レッドバンディエラ引退（アーカイブ）

 レッドバンディエラの引退が決定した。

武幸四郎厩舎初年度の馬で、キタサンブラックの子供ということで夢をみた馬であったが、未勝利で終了ということになった。

調教ではよく走るものの、本番へ向かうとフォームがバラけてしまうという問題で、レース自体も芝、ダート、距離など適正を見つけられないまま、引退の運びとなった。

今後はサラブレッドオークションへ行く予定だ。フォーム自体はいいので、地方で走ることができればもう少し成績も前進できるのではないか、と考えている。

武幸四郎の本馬に対する早期見切りと、出走数を消化するだけのレース選びから見る興味のなさに絶望した。資本解体されると記録もみれなくなるので、記録する。

年齢

3歳

性別

牡

毛色

黒鹿毛

父

キタサンブラック

母

スタイルリスティック

母父

Storm Cat

所属

栗東

厩舎

武幸四郎

競走成績

0-0-0-6

クラス

レッドバンディエラ

記録

• 2022.06.13

  引退

  本馬は6月11日の中京競馬・3歳未勝利戦に出走し14着での入線。これまでの戦績、また「3走成績による出走制限（8月11日まで平地競走に出走できない）」を受けたことを踏まえ、本馬の今後について関係者間で協議した結果、誠に残念ではございますがここで引退の結論に至りました。出資会員の皆様には追って書面にて詳細をご報告させていただきます。なお、本馬はサラブレッドオークションへの上場を予定しております。長い間、レッドバンディエラ号にたくさんのご声援をいただきありがとうございました。
  
  武幸四郎調教師「前回あたりから追い切りでの走りが少しまとまってきていたので、連闘での変わり身に期待して送り出しました。しかしレースでは今回もストライドが伸びず、手先だけの走りに。調整方法に変化をつけるなど矯正を意識して進めてきたのですが、最後までこの馬の走りを引き出すことができませんでした。何とかバンディエラ号に初勝利をという気持ちで進めてきましたが、皆様の期待を大きく裏切るような結果となってしまったこと大変申し訳なく思っています」
• 2022.06.11

  6月11日レース後コメント（14着）

  武幸調教師「連闘にしてはそこまで硬さも出ず、状態は悪くなかったと思います。なんとかタイミングが合ってスタートは出られましたが、やはりペースが速くなるとギアが変わらないので、ついていくのに精一杯になってしまいますね。バンディエラとしては頑張って走ってくれているのですが、どうしても手先だけでストライドが伸びず、スピードに乗れない走りになってしまいます。調教のペースならついてはいけても、競馬になるときついですね。なんとか走りが変わらないかと坂路でやったりウッドで矯正してきたのですが、結果が伴わずすみません。経験上、数ヶ月で走りが劇的に変わるかと言うと難しいところもあるので、今後に関してはクラブ側と協議していきます。走りには前向きで一所懸命走る馬なので、なんとかしてあげたかったのですがすみません」
• 2022.06.09

  栗東：武幸四郎厩舎

  角馬場後、坂路1本。
  坂路　64.4-47.6-31.6-15.5　馬なり
  
  武幸調教師「今週出走できる可能性もあるので軽く乗っておきました。大きな疲れや痛みも感じられませんし、元気もいいので状態は維持できていると思いますよ。ただ、体は問題ないのですが、今回は結構長めから攻めたこともあり、気持ちとしてはギリギリかなというところが見て取れるので、使えるなら今週使うつもりでいます。前回少し内容に前進があったので、同じダート1400mをと考えていますが、入らない場合は他の条件も視野に入れていきます。今回の結果と内容次第で今後を決めるつもりでいるだけに、少しでも変わり身を期待したいところですね。入るかわからないので騎手はこれから調整しますが、今回も最後までしっかり追ってきてもらいたいので若手で考えています。いい状態を維持して競馬に迎えるように、しっかりケアして力を出せるようにしてあげたいと思います」
  ※6月11日（土）中京2R・3歳未勝利（ダ1400m）に角田大河騎手で出走します。
• 2022.06.08

  栗東：武幸四郎厩舎

  角馬場でハッキング。
  武幸調教師「競馬後も大きなダメージは確認されませんでしたし、間を置かずに続けて使うつもりなので今日（水）から乗り出しています。軽くハッキングだけ乗ってみましたが、歩様もシャンとしていて背腰の感じも大丈夫ですね。使ったなりの疲れはあると思いますが、すぐに使っていける状態にありそうですよ。前回は休み明けというのもありましたし、使って変わる可能性もなくはないので、もう一度使ってから今後を考えるつもりでいます。想定を見て今週入りそうなら連闘も視野に入れて、入らない場合は来週以降で使えるところを探っていきます」
• 2022.06.05

  6月5日レース後コメント（13着）

  武調教師「すみません。追い切りで少し走りがまとまってきていたので、変わり身があればと思っていたのですが。騎手には最初からある程度ついていくように話していました。スタートからそこまで遅れずついていけた点は良かったと思います。砂を被っても気にしなかったようですし、やる気はあるので前へという気持ちは切れなかったようです。ただ、やはり脚は一生懸命に回転させているのですが、ストライドが伸びないのでペースを上げることができないですね。もっと体全体を使って走れるといいのですが、気持ちも焦ってしまうのか噛み合わないところがあります。すぐには変わらないかもしれませんが、前半の内容は良化したように徐々には良くなってきてはいますよ。続けてもう一度使うつもりですが、権利もないのでどうするか考えていきます」
• 2022.06.02

  栗東：武幸四郎厩舎

  運動のみ。
  武幸調教師「今日は運動だけにしています。昨日（水）馬場入りを嫌がったのが気になっていたのですが、今日は落ち着いていて感じは良かったですよ。見た目に疲れがきている感じもなく体の張りなどもいいので、走れる状態と言っていいと思います。予定としては芝の1600mに向かうつもりだったのですが、想定を見たところ除外の可能性が結構あるということでした。芝2000mも考えたのですが、現状の体力と走りだとあまり長いところは苦しいと思うので、ダート1400mに向かうつもりです。今回は結構乗ってきているので、来週まで延ばすよりは今週いい状態で使いたいというところで、ご理解いただければと思います。少しでも斤量は軽い方がいいと思いますし、変化を求めるためにも最後までしっかり追ってきてもらいたいので、今回は若手の角田大和騎手に依頼しました。気持ちと走りが噛み合えばもっとやれるはずで、前進を期待したいところです」
  ※6月5日（日）中京4R・3歳未勝利（ダ1400m）に角田大和騎手で出走します。
• 2022.06.01

  栗東：武幸四郎厩舎

  角馬場後、CWコースで追い切り。
  CW
  レッドバンディエラ　52.5-38.2-12.0　馬なり
  ウイングスオブラヴ　52.3-38.0-11.9　馬なり
  
  武幸調教師「先週までしっかりやって息はできたので、今日は終いだけ伸ばす感じで追い切りました。走るフォームは変わらないものの、先週よりも最後のスピードの乗りは良かったですね。そこまでバラバラになることもなく、我慢して走ることができていましたよ。ただ、今までで初めて馬場入りを渋るようなところを見せていたので、ここまでしっかりやってきて体はしんどくなってきているのかもしれません。あとは競馬のスピードになってどこまで冷静にフォームを崩さず走れるかというところになりますが、徐々に体はしっかりしてきてフォームも安定してくるはずなので、何とか変わってもらいたいところですね。体力と仕上がりを考えて今週走らせたいと思っていますが、節も見てどうするか決めていきます」
  ※6月5日（日）中京6R・3歳未勝利（芝1600m）を予定。
• 2022.05.26

  栗東：武幸四郎厩舎

  本日は角馬場で調整しました。
  武幸調教師「今朝（木）は角馬場などでハッキング調整をおこなってからゲート練習をおこないました。追い切り後も疲れは見せておらず、テンションも上がっていません。この後は明日（金）から再びコース入りし、来週日曜日の中京・芝1600mに向けて調整を進める予定。ジョッキーは調整中です」
  ※6月5日（日）中京6R・3歳未勝利（芝1600m）を予定。
• 2022.05.25

  栗東：武幸四郎厩舎

  角馬場後、CWで追い切り。
  CW
  レッドバンディエラ　84.6-69.6-54.3-38.9-24.4-12.3　一杯
  キングクー　　　　　83.3-68.6-53.5-38.3-23.8-11.9　馬なり
  
  武幸調教師「日曜までは坂路で乗ることでトモを含め全体を作ってきましたが、気になるところもなかったので今日はウッドで追い切りました。道中はまだいいのですが、最後スピードが上がるとやはり走りがバラバラというか安定しない感じになってしまいますね。息を作る意味で最後はやっておきましたが、なかなか加速できず遅れてしまいました。前回の競馬前と比べれば多少まとまりが良くなった感じはしますが、まだ下でやるのも1本目でしたし、今日は長めからやったこともあるかとは思うので、これで変わってきてもらいたいところではあります。飼い葉も食べていて体調面は問題なくきているので、乗り込んで少しでも変化を求めていきたいですね。週末の息遣いなども見てから最終的に判断するつもりですが、今のところ来週の競馬を考えていて、現状どの条件が一番走れるかを見極めながら番組を決めることにしています」
• 2022.05.19

  栗東：武幸四郎厩舎

  運動のみ。
  武幸調教師「昨日（水）時計を出したので運動だけにしています。昨日は40くらいまでペースを上げてやりましたが最後まで馬なりで、戻ったばかりとしてはいい動きだったと思います。体型や筋肉量は大幅には変わってはいないものの、徐々に体力も強化されて良化してきているのは間違いないですね。競馬でももう少しゆったりと体全体を使って走れるようになると変わってくるとは思うので、そのあたりを意識させながらやっていくつもりでいます。そこまでうるさい馬ではありませんが、落ち着いて競馬に臨めるようにというところも考えて進めていきたいですね」
• 2022.05.18

  栗東：武幸四郎厩舎

  角馬場後、坂路1本。
  坂路　54.2-39.9-26.5-13.4　馬なり
  
  武幸調教師「だいぶ活気が戻って動けるようになってきたということで帰厩させました。数字は増えていますが、そこまで太くは見えないので成長した分もありそうですよ。今日は坂路を40くらいで上がってみましたが、最後まで手応えもあったようで、1本目としては十分な動きだったと思います。集中を切らす感じもなかったので、馬体、気性とも進めていって大丈夫そうですね。どうしても脚が短めな上に気持ちだけ先走ってしまうので、脚の回転と体が噛み合わない面がありますが、そのあたりがフィットしてくると競馬ぶりも変わってくるはずです。調教で動けないわけではありませんから、競馬でもいいフォームで走れるように教えていきたいですね。牧場でもかなり乗ってもらっていて、今日の息も悪くなかったですし、あまりやり過ぎるとまた気持ちだけ盛り上がって走りがバラバラになりそうなので、そのあたりも踏まえて番組を決めていきます」
• 2022.05.13

  ノーザンファームしがらき→武幸四郎厩舎

  馬体重480キロ。
  坂路では15-14ほどの速めの時計を週2回出しています。調教中は気を抜くことはなく、行きっぷりや動きも上々ですし、強めの調教を消化した後も脚元などに疲れは見られず健康体です。緩めずしっかり乗り込んで態勢が整ったことから、本日（金）の検疫で栗東・武幸四郎厩舎に帰厩しました。
• 2022.05.06

  ノーザンファームしがらき

  馬体重480キロ。
  調整は順調に進んでおり、強めの調教を週2回おこなっています。15-14ほどの牧場レベルのメニューであれば楽にこなしていますし、普段も調教中も活き活きしています。近いうちに帰厩するプランもあるため、坂路でのスピード調教を継続しつつ、周回コースを長めに乗って持久力を付けるなど緩めず乗り込んでいくつもりです。
• 2022.04.29

  ノーザンファームしがらき

  馬体重476キロ。
  引き続き周回コースと坂路で調整をおこなっています。週2回は坂路で15-14や14-13を消化し鍛えているところですが、力が備わってきたのか、楽な手応えを保ったまま走れるようになりましたし、促した時には反応も示しています。また、負荷を掛けた後も筋肉に疲労が出ることもなく、フレッシュな状態をキープ。帰厩までもうしばらく乗り込んでいくつもりです。
• 2022.04.22

  ノーザンファームしがらき

  馬体重480キロ。
  ここにきて活気が戻り、調教中もピリッとした面を見せるようになってきました。毛ヅヤが良くなり、馬体に張りが出てきたことからも内面の疲れが癒えたのかもしれません。現在は周回コースと坂路を併用して調整しているところですが、来週以降も週2回は坂路で15-15や15-14ほどの時計を出して帰厩の声が掛かるのを待つことにしています。
• 2022.04.15

  ノーザンファームしがらき

  馬体重477キロ。
  予定通り今週から15-15を開始しました。少しおとなしいのは気になるものの、動き自体は問題ありませんし、気持ちを切らすことなく走っています。まだ具体的な帰厩プランはないものの、いつ帰厩の声が掛かっても対応できるよう緩めず乗り込んでいくつもりです。

  
• 2022.04.08

  ノーザンファームしがらき

  馬体重476キロ。
  引き続き周回コースと坂路で調整をおこなっており、坂路ではハロン17秒前後のペースで乗っています。もともとレース後の疲労がほとんどなかったこともあり、既に心身ともにリフレッシュは完了済み。立ち上げも順調に進み、いつでもペースアップできる状態にあることから、来週半ば以降に15-15を開始するなど調教を強めていく予定です。
• 2022.04.01

  ノーザンファームしがらき

  馬体重470キロ。
  先週末に乗り出し、現在は周回コースで軽めの調整をおこなっています。馬体は順調に回復していますし、トモの疲労感もほぼ解消しており、すぐにペースを上げられそうです。心身ともに不安のない状態にあるため、来週から坂路でも乗り出すなど負荷を掛けることで良化を促していきます。
• 2022.03.25

  ノーザンファームしがらき

  馬体重456キロ。
  水曜日に入場しました。調教師から「競馬に行くと気持ちが焦ってトモがバラバラになってしまう」と報告を受けており、その影響か両トモに疲れが見られます。馬体を見た感じ、あのような競馬になる馬とは思えないだけに、挽回できるよう心身両面の成長を促すためにメリハリをつけながら調整していくつもりです。
• 2022.03.23

  武幸四郎厩舎→ノーザンファームしがらき

  本日（水）ノーザンファームしがらきへ移動しました。
  武幸調教師「なかなか結果が出せず申し訳ありません。まずは焦らず自分の走りをできるようにするのが第一ということで、ペースが落ち着く中距離を使わせてもらったのですが、どうしても走りと気持ちがうまく噛み合っていない感じ。コースでジックリ追い切りながら全体を強化させているので、追い切りの動き自体は徐々に変わってきてはいるものの、それがレースに行って結果に結びつかない現状です。競馬を覚えているうちに続けて使いたかったので詰めて使ってみましたが、現状だとすぐには変わってこない感じですし、次は出走制限も関わってくるため、一旦放牧に出して牧場で乗り込んでもらうことにしました。馬体や走りが急激に変わるかは何とも言えませんが、次はレースぶりが変わるようにしっかりやっていきます」
• 2022.03.21

  3月21日レース後コメント（17着）

  武幸四郎師「すみません。中1週だったので体重が減るのは想定内でしたが、体の感じは細くもなく良かったですよ。スタートして今までよりはついていけそうだったのですが、向こう正面の流れが落ち着いたところでも全然スピードが上がらなかったですね。浜中騎手も追い切りでは動けるようになっていたので変わる可能性はあると思っていたようですが、競馬になると走りが全くまとまらなくてバラバラになってしまうということでした。そこで無理に行かせようとしても更に走りが悪くなってしまうということで、騎手もどうしようもなかったですね。追い切りを見るともう少しやれておかしくないのですが、もっと力をつけて体と気持ちが嚙み合うようにならないと競馬に参加できないままになってしまいそうです。タイムオーバーにはならなかったですが、このまま続戦しても同じことになると思うので、一度放牧に出してまた乗り込んでもらうつもりでいます。徐々に普段の動きは変わってきてはいるので、ある程度時間をかけて乗り込んでもらい成長を待ちたいですね。少しでも変わってくるように考えていきたいと思います」
  ※3月23日（水）にノーザンファームしがらきへ放牧に出る予定です。
• 2022.03.17

  栗東：武幸四郎厩舎

  運動のみ。
  武幸調教師「運動だけで様子を見ていますが、脚の運びはしっかりしていて背腰も問題なさそうですよ。前回が走り切ったという競馬でもなかったので、回復は早かったですね。まだ馬場状態に左右されて調教でも動けたり動けなかったりと走りが安定しないところはありますが、いい走りができた時は能力を感じさせますからね。その走りが競馬でも出せるように考えていきたいと思っています。想定を見たところ、阪神はおそらく節で入らない感じなので、今のところ中京の芝2000mに浜中騎手で向かうつもりです。ただ、ここも1600mから回ってくる馬がいると除外の可能性もあるため、その場合は来週以降にスライドするつもり。1400mや1600mだと同じ競馬になりそうなので、中距離を狙っていきたいと思います。着順はもちろんですが、内容も前進させられるようにやっていきます」
  ※3月21日（月）中京5R・3歳未勝利（芝2000m）に浜中俊騎手で出走します。
• 2022.03.16

  栗東：武幸四郎厩舎

  角馬場後、CWで追い切り。
  CW
  レッドバンディエラ　53.1-38.5-12.5　強め
  ツーボンド　　　　　53.0-38.4-12.3　強め
  
  武幸調教師「先週のレース後の状態をずっと見てきましたが、大きなダメージも見られなかったので日曜に坂路で軽く時計を出しています。今週の出走を視野に入れて今日はウッドでやっておきましたが、気持ちも前向きで真面目に走っていました。まだ体を大きく使い切れない面はありますが、その辺をうまく補うことができれば競馬もしやすくなるでしょう。それでも見た目に筋肉が付いてしっかりしてきましたし、競馬の意識が残っているうちに続けて使った方が良さそうな感じなので今週使うつもりです。想定を確認してからにはなりますが、阪神の芝1800mを本線に考えています」
• 2022.03.10

  栗東：武幸四郎厩舎

  角馬場で軽めの調整。
  武幸調教師「ガクッとくることもなく、目に見える疲れもなかったので今日から乗り出しました。出掛けこそ多少硬さがあったもののすぐにほぐれていましたし、歩様もシャキッとしていて状態面は問題なさそうですね。背腰やトモもケアしていけば問題ない程度の疲れで、このまま進めていけそうです。追い切りの動きが良くなっているように、あそこまで動けないことはないはずですし、競馬になると焦ってしまって走りがバラバラになる部分もありそうなので、使いながらでも慣れさせていきたいところ。息自体はできているので、来週でも使えるように状態を整えていきます」
• 2022.03.09

  栗東：武幸四郎厩舎

  運動のみ。
  武幸調教師「ここまで様子を見てきましたが、脚元はスッキリしていて問題ないですね。馬体も使ったなりの疲れはありますが、背腰などは思ったよりは大丈夫ですよ。これなら続けて使っていけると思います。調教での動きが良くなっていたので変わり身がないかと期待していたのですが、現状まだ芝ダート問わず全体に力を付けていかないといけませんね。坂路だとパワーが足りなくて最後の走りがバラバラになってしまうところがあるので、今まで通りCWで長めをジックリ乗り込みながら全体を強化していきたいと考えています。競馬に使ったことで上向いてくる部分はあるでしょうし、このまま問題なければ続けてもう一度使うつもりでいます。もう少し道中ゆったり流れる競馬での追走などを確認してみたいので、次は1800mくらいを考えていますが、節でいつ出られるかわからないので、来週から入るようなら使えるように準備していきますよ」
• 2022.03.05

  3月5日レース後コメント（14着）

  武幸四郎師「中間長めからしっかりやって体はできていたと思います。以前に比べれば体も気持ちも徐々にどっしりしてきて馬の感じは悪くなかったですよ。スタートはそれなりに出たものの芝でも行き脚がつかなかったようですし、どうも走りが縮こまっている感じで道中もスピードが上がらなかったようです。常に仕掛けながらついてはいけましたが溜まるところもなくて、最後までなだれ込むだけの競馬になってしまいました。騎手に聞くと『喉は気にならなかったけど、全体に非力であれ以上急かすとバラバラになりそうだったので、上がるに上がれなかった』ということでした。良くなってきているとはいえもっと力をつけていかないといけないですね。どちらかといえば芝のほうがいいかなという感じですし、使って良化する部分もあるとは思うので、馬に問題なければ厩舎に置いてもう1戦と考えています。スタミナに不安もありますが、もう少し距離があった方が追走できるかもしれませんし、節でいつ使えるかわかりませんが芝の中距離を視野に考えていきたいと思います」
  
  
  
  
• 2022.03.03

  栗東：武幸四郎厩舎

  運動のみ。
  武幸調教師「昨日は馬場が悪かったこともあって先週までに比べると動けませんでしたが、『馬体に重さはありませんし、息遣いも特に気にならなかったですね』ということだったので、仕上がり自体はいいと思います。ひと息入れてからしっかり乗り込んできたので、ここにきて疲れがきたのかと思いましたが、馬は活気があって状態はいいですし、単純にまだ重い馬場では動けないということでしょう。道悪での競馬になるのは嫌だなと思っていましたが、週末まで天気は持ちそうなので芝の良馬場での走りをしっかり確認したいですね。徐々に体力も付いて良くなってきているだけに、変わり身を期待したいと思います」
  ※3月5日（土）阪神5R・3歳未勝利（芝1600m）に岩田望来騎手で出走します。
• 2022.03.02

  栗東：武幸四郎厩舎

  角馬場後、CWで追い切り。
  CW
  レッドバンディエラ　84.5-69.3-54.3-39.3-13.1　強め
  ゲーテ　　　　　　　83.5-68.4-53.6-38.7-12.6　末強め
  
  武幸調教師「今週使う予定なので、息を作る意味で長めからやっておきました。先週までの感じが良かったのでどのくらい動けるかと思っていましたが、今日は雨で馬場が多少重かったのもあって動き切れない感じでしたね。今日は助手が騎乗したのですが、『所々で下を気にしていて、走りのバランスが悪くなりました』ということだったので、非力な面が出てしまったのかもしれません。それでも最後まで気持ちは切らさずに前へという気持ちは見せていたようです。もう少し全体に力が付いてくるとウッドでの走りも良くなってくるとは思いますが、それでも以前と比べればだいぶ動けるようになっていますからね。この状態で、芝でどれだけ走れるか見てみたいと考えています。浜中騎手が急遽中山での騎乗になったということなので、今回は岩田望騎手に依頼しました」
  ※3月5日（土）阪神5R・3歳未勝利（芝1600m）を岩田望来騎手で予定。
• 2022.02.24

  栗東：武幸四郎厩舎

  運動のみ。
  武幸調教師「今日は軽い調整です。先週長めからやった後は少し疲れが見られましたが、それを乗り越えて状態は一段上がってきていると思います。力強さという点ではまだ物足りない部分もありますが、ウッドでの動き自体は確実に良化していて、馬体にもメリハリが出てきました。腹回りに多少余裕はありそうですが、週末、来週と追い切って競馬で馬体としてはちょうどいいと思いますよ。まだ掴み切れないところはあるものの、芝でどんな競馬ができるか見極めるためにも、来週までキッチリ仕上げていきたいと考えています」
• 2022.02.23

  栗東：武幸四郎厩舎

  角馬場後、CWで追い切り。
  CW
  レッドバンディエラ　53.2-37.6-11.8　強め
  クロニクルノヴァ　　53.6-37.9-11.9　一杯
  
  武幸調教師「今週も浜中騎手に乗ってもらって追い切りました。先週長めからやってしっかり負荷を掛けたので今日は距離を短くしておきましたが、最後の反応などを見るとやはり動けるようになっていますね。浜中騎手も『全体に力を付けていて、走りも良くなってきていますね』と話していましたし、色々と経験しながら成長してきているのだと思います。喉も今はほとんど気にならないということですよ。騎手のイメージとしてはやはり芝なら綺麗な馬場の方が良さそうということですし、小倉の悪い馬場を走ることでガクッとくることも考えられるので、競馬は来週の阪神に向かうつもりでいます。まずは芝でどんな走りができるかというところですが、去年と比べて良くなってきているのは間違いないので、力を出せるように来週までしっかり仕上げていきます。乗り役は浜中騎手に依頼しました」
  ※3月5日（土）阪神5R・3歳未勝利（芝1600m）を浜中俊騎手で予定。
• 2022.02.17

  栗東：武幸四郎厩舎

  角馬場後、CWで追い切り。
  CW
  レッドバンディエラ　83.5-67.7-52.8-38.1-12.1　仕掛け
  ゲーテ　　　　　　　83.4-67.7-52.7-38.0-12.0　馬なり
  
  武幸調教師「浜中騎手に乗ってもらってウッドで追い切りました。長めから併せ馬でやりましたが、浜中騎手によると『以前よりは力が付いて、息遣いも良くなっていますね。ただ、まだ非力というか走りが安定しないところがあって、ウッドだと動き切れていない感じもありました』ということでした。まだ戻って1本目なので仕方がない部分もありますし、今日長めからやったことで上向いてくるとは思いますよ。徐々に体も使えるようになってきているので、乗り込みを続けて更にパワーアップさせていきたいところです。今日の動きも含めて騎手に小倉の馬場がどうか聞いてみたところ、『あまり荒れた馬場だと走りのバランスが取れずキツイかもしれません』ということでしたし、『もう少し乗ってからの方が良くなりそうです』という話もあったので、今のところ競馬は来週か再来週の阪神芝1600mに向かおうかと考えています。週末と来週の動きも見たうえで、どこを使うか決めるつもりです」
• 2022.02.16

  栗東：武幸四郎厩舎

  角馬場で軽め。
  武幸調教師「明日追い切るので、今日は軽く体をほぐしました。日曜にCWで1本目の追い切りを消化しましたが、古馬相手になかなかいい動きを見せていたように、いい状態で戻ってきたと思います。牧場でしっかり乗ってもらったこともありますが、やはり競馬を使って色々経験したことで馬体も気持ちもいい方に向いてきた感じですね。体つき自体は大きくは変わらないものの、全体に一段しっかりしてきた感じがしますよ。この感じなら今週と来週である程度仕上がると考えているので、状態次第にはなりますが今のところ来週の阪神か小倉に向かうつもりです」
• 2022.02.10

  栗東：武幸四郎厩舎

  乗り運動後、CWで軽め。
  武幸調教師「明日から時計を出す予定で、今日も軽く流して体をほぐしています。競馬を使ったことで多少なりとも体はしっかりしてきましたし、元から成長するのはこれからと見ていた馬なので、ここから変わってくる余地は十分あると思いますよ。体力も強化されてきて、普段の所作にも余裕が感じられるようになっていますしね。気性面に関しては使いながら慣れてくれれば…といったところですが、体が動くようになってくればレースでの精神面も変わってくると思うので、いい方向に持っていってあげたいと考えています。速いところを何本かやってみてから、芝のどの番組を使うか判断するつもりです」
• 2022.02.09

  栗東：武幸四郎厩舎

  角馬場後、CWで軽め。
  武幸調教師「昨日（火）帰厩しました。目に見えて変わってきたとまではいかないですが、徐々に身は入ってきたようで、しっかりしてきた感じはしますね。今日は初日としてはそこまでうるさくもならなかったですし、精神面も含め少しずつではあるものの成長が窺えます。今日（水）はさっそく馬場に出して軽くキャンターで走らせてみましたが、活気もあって状態は良さそうですよ。今のところ金曜から時計を出していく予定で、その動き次第ではありますが、1回阪神3週目の芝1600mか2回小倉最終日の芝1800mあたりで考えています」
• 2022.02.08

  ノーザンファームしがらき→武幸四郎厩舎

  本日（火）の検疫で帰厩しました。
• 2022.02.04

  ノーザンファームしがらき

  馬体重482キロ。
  引き続き周回コースと坂路で調整をおこなっています。坂路では15-14ほどの時計を出していますが、体力が付いたことで持続力が増し、トモが強化されたことで動きも着実に良化してきました。今回の休養で馬体もひと回り成長。筋肉の張りが目立ち、全体的に逞しくなっています。来週中に栗東・武幸四郎厩舎に帰厩する予定です。
• 2022.01.28

  ノーザンファームしがらき

  馬体重474キロ。
  今週火曜日に若干ペースアップしたところで、坂路で15-14ほどの時計を出しました。トモに力が付きつつあり、以前より前後のバランスの均衡が取れていますし、体力も備わって楽な手応えのまま駆け上がれるようにもなってきました。また、強めの調教をおこなった後も脚元や筋肉に疲れを見せることもなく、丈夫さも健在です。再来週までに栗東・武幸四郎厩舎に帰厩する予定で、帰厩まで週2回は速めの時計を出してコンディションを整えることにしています。
• 2022.01.21

  ノーザンファームしがらき

  馬体重472キロ。
  周回コースと坂路を併用して乗り込んでおり、坂路では週に２回、15-15ほどの調整をおこなっています。トモがしっかりしてきた分、以前より楽な手応えで坂路を駆け上がれるようになりましたし、負荷を掛けた後でも飼い葉食いが落ちることはなく、馬体重も増加傾向にあります。このまま順調にいけば、来月上旬には帰厩に向けて態勢が整いそうです。
• 2022.01.14

  ノーザンファームしがらき

  馬体重467キロ。
  馬体、雰囲気ともに順調に回復しており、既に坂路で乗り出しています。火曜日には1本目の15-15を消化しました。ペースアップ後も反動は見られませんし、緩いながらも以前よりトモはしっかりしてきたように感じます。楽をさせる必要もない状態で、明日（土）も併せ馬で時計を出す予定。来週以降も周回コースと坂路を併用し、週2回は強めの調教をおこなうことで鍛えていきます。
• 2022.01.07

  ノーザンファームしがらき

  馬体重455キロ。
  今週水曜日に入場し、状態を確認するために昨日（木）から乗り出しました。角馬場を経由して周回コースで軽めの調整をおこないましたが、カリカリした面は見せておらず、体の張りこそ物足りないものの硬さや疲れは感じられません。むしろ競馬を経験したことで以前滞在していた時よりトモはしっかりしてきた印象です。早ければ明日（土）から坂路でも乗り出す予定です。
• 2022.01.06

  ノーザンファームしがらき

  昨日（水）ノーザンファームしがらきへ移動しました。
  武幸調教師「レース後も様子を見てきましたが、脚元などは問題なかったですね。ただ、使う前よりクタッとした感じがありますし、いつもよりは活気もないのでずっと厩舎でやってきた疲れがありそうです。芝を使えなかったのは残念でしたが、あれ以上予定を延ばすと馬の状態が落ちてしまいそうだったので、ご理解いただければと思います。まだ若馬なのであまり煮詰まった状態にさせたくありませんからね。使いながら変わってくれればというところだっただけに、もう少し変化が欲しかったところではありますが、走りからはダートをこなせても気性的に向かないということもあるとは思うので、次は芝での走りを見てみたいと考えています。疲れも見られる状態なので昨日（水）放牧に出しましたが、まずはリフレッシュしてもらって、ある程度節を稼いでからまた戻すつもりです」
• 2022.01.05

  武幸四郎厩舎→ノーザンファームしがらき

  本日（水）ノーザンファームしがらきへ移動しました。

• 2021.12.28

  12月28日レース後コメント（12着）

  武幸四郎調教師「すみません。体は絞れてだいぶバランスも整ってきた感じなのですが、緩さが抜けてくるのはもう少しかかりそうですね。緩いぶんどうしてもスタートでダッシュがきかず、今回も後ろからの競馬になってしまいました。騎手は切り替えて走りが嵌るようにリズムを取って乗ってくれたのですが、なかなか走りが安定しなかったようです。それでも前回よりはついていけましたし、コーナーを回ってくる時の格好が良かったので脚を使えるかなと思って見ていましたが、一瞬伸びかけたものの坂のあたりからはギアが上がらなかったということでした。気性面では難しいところもあまり見せず、喉もそこまで気にならなかったということですが、もう少し全体に力を付けていかないといけないですね。まだ非力な感じもありますし、次は芝を使ってみたいと考えていますが、おそらく節を稼がないと出られないと思うので、ここで一度放牧に出して立て直し、芝に目標を定めて戻そうかと考えています。元々使いながらと思っていた馬ですし、内容としては少し前進できたと思うので、徐々にでも成長させていきたいです」
• 2021.12.26

  栗東：武幸四郎厩舎

  武幸調教師「芝の1200mの方は全く節が足りなかったので、ダート1200mに投票させていただきました。できれば芝での走りを見たかったのですが、ここまで乗ってくれた騎手に聞いても1800mは長そうですし、あと何週かやると疲れも一気にきそうな感じがあるので、28日（火）に使わせていただきます。デムーロ騎手の話によれば、ダートの走り自体は問題なく気持ち一つだと思うとのこと。使ったことで多少なりとも競馬への慣れもあるはずなので、条件は変わりますけど十分に前進可能だろうと見ています。調教でも徐々に動けるようになっていますしね。揉まれこまれるとまだ不安はありますが、スムーズな競馬なら変わってくれると思います。まだまだ使いながらかなとは思っていますが、まずはここでの内容をよく見たいですね」
  ※12月28日（火）阪神3R・2歳未勝利（ダ1200m）に吉田隼人騎手で出走します。
• 2021.12.23

  栗東：武幸四郎厩舎

  運動のみ。
  武幸調教師「土曜の芝1600mは全く節が足りませんでした。想定を見たところ、28日の芝1200mも抽選にかかるかどうかというところではありますが、ここに投票するつもりです。ただ、ここも除外ということになると、1回中京3日目（芝1600m）まで芝の番組がなく、ここも混み合う可能性があります。その次の週まで待てば小倉も始まるので、どこかは使えると思うのですが、あまり延び延びになると馬の体調と精神面が心配なところもありますね。そういった状況なので、まずは火曜の芝を本線にして、もし除外の可能性が高い場合は同日のダート1200mも視野に入れることにします。ここからあと2～3週となると馬もキツそうですからね。火曜の競馬は日曜日が投票なので、ギリギリまで状況を確認して決めることにします」
  12月28日（火）阪神2R・2歳未勝利（芝1200m）の場合は浜中俊騎手、阪神3R・2歳未勝利（ダート1200m）の場合は吉田隼人騎手で予定。
• 2021.12.22

  栗東：武幸四郎厩舎

  角馬場後、CWで追い切り。
  CW
  レッドバンディエラ　54.4-39.0-12.1　馬なり
  メメスカーレット　　54.4-39.0-12.2　馬なり
  
  武幸調教師「競馬では乗れないのですが、レース後の感触を確かめてくれるということなのでM.デムーロ騎手に跨ってもらいました。『競馬の時は馬自身に気も入っていたので気にならなかったけど、今日は緩さを感じた。ただ、競馬の時より落ち着いていてコントロールは問題なかったし、疲れがきているという感じではないので、競馬になればまた気合が乗って走りも良くなると思う』とのこと。今日も喉に関しては何も言っていなかったので、心配するほどの影響はないのかもしれませんね。今週も登録が多そうで出走できるか微妙なのでサラッとやりましたが、状態はキープできていると思います。今のところ土曜阪神の芝1600mか最終日の阪神芝1200mと考えていますが、節で除外の場合は年明けにスライドするつもりです。ここまでは幼いところはあるもののテンションは我慢できているので、煮詰まらないようにケアしていってあげたいと思っています」
• 2021.12.16

  栗東：武幸四郎厩舎

  運動のみ。
  武幸調教師「今日は運動だけで様子を見ています。昨日の追い切りもそこまでやったわけではないのでダメージなどは大丈夫。馬に合わせて時間をかけてやってきているので、徐々にではありますが基礎体力もついてきている感じがします。脚が短めで首回りに肉が付いているので、どうしても成長途上のアンバランスな馬体には見えますが、筋肉量は増えてきましたし、内部はしっかりしてきつつあるのかもしれません。競馬なのですが、中京のほうはかなり頭数が多かったので阪神の芝1600mに投票しましたが、抽選で弾かれてしまいました。スライドして来週に向かいますが、来週は2場開催の上、芝の番組も少ないので出られるかどうかは不透明です。次は芝の走りを見たいので出られない場合はスライドするつもりですが、馬の状態も見極めながらどうするか決めていきます」
• 2021.12.15

  栗東：武幸四郎厩舎

  角馬場後、CWで追い切り。
  CW
  レッドバンディエラ　53.3-37.8-11.9　馬なり
  トリブート　　　　　53.3-37.8-11.8　馬なり
  
  武幸調教師「日曜にもウッドで長めからやったので、今日は息を整える程度に追い切っています。サラッとやるつもりでしたが、それでもラストはしっかり伸びていましたし、やりながら動けるようになっているのは確かだと思います。喉に関しても以前より気にならなくなっていますしね。前走は色々と戸惑った面もあったのか力を出し切れなかった感じなので、芝でスムーズな競馬ならどうかというのを見てみたいと思います。使えるようなら今週の阪神芝1600mか中京芝1400mと考えているところですが、節で出られるかどうか微妙なところのようなので、確率のいい方に投票して除外の場合は来週以降で考えていきます。体型的に距離はこのくらいと見ていますが、芝ダートも含めて色々試しながらやっていくつもりです」
• 2021.12.09

  栗東：武幸四郎厩舎

  運動後、角馬場でダクとハッキング。
  武幸調教師「今日も軽く乗って状態を確認しています。ここまで見てきましたが疲れもなさそうですし、競馬を経験したことでいい意味でピリッとしてきた感じがしますね。嫌なテンションの上がり方はしていないので、これはいい傾向だと思います。あまりのんびりしていると体に余裕ができてしまいそうですし、ここまでの感じならすぐに使っても大丈夫そうなので、来週から使うつもりで調整していきます。前回はあまり走っていないので喉に関してはまだわかりませんが、追い切るごとに気にならなくなっているので、そこまで気にせずやっていくつもりです。次は前向きさが出るように気が入るように進めていきます」
• 2021.12.08

  栗東：武幸四郎厩舎

  角馬場でハッキング。
  武幸調教師「全く走れず申し訳ありませんでした。競馬の後もすぐに息が入っていましたし、ここまで見ていても全くダメージもない感じなので、もう乗り出しています。あまり楽をさせると体も増えそうですからね。昨日の時点でマイナス4キロでしたが、体つきを見るとだいぶ締まってきているので、一度使って馬体は良くなっている感じですね。ここまでの様子を見ると疲れもなさそうなので、前回は気持ちの問題で力を出せなかったと見ていいと思います。もともと使いながらかなと考えていただけに、このまま在厩で進めていきますが、あまり間を空けずに使いたいので来週から入れていくことも考えています。入るかどうかわかりませんが、次は気持ちの面を考えて芝を使ってみたいので、状態を整えていって来週の想定を見てから決めるつもりです」
• 2021.12.04

  12月4日レース後コメント（10着）

  武幸四郎調教師「すみませんでした。乗り込み量はかなりこなしたので馬体の感じは良かったと思います。ただ、パドックから結構ピリピリしてきてしまって、テンションがいかにも初戦という幼い面を見せていました。デムーロ騎手も返し馬から落ち着かせる感じで乗ってくれたのですが、どうも気だけはやる感じだったようで、スタートしてすぐに躓いてしまったということでした。立て直してからは割と冷静に走ってくれたので、徐々に前との差を詰めていったら砂を被って気を使っている感じはあったようですね。最後は追ってもあまり反応もなかったので無理しなかったようですが、今日に関してはスタートも含め能力を出せなかったとのことでした。芝、ダートに関してはなんとも言えませんが、今日で砂を被ったりしたことで慣れてくれれば問題ないと思うとのことでしたよ。あえて喉のことは何も触れずに競馬にいってもらいましたが、戻ってきてからも喉のことは何も言っていなかったので目一杯の競馬でなかったとはいえそこまで影響はなさそうですね。徐々に動けるようになってきていたので走れておかしくないと思っていましたが、スタートで躓いたこともあって流れに乗る競馬ができなかったのは残念でした。ただ、今回色々経験できたことで次は変わりそうな手応えは得られましたし、競馬に使いながら良くなりそうだと考えていたので次は内容も良くなるはずですよ。結構やってきたので続戦するかどうかはトレセンでの様子も見て考えます。使ってさらにテンションが上がりそうな感じもあるのでその辺りも踏まえて決めていきます」
• 2021.12.02

  栗東：武幸四郎厩舎

  運動後、ゲート練習。
  武幸調教師「競馬に向けてゲートを確認しておきました。試験の時と同じで、出るのは速いとまではいきませんが普通には出ていましたよ。競馬になって周りに馬がいるとまた違うとは思いますが、初戦だけにうまく出て気分良く走ってきてもらいたいですね。入厩して初めの頃は体も使えず、喉のこともあってどうなるかと思いましたが、乗り込むにつれてフォームも安定して動き自体は良くなってきています。喉に関しては走ってみないとわからない部分も大きいので、まずはどんな競馬になるかよく見たいと考えています。やりながら良くなってきたように成長してきている段階なので、どれだけやれるか楽しみにしています」
  ※12月4日（土）阪神6R・2歳新馬（ダ1400m）にM.デムーロ騎手で出走します。
• 2021.12.01

  栗東：武幸四郎厩舎

  角馬場後CWで追い切り。
  CW
  レッドバンディエラ　　50.8-37.5-12.6　馬なり
  アメリカンスター　　　50.3-37.2-12.7　馬なり
  スタローン　　　　　　51.0-37.7-12.6　馬なり
  
  武幸四郎師「都合が合えばデムーロ騎手に乗ってもらおうと思っていたのですが、合わなかったので今までと同じく浜中騎手に乗ってもらって追い切りました。今週競馬なので併せ馬でやりましたが、動き、喉の具合とも良化しているという話でしたよ。馬場が重かった割にそこまで気にせず楽に動けるようになっていたようですし、舌を縛っていることはあるにせよ、喉も走っている間は気にならないくらいになっているようです。最初は動かなくてどうなるかと思いましたが、時間をかけてじっくり乗り込ませてもらったので、確実に上昇してきましたね。コロンとした体型ではありますが、見た目もシャープになってきているので走れる態勢が整ってきたように思います。ダート自体は問題ないと考えていますが、砂を被ってどうかなど競馬にならないとわからない部分もあるので、まずはどんな競馬ができるかよく見たいですね」
  ※12月4日（土）阪神6R・2歳新馬（ダ1400m）をM.デムーロ騎手で予定。
  
• 2021.11.25

  栗東：武幸四郎厩舎

  角馬場後、CWで追い切り。
  CW　浜中J　51.2-38.0-12.2　一杯
  
  武幸調教師「今日も浜中騎手に乗ってもらって追い切りました。１週前ということで、単走でどの程度動けるか確かめてもらいました。半マイルから気を抜かさないように最後までしっかりやってもらいましたが、『やるごとに動けるようになっていますね』ということでしたよ。体も徐々に絞れて楽に動けるようになってきたのか息遣いも良化傾向で、『止め際に喉が鳴るには鳴りますが、段々と気にならなくなってきましたね』という話でした。体のラインもスッキリしてきましたし、だいぶ乗り込んできてやっと良くなってきているところでしょうか。改めて浜中騎手に聞いてみたところ、『現状ではダート1400mあたりが良さそう』ということなので、今のところ予定通り来週使うつもりでいます。だいぶ体力も付いてきた感じですが、まずは使ってみて…と考えていますよ。来週もう一度ゲート練習もおこなってから競馬に向かう予定です」
• 2021.11.24

  栗東：武幸四郎厩舎

  角馬場後、坂路1本。
  武幸調教師「明日（木）追い切る予定で、今日（水）は軽く乗って体をほぐしています。日曜にもウッドでサラッと時計を出したように、だいぶ乗り込んできましたが、ここまでは疲れた様子も見せず頑張ってくれていますよ。体つきなどを見ると筋肉が硬くなりそうなタイプかなと思って気を付けていますが、ここまではそこまで硬くなることもなく、歩様も問題ありません。もともと気はある馬でしたが、乗り込んできてやっと体と気持ちが噛み合ってきたような感じがします。明日はデムーロ騎手が騎乗できませんが、誰か他の騎手に手伝ってもらって追い切ることにしています」
  ※12月4日（土）阪神6R・2歳新馬（ダ1400m）をM.デムーロ騎手で予定。
• 2021.11.18

  栗東：武幸四郎厩舎

  運動のみ。
  武幸調教師「今日は軽めにしています。中間プールにも入れて運動量を増やしながらやってきましたが、徐々に締まってきた感じはしますね。もう少し全体の無駄肉が取れてくると更に動きも素軽くなって喉の影響も減りそうですが、あまり一気にやり過ぎると体がついてこない感じもあるので、そのあたりはうまくバランスを取りながらやっていきたいと思います。動きも日ごとに良くなってきていて上向いているのは間違いないので、このまま競馬までしっかり乗り込んでいきますよ」
• 2021.11.17

  栗東：武幸四郎厩舎

  角馬場後、CWで追い切り。
  CW
  レッドバンディエラ　53.2-38.2-12.1　　一杯
  ツヴァイシュテルネ　53.6-38.4-12.1　　馬なり
  
  武幸調教師「今日も浜中騎手が騎乗して追い切りました。前に乗ってもらった時と時計としては変わらないくらいだと思いますが、『だいぶ動けるようになってきましたね』ということでした。喉も前回より気にならなかったようですし、半マイルから最後だけサッとやったくらいですが、反応も良くなっていたようですよ。絞れて動けるようになってきたのもあると思いますが、走るフォームもしっかりしてきた感じがしますね。喉もこの感じなら成長とともに良化していきそうです。期待が大きいだけに、まだまだ物足りないところはあるものの、乗り込んでやっと上昇曲線に乗ってきた感じですね。これなら使えるところまでいけそうなので、今のところ6回阪神開催初日・ダート1400mでのデビューを考えています」
  ※12月4日（土）阪神6R・2歳新馬（ダ1400m）をM.デムーロ騎手で予定。
• 2021.11.11

  栗東：武幸四郎厩舎

  運動のみ。
  武幸調教師「今日は軽めにしておきました。まだ全体に無駄肉があって窮屈な感じもあるので、中間はプールに入れたり長めに運動したりしながら進めています。元々の体型はあるとはいえ、もう少し絞って動けるようにしていきたいですね。喉に関しては舌を縛るなど対処はしますが、あとは競馬に行ってみないとどの程度影響するかはわからないので、そこまで気にせず進めていくことにしています。ここまでを見ると使いながらのタイプかなとは思いますが、変わる余地は大きそうなので乗り込みつつ成長させていきたいですね」
• 2021.11.10

  栗東：武幸四郎厩舎

  角馬場後、CWで追い切り。
  CW
  レッドバンディエラ　54.3-40.9-13.3　末仕掛け
  クロニクルノヴァ　　54.4-41.0-13.4　馬なり
  
  武幸調教師「今日もウッドで追い切っています。馬なりで進めて最後だけ少し仕掛けましたが、時計はともかく体は徐々に動けるようになってきた感じですね。喉に関しても悪くなっていることはなく、止め際に多少気になるくらいということなので、進めていく分には問題ないですよ。自分から行く気もあって気持ちは前向きなのですが、まだ空回りしていてストライドが伸びてこないというところですね。割と脚も短めで肉付きのいい馬ですし、ここまでは掻き込むような走りしているので、ダートで下ろそうかと考えているところです。もう少し乗り込んでみてから決めるつもりですが、6回阪神の1週目あたりを視野に入れています」
• 2021.11.04

  栗東：武幸四郎厩舎

  角馬場後、CWで追い切り。
  CW
  レッドバンディエラ　53.1-38.6-12.1　強め
  クロニカルノヴァ　　53.4-39.0-12.1　馬なり
  
  武幸調教師「今日は浜中騎手に乗ってもらって追い切りました。前の馬を目標に動ける範囲でやってもらいましたが、思ったよりは動けましたね。先週までの過程を見るともっと動けないかなと思ったのですが、ラストも何とか食らいついていましたよ。喉に関しては舌を縛っている効果もあるかもしれませんが、ゴール過ぎてから少し気になる程度ということなので、そこまで神経質にならなくてもいいかもしれません。早ければ再来週くらいに使えればと考えていましたが。浜中騎手に聞いたところ『今日の感じだと、もう少し乗り込んでからの方が良さそうです』ということだったので、来週あたりまでの動きを見てからどこを使うか決めていくことにしています。使いながらの方がいいかなというのもありますし、馬の体力面もあると思うので、もう少し進めてから考えていきます」
• 2021.11.03

  栗東：武幸四郎厩舎

  角馬場後、坂路1本。
  武幸調教師「明日追い切る予定なので、今日は体をほぐす感じに乗っています。先週の追い切りの感じから、まずは体を絞っていった方がいいということで、プールにも入れながら距離を長めに乗るようにしています。あまり飼い葉を減らすのも何なので、長めに運動させたりして少しでも締めていきたいところですね。明日（木）は騎手に乗ってもらって追い切るつもりですが、喉の感じも含めて現状どのくらい動けるかなど感触を聞かせてもらいたいと考えています。明日の感じも見て、どこを使うかなどある程度の目途を立てられればというところですね」
• 2021.10.28

  栗東：武幸四郎厩舎

  運動のみ。
  武幸調教師「今日は軽い調整にしておきました。目のことがあって少し楽をさせたのもあって、まだ体が追いついてきていない感じですね。昨日も最後は息切れしたような感じでしたし、体を締めつつ体力を戻すイメージで進めていくつもりでいます。体力が戻って走り切れるようになれば喉の状態も変わってくると思うので、そのあたりの判断はもう少し進めてみてからになりますね。体型的なものもありますが、まだ全体に余裕はあるので、体を絞るためにプールにも入れながらやっていくつもりです」
• 2021.10.27

  栗東：武幸四郎厩舎

  角馬場後、坂路1本。
  坂路　55.3-41.0-27.3-14.1　馬なり
  
  武幸調教師「日曜から坂路で時計を出し始めていて、今日（水）は併せ馬で少しやってみました。道中はまだ良かったようですが、最後はもう手応えがなくお釣りのない状態でしたね。目のことで休ませたこともありますが、まだまだ体力不足もあって動けない感じです。体もまだ余裕があって走りも含めて重さがありますし、ある程度時間を掛けて乗り込むか、競馬を使いながらの方がいいタイプかもしれません。今日でも坂路の止め際に少し喉が気になったようですが、首が太くて現状アンバランスな体型というのもありますし、まだ2歳で成長とともに喉が気にならなくなるケースも多いので、しばらくは乗り込みながら様子を見ていきます。体が絞れて首回りの肉が取れてくれば変わることもありますし、まずは体を締めていきたいというのもあるので、明日あたりからプールにも入れていこうかと考えています」
• 2021.10.21

  栗東：武幸四郎厩舎

  角馬場後、坂路1本。
  坂路　68.4-50.0-32.6-16.2　馬なり
  
  武幸調教師「今日も坂路を上がっておきました。一頓挫あったので基礎のところから無理せず立ち上げていますが、走りに気になるところはなく、そこまで緩んだとか重くなったということもありませんね。前回の入厩時よりはピリッとしたところを見せていますが、少し楽をさせたこともあるでしょうし、競馬に向かうにおいてはこのくらいの方がいいかもしれません。牧場での様子を見ると体力も付いて動けるようになってきたようですが、まだ全体的に幼く、負荷を強めると一気に疲れもきそうなので、ある程度時間を掛けながら緩やかに上昇させるイメージで考えています。順調にいくようなら来週から追い切りを開始するつもりです」
• 2021.10.20

  栗東：武幸四郎厩舎

  角馬場後、坂路1本。
  坂路　63.1-45.9-29.8-14.5　馬なり
  
  武幸調教師「目の方は先週ですっかり良くなって炎症も取れたので、週明けから立ち上げました。まだ坂路を普通キャンターで脚慣らしといった程度ですが、特に問題なく対応できています。休ませたといっても目のことで元気自体はいいですし、うるさいくらい活気もありますよ。明後日くらいから15-15にペースを上げてみて、それも問題ないようなら来週から追い切りをかけていくつもりでいます。ある程度本数を重ねてから競馬と考えているので、追い切りを始めてみて動きや息を見ながら使うところを決めていきますよ。馬体が本当に良くなって変わってくるにはもう少し時間が必要かなと見ていますが、現時点でどのくらい動けるか確かめながらやっていくつもりです」
• 2021.10.14

  栗東：武幸四郎厩舎

  運動のみ。
  武幸調教師「まだ騎乗許可が出ないので運動だけにしています。目に関してはまだ炎症が少し残っているくらいで、日ごとに治ってきていますよ。馬もそこまでストレスを感じてもいないようで、うるさいところも見せていませんし、目以外は元気一杯といったところですね。今のところ週末からは乗り出せる算段になっているので、様子を見ながらにはなりますがまたジックリ立ち上げていくつもりです。休ませた分、競馬までにはある程度時間を掛けないといけないと思うので、馬の状態を見ながら仕上げていきますよ」
• 2021.10.13

  栗東：武幸四郎厩舎

  武幸調教師「日曜にウッドで軽い追い切りをかけたのですが、物見をしそうだったので前の馬にピッタリくっつけていったところ、チップが右目に当たってしまいました。すぐに診てもらって治療していますが、まだ乗り出しの許可が出ないため運動だけにしている状況です。いきなり順調さを欠いてしまいすみません。治療自体は順調で目も開いており、そう時間は掛からないはずなので、週末からはまた立ち上げていけると思います。アクシデントがあったのでどこを使うなどは決めず、まずは乗っていってみて動きを見ながらどうするか考えていくつもりでいますよ」
• 2021.10.08

  ノーザンファームしがらき→武幸四郎厩舎

  馬体重490キロ。
  調整は順調に進んでおり、坂路で15-14を週3回消化しています。以前よりトモの緩さが解消されて動きに余裕が出てきましたし、自らハミを取って集中して走っています。成長途上とはいえ、負荷を掛けても疲れも見せないなど体力が備わったことから、今後はトレセンに移動し、デビューに向けた本格的なトレーニングを積むことになりました。本日（金）の検疫で栗東・武幸四郎厩舎に帰厩しています。

  
• 2021.10.07

  ノーザンファームしがらき

  明日（金）の検疫で帰厩する予定です。
• 2021.10.01

  ノーザンファームしがらき

  馬体重495キロ。
  坂路で15-14ほどの速めの時計を週2回出しています。まだ力強さは物足りませんが、以前より前向きになっていますし、走りに余裕が感じられるようにもなりました。強めの調教をおこなった後も筋肉や脚元に反動は見られず、飼い葉食いが落ちることもありません。動き、体質面ともに進歩が見られるため、今月中旬の帰厩も視野に入れています。
• 2021.09.24

  ノーザンファームしがらき

  馬体重489キロ。
  調整は順調に進んでいます。二日に一度は周回コースをこれまでより長めに乗って体力強化を図っており、合間には坂路を17秒から15秒ほどのペースで上がるといったスピード調教もおこなっています。普段はピリッとした面を見せることが多いものの、走り出してからは素直で気になる癖もありません。現状の調整メニューを楽にこなしていることから、来週から帰厩に向けた最終調整に入る予定で、時計を詰めるなど調教を強化することになりました。
• 2021.09.17

  ノーザンファームしがらき

  馬体重483キロ。
  引き続き周回コースと坂路を併用して調整をおこなっています。坂路では週2回は15-14ほどの速めの時計を出していますが、本数を重ねてきたこともあり、この血統らしくピリピリした面が見られるようになるなど気持ちが乗ってきました。体力も備わりつつあるところで、以前よりラスト1ハロンの我慢が利くようになっています。10月中に予定されている帰厩までに、もうワンランク上の走りを目指して進めていくつもりです。
• 2021.09.10

  ノーザンファームしがらき

  馬体重482キロ。
  週2回は坂路で15-14ほどの時計を出し、その他の日は周回コースを長めに乗るなど調整は順調に進んでいます。まだ成長途上で緩さはあるものの、調教で併せ馬を積極的に取り入れてきたことで、より前向きさが感じられるようになっていますし、徐々に体力も付いてきました。あとひと月ほど乗り込んでから帰厩することになりそうです。
• 2021.09.03

  ノーザンファームしがらき

  馬体重479キロ。
  予定通り先週末からペースアップしたところで、日によっては坂路で15-14ほどの時計を出しています。課題だったトモの力不足といった面は少しずつ解消しつつあり、調教中も集中力を欠くことなく走っています。調教を強めた分、体は少し減りましたが、見た目に大きな変化はなく、脚元などに疲れも見られません。もうしばらくこちらで乗り込んでから帰厩することになりそうです。
• 2021.08.27

  ノーザンファームしがらき

  馬体重491キロ。
  予定通り、今週月曜日に騎乗調教を再開しました。坂路では既にハロン17秒から16秒くらいのペースで乗っています。1週間ほど楽をさせたことで、いい意味でこの血統らしいピリッとしたところが見られるようになりましたし、馬体重が増えていても重め感はなく、体もしっかり動いています。心身ともにリフレッシュしたことから、明日（土）以降更にペースアップする予定。坂路で15-15ほどの時計を出すことになりそうです。
• 2021.08.20

  ノーザンファームしがらき

  馬体重480キロ。
  先週末に15-14ほどの時計を出すなど若干ペースアップしました。動きは素軽く、併せ馬でも相手のペースに合わせる余裕もあったほど。緩さはあるものの、体の使い方は良くなっています。強めの調教をおこなった後も脚元や背腰などの筋肉に疲れはありませんが、まだ帰厩予定も決まっていないことから、今週はウォーキングマシンでの運動にとどめてリフレッシュを図っています。この間に活気を取り戻しましたし、体も膨らんできたように、いい休養になったようです。来週月曜日から騎乗調教を再開する予定です。

  
• 2021.08.13

  ノーザンファームしがらき

  馬体重475キロ。
  周回コースで長めの距離を乗りつつ、坂路でも週2回は15-15を消化するなど調整は順調に進んでいます。ベース造りをおこなっているところですが、入場時よりも体力が付き、楽な手応えで坂路を駆け上がれるようになっていますし、強めの調教をこなした後でも馬体への反動や飼い葉食いに影響は見られません。引き続き心身の成長を促しながら乗り込んでいきます。
• 2021.08.06

  ノーザンファームしがらき

  馬体重477キロ。
  今週から坂路での調整も開始しました。現在は周回コースと坂路を併用しており、週2回は坂路をハロン17秒から16秒ほどのペースで1本乗っています。体調面に問題はありませんし、動きなどに気になるところはなく、早ければ明日（土）から15-15ほどの時計を出すことになりそうです。
• 2021.07.30

  ノーザンファームしがらき

  馬体重478キロ。
  予定通り今週月曜日に乗り出しました。現在はトレッドミルで運動した後、周回コースでハッキング調整をおこなっています。傷んだところはありませんし、活気があって夏バテも見られないことから、来週から坂路入りして15-15ほどの強めの調教を開始する予定です。

  
• 2021.07.23

  ノーザンファームしがらき

  馬体重474キロ。
  入場後の馬体チェックでも脚元や筋肉の疲れは確認されず、体も細くは映りません。今朝から1時間のウォーキングマシン運動を開始したところですが、元気一杯で体調も問題なさそうです。来週月曜日に乗り出す予定で、早ければ来週末には15-15を始めることにしています。
• 2021.07.22

  武幸四郎厩舎→ノーザンファームしがらき

  運動のみで今日（木）ノーザンファームしがらきに移動しました。
  武幸調教師「予定通り今日（木）しがらきに放牧に出します。まだまだ体力面も精神面も成長の余地を多分に残す現状なので、向こうでしっかり乗り込んでもらうつもりでいます。戻す時期も全く決めていませんが、しがらきでの動きも見ながら…というつもりでいますよ。いいモノはありそうなので、ひと回りしっかりして戻ってきてもらいたいですね」
• 2021.07.21

  栗東：武幸四郎厩舎

  乗り運動後、CWで追い切り。
  CW　54.7-40.7-13.8　馬なり
  
  武幸四郎師「ゲート試験後も状態が落ちることはなく、気持ちの面でも嫌な方には行っていなかったので、日曜に坂路、今日（水）はウッドで軽く走らせてみました。坂路は15を切るくらいでしたが、そのくらいのペースでも結構キツそうでしたね。今日はウッドで40くらいを目安に行きましたが、まだまだ体力不足という感じで最後は息も苦しそうでした。止め際に少し喉が気になったということですが、まだまだ無駄肉も多く体ができていない段階ですし、若馬にはよくあることなので体が動けるようになれば改善されてくると思います。まだまだ成長途上という感じで、もう少し時間を掛けた方がいいと思うので、明日（木）しがらきに放牧して乗り込んでもらうことにしました。早めからというタイプでない感じですし、成長時期はこれからだと思うので、しがらきでの様子を見ながら戻す時期を考えていくことにしています」
  
• 2021.07.15

  栗東：武幸四郎厩舎

  厩舎周りを運動。
  武幸調教師「昨日のゲート試験で疲れもあるかと思うので、今日は運動だけにしています。見た目にはクタッときている感じもなくテンションも安定していますが、それなりにプレッシャーも掛かったでしょうからね。まだ2歳のこの時期ですし、気性面には留意してやっていくつもりでいますよ。坂路を走らせてもまだ我慢がきかないところもあり、気持ちの面も含めて成長してくるのはこれからと見ているので、あまり焦らずやっていこうと考えています。教えたことは理解しているように地頭は良さそうですけどね。明日までの様子を見て、週末に放牧へ出すか1本追い切ってから出すか決めるつもりでいます」
  
• 2021.07.14

  栗東：武幸四郎厩舎

  ゲート試験→合格。
  武幸調教師「練習では普通に出られるようになっていたので、今日（水）もう一度試験を受けて無事に合格しました。速くはないのでまだ練習は必要ですが、普通には出られていたのでまずは合格できて良かったですね。最初全く出ていかなかったことを思えば、着実に学習してくれているようですよ。この後ですが、週末に放牧に出すか週末1本軽く追ってから出すか考えているところで、明日は楽をさせるつもりですが、馬の状態も見ながらどうするか決めることにしています。まだ全体に子供っぽいところがありますし、ここから良くなっていきそうな馬ですよ」
• 2021.07.09

  栗東：武幸四郎厩舎

  本日（金）ゲート試験を受験して不合格。
  武幸調教師「ウチのもう1頭の2歳と一緒に試験を受けてみましたが、やはり出がもうひとつということで不合格になっていましました。もう1頭の方もあまり出ていかなかったので、それにつられた感じがありましたね。それでも先週から比べればやるごとに出てくれるようになってはいるので進歩は感じていますよ。今のところ体調面は問題ないので、このまま来週も練習してもう一度試験を受ける予定で考えています」
• 2021.07.08

  栗東：武幸四郎厩舎

  坂路1本後、ゲート練習。
  武幸調教師「今日もゲート練習をおこないました。入りから出るまで通してやりましたが、昨日よりは全然出るようになっていましたよ。練習を重ねたことで理解してくれたようですね。速いとまではいきませんが、開いたら自分から出るんだということをわかってくれただけで大きな進歩だと思います。あとはこちらが扶助してあげれば徐々にでも1歩目が速くなっていくでしょう。これなら合格できるレベルにはあると思うので、明日（金）試験を受けるつもりでいます。今日できたから明日も大丈夫とはまだ言い切れませんが、理解力はありそうなので負担を掛けないためにもすぐに受からせておきたいですね」
• 2021.07.07

  栗東：武幸四郎厩舎

  坂路1本後、ゲート練習。
  武幸調教師「引き続きゲート練習中心の調整です。先週はゲートが開いても全く出てくれなかったのですが、今日は遅いながらも出てくれました。普通に音ありのゲートでやっていますが驚いたりしている様子はありませんし、中でも大人しくしているので出ることだけ理解してくれれば…という感じですね。明日もう一度練習してみて、その具合次第では練習がてら金曜に一度試験を受けることも考えています。坂路でもまだ力の入れ具合がわかっていないところがあるのか、最初だけ飛ばして最後苦しくなるなど体も気持ちも幼いので、ゲート試験合格後は一旦放牧に出すつもりでいます。飼い葉も食べていて体調自体は良好ですよ」
• 2021.07.01

  栗東：武幸四郎厩舎

  角馬場でハッキングの後、ゲート練習。
  武幸調教師「今日もゲート練習をおこないました。今日は消音ゲートで入りからひと通りやってみましたが、入りや駐立は全く問題なかったものの、ゲートが開いても全く出ていかなかったですね。キョトンとした感じだったので、まだ出るということが理解できていなかったようです。ただ、ゲートが開くまでは何も問題なくおとなしかったように、恐怖心とか何か精神的なものがあるというわけではなさそうなので、こちらが扶助して出ることを教えてあげればすぐに理解してくれそうでしたよ。大きな問題にはならないと思います。明日も練習する予定ですが、この感じなら音は大丈夫そうなので、普通の音ありのゲートでやってみて出ることを教えていくつもりでいます」
• 2021.06.30

  栗東：武幸四郎厩舎

  角馬場後坂路1本、ゲート練習。
  武幸調教師「北海道でも何度か見ていましたが、思ったよりもしっかりしてきたということで先週に入厩させました。まだ父（キタサンブラック）のイメージはハッキリしていませんが、この馬に関しては馬格があってパワーも付いてきそうですね。まだ成長途上ではありますが、現時点でも見栄えがいいので完成するのが楽しみです。昨日までは環境に慣らすように軽く坂路も上がりながら様子を見てきましたが、そこまでテンションが上がることもなく穏やかに過ごしてくれていますよ。今日からゲート練習を開始していて、今日は入れるところまでやりましたが、さすがにゲート初日という感じでビクビクしながらも何とか我慢してくれていました。すぐに慣れそうだったので大きな問題にはならないと思いますが、最初が肝心なので注意して進めていきます。まずはゲート試験合格を目標にやっていきますよ」
• 2021.06.25

  ノーザンファームしがらき

  担当スタッフ「火曜日から坂路での15-15を開始しています。やはり気持ちの面など幼い部分はありますが、このペースにもスムーズに対応してくれて運動能力の高さを感じさせてくれています。水曜日以降も問題なく調整できていますので、今週末はハロン15秒ペースを基本に終いだけ少しやってみようかと考えています。週末の動きを確認したうえで、問題ないようであれば来週から14-14へ移行できればというところ。馬の様子と動きを確認しながら、徐々にピッチを上げていきたいと思います。馬体重は467キロ。この中間もゲートの確認をしましたが問題ありませんでしたよ」
• 2021.06.25

  ノーザンファームしがらき→武幸四郎厩舎

  馬体重477キロ。
  先週土曜日に坂路で17-16を、今週火曜日には15-15ほどの時計を出しました。その他の日も周回コースを長めに乗るなど十分な運動量を積んでいます。この時期の2歳馬なのでまだ緩さはありますが、走ることに前向きで機敏な動きを見せていますし、攻めながらでも馬体重が増加傾向にあるなど、これまでのところ体質面についても不安はありません。入厩態勢が整ったことから、本日（金）の検疫で栗東・武幸四郎厩舎に入厩しました。
• 2021.06.23

  ノーザンファームしがらき

  明後日（金）の検疫で栗東・武幸四郎厩舎に入厩する予定です。
• 2021.06.18

  ノーザンファームしがらき

  馬体重465キロ。
  引き続き周回コースと坂路を併用して調整しており、坂路ではハロン16秒から17秒ほどのペースで乗っています。体型は幼く、筋肉の付き方もまだこれからといったところですが、体の使い方は上手で操縦性も非常に高いレベルにあります。入厩に備えて、明日以降15-15を開始するなどペースアップして体力強化に努めていくつもりです。
• 2021.06.11

  ノーザンファームしがらき

  馬体重464キロ。
  入場後はスクーリングを経て、周回コースと坂路を併用して調整しています。始めに周回コースで体をほぐしてから、坂路をハロン17秒から16秒ほどのペースで1本上がっているところです。前向きで動きにも素軽さがありますし、これまでのところテンションの高さは気にならず、ほとんど手が掛かりません。飼い葉もよく食べており、輸送で減っていた体も戻ってきました。再来週までに予定されている初入厩に向けて、コンディションの維持に努めていきます。

  
• 2021.06.08

  ノーザンファームしがらき

  馬体重453キロ。
  6日（日）に入場しました。到着後も体調は安定していますし、テンションの高さも気になりません。長距離輸送の後で馬体重は減っていますが、食欲旺盛で与えた飼い葉は残さず食べているので日に日に回復してくるでしょう。昨日（月）一日はウォーキングマシン運動で楽をさせて、乗り出しのは今朝（火）から。早速、坂路をハロン18秒ほどのペースで1本乗ってみましたが疲れは感じさせず、気持ち良さそうに走っていました。入厩に向けて明日以降もトレーニングを重ねていきます。
• 2021.06.05

  ノーザンファーム天栄→ノーザンファームしがらき

  馬体重466キロ。
  今朝、北海道から移動して来ました。すぐに馬体チェックをおこないましたが、歩様は問題なく輸送熱などもありません。与えた飼葉も7割ほど食べてくれて体調面も問題なさそうです。午後からもう一度状態を確認して、問題ないようなら、今夜の便でノーザンファームしがらきに向けて出発予定となっています。
• 2021.06.04

  ノーザンファーム空港→ノーザンファームしがらき

  本日、北海道を出発、天栄経由でノーザンファームしがらきへ移動となります。熱発など天栄到着時の状態に問題がなければ、６月６日（日）にノーザンファームしがらきへ入場の予定です。
• 2021.05.31

  ノーザンファーム空港

  馬体重：470キロ
  6月予定の本州移動へ向け、順調に調教が進み、ハロン14～15秒ペースの坂路調教を週6本、周回コースにおける2500mのキャンターをおこなっています。飼い葉喰いが落ちず、体調が良好な点は心強い材料。バネの効いたスピード感に溢れる走りには、母父に入るストームキャットの影響を強く感じています。キタサンブラック産駒に多様性をもたらす存在となることを、大いに期待しています。

  
• 2021.05.14

  ノーザンファーム空港

  馬体重：468キロ
  週3回、ハロン14～15秒ペースの坂路調教を2本おこなっているほか、周回コースにおける2500mのキャンターを継続しています。だいぶ力んで走る面が解消され、スピード感があり、バネも感じさせる動きを披露しています。調教の負荷を上げても飼い葉喰いが落ちず、むしろ馬体重が増えてきている点は好材料。6月中の本州移動も視野に入れながら、しっかりと進めていきます。
• 2021.04.30

  ノーザンファーム空港

  馬体重：456キロ
  坂路に入り、ハロン14～15秒、15秒と週6本時計を出しているほか、周回コースにおける2500mのキャンターも継続中です。調教を進めるにつれ、持ち前の柔らかさに富んだ走りに、力強さも加わってきました。また、課題となっている力みも徐々に改善され、よりスピードが活かせるようになっています。7月に予定している本州移動へ向け、さらなる走りの向上を図っていきます。

  
• 2021.04.15

  ノーザンファーム空港

  馬体重：461キロ
  週3回坂路に入り、ハロン14～15秒の時計を2本出しているほか、周回コースにおける2500mのキャンターをおこなっています。動きは柔軟性に富み、確実な良化を示しています。まだ、力んで走る面もあるのですが、もう少しリラックス出来れば、さらに素晴らしい動きを披露してくれるはずです。持続力に優れたスピードを活かす競馬が向き、マイル～2000m戦が活躍の舞台となりそうです。
• 2021.03.31

  ノーザンファーム空港

  馬体重：460キロ
  週3回坂路に入り、ハロン15～16秒、ハロン15秒と2本時計を出しているほか、周回コースにおける2500mのキャンターを継続しています。以前より前進気勢が強まり、しっかりと坂路を駆け上がることが出来ています。気性面は落ち着いていて、変にテンションが上がるようなこともありません。現時点で距離適性は判断できませんが、スピードを活かす競馬が向いている印象を受けています。

  
• 2021.03.15

  ノーザンファーム空港

  馬体重：469キロ
  週3回坂路に入り、ハロン15～16秒ペースの時計を2本出しています。また、周回コースにおける2500mのキャンターも継続中です。体力面が強化され、坂路調教でも最後までしっかりと走り切ることが出来ています。負荷を上げながらも肉付きは落ちず、馬体の張り、毛艶共に良好です。もう一段パワーアップを果たすことを念頭に置きながら、じっくりとトレーニングを進めていきます。
• 2021.03.01

  ノーザンファーム空港

  馬体重：467キロ
  ハロン16秒ペースの坂路調教を2本、周回コースにおける2500mのキャンターも継続しています。入場時期が遅めだったこともあり、ペースを上げた調教をするのも年が明けてからだったのですが、予想以上に楽な手応えでこなしています。しなやかな筋肉の持ち主で、動きに柔軟性があるのが特徴。ややテンションは高めですが、大きな問題は感じていません。夏前の本州移動を目標に、トレーニングを進めていきます。

  
• 2021.02.15

  ノーザンファーム空港

  馬体重：469キロ
  坂路コースに入りハロン16秒の時計を出しているほか、周回コースにおける2500mのキャンター、トレッドミルを使用しての運動をおこなっています。以前より坂路調教のペースを上げたのですが、余力を残して対応しています。多少テンションが高いところがあるので、追い込み過ぎないように工夫しながらトレーニングを進めています。走りはスムーズで、能力の高さを伺わせています。
• 2021.01.29

  ノーザンファーム空港

  馬体重：464キロ
  週３回坂路に入り、うち２回はハロン16～17秒の時計を２本出しています。また、基礎体力を養うためにも、周回コースにおける2500mのキャンターも継続しています。負荷を上げても大きな反動はなく、落ち着いた様子で日々を過ごしています。無駄な肉が取れ、身体が引き締まってくると同時に、馬体にメリハリが付いてきました。現時点では、マイル戦向きという感触も得ています。

  
• 2021.01.15

  ノーザンファーム空港

  馬体重：472キロ
  年明けは週２回坂路に入り、ハロン17秒の時計を出しています。また、周回コースにおける2500mのキャンターも並行しておこなっています。血統的なものなのか、気持ちが先行してしまう面もあるのですが、動きには柔らかさと力強さがあり、中身の濃い走りができています。厳冬期は速い時計を出すというよりも、乗り込み量を増やしながら基礎体力を養っていく予定です。

• 2020.12.28

  ノーザンファーム空港

  馬体重：463キロ
  坂路でハロン16～17秒の時計を出すまで進め、心身のさらなる成長を促すため、一端、リフレッシュ期間を設けました。現在はウォーキングマシン、トレッドミルを使った運動をおこなっています。坂路での動きには素軽さと力強さが共存し、まさに小気味のいい走りができる若駒です。飼い葉の喰いは良好で、馬体の張り、毛艶も申し分なしと、体調が万全な点も強調材料となっています。性格は前向きですが、うるささを見せない、扱いやすいタイプ。年明けからは、調教のピッチを上げていく予定です。

  
• 2020.11.30

  ノーザンファーム空港

  馬体重：459キロ
  周回コースをメインとした乗り込みから、坂路に入れてのキャンターに移行しました。ハロン18～19秒の時計を出したところで、一端、リフレッシュ期間を設け、心身のさらなる成長を促しています。動きには素軽さがあり、硬さを感じるようなところは、まったくありません。馬体には厚み、深みがあり、トモの容量の大きさには目を見張るものがあります。飛節の形状も素晴らしく、スピードの絶対値も高いはずです。持って生まれた長所を存分に引き出せるよう、今後の調教を進めていきます。

  
• 2020.10.30

  ノーザンファーム空港

  馬体重：449キロ
  周回コースにおける2500mのキャンター、坂路コースに入れてのスクーリングまでおこないました。この段階で、一端、リフレッシュ期間を設け、心身のさらなる成長を促します。馬体に幅があり、胸部、トモの厚みも増してきました。毛艶、張りも良好で、体調面の好状態をキープしています。競走馬らしいピリッとしたところもありますが、人間の指示には素直に従う賢さを備えています。動きには柔らかさと力強さがあり、豊かな才能を感じさせる若駒。成長度合いを見極めながら、今後の調教を進めていきます。

  
• 2020.09.17

  レイクヴィラファーム→ノーザンファーム空港

  育成先のノーザンファーム空港へ移動しました。
• 2020.09.15

  レイクヴィラファーム

  馬体重：425キロ
  昼夜放牧を継続しながら、ブレーキングを開始しました。勝ち気で前向きな性格の持ち主ですが、人間の手を煩わせるようなことは一切なく、極めて真面目にブレーキングに取り組んでいます。首が太く、胸部とトモの厚みも十分。夏を越えて、馬体全体がより充実してきた印象も受けています。セールスポイントのひとつとなっているのが、柔らかく、力強い歩様。いかにもスピードと瞬発力がありそうで、高い芝適性を伺わせています。血統的にも芝中長距離戦がベストの条件となりそう。一線級での活躍を大いに期待しています。