

頑張れ、ラーザム!

2017年6月3日土曜日

ラーザムの未勝利戦出走確定と見学

今週末日曜日にレッドラーザムの未勝利戦出走確定。
私は北海道へ、出資馬見学に来ており観戦できません。

居ない時に勝つならそれはそれでとても嬉しい事ですが
そうすると観に行くから負ける、
みたいなジンクスもできて悔しいですね(笑)

今回見学したのは
レッドルーク
レッドレネット
レッドオルティス
レッドラギド
です

戻り次第、振り返りながらじっくりと更新します。
先ずは明日、頑張れレッドラーザム!