もくじ

2017年12月19日火曜日

レッドラギド3戦目結果

12/17 阪神2R D1800
レッドラギドの三戦目、
14頭立ての5番、13番人気での出走。

パドックでは初戦の荒々しさが嘘のようにしっかりとした足取り。
ゲートを出てからもゆっくりとした立ち上がりながら先団に取り付き、
道中追走するも直線では外に出すも伸びず5-5-4-5で結果は10着

初めてのダートということもあったが、嫌気することもなく、
ダートへの適応は見せたが、やはりまだ本人のやる気が最後まで
持たないところをみると改めてメンタル的な調教が必要なことを痛感した。

芝よりダートの方が適正があると判断されていそうだが、
道中劣勢なところからの好位取りができている事を鑑みれば
レースを理解し他者を出し抜く闘争心が引き出せれば、
あるいは上位争いができるのではないかとと期待しているので
まだ絶望するような段階ではない。

本気で走る姿をみたい。


2017年11月29日水曜日

レッドラギド2戦目結果

2017年11月26日、京都芝2000m未勝利は18頭立て14番人気。

調教からよく面倒をみてくれている酒井騎手はスタート直後出鞭で追い出し先団につけたが、4コーナーからは伸びず、各コーナーの位置順は3-3-3-5となるも15着となった。
(2017.11.26) 酒井騎手「先週の追い切りと違って、今日は返し馬から気持ちも入って気配は良かったですし、馬体も数字通り絞れて良くなっていたと思います。スタートも出たので押して行っていいポジションが取れました。切れのある馬ではないので、早めに踏んで行ってはいるんですけどね。直線も大きいフォームで一生懸命に走っているのは伝わってきましたが、最後はステッキを持ち替えてもフラフラして苦しくなってしまいました。初戦の内容よりかなり良くなっていましたし、あとはダートを使うなど条件を変えていって、この馬に合う条件を探っていければ」
良いところを言えば、2戦目でやや競走馬らしくはなってきた。
当面の課題は馬体に合わせたスタミナが備わっていないことと、追った後のキレが現状ないこと。育成段階から絞りにくかったこともあり、巨体を支える体幹ができていないのだろう。出鞭に反応し先団につけていることから、パワーはある。粘るにしろ、差すにしろ、終いの勝負で武器になるものがないと厳しいが、西園厩舎は使って成長させる性格がある。今後の試行錯誤によって、活路を期待したい。

では写真。








2017年11月13日月曜日

レッドルーク新馬戦結果

12日はレッドルーク新馬戦でした。

口取り当選したので、車にスーツを一式積んで京都競馬場へ。
昆厩舎の評判もよく、コメントも熱いことから、
ネット競馬の掲示板もヒートアップ。

これは一口馬主はじめての口取り写真もあるのではないか…
と期待したパドック。

二人引きでおとなしく周回するレッドルークは
先週のラギドを思えば相当優等生な感じで。

レースは7番枠。
スタートをゆっくり出て、後方集団前めから。
4コーナーから外に回すという、いつもの四位スタイルで、
ゴール手前でさらに加速。

3着でゴールしました。

今までの出資馬の中で、
一番競馬らしい競馬をしてくれたルークはレース後のコメントも

四位騎手「返し馬で止まろうとしないなど行儀が悪く、言うことを聞いてくれなかったので競馬も出して行きませんでした。競馬に行ってからはこっちの指示をちゃんと受け入れてくれてくれましたけどね。これから教え込まないといけないことが多いけど、それだけ伸びしろが大きいということですから。距離の融通は利きそうですよ。楽しみな馬だと思います」

昆調教師「最後の脚を見ても切れ味で勝負する馬ではないので、もう少し前で競馬をしてもよかったように思いますが、調教でも返し馬でも行きたがる面を見せていたので慎重になったんでしょう。でも体に幼さを残していながら粒揃いのメンバー相手に3着ですから合格点は与えてあげないと。このあとも厩舎において調整していきますが、まだ成長待ちの状態で自力だけで勝ち上がるのは厳しそうなので、メンバーなどを見ながら使うところを見極めていきます。距離は2000m以上あっても大丈夫そうですね」

と、将来への期待を残し、まずは合格点。
おとなしく見えていたパドックは、なぜ二人引きなのかと首をかしげていたのですが、なるほど、行きたがる性格なのですね。
こういう所で父の血が見え隠れするのはとても良い事。

それでは、写真。








写真を見返して

昨日のレースで自分で撮った写真を見ながら思い返すと、パドックでの表情とレースでの表情が全然違って、ターフに出てからはとても楽しそうに目を開いていました。行きたがっていたところからも、走ることが楽しいのでしょうね。
ゲート練習でも行きたがってソワソワしていたという事を言っていた気がします。

四位騎手のコメントからもスタートがゆっくりなのは仕方ない事でしたね。物覚えが良い馬ですし、次はもっと巧くやってくれると期待しています。

レースを見返すと、前を行っていた勝ち馬が左右にフラフラしていたのにもつられず、しっかりと自分の走りに集中しているようでした。じわじわとスピードを上げるタフさも垣間見えましたし、キレるタイプではないとは言え、しっかり勝負になる末脚を持っているように見えました。
後管や脛はしっかりしているように見えますが、トモは薄いですね。
まずはお疲れ様。ケアをしっかりして頂いて、次走に大期待。

2017年11月10日金曜日

レッドルーク12日(日)京都5レース・2歳新馬(芝1800m)四位騎手

表題の通り、今月12日日曜日、京都新馬戦にて
レッドルークのデビューが決定している。

調教に騎手を多く使い意見を聞き、
工夫をしていただきながらここまできた。

最後に手綱を渡されるのは昆厩舎の1番手、
四位騎手である。

調教も余力を残しながらの好タイムを積んでおり
本番でどれだけ開放してもらえるか、楽しみだ。

四位騎手「まだ全体的に緩いので上手に手前を替えられないし、リズムに乗り切るまでに時間がかかりますが、真面目でとても乗りやすい馬。まだ子供で頼りなさもあるけど、いいものは持っていると思います」

昆調教師「体つきは華奢でまだ発達するのが遅れているように感じますが、それでもこれだけ動けるのだから楽しみな馬です」

昆調教師が他馬では今までどのようなコメントを今までしてきたのかは知らない。
しかし、体がまだ出来上がっていないこと以外は、現状の能力で上位を見据えて戦える状態に仕上がったことを示唆している。また、別のコメントでは少し気の強さを出しているというが、それに対して四位騎手の”乗りやすい”という評価から、心配することはないだろう。また手ごたえも何かを感じ取ってもらえたようだ。大変頼もしい。

ネット競馬の掲示板を眺めていてもなるほど語気強く、
多くの期待を背負っていることを誇らしく光栄で、今後を楽しみに思う。
レッドラギドの口取り写真は落選したので、今回はうかるといいなあ。

2017年11月8日水曜日

レッドラギド新馬戦結果

11月5日、京都競馬場5レース新馬戦
芝2千 13頭立て 5枠6番 鞍上 C・デムーロ

まず、注目するべきはパドックのあばれよう。
厩務員を押すわ引くわの大格闘。

周りの馬もつられてオロオロさせてしまう始末。

牧場にいたころから、近所で工事している中での育成で
そういう性格や恐怖心、不安感が残ったまま
成長してしまったのかなぁと残念に思っています

ただ

馬体は相変わらず大きく立派で、さらに逞しく見えました

これでこの恐怖心が、レースにポジティブに向くようになれば
鬼に金棒、ラギドにゴール板です。

結果は惨敗の11着だけれども、
スタートもなんなく追走し中団前目につけたあたり、
他馬を怖がっているのではなく、状況に怯えているようでした。
道中もどうにかなりそうなラギドをしっかりゴールまで導いてくれた、
C・デムーロが最初の騎手で良かったなと思いました。
11月5日レース後コメント(11着)C.デムーロ騎手「とにかく馬がまだ若くて気が小さいですね。道中もフラフラしながら走っていましたし、外に馬がいたので大丈夫でしたが、向正面でステッキを入れた時は飛んでいきそうでした。まずは使いつつ競馬を覚えさせて慣れていく必要があるでしょう」
とコメントされたように、調教のようなレースだったと思えば
次に生きる良い経験だったと、あとから言えるレースになれば良いなと思います。

それでは、写真。






2017年11月4日土曜日

明日はレッドラギドの新馬戦

明日はレッドラギドの新馬戦。

Cデムーロ鞍上で、5枠6番に入り、後入れでなかなかの良い枠。
性格的に新しい環境に臆病になりすぎなければ良いが。

優勝口取り写真には、今回初めて落選した。
それだけ期待する出資者が多く、注目されていることだろう。
前日人気はアテにならないが、それでも現在4番人気。
充分上位を狙える人気だ。

レッドジュディス、レッドヴァローレ、
レッドラペル、レッドラーザム、
これまでなんどか口取りに望んできたが、
出資馬をスーツを着ずに観戦するのはこれが初めて。

明日、どのような走りを見せてくれるか。
次につながる走りをしてくれるか。
希望しかない。

閑話休題。

元一口出資馬で、今は園田競馬で諏訪厩舎で個人馬主の元頑張っている
レッドラーザムの移籍について。
園田を3戦2勝で快勝し、大井に移籍となった。
諏訪師によると、出足が早い方ではないので
ゆったり走れる大井の方が向いているのではとのこと。

大阪に住む私はこれで気軽に応援に行くことはできなくなってしまったが
より競合ひしめく南関の荒波でもまれ。
交流競走でJRA勢に一泡吹かせるような活躍をしてくれれば、
観たか東サラ、と、少しは気が晴れるだろうか。

今後の動きにも引き続き注目したい。

2017年10月23日月曜日

レッドラギドに新馬戦の予定

新馬戦の予定が掲載された。

育成順調なレッドルークかと思えば、
まだ太めと評されるレッドラギドの方だった。
まだそんなに早い時計も出していない。

予定は11月5日(日)京都5R(芝2000m)C.デムーロ騎手。

育成中に直でみた雰囲気は一番の迫力であったので
期待はしていたが、まさかの先鋒デビュー

走り込んでも絞れないので、
レース自体を調教のように使うというのだろうか。
ゲームみたいだ。

鞍上Cデムーロは数年前武者修行で南関競馬に席を置いて長く乗っていたし、
中央では桜花賞でも下位人気のアユサンを勝利に導くなど、
思い切りの良さもある。
フランスのダービージョッキーでもあるC.デムーロなら
臆病で気難しいであろうラギドを巧く御してくれると期待したい。

短期免許の騎手に批判の声もあるだろうが、
新人騎手に変な癖をつけられたり、
中途半端に良い成績を残したせいで
下位騎手のお手馬になるよりは余程良いと思う。

とはいえ、鞍上も運というのが競馬。
この予定だって直前までどうなるかわからない。

2017年10月13日金曜日

レッドラーザムを観に行きました

10月13日金曜日
ど平日ですが、仕事を放ったらかして園田競馬へ
レッドラーザムの地方転厩2戦目を観戦にゆきました。

久々に会うラーザムの仕草は、育成の頃見せていた雰囲気と変わりない印象でした。
単勝1倍元返しの大人気で、8頭中6着。

騎手も決して上位の成績ではないですし、こういう飛ばし方もまぁあるかなという感じでしたが、場内は当然ですが、野次が多かったです。(笑)

私としては、ラーザムが引退後も走る姿を観ることができて、とても幸せでした。





2017年10月12日木曜日

レッドルークの評価が良い

レッドルークはさる8日、坂路を馬なりで
57.6-40.4-25.7-12.6 
で駆けた。

ラスト2ハロンを促し、想定以上の反応という。
明日追うそうだが、体がしっかり系でないと評されているのと、
体重が随分減っていること、頻繁に医師に
診てもらっているところが気にかかる。

先日のコメントで筋肉痛があったように、強めの負荷をかけて
スパルタ特訓の最中だと思えば、減った体重も納得であるし、
かねてより言われている厚みの薄さやも順調に解消されていく
過程なのではないかと期待できる。
そもそも筋肉とは負荷をかけて筋肉痛を伴い強くするものだ。

それにオルフェーヴルやディープも意外と筋肉はムキムキではなく、
必要な筋肉だけがついていたと池江調教師はいう。

そこまでの馬と比較をするのは風呂敷が大きすぎるが、
中長距離と言われているのでガチムチを期待しなくても良い。
これから筋肉がついて土台がしっかりして仕上がっても、
写真で見た目はそれほど変わらないのではないかと目論んでいる。

デビューに向けて堪えてほしい。

2017年10月6日金曜日

レッドルーク、レッドラギド、ゲート試験合格

レッドルークが試しに受けたゲート試験をすんなり合格し、
念のため追いきる前に復讐練習をしていたころ
レッドラギドもゲート試験をさくっと合格した。
今年の出資馬は順調のようだ。

これから早い時計を出したり、体を仕上げるなど
いくつかのステップはあるものの、
ふたりともいつでもレースに出ることができるようになった。

レッドラーザム引退ののち、園田に移籍し
すんなりぶっちぎって勝利したところあたりから
よい追い風が吹いている。

とはいえ、両馬ともギリギリで合格したゲート。
実践にむけて練習と慣れを積み上げてほしい

大型馬なので、ケガには気を付けて、しっかり育つことを祈って。

2017年9月22日金曜日

レッドルーク入厩

9月14日、アクアシャンデリア15こと、
レッドルークが昆厩舎へ入厩を果たした。

輸送中、どこかにぶつけたのか、右目の腫れがあったのと
台風の影響で数日間の休みののち、調教を開始。
先ずは馴らしとゲート練習。

物怖じしない性格だからか、鈍感だからか、
ゲート練習では当初無反応だったそうだ。

そういう性格が競争意識に影響するのか少し不安ではあるけれど、
荒くなって難しくなるよりは良い(と思う)。

以前レッドラペルがゲート練習の頃、同じように鈍感なコメントだった。
そこで本数を重ねると段々とゲート入り嫌がるようになってしまった。

ルークがそうならないよう、真面目さと素直さが続くことを祈り、
担当厩務員、助手の手腕に期待を寄せるほかない。

ルークのあの綺麗なグラデーションの尾が
3時中ごろのターフで反射する景色を夢見て。


また
レッドラギドが今週の検疫で西園厩舎へ入厩する事が決まった。
大きい大きいと言われているレッドラギドは540kg、
レッドルークも移動前に520kgはあったので、
今年の男馬は大きめで揃いそうだ。

2017年8月23日水曜日

新馬はみな育成順調だが

レッドラーザムが引退して、サラブレッドオークションで202万円の高値が付いた私のポートフォリオは、現在現役馬ゼロという、気の抜けたものとなっている。

ラーザムは母父にエアジハードが入っており、思い入れのある馬。
始めて牧場見学で会った馬でもある。

速いところをするといい動きをする、と牧場の評判も高く、デビューでは武豊騎手に騎乗を依頼することになりー…これはしかしその後都合がつかなくなり、浜中騎手に再依頼、ふられて松若騎手という流れになったがー…Gallop誌でもダイヤの原石だと記事に取り上げられ、昂った記憶も新しい。

しかしデビュー後は、芝10着、ダート8着、芝12着と、いまいち芳しくない成績の中迎えた4走目ダート1800。あれは私が次年度の出資馬の見学で日高地方をうろうろしていた頃、ラーザム渾身クビ差の2着の報をうけ、これは勝ち上がれる、と泣いて喜んだものだ。

その馬が、引退した。


抜け殻のような私の耳に、育成中の4頭の馬の順調な報告が入る。
どの馬も特に頓挫もなく、むしろ良い方向で順調に育成が進んでいる。

中でもオルフェーヴル産駒のレッドルークは語気も強く、そろそろ移動の話も検討し始めたし、ヴィクトワールピサ産駒の雄大な馬体のレッドラギドは速いところも難なくこなし、レッドレネットも馬体充分トモの使い方も巧くなって、レッドオルティスに関しては気持ちの面が心配ではあるが、調教内容は速いところもすんなりこなし、これも能力を感じさせる期待馬と思える。

どれも頼もしく楽しみでいっぱいだが、私の中にラーザムが足りない。
現状の2歳馬たちに申し訳なく思うも、気持ちの整理にはまだ時間がかかるようだ。


2017年8月15日火曜日

レッドラーザムの引退と近況アーカイブ

レッドラーザムの引退が発表されてしまいました。
2着までいって、その後も良い進化を見せていたところなので、
この時点での引退は口惜しいものです。

その後送られてきた書面によると、
サラブレッドオークションに出品され、資金分配されるようです。
250万くらいの賞金を稼いでいる馬は、おおむね100万円前後で
取引されています。
そのくらいの牡馬であれば、地方で走る姿を期待できるでしょう。

誠に残念でした。




2017年8月7日月曜日

レッドラーザム 8月6日小倉D1700未勝利戦結果

8番人気。
徐々にこの馬の方程式が完成しつつあり、
今回は勝利も見えてきたところだったので、
大阪から小倉へ、新幹線で観戦へ向かった。

先に行く馬も多くいるなか、先手を奪う事が出来ず
中団に位置を取り、3コーナー早めから鞭を入れるも
動かすこともできず、いいところをひとつも見せないまま
14着で走り抜けた。

今後の進退を含めて協議。
このまま引退か、地方で3勝をあげて中央500万下復帰を目指すか…

ひとつひとつハードルを越え、
徐々に良化を重ねて2着まであっただけに、
とても惜しく、無念だ。



2017年8月4日金曜日

レッドラーザム、8月6日小倉3R未勝利

レッドラーザム、8月6日小倉3R未勝利ダート1700mへ
加藤祥太騎乗で出走が確定した。

前走着順が10着で優先出走権がないのに、未確定の段階で新幹線と宿のチケットを既にとっていた私は抽選まで気が気ではなかったけれど、出走確定の報に胸をなでおろすのでした。

プライベートでは仕事で激務が続くところ多忙にかまけて、うっかり口取りも申し込みそびれていて、先程慌てて電話で申し込みをしたところ、すんなり受け付けて頂けました。

連戦の疲れもある中、長距離輸送もある過酷な環境ではあるけれど、小倉ダート1700mは直線が短く先行なだれ込み有利の、ラーザムに適したコース。
すんなりゲートを出て、そのまま粘り腰の個性を発揮して勝ちをもぎ取って頂きたい。

がんばれ!

2017年7月18日火曜日

レッドヴァローレ、地方競馬で二勝目!

東サラでは既に資本解体の中央登録抹消馬、
レッドヴァローレが地方転厩後2勝目を飾った。

直近の10レースほどは惜しい競馬が続いており、
中央時代の着順が想像できない華やかな内容が続いていた。

確実にレッドヴァローレの中で、レースに対する哲学が生まれ、
一皮むけた状態になっている。

4歳。

錦見厩舎に拾われて辛抱強く付き合って頂き、
今、2つ目の花を開くことができた。

おめでとう!




2017年7月11日火曜日

レッドラーザム 未勝利戦 中京ダート1800結果

7月8日、中京競馬場において、未勝利戦
ダート1800mを3番人気で出走(締切直前まで2番人気)。
16頭立て7枠13番の外目で待たされ、立ち上がり気味のところでスタート
体勢を立て直しつつすぐに出鞭を入れ先頭集団にとりつくも3番手。

そのあとは追い通し、要所要所で多く鞭が入り、
直線では持たず力尽きる形で10着に入線した。
ラーザムも6戦目、前走、前々走と調子よく走れていただけに
内容的にも厳しい敗退となった。

続けて使ってのことなので疲れもあったし
スタートで失敗した時点で戦略も柔軟に変えるべきだったろうが
新人騎手にはその余裕はなかった。

鞭に応えて順位を上げているように、
キレる脚がないながらも合図を待って前進する事もできた。

2歳戦は始まり、厩舎も後がつかえている。
未勝利戦が無くなるまであまり時間もない。
優先出走権もなくなった今、
戦略、条件を試す機会はなくなったと言ってよい。
瀬戸際である。

2017年6月30日金曜日

レッドラペル アーカイブ

引退後、東サラホームページからは降ろされてしまうので、レッドラペルの募集から引退までのコメントと写真を時系列でまとめました。

2017年6月22日木曜日

レッドラーザムとレッドラペル未勝利戦

6月17日、度重なる競争除外の結果、
レッドラペルとレッドラーザムが同日に、
阪神競馬場でレースをおこなう運びとなった。

レッドラーザムが4レースダート1800m
レッドラペルが6レース芝2400m

4レース

7番人気のレッドラーザムはスタートの運びもよく、二番手につけて先行のていをとり、3コーナーから4コーナー出口までじわじわと前を詰め、先頭にたつやたたんや所で力尽き、それでも鞭にこたえ必死で粘るも4着におちついた。


競馬らしい競馬の形になっており、相手や展開によっては普通に勝ち上がれる内容として期待が持てる。4戦目、5戦目と良いレースができたものの次で6戦目。そろそろ決めなければ未来がない。続けて使ったダメージに対する判断や、次のレースの選択がとても重要。音無師に祈る気持ちだ。


6レース

18頭立てで1頭除外の中での17番人気なので、最低人気のレッドラペルは1枠1番。奇しくもレッドラーザムが良化した騎手、枠でのレースとなる。
着順こそ2桁とふるわないものの、着差は確実に詰めておりじわじわと良化がみられる。石坂師がダートと見込んで使ったものの、芝の方が巧く走れるとの判断から芝の中長距離を選択。2400m戦となる。



良いスタートを切って先頭集団につけるかという出だしだったが、最初の直線でするすると下がり後方集団でレースをすることになった。内の経済コースをとり、馬混みのなかしっかりと走っていた。4コーナーを抜けたところで激しく鞭が何度も入り、それに健気に応えようとするラペルはじわじわと前をつめ、最終的には10着となった。人気以上に走り、確実に良化がみえ、あと数回の間に勝ち上がりの可能性も見えるレースだった。

尚、このレースのあと馬体を検査すると
全治3か月の骨折が発覚し、引退が決定した。
それについてはまた後日まとめる。


二人とも、おつかれさま

2017年6月16日金曜日

レッドラギド見学(社台ファーム)

6月2日、レッドラギド(デルモニコキャット15)を見学した。
今回の出資馬見学で、一番最後に見せていただいたのがラギドだ。
その前に見せていただいた2頭が牝馬だっただけに、なおさら大きく見える。

netkeibaの掲示板でもデブなどと悪口で叩かれていた馬ではあるが、なるほど対面してみれば身長180の私が横に立っても見上げる巨体は迫力で、数字以上にボリュームがある。




緩さはあるものの、筋肉の部位がそれぞれ判りやすく盛り上がっている。
観た印象は、デブというよりはただただ大きく、雄大。 父ビクトワールピサの影響であろう、首の振り、足踏みなど一挙手一投足がそれぞれ圧倒するものだ。 そのような図体でありながら一度パニックになった事もあるようで、そうなると制御も一苦労であったろう事は想像に難くない。 ラギドという特撮怪獣のような名前も、よりしっくりくるものと思えた。




荒木女史の解説によると、図体の割に気は小さく、ビビりがちなところはあるが、併せて走った時に怯むというようなことは無いというので、その点はほっとした。

とはいえ、近くで新施設の工事を行っている最中だったので周囲の物音にピリピリしていたように、繊細なところは確実にある。 厩舎に行った際の環境の変化やレース本番での状況にいかに早く慣れるかも見どころだろう。

また、早いところを走った時の乗り味は褒められている。
これから馬体も仕上がってゆけば迫力の快速馬が出来上がるだろう。
この夏の成長を期待したい。

2017年6月15日木曜日

レッドオルティス見学(社台ファーム)

現在育成中の15年産駒で出資したのは4頭。
なかでも一番最後に出資したのが、このレッドオルティス(マンボスルー15)だ。

出資を決めた2017年2月というのは、時期で言えば売れ残っていた状態。
 今は満口となっているのは、成長が評価された結果だ。 POG誌でも比較的掲載されている期待の一頭。 それでは馬体を観てみよう。


青鹿毛のせいか、レネットの次に見たからか、すらっと細長く見える。 つまり長めの距離向きの体形だという事が分かる。 また横幅も薄めなことから、パワーというよりはキレを生かした走りを期待したい。前足の爪が立っているように見えるので、坂道やダートでも行けるのかな、と思うが、それにはトモが物足りなく感じる。芝の2000くらいだろうか…




今回案内頂いた社台ファームの荒木女史によると、まだ溜めて弾けるような、瞬発力のある、スピードのある走りはできないので、それを覚えさせたいという。 現在は全体的に緩い感じだが、仕上がっても見た目の厚みなどはそんなに大きく変わらない。 性格的には若干気が強く、我が強いところがあるので、そこは気を付けながら進めている、とのことだ。

デビューまで急ぐ感じではなく、もうひと変わりふた変わりすることを期待できるだろう。 レッドラーザムでお世話になっている音無厩舎というのも、今回選んだ大きな理由の一つだが、牧場でじっくり付き合っていただいて、基礎を仕込みつつ成長を促して頂ける環境に感謝したい。

青鹿毛のせいか、見た目で言えば出資馬の中で一番強そうだ。
がんばれよ、レッドオルティス!

2017年6月14日水曜日

レッドレネット見学(社台ファーム)

6月2日、社台ファームでレッドレネットを見学した。

社台へ来るのも二回目とはいえ慣れない運転なので、万が一のことを考えて早めの行動をしていたら1時間ほど早く着きすぎてしまい、隣の箱根牧場へお邪魔する。 今回は時間にも余裕があるし、雨もやんでいたので、手作りチーズ体験(1000円)を行った。


生乳と生クリームをまぜてフレッシュチーズを作る。 なるほどチーズってこうやって作れるのか… などと貴重な体験をし、札幌のどこかの高校のスポーツ合宿を眺めながら、羊、水牛、牛、鶏に馬、ウサギ、などとのんびりと過ごす。

と、レネット情報はまだかと心待ちにしている諸兄を後目に


いきなりの写真を御裾分け。

今回ご案内頂いたのは東サラ動画でおなじみ、解説の荒木女史だ。

東サラ出資者ならば、共感できるだろう。すべての質問にあの声で答えていただけて、それだけでミーハーな私は舞い上がり、妻も若干引いていた。



レネットには失礼な話だが、ずっと眠たそうな目をしていると思っていたのは、そうではなくて、単に目が小さいだけだと教えていただいた。 実際近くで見ると目をくるくるさせて、愛らしい表情はとても眠たそうにはみえない。 写真と実際の見た目はこうも変わるものか。

詰まった四角い体形はいかにもパワー型の1600というイメージだが荒木女史いわく、1800までは普通にこなせそうだという。 それよりも最近は骨が強くなり、芯が入ってきたことによって丈夫なイメージがついてきたようで、当たりの強いマイルあたりを想定するならば、なおさら心強い成長だといえる。 観た感じでは若干の皮膚病は出ていたがそう気にするほどでもないだろう。

性格的にも現状問題はなさそうだ。 牝馬は一旦気難しくなると立て直しが厳しいというので、どうにかこのまま順調に行ってほしい。

2017年6月13日火曜日

レッドルーク見学(ファンタストクラブ)

6月1日、ファンタストクラブにてレッドルーク(アクアシャンデリア15)の見学。
ファンタストクラブは日高の門別競馬場から車で10分程度のところで札幌からは車で2時間弱の距離だ。



その日は門別競馬の開催があり、札幌駅より無料送迎バスがあるので、今回はそれを利用した。



時間までしばらく門別競馬場で馬券で遊び、タクシーを呼んでファンタストクラブへゆく。
一口馬主をしていると、社台以外の育成は割引と言われることが多い。そんな中ファンタストクラブは設備といい、環境といい、人といい、とても割引とは言えない、優れた施設だと感じた。

見学の準備ができるまで応接で待たせて頂いている間、和気あいあいと軽口を叩きながらも、だが不真面目ではない独特の仕事のリズムが聞こえた。こういう仕事場は、難所に差しあたった時に強い。

では、レッドルーク。



体高があるのでしっかりした印象。

写真で感じていた背が高く脚の長いイメージではなく、全体的に厚みを伴いバランスも整った印象となっていた。 競走馬らしい体形になってきたといえる。

性格的には昨年みたレッドラーザムの同時期よりもおとなしく、従順な印象だ。暴れん坊のオルフェーヴルの子だけに注意を払って育成しているようだが、今のところは煩さを見せていないそうだ。 管理の行き届いた牧場だからできる業だと、贔屓目な評価をする。

牧場評価も、他の馬と比較しては高いほうで、育成はとても順調だということだ。疲労も溜まりにくく馬体も充分で、足りないことはないという。 入厩の話は時期的なものも含め話題に出ておらず、まだ先になるだろうが、今でもいけるくらいだろうというサービストークのようなコメントも頂いた。

まだ胸もトモも張る余地がある。
しごきに耐え、迫力ある馬体になる事を願う。

ファンタストクラブさん、ありがとうございました。


余談。

見学の後は門別競馬場へもどり、最終レースまで楽しんだ。
とても綺麗な新ホールは中央競馬並みの豪華さで、人が良い塩梅で少なく、パドックと馬券売り場、コースまでの距離が小さく纏まっており、過ごしやすい場所だった。

ふとした時のスタッフの気づかいも行き届いていて和やか。現地をよく知る人に聞いて食べた”いずみそば”もとても美味しかった。とねっこデッキでバケツジンギスカンを食べながらレースを観た。




2017年6月12日月曜日

レッドラーザム、粘って2着

レッドラーザムが6月4日の阪神未勝利ダート1800戦において、
スタートを決め、じっくり先頭に立ち、粘り腰で2着に残った。
最後の直線で1番人気の馬がせりかけてきたときも、
苦しいながらも粘って一生懸命走る姿に涙腺もゆるんだ。
恥ずかしながら、私の一口馬主での最高着順。

今までレースではいいところを見せることができなかったが、
調教では良く見せるなど、その能力は期待できるものであっただけに、
レースをレースとして認識して、頑張って走ることができるように
なったのはとても大きな前進だ。

私はレースの前日、社台ファームを訪れ、育成馬を管理をしている方に
昨年のラーザムについて伺った。
「アグネスラズベリの上の兄弟と同じように、
当初から比較的うるさいところはあったが、
成長とともにそういった面も見せなくなった。
能力的にも勝ち上がれないことは疑問符が浮かぶ。」
ハミを取らないなどの抵抗は、幼いころの悪いところが出ていたのだろうか。
今回の前進は素直にうれしい。

とはいえ、次で5戦目だ。節目となるレースだけに次は決めて欲しい。
状態をみて、つづけて使う予定だ。

頑張れ、ラーザム!

2017年6月3日土曜日

ラーザムの未勝利戦出走確定と見学

今週末日曜日にレッドラーザムの未勝利戦出走確定。
私は北海道へ、出資馬見学に来ており観戦できません。

居ない時に勝つならそれはそれでとても嬉しい事ですが
そうすると観に行くから負ける、
みたいなジンクスもできて悔しいですね(笑)

今回見学したのは
レッドルーク
レッドレネット
レッドオルティス
レッドラギド
です

戻り次第、振り返りながらじっくりと更新します。
先ずは明日、頑張れレッドラーザム!

2017年5月14日日曜日

レッドラペル、未勝利戦結果

5月13日京都競馬場、芝2000m雨、レッドラペルは1枠2番で出走した。



舌を縛っているようだ。
周回重ねると少し口泡が増えてきた。
甘える仕草は無かった。
すこし腹周りが切り上がっていて、減って見えた。
レースが近づくと徐々に我慢が解けて小うるさくなってきたが、程よい気合い。
返しはスムース。


後方からのスタートで、前にナニアヒアヒを置いて向こう。
うちを回って最後の直線、周囲が遅くなったのか、ラペルは加速したように少し順位を上げたように見えた。



確かにレベルの低い相手の中、着順は後ろの方だったが、今までよりは悪くないように見えた。
後方スタートだったが、先団に取り付けば面白い競馬ができそうだ。
次は良馬場の芝を期待したい。

2017年5月11日木曜日

レッドラペル3戦目の予定が決まった

レッドラペルの3戦目の出走予定が決まった。
京都芝2000mで、鞍上は松若風馬騎手。
ダートからの転向、距離を伸ばしての条件変わりは面白い一戦になるだろう。
状態が良ければ。

この出走決断に至るまでの石坂正調教師の姿勢には大変失望した。

半端な状態での帰厩、
問題に対する改善努力の放棄、
見通しがないと自身が判断する中での出走決定

勿論競馬は紛れのあるスポーツ、負けると決まったわけではないが、それでも勝つためには、調教師や厩務員は最善を尽くすものだと思っていて、生き物を扱う師業であるがゆえに、それが正しく、美談だとさえ思いこんでいた。

しかし厩舎は、競馬界における営利団体。利益を生まない、産む可能性の低い馬は淘汰してゆくのだという姿勢があるという面も事実の一つとして受け止めなければならないと思い知らされた。

今は出走回数を未勝利で走れる5回まで稼いで、早く厩舎に空きを作りたい、というのが石坂正調教師の本音だろう。それまで、条件を替えて試すように選択してゆくのだと思うが、なんとか、前進を見せて師の気を向かせて欲しい。

過酷はあるが、まだ私はラペルを諦めていない。

2017年5月6日土曜日

レッドラーザム3戦目結果


5月6日土曜日、京都4レース未勝利戦、芝1600m 7枠14番 12番人気での出走。

パドックでは始終ハミを口の中で遊び、歩様もトボトボと覇気なく、荻野極騎手が跨った処は少しピリっとしたものの臨戦というには厳しい印象。育成中に北海道でみた、あの美しさの片鱗はみえず、まるで別の馬かと見紛ったと思う程であった。

しかし返し馬はすんなりと気持ちよく走り、スタートもごぶに出たものの、行き脚が付かずスルスルと中団後方へ後退し、3コーナーからは騎手も押し押し、見せ鞭を使うなど必死のていでようやく直線へ向かう頃に少しやる気を見せたものの時すでに遅く12着へ沈んだ。走破タイム1:35.3、上り35.4。勝ち馬が1:33.7の35.5。

坂路調教では良い時計を出すので、角馬場での練習が圧倒的に足りないのだろう。
その部分を実践で補う狙いがあるのだろうが、現状は厳しい。

今後については、このまま厩舎において続投の線が濃厚だ。

レースは競うものだという事を、馬に判らせる必要がある。
馬を水辺に連れていくことはできるが、水を飲ませることは難しい ということわざがある。良い状態でレースへ連れて行っても、本人がレースをする気がないのであれば、目的に対して意味をなさない。フィジカルな面では充分通用する素質を見せているだけに、このまま終わらせるのはとても勿体ない。

このペースで行けば、おそらくあと二戦で勝てなければ引退だろうか。
いよいよ後がない。

2017年5月5日金曜日

レッドラーザム、3戦目を控えて

レッドラーザムは5月6日土曜日に、未勝利戦京都4R1600m芝を荻野極騎手で使う。
枠順は7枠14番。

母がスプリンター、母の父エアジハードもマイルなので、
距離短縮の報に、ようやくこの条件がきたと万感の思いを迎える。

内枠有利のコース半周。
外目なので積極的に位置を取りに行く必要はあるが、
偶数なので待たされないのは幸いなこと。

相手関係も、さほど強い馬がおらず、どの馬もこの相手なら…という虎視眈々の中、ラーザム最大の敵は己。
ハミを自ら外して走る気をなくしてしまうなど、悪い癖をもっているだけに不安は尽きないが光明も差している。
先日調教で併せ、負けず劣らず食らいついたアドミラブルは青葉賞を快勝し、ダービーへ向かう。
未勝利で終わる器でないと、祈るばかりだ。

ラーザムには未来を勝ち取ってほしい。

2017年4月10日月曜日

まだ、レッドヴァローレは走っている

元出資馬のレッドヴァローレが名古屋所属で走っているが、
同年代の東サラ募集馬のレッドブリエと隣の枠で走ることになった。

4月10日、名古屋競馬第三レース。

まるでレースができなかったヴァローレも回数を重ねるうちにそれなりに競馬ができるようになったところでの、不運のディープ産素質馬とのレース。 もはや解体したファンド馬と、未だ中央復帰に燃え続ける馬との対比が渋く滲んでいる。 前を走るブリエを2番手で必死に追いかけるヴァローレ。

最後は足が切れてしまう事もわかっていたから、間に1頭、2頭と入ることで空いてゆく差に、ブリエよ、中央復帰を果たし晴れやかな舞台で活躍してくれと祈る思いと、拭いきれない嫉妬の交錯に、堪えない気持ちが湧いた。

地方競馬でも負け続け、いつまで走らせて貰えるのかわからないけれども、走ったところで元出資馬というだけで、お金の関係もないけれども、まだ見ぬ1勝を夢見ている。

そして未だ途切れない線を紡ぐブリエを応援します。