ロブ・ロイはかく語れり

14年産駒は、ゼンノロブロイ産駒を二頭出資した。

一頭は私の好きなショウワモダンの親である、エアジハードを母父にもつアグネスラズベリ14こと、

レッドラーザム。

これは2015年8月の先行募集で申し込んだが、そこで満口になるような派手な血統ではなく、それでも行ったのは母父とはいえエアジハードの名が募集頭数の少ない東サラに出てくること自体も稀有だと、廻り逢せにあてられたところもある。

募集時、WEB上の評価も鈍いものであったし、父ゼンノロブロイも種牡馬ランキング上位にあるとはいえその産駒にはバイプレイヤーが多い印象なのも、不人気の理由かと思うが、しかし私の目には、大きな不満はなく、むしろ逞しくさえ見えた。

ところで、ロブロイ産駒の統計を追うと、牝馬に評価が集まる傾向にある。　それを体感する意味も込めて二頭目に、同じロブロイ産駒の牝馬を購入した。　それがステージヴァージン14こと、レッドラペルだ。　元々、ショウワモダンの流れでラーザムに行く事は決めていたので、じっくり観て、フラットに選んだのはむしろコチラの方だ。

それでもすんなり決まったわけではなく、他馬と比較し悩み、ついには複数頭買おうかと意気込んだところに妻の制止の声に踏み止まる、という事を半年繰り返した。
そんな折、先に「残口わずか」の表示が出されたステージヴァージン14ことラペルその馬に、たまらず飛び込んだというわけで。

14年産駒は、ゼンノロブロイと心中しよう。

よろしく。


ちなみに、妻の制止の言葉は。

「長い付き合いになるねんし、もっと買った馬に集中せいよ」

これはよく効いた。

ロブ・ロイのレシピ

・スコッチ　ウィスキー 45ml　（レッドラベル）
・スイート　ベルモット 15ml
・アンゴスチュラ　ビターズ １，２滴
・マラスキーノ　チェリーを添える　（ラーザム的にはラズベリーでも良いだろう）

アグネスラズベリ14　レッドラーザム

ステージヴァージン14　レッドラペル