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2017年2月12日日曜日

レッドラーザム新馬戦(2月12日京都6R)結果

レッドラーザム新馬戦の現地観戦。

坂路の時計もそこそこ出ており、ゲートの不安もなく、天候による馬場悪化さえも脚質に味方すると信じ、相手にも恵まれ、遂には三番人気。
そんな大きな期待を寄せたレースは、10着という苦い結果で幕を引いた。松若騎手のコメントは以下の通り。

2月12日 レース後コメント
松若騎手「馬場が悪くて何度かノメッていましたし、周りの馬を常に気にしていて耳をしぼって走っていました。道中は肩ムチを入れるとハミを取るけど、すぐにダラッと気を抜いてしまう感じ。その繰り返しで促しっぱなしでした。きょうの敗因は馬場と気持ちの問題の2つですね。集中力が続かないので次はブリンカーなど馬具を試してみてもいいと思います。馬はいいのでガラッと変わるかもしれません」

スタートでふらついていたのは、馬場のせいか、それでも道中中団につけて最内を距離ロスなく運ぶものの、おっつけどおしの上に囲まれてしまった状態では、あとはなすがままであった。
パドックでも跳ねるような仕草をみせた事もあり、環境に適応できていない事がひしひしと伝わってきた。
しかし馬場が悪いのも、初めての環境というのも、勝者敗者関係なく、みな同じである。

ラペル同様、牧場や厩舎ではいう事をよく聞く優等生ではあるが、競馬となると二の足を踏んでしまう、勿体ない性格になっている。
丈夫なうえにスタイルも良いので、これからはより研ぎ澄まされた競走馬としての成長を期待しなければならない。

レッドジュディスやレッドヴァローレのように、気性が難しすぎても良くないし、優等生でも競馬を理解し闘争心を持たなければ競走馬としては厳しい。
競走馬の資質の、なんと厳しい事かを、浴びる結果となった。
しかし、レッドラーザムは悲観するような馬ではありません。

これからの育成に期待を寄せて、音無先生、よろしくお願い致します。


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