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2017年8月23日水曜日

新馬はみな育成順調だが

レッドラーザムが引退して、サラブレッドオークションで202万円の高値が付いた私のポートフォリオは、現在現役馬ゼロという、気の抜けたものとなっている。

ラーザムは母父にエアジハードが入っており、思い入れのある馬。
始めて牧場見学で会った馬でもある。

速いところをするといい動きをする、と牧場の評判も高く、デビューでは武豊騎手に騎乗を依頼することになりー…これはしかしその後都合がつかなくなり、浜中騎手に再依頼、ふられて松若騎手という流れになったがー…Gallop誌でもダイヤの原石だと記事に取り上げられ、昂った記憶も新しい。

しかしデビュー後は、芝10着、ダート8着、芝12着と、いまいち芳しくない成績の中迎えた4走目ダート1800。あれは私が次年度の出資馬の見学で日高地方をうろうろしていた頃、ラーザム渾身クビ差の2着の報をうけ、これは勝ち上がれる、と泣いて喜んだものだ。

その馬が、引退した。


抜け殻のような私の耳に、育成中の4頭の馬の順調な報告が入る。
どの馬も特に頓挫もなく、むしろ良い方向で順調に育成が進んでいる。

中でもオルフェーヴル産駒のレッドルークは語気も強く、そろそろ移動の話も検討し始めたし、ヴィクトワールピサ産駒の雄大な馬体のレッドラギドは速いところも難なくこなし、レッドレネットも馬体充分トモの使い方も巧くなって、レッドオルティスに関しては気持ちの面が心配ではあるが、調教内容は速いところもすんなりこなし、これも能力を感じさせる期待馬と思える。

どれも頼もしく楽しみでいっぱいだが、私の中にラーザムが足りない。
現状の2歳馬たちに申し訳なく思うも、気持ちの整理にはまだ時間がかかるようだ。


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