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2016年11月14日月曜日

レッドラペルがデビュー

2016年11月12日土曜、京都第6レース新馬戦ダート1800mにおいて、出資馬レッドラペルがデビューした。



タテガミが編まれ、可愛がられているのを感じつつパドックを周回する姿は調教コメント通りの穏やかさで、前の馬から少し距離が開いてしまう程でした。

パドックの見方として、”闘志のある馬はぐいぐいと厩務員を引き前の馬との距離を詰める”というのがあるが、そういった勢いはみられない。

”言われたので走る” から、 ”走りたい” へのトランスフォームが必要だ。

レースはゲートでほかの馬が暴れ、外枠発走に切り替えるアクシデントがあり、その分ゲート内で待たされる事になってしまった。 それが影響たか、スタートで大幅に出遅れてからは集団に追い付くこともできず、始終最後方をまわり、直線でバテた馬を二頭交わして、スタミナの切れたバタバタのていで、14着でゴールした。先頭がゴールして4秒8での入線は、制裁のあるタイムオーバーの5秒ギリギリ。滑り込む運は兼ね添えているようだ。
11月12日レース後コメント(14着)
岩田騎手「まだまだですね。全体的に幼くて体を使い切れていないし、走ろうとする気持ちも物足りませんでした。ゲートは遅れないよう意識していたのですが、長い時間待たされたことで馬がボケーっとしてしまい、立ち遅れる形に。道中はずっとステッキを入れてやる気を引き出そうとしましたが、スピードに乗り切れないまま終わってしまいました。すみません」
体を使い切っての遅さならば絶望的だが、走り方を覚えさえすれば、まだまだ上を目指せるという事だ。フォームが改善されれば、体力が示すようにスタミナも持つようになるだろう。

ゲートもだいぶ良くなった、との石坂師のコメントでこのような状態なので、本来はもっとゲートができなかったはずだと思うと、背筋の凍る思いだ。
気力、ゲート、フォームと、課題の多さが露呈したところだが、まだまだ時間はある。
一度レースを使って浮き彫りになった課題に対策を施した2戦目が最も重要。
師の采配に期待したい。

ともあれ、デビューおめでとう、ラペル。
















4 件のコメント:

  1. タモスケさん

    きれいな写真と観戦レポート、ありがとうございます!
    少し前の厩舎のコメントからは期待ばかりだったのですが、難しいものですね。。。

    でもまだまだ時間はありますので、ここからどれだけ勝負できるように持っていくのか、楽しむつもりで応援したいと思っています。

    幸い、体質が弱いということではなさそうですので、
    しっかりと調教してもらって成長してくれるといいですね。

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    1. 牧場や厩舎の評価とレースは別物だという事を、頭では判っていてもどうしても繋げてしまいますね。
      レース後の馬体についてのコメントがまだですが、なにも問題のないことを祈ります。
      レースを使う事で逆に、レースを嫌がるようになる馬も多くいるので…
      勝っても負けても次も楽しみなのが、競馬の良いところですね。

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  2. タモスケさん、はじめまして。
    netkeibaのラペル掲示板からたどり着きました。
    レッドラペル、ご一緒させて頂いております。
    ラペルの新馬戦の様子、レポありがとうございます!
    まずは無事にデビューできたことを喜びたいですね。
    まだまだ幼さが先行して、レースになっていなかったのは残念ですが、幸い馬格は立派ですので、これから更にしっかりお稽古して再登板を楽しみにしたいと思います。
    鬣を編んで貰っていて、可愛いですね♪

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    1. Ramiさん、はじめまして。
      同じ馬の一口主という事で、これからもどうぞよろしくお願い致します。
      書き込みありがとうございます。
      デビューするまでも大変ですから、まずはここまで根気よく付き合ってくれたラペルにひたすらに感謝の一念です。
      幼さという点では、女の子の馬は甘やかすほどに厩務員に甘える仕草が多くなるものですが、ラペルはその点物わかりの良い馬で、とても優秀だと思いました。
      着順的には想定よりもだいぶ低いことが失望に繋がりますが、ある程度走れないことは織り込み済みでしたので、悲観までには至らないかと思います。
      これからが楽しみですね。

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