もくじ

2018年11月1日木曜日

レッドルークアーカイブ

未勝利脱出した直後、まさか500万下を1走もすることなく
こんな結末を迎えるとは、夢にも思っておらず
心の整理もつかないままアーカイブを作ることになるとは…

出資馬としても、初の未勝利脱出なるも、
これから中央の手続きというところでの事故。

持ち馬の初勝利は盛岡の芝1000ということになりました。
最後に、昆貢先生のコメントも欲しかったな。
どんな青写真を描いていたのだろう。

出走の日も、個人的にいろいろ所縁のある日ばかりで、
そういう意味でも【もってる】馬でした。

たくさんのプレゼントをありがとう。
レッドルーク、どうか安らかに…

2018.10.30 :
既報の通り、レントゲン検査により左前第四手根骨の骨折が確認されました。脚をつけず立ち上がれないなど痛みを伴う症状を緩和させるための治療を中心に施してきましたが、時間経過とともに治療も困難な状況に陥りました。このままでは馬が苦しむだけという獣医師の判断を受け関係者間で協議を行い、誠に不本意ながら断腸の思いで安楽死という決断に至りましたことをご報告申し上げます。中央復帰の道を堂々と連勝で切り拓いた力強い走りの余韻も残るなか、このような突然の悲しい報告となり大変申し訳ございません。出資会員様へは、追って書面にてご報告させていただきます。長い間、レッドルーク号にご声援いただき、ありがとうございました。





2018.10.29 : 水沢:伊藤和厩舎
伊藤調教師「レース後も歩様に問題はなかったのですが、厩舎に戻ってから時間の経過とともに左前を気にする素振り。だんだんと脚を引きずるようになってしまいました。今朝、獣医師にレントゲンを撮って確認してもらったところ、左前の第四手根骨に骨折が確認されました。骨折箇所はヒビや骨片が飛んだというものではなく、大きく割れている状況。恐らくレース中だと思うのでゴールできていなくても不思議ではありませんし、気が張っていたにしろ、よく歩様に見せずに戻ってきたなというのが診断を受けて最初に思ったことです。いまは馬房の中で立てずにいますし、状況としては非常に深刻といわざるを得ません。このような報告をしなくてはいけない状況となってしまい、本当に申し訳ありません」

《追記》22時20分
状況に大きな変化はありませんが、痛みが落ち着き脚をつけるようになればということで、患部のケアをしながら経過を観察しています。状況に変化があれば、またご報告いたします。

2018.10.28 : 10月28日レース後コメント(1着)
菅原騎手「先生からはゲートをある程度でてくれたなら、積極的に前で競馬をという指示でした。今日はゲートも決まりましたし、誰も行く姿勢を見せなかったですからね。脚をじっくり溜めてというより、スピードの持続力で勝負するタイプという印象なので、無理に抑えるくらいならこのまま行ってしまおうと思って逃げの形で積極的にレースを進めました。前走と違って道中もこの馬のリズムで走れましたし、折り合いもしっかり。雨が降ったり止んだりの重馬場でしたが下を気にする感じもなく、いい手応えで直線に入ることができましたからね。これなら押し切れるだろうと自信を持って追い出しました。最後はさすがに脚色が鈍りましたけど、抜かれる感じはなかったですし自分で競馬を作っての勝利。完勝と言っていいのではないでしょうか。距離が延びて競馬はしやすかったですし、スタミナは十分に備えている馬かと思うので、さらに延びても良さそうですよ。きついローテーションだっただけに、今日はとにかく勝ち切ることができて良かったです」

伊藤調教師「キャンターにいけば伸び伸び走ってくれるんですけど、前走後はやはり硬さを感じたりもしたので、詰まったレース間隔も考慮して丹念にほぐすことを意識しながらの調整。体調自体は安定していて飼葉も食べてくれたので、心配した馬体重も2キロ減で抑えることができました。輸送も上手くいって落ち着きもあったし、体調面に不安はなかったですからね。今日の馬場状態もそれほど気にならなかったので大丈夫だろうとは思っていたんですけど、人気が一本被りだったことの方が気になってだんだん心配になってきてしまいました。レースは見ての通り力で捻じ伏せる競馬。しんどいローテーションを考えれば着差以上に強かったと思いますし、馬が本当によく耐えて頑張ってくれました。上がりの歩様は気になりませんでしたが、もともと脚元に弱いところのある馬ですからね。この後は明日にも地方の登録を抹消して移動準備を整えていくことになりますが、レース後しばらくは慎重にチェックさせていただければと思っています」

2018.10.26 : 水沢:伊藤和厩舎
10月28日(日)盛岡7R B2級 芝1700m 菅原俊吏騎手
12頭立 4枠4番 56㌔ 発走:14時55分

伊藤調教師「レース間隔は窮屈ですが、レース後の状態に異常が見られないので、クラブ側とも相談させていただいて出走を決めました。距離に不安があって、どんな競馬になるかもやってみないと分からない…というのが前走でしたが、結果的にゲートから実戦形式で強めの稽古というか能力検定を受検したような感じも。時計になる稽古は必要ないのでここまで軽い運動で進めてきましたけど、精神的にも安定していますし、大きなストライドでフットワークは変わらず伸びやか。月曜日に本追い切りをビッシリやったと考えれば、このローテーションもさほど気になりません。ただ、輸送だけはどうしようもないですからね。もっとボリュームアップさせたいというのが本音なので、体を減らさないようにと思ってこの数日は進めてきましたけど、さすがに少し減ってしまうかもしれません。どちらかというと輸送自体は上手な方だと思うし飼葉も食べているので、前回くらいの数字で競馬にいければいいんですけど。距離も延びて条件的には大きく好転といえる今回の競馬。半信半疑だった1000mを好内容で勝ちきれたことは自信になりますし、乗り役もまた自信を持ってレースに臨めるかと思います。最後の開催らしい芝コンディションで時計も掛かっていますけど、そのあたりを苦にするタイプではないですからね。枠も内過ぎず外過ぎずでちょうど良さそうですし、ゲートを互角に出てスムーズに流れに乗れれば、格上挑戦にはなりますが十分にチャンスはあるはずです。バタバタと連続して出走することになってしまって申し訳ありませんが、何とか結果で応えられればという気持ちで出走態勢を整えていますので、また応援よろしくお願いいたします」

2018.10.23 : 水沢:伊藤和厩舎
10月28日(日) 盛岡 7R B2級 芝1700m 菅原俊吏騎手 予定

伊藤調教師「レース翌日ですが、脚元や体調に問題は見られませんね。時間が経ってからガクンとくることもあるので注意していますが、表情も落ち着いていつも通りだし飼葉もモリモリ食べていますから、これなら大丈夫でしょう。今日、年内最後となる第10回盛岡開催への出走申込をおこないましたが、C1クラスに芝の番組が組まれておらず、使えそうなのは格上B2クラスの芝1700m戦。格上挑戦自体は想定内ながら、これが今週の日曜日の競馬なので悩みどころです。昨日レースを走ったばかりで、中5日での競馬になりますからね。馬の状態に問題がなければ芝のレースを使える最後のチャンスになるので勝負にいこうと思っていますが、なにか馬に気になるところがある中で無理してレースにいったことでトラブルが生じては意味がないですから。完成しきった馬ではないですし、ルークに関してはまだ弱いところもありますからね。しっかりと馬の状態を確認した上で、そこは慎重に最終判断をと考えています」

2018.10.22 : 10月22日レース後コメント(1着)
菅原騎手「とにかくスタートだけは気を付けてと思ってゲートに入ったんですが、大外で最後の枠入りだったのも良かったのかポンと出てくれました。押して勢いをつけていけば応えてくれましたし、少し早いかとは思いましたが4角先頭で押し切ってくれましたからね。さすがに忙しい競馬で、この馬の適性からしたら無理に動いてもらった感じもあるのですが、イメージしていた形に何とか持ち込み勝ち切ることができました。人気に応えたいと思いつつ不安もあったので、結果的には馬の力が違ったということでしょうけど正直ホッとしました。ただ、やっぱり距離は足りないですよ」

伊藤調教師「馬体重も予想していた数字でしたし、装鞍所からいつも通り落ち着いていて気配は良かったですよ。あとはゲートを出てどうかというところでしたからね。やってみないと分からないというのが正直なところで半信半疑な部分もありましたけど、それでもゲートが決まればチャンスは広がるだろうと見ていたなかで、今日は乗り役が気になっていたポイントを綺麗にクリア。本当に上手に競馬をしてくれました。ちょっと先頭に立つのが早いかと思ったので、直線は何とか我慢してくれと力が入りましたけどね。きっちり勝つことができて本当に良かったです。レース後は初勝利に興奮したのか珍しく気持ちが昂った様子でしたが、上がりの歩様も気になりませんでした。明日以降も状態を確認していきますが、問題なければ盛岡の最後の開催に向かいます。1600mの番組に申し込みますが、おそらく中1週での競馬になるかと思います。レース間隔的にも調整程度の稽古で十分だと思うので、連勝できるように引き続き体調を整えていきます。今日は応援ありがとうございました」

2018.10.20 : 水沢:伊藤和厩舎
10月22日(月)盛岡8R 五葉山賞(C1 特別) 芝1000m 菅原俊吏騎手
10頭立 8枠10番 56㌔ 発走:15時55分

伊藤調教師「予定レースへの出走が確定して、枠順は10頭立ての10番枠に決まりました。内枠、外枠の有利不利は基本的に考えなくていい条件ですけど、ルークにとってはいろいろとはじめてのレースになりますからね。中間にゲートを確認した時はスッと出てくれたので同じように出てくれればいいんですけど、ゲートの出がもうひとつだったり、ダッシュが鈍くてモタついた場合、ゴチャつく可能性の高い内枠より外枠の方が競馬はしやすいんじゃないかと思っていたので、誰にも邪魔されないであろうこの枠はプラス材料と考えています。もちろん外を回されるような競馬になるかもしれないですけど、エンジンがかかりきらないことはあってもバテるシーンはイメージできないですからね。乗り役にはきっちりと力を出し切る競馬をしてもらえればというところ。追い切り翌日の今日も馬は元気でキビキビしていますし、脚元などにも気になるところは見られませんので、潜在能力と具合の良さで条件面の不安を補うことができればと期待しています」

2018.10.19 : 水沢:伊藤和厩舎
伊藤調教師「少し重いかなという乗り役の意見もあって、中間にやや強めに1本。今朝、コースで本追い切りをおこないましたが、『いい動きでした』というのが上がってきた乗り役の一言目でした。単走で51.7-12.7というタイムをほぼ馬任せという内容でしたが、飛びが大きくてスピードを感じさせないので、思ったよりも時計が出ていてちょっとビックリ。今日は息と反応を確かめて、あとは軽く気合を乗せてあげればということで追い切りにいったので、乗り役も全く無理をしていませんし気分良く脚を伸ばしてあげた感じですけどね。馬は追い切り後も疲れた表情を見せることなく息もすぐに戻りましたし、動き・反応とも上々の追い切りを消化することができました。飼葉の食いも良好で、腹袋ができて気持ちボリュームアップさせることができました。輸送もあるので、競馬場には程いいプラス体重でいけるのではという感触です。この距離の馬ではないので予測できない部分もありますし不安もありますが、まずは出走態勢を整えることができましたので、鞍上には馬のポテンシャルを信じて勝負してもらえればと思っています。小脚を使うタイプではないので、できれば外目の枠が欲しいところですね」

2018.10.12 : 水沢:伊藤和厩舎
伊藤調教師「来週の中頃に天気や馬場状態を見て本追い切りと思っていますが、今朝も変わらず元気に調整できていますし、体調もそうですが動きも雰囲気も上々です。調整内容も長めからキャンターでじっくりという形は変わりませんが、鞍上も馬とコミュニケーションを図りながら進めてくれています。いい稽古ができていると思いますので、まずはこの雰囲気を崩さずにというところですね。過去のレースを見てもゲートが下手という感じはないですけど、あまり出が速いタイプでもないと聞いていますので、この距離ですしレースまでにゲートの確認をしておこうとは思っています。入厩からここまで不安なくきていますので、いい形でレース当日を迎えられるように明日以降も進めていきますが、飼葉の食いは相変わらずバリバリという感じ。盛岡までの輸送があるので気持ち大きめにという意識はありますけどね。気持ちいいくらいに食べてくれているので、体調面は心配しなくても良さそうですよ」

2018.10.10 : 水沢:伊藤和厩舎
10月22日(月) 盛岡 8R 五葉山賞(C1 特別) 芝1000m 菅原俊吏騎手 予定

伊藤調教師「9回盛岡開催への出走申込をおこないました。芝1600mの番組があったのでそちらに申し込んだのですが、登録頭数が多くて賞金順で出走枠に入れない状況。登録頭数や賞金面から使える芝の番組となると芝1000mのレースということで、ダートへ切り替えることも含めて考えたのですが、今開催をパスしても次開催でも同じ状況になる可能性がありますし、せっかく好状態で連れてきてもらったのに今の状態をキープしながら後ろに延ばすことがプラスとは思えません。盛岡の競馬が終われば、水沢ではダートしか選択肢はないですしね。ある程度テンから出していく必要があるのでペースの違いに戸惑うかもしれませんが、時計的には十分に対応できると見ています。気のいいタイプなので、ゲートは普通でも鞍上のアクションに応えて動いてくれそうですし、初めての条件ですけど力量的に捻じ伏せて不思議ではありません。まずは盛岡初戦へというところで、実戦投入させていただきたいと思います。鞍上は菅原俊吏騎手で。自厩舎所属の乗り役で申し訳ありませんが、ずっと稽古をつけてきて癖も特徴も把握しているはずですから、そのあたりにも期待して送り出したいと思います。来週の本追い切りでは、気合をつけてレースが近いことを教えるようなイメージで考えています」

2018.10.05 : 水沢:伊藤和厩舎
伊藤調教師「地方所属馬としての登録も完了しましたので、あとはレースへ向けてというところ。10月13~15日、10月20~22日の6日間が第9回盛岡開催となりますのでここに申し込みますが、あとは距離など使いたい芝のレースがちょうど良く組まれるかどうかですね。どのくらいの頭数が登録してくるかも来週にならないと分からないので、そのあたりの状況が見えてからもう一歩踏み込んだところは考えたいと思います。馬の方は至って順調。飼葉の食いは相変わらず良好で、普段もですが稽古にいっても落ち着き十分です。気のいいタイプで、やればやっただけ動いてしまう感じですからね。オーバーワークにならないように引き通き長めから丹念に乗っていますが、コントロールも利いて乗り手とのコミュニケーションも問題ありません。稽古内容や動きに関して特に注文は見当たらないですし、変な癖もなく手の掛からない良い子でこちらは本当に助かっています。この調子でコンディションを整えながら出走準備を進めていきますよ」

2018.09.28 : 水沢:伊藤和厩舎
伊藤調教師「昨日、登録検査を受けて無事に終了しています。あとは競走馬登録が完了するのを待つだけという状況ですが、来週には登録されますので、明日10月13日からの盛岡開催に申し込みをします。数字のわりにスッと見せる馬体なので食が細いのかと思って心配していたんですけど、食欲旺盛でバリバリと残さず食べてくれるので、ちょっとビックリしてしまったくらい。でも気持ちも落ち着いてゆったりと過ごしていますし、こちらの環境にはすぐに馴染んでくれたみたいですからね。それは食欲も含めて何よりです。飼葉を食べてくれるし落ち着いているので、調整に関しても神経質にならず進めることができていますよ。いまは長めからジックリという形で乗り進めていますが、乗り込んでくれていただけあってしっかりと動いてくれますし、脚元などにも気になるところは見当たりません。併せでビッシリとか速い時計は必要ないと思うので、レース前に気合をつけるくらいで大丈夫そうですね。レースは芝で考えていますが、まだ条件に合うレースが組まれるかも分からないので、番組を見てみて状況によっては格上のレースなども視野にと思っています」

2018.09.22 : 水沢・伊藤和厩舎
伊藤調教師「ほぼ予定通り、昨日の21時頃こちらに到着しました。輸送熱や馬体の異常は見られず、入れ込んだ様子もしょんぼりした感じもありませんでした。半日以上の長旅でしたが、よく頑張ってくれましたね。今日は長旅のあとなので厩舎まわりを引き運動。歩様もスムーズで問題はなさそうですから、明日から運動を開始したいと思っています。なかなか雰囲気のあるいい馬ですけど、本当に良くなってくるのはこれからなんでしょうね。数字の割にまだ全体に線が細いように感じました。特にトモですが、成長に合わせて幅が出て、さらに前後がボリュームアップしてきたら楽しみが増しますね。素質を秘めた楽しみな馬を預からせていただきましたので、こちらも良い形で戻せるようにスタッフともども頑張ります。レース出走へ向けて、まずは来週の27日に地方所属馬となるための登録検査をおこなう予定。こちらの環境に慣れてもらいながら調整を進めていきますが、そのなかでキャラクターを掴んでいければと思っています」

2018.09.20 : 栗東:昆貢厩舎
本日は坂路1本の調整でした。
 坂路 75.9-57.2-38.3-19.6 馬なり
助手「近日中に岩手まで輸送すると聞いたので軽めにとどめました。きのうは全休明けで気負っていましたが、うまくガス抜きができたのか、けさは乗りやすかったです。脚捌きに硬さはもありませんでした。フレッシュな状態で送り出せるよう準備しておきます」

※21日(金)水沢に向けて出発することになりました。

2018.09.19 : 栗東:昆貢厩舎
本日は坂路で調整しました。
 坂路 70.0-50.7-33.4-17.2 馬なり
昆調教師「移籍先の馬房が空くまで少し時間がかかると聞いていましたが、牧場に出すと緩んでしまうでしょうから、10日くらいならトレセンで調整した方がいいのではと提案させてもらいました。移動するまで追い切る予定はなく、坂路でのキャンター調整を続けてコンディションを整えるつもりですが、きょうも行きっぷりがよくて、3F目であおられるとかなり行きたがっていました。乗りづらそうでしたが、これまでどおりの姿ですからね。相変わらず骨格の割にトモが薄く映りますが、それ以外に気になるとこはありません」

※馬房の調整がついたため現在馬運車を手配しているところです。週末までには水沢・伊藤厩舎へ移動する予定です。

2018.09.13 : 栗東:昆貢厩舎
本日はひき運動の調整でした。
昆調教師「今週は芝もダートも出走できません。これで残されたレースはダートのみとなりました。ただ前回は初ダートで馬場が悪かったとはいえ、見せ場すらなかったあの内容では、この次ダートを使っても期待した結果は望めず、ただダメージを与えるだけになってしまうだろうと思っています。無理に出走させず、地方でも芝のレースが行われている岩手競馬へ移籍させて再出発を図ることが馬のためになるだろうと考えています。たとえダートのレースに回ることになっても中央よりメンバーレベルも当然落ちるでしょうから、楽に勝ち上がれるはず。勝つことで自信を取り戻せれば走り自体も変わってくるのではないでしょうか。骨など成長の遅れもあり、みなさんの期待に応えられなかったことは残念ですが、また帰ってくることになれば改めて管理させていただきたいです」

本馬は一旦地方競馬へ移籍し、中央競馬への復帰を目指すことになりました。移籍先は水沢競馬・伊藤和厩舎となります。移動日などは決まり次第お知らせします。

2018.09.12 : 栗東:昆貢厩舎
本日は坂路にて併せ馬で追い切りました。
 坂路 55.0-40.7-27.2-13.8 一杯
外アルパーシャン 54.6-40.3-26.7-13.6 馬なり
助手「気が散漫なところがあるので集中力を高めるためチークピーシーズを装着して追い切りに臨みました。そのためいつも以上に気が入っていてテンからなかなかの行きっぷりでした。前半力んだし、雨が降って馬場が重いうえに後半で馬場コンディションも悪かったためラスト1Fは時計がかってしまい併せ馬でも遅れをとりましたが、動き自体はとてもよかったと思います」
昆調教師「体も息もできていますし、いつ出走できるかわからないのでびっしりはやりませんでした。前走での走りや結果から芝の方がよさそうだと考えていますが、想定を見ても今週の芝1800mへの出走は難しいですね。そうなると来週以降のD1800mしか残されていませんが、確実に出走できるかどうかは不透明な状況です」
※16日(日)阪神4レース・3歳未勝利(D1800m)、17日(月)阪神4レース・3歳未勝利(芝1800m)に出走を予定していますが、想定ではどちらのレースも除外対象です。

2018.09.06 : 栗東:昆貢厩舎
本日は障害練習を行いました。
西谷騎手「いつもなら休み明けは坂路1本と決まっていますが、体をほぐすことや集中力を高めることを目的に障害練習をしてみました。ダクで大木を跨いだり、グリーンウォールも飛ばせたりしましたが、ジャンパーとしての資質はいいですね。練習初日なのにさらに大きな障害にも挑戦できそうなほどでしたし、レースを使っている馬よりきれいに飛んでいました。レース後ですが、走っていない分体の硬さもなく、脚運びも軽かったです。まずはスーパー未勝利への出走を目標に調整していきますが、障害練習を調整メニューに加えていくつもりです」

2018.09.05 : 栗東:昆貢厩舎
本日はひき運動の調整でした。
助手「馬場を気にしてしまったのかまったく競馬をしていないのでダメージはほとんどありませんでした。獣医師に診てもらっても異常なしということでしたし、体も戻ってきているのでいまのところあすから乗り出す予定です」
昆調教師「ダートが合っている合っていないの前にスタートからまったく走る気を出してくれませんでした。残されたレースはスーパー未勝利だけですが、例年の傾向だと最終週でも出走できるかどうか微妙なところ。厩舎で調整は続けていきますが、想定を見たり出馬投票の状況を確認したりして、未勝利戦に出走できるかどうか探っていきます」

2018.09.01 : 9月1日レース後コメント(14着)
太宰騎手「外目の枠を引いたので、砂を被らずいけていいかなと思っていましたが、馬場が悪いせいかスタートから全くスピードに乗っていかず、ついていけませんでした。パサパサの良馬場ならまた違った結果になったと思いますが。すみません」

2018.08.30 : 栗東:昆貢厩舎
本日はひき運動の調整でした。
助手「けさはひき運動で疲れを取りましたが、歩様は問題なかったですし、元気いっぱいでした。獣医師にソエの状態を確認してもらっても反応は薄くなってきているので、これまでどおりレーザーによるケアで大丈夫だろうということでしたよ。馬体重は496キロと幾分余裕がありますが、調教でもしっかり動けていて、ジョッキーも素軽くなっていると話していたのでとくに気にしていません。あとは出走できるかどうかだけでしょう」
昆調教師「想定を見る限り今週の出走は厳しそうですが、直前まで投票状況を見て可能性のある方へ投票することにしています。除外となった場合は来週以降に組まれているスーパー未勝利(D1800m)に予定を変更します」

2018.08.29 : 栗東:昆貢厩舎
本日は坂路にて追い切りました。
 坂路 太宰J 54.4-38.8-25.2-12.5 強め
太宰騎手「余力残しの内容でしたが、先々週のように重苦しさというかモタモタしたところがなかったです。自分からハミを取るなど前向きさが感じられましたし、素軽さが増しました。状態は上向いているので今週出走できるといいですね」
※1日(土)小倉3レース・3歳未勝利(D1700m)、2日(日)小倉4レース・3歳未勝利(D1700m)に太宰騎手で出走を予定しています。どちらのレースも想定からは除外があります。

2018.08.23 : 栗東:昆貢厩舎
本日はひき運動の調整でした。
助手「きのう獣医師に診てもらいましたが、ソエは気にするほどではないということでしたし、筋肉などに疲れもないということでした。そのため治療もありませんでした。馬体重は先週から2キロ増の494キロ。ショックウェーブ治療を施してから少し楽をさせたこともあり若干増えていますが、その影響が残っていてきのうモタモタしてしまったのかもしれません。でも、来週のレースまであと2本時計を出せるのでいつもどおり仕上がると思います」

2018.08.22 : 栗東:昆貢厩舎
本日は坂路にて追い切りました。
 坂路 西谷J 53.7-38.6-25.3-12.8 一杯
西谷騎手「だいぶ前を走る馬を目標に進めました。でも左手前に替えてほしいところでも替えてくれなかったし、仕掛けたときの反応もまずまずといった感じ。全体的に動きがモサモサしていてなかなか差を詰められませんでした。もともと坂路で目立つ動きをする馬ではありませんが、レース後しばらく楽をさせていたので太めが影響しているのかもしれませんね。いまのところ来週はCウッドコースで追い切ってレースに備える予定ですが、この時期のダート戦は出馬ラッシュになるので来週出走できるかどうかは微妙なところ。出走できない場合はスーパー未勝利での1発勝負にかけることになるのではないでしょうか」

2018.08.16 : 栗東:昆貢厩舎
本日はCウッドコースで調整しました。
太宰騎手「以前は口がききづらかったですが、きょうは乗りやすかったです。だいぶ操縦性がよくなりましたね。ただ、ドタドタした走りでもう少し素軽さがほしいと感じました。そのあたりダートが合っていると言えるのかもしれませんが。騎乗依頼をいただいていて来週の追い切りなどにも騎乗する予定です」
※次走は9月1日か2日の小倉D1700mのどちらかのレースへ向かいます。鞍上は太宰騎手の予定です。

2018.08.15 : 栗東:昆貢厩舎
本日はCウッドコースで調整しました。
昆調教師「次走については今のところ小倉最終週のダート戦でと考えています。スーパー未勝利を含めて出走できるのはあと2回。次走で芝を選択して取りこぼした場合、スーパー未勝利のダート戦1発勝負になるのはさすがに厳しいと思うので、このタイミングでダート戦に向かうことしました。もう少し時間があるので追い切りは週末からにします」
西谷騎手「Cウッドコースで時計にならない程度の調整を行いました。残り1Fだけ伸ばしてストライドを確認しましたが、ソエを気にしている様子はなく、脚捌きも問題なかったです。調教で右回り、左回りの両方乗りましたが、右回りの方が乗りやすいし弾け方もいいので小倉ならパフォーマンスが上がるはずです」

2018.08.09 : 栗東:昆貢厩舎
本日は坂路1本の調整でした。
 坂路 西谷J 65.9-48.5-32.5-16.5 馬なり
西谷騎手「けさは坂路1本だけだったのであまり遅くならないように気を付けました。乗ったのは2日ぶりでしたが、ソエを気にする様子はなく脚捌きは軽かったですし、フットワークも戻っていました。ショックウェーブ治療があたったんだと思います。まだ次走をどうするかは決まっていませんが、手始めに日曜日に15-15からしまいだけ伸ばし、来週はCウッドコースで追い切る予定。このまま順調にいけば再来週、遅くてもその次の週には出走態勢は整うでしょう」



2018.08.08 : 栗東:昆貢厩舎
本日は坂路1本の調整でした。
 坂路 70.6-52.3-35.0-17.5 馬なり
助手「先週末ショックウェーブでソエを治療してから小さくなっていたストライドが大きくなるなどだいぶ持ち直してきました。きのう騎乗した西谷騎手もよくなっていると話していましたよ。ただ、ルークに乗っているときは自分の感覚より時計が速くなることが多かったのですが、きょうの時点でも自分の感覚どおりだったのでまだ本調子にはないのかもしれません」

2018.08.02 : 栗東:昆貢厩舎
本日は坂路1本の調整でした。
 坂路 69.5-50.9-33.7-16.0 馬なり
西谷騎手「きょうも坂路を普通キャンターで乗りましたが、きのうほどソエを気にしている感じはなかったです。うまくハミが抜けてリラックスした状態で走っていたし、だいぶフォームが固まってきてまっすぐ走れるようにもなっています」
助手「きのう獣医師にソエの状態をチェックしてもらったところ、悪化はしていないが、まだ反応があるということだったので日曜日にショックウェーブ治療を施すことになりました。馬体重は492キロとすでに回復しているので、治療後の経過がよければ来週から時計を出し始められそうです」

2018.08.01 : 栗東:昆貢厩舎
本日は坂路1本の調整でした。
 坂路 69.1-49.0-32.4-16.2 馬なり
西谷騎手「少しだけ左前脚のソエを気にしているようです。キャンターでは気になりませんが、出がけの常歩からダクまではチクチクしている感じが伝わってきます。ただ、調教を休ませるほどのものではないし、気持ちも充実しているので、ケアしながら進めていけば問題ないでしょう」
助手「少し楽をさせた方がよさそうなので、あすも時計を出す予定はありません。早くても週末からペースを上げることになると思います」

2018.07.26 : 栗東:昆貢厩舎
本日は坂路1本の調整でした。
 坂路 68.4-50.4-34.3-17.3 馬なり
助手「けさから乗り出しました。坂路を普通キャンターで上がりましたが、右トモに若干の疲れを感じたくらいで、そのほかに気になるところはありませんでした。体重も488キロまで戻っていて元気いっぱいですよ。前走の敗因がはっきりしないままで内心すっきりしませんが、競馬に使う前の状態には戻りつつあるのでホッとはしています。今週いっぱいは楽をさせて、来週あたりからまたペースを上げていければと考えています」

2018.07.25 : 栗東:昆貢厩舎
本日はひき運動の調整でした。
助手「熱中症や故障を疑う負け方だったので、レース当日の夜に獣医師に診てもらいましたが、体調は問題ないし、脚元も異常ないということでした。本当にレースに出走した馬なのかと聞かれたくらいでとくに治療も受けず、回復を待っているところです。けさまでひき運動を続けていますが、早ければあすから乗り出すかもしれません」
昆調教師「休み明け初戦を1本足りない状態で使った反動が出てしまったようです。すみませんでした。今後については間隔をあけて1発勝負に出るくらいの気持ちでレースに臨みます。福永騎手がダートを試した方がいいと話していたようなのでダート転向を含めて考えていきますが、もう1度作りなおせば未勝利戦なら芝で十分通用するでしょう」

2018.07.21 : 7月21日レース後コメント(12着)
福永騎手「中1週のせいか、前回より歩様が硬かったです。スタートは安定してきて上手く出てくれましたが、今日は追い出してからも跳ねるようなところが全くなかったですね。調教ではもっといい走りをしますが、芝ではパフォーマンスが落ちているように感じます。改めてダートが向いているように思いました」

2018.07.19 : 栗東:昆貢厩舎
本日はひき運動の調整でした。
助手「きのうの獣医師のチェックではソエは悪化していないし、筋肉へのダメージもないということでした。いつもどおり疲労回復だけ打ってもらいました。馬体重はけさの時点で492キロと先週より2キロ増えていました。この暑さでよくこれだけ食べれるなというくらい食べていますからね。毛ヅヤも筋肉がついてメリハリある体つきになっていて、間違いなく前回よりいい状態です」
昆調教師「北海道へ長期で出張しているため追い切りは確認できませんでしたが、調教を任せている西谷騎手や厩舎スタッフから『調整は順調で上積みしかない』と報告を受けています。具合はよさそうなので、この間のレースと同じように前目で競馬をすれば大丈夫でしょう。スタッフらも秋には大きいところをと意気込んでいるようですが、まずは今回確実にモノにしてほしいと思っています」
※今週21日(土)中京7レース・3歳未勝利(芝2200m)に福永騎手で出走します。

2018.07.18 : 栗東:昆貢厩舎
本日は坂路にて追い切りました。
 坂路 西谷J 54.1-38.4-24.9-12.7 馬なり
西谷騎手「ふだんCウッドコースを1周半乗っていて、もう強い調教は必要ないので、追い切りも54秒くらいの時計で十分だと考えていました。トモが甘く、もともと坂路ではそれほど動くタイプではありませんが、時計は馬なりのまま予定どおりにまとめられたし、素軽さもありました。それに前後のバランスもかなりよくなっていましたよ。先のある馬で目いっぱいの仕上げではありませんが、心身ともに充実しているいまの状態でレースに臨めれば前回以上の結果を残せるはず。わたし自身期待しています」
※今週21日(土)中京7レース・3歳未勝利(芝2200m)に福永騎手で出走を予定しています。想定から除外はありません。

2018.07.12 : 栗東:昆貢厩舎
本日はCウッドコースにて調整しました。
西谷騎手「調教初日のきょうはCウッドコースをゆっくり歩かせてからハッキングで1周。1回使ったからだと思いますが、トモがしっかり踏み込めるようになっていて、だいぶ前後のバランスが整ってきたように感じました。それに精神的にも落ち着ているし、教えたことすぐに吸収してくれるので口向きもなじんできています。気になることはありませんでしたよ。前回は8か月ぶりのうえ使うのが1週早かったのにセンス十分のあの内容でしたからね。次は楽勝しても不思議ではないでしょう。ふだんはチップで長めに乗って、週末は時計を出す予定はありません。来週も坂路でサッとやるだけでちょうどいいとみています」
助手「元気いっぱいですし、カイバ食いも旺盛。体重は490キロまで戻っています。ソエなどのケアは調教後には冷却を、午後からはレーザーをあててケアしています。きょうの調教後に西谷騎手が『大丈夫、心配ない』と話してくれたので、予定どおり来週の2200mに向かえそうですね」
※次走は7月21日(土)中京7R(芝2200m)に福永騎手で向かいます。

2018.07.11 : 栗東:昆貢厩舎
本日はひき運動の調整でした。
助手「レース後獣医師にチェックしてもらったところ、左前脚にソエの反応があるが、熱感はほとんどなく、微々たる反動ということでしたし、ひざの状態は良好なのでこのまま進めていっても問題ないということでした。あとは精神的な部分ですかね。1度競馬を使ったことで、次競馬にいったときのテンションがどうなるかでしょう。レース翌日からきょうまでひき運動で疲れを続けていますが、疲れた様子は見せていないので、あすから乗り出すことになりそう。引き続き獣医師の治療のほかにレーザー治療や水冷などでケアしながら進めていきます」
昆調教師「デビュー前にダート向きかもしれないと感じたこともありますが、前回伸びきれなかったのは休み明けで1本足りなかったからでしょう。いまのところ中1週で2200mを福永騎手で考えていますが、まずはあす西谷騎手に乗ってもらって状態を確認してから判断します」

2018.07.07 : 7月7日レース後コメント(2着)
福永騎手「心配していたゲートはうまく出てくれました。馬なりのままでハナに行けるなら行こうと思いましたが、行けそうになかったので好位からの競馬に切り替えました。道中は上手に走っていたし流れにも乗れましたが、直線の伸びは期待したほどではなかったです。メリハリがなくダート馬っぽい感じがしました。もちろん長く休んでいた馬で、状態が伴っていないなかで2着にきたように力は十分に示したので、次走でいきなりダートを選択するのは難しいかもしれませんが、選択肢に入れてもいいと思います」

2018.07.05 : 栗東:昆貢厩舎
本日はひき運動の調整でした。
助手「きのう獣医師のチェックを受けましたが、ソエはまったく問題ないし、ひざの熱感も帰厩当初よりだいぶマシになっているということでした。いつもどおり疲労回復の注射だけ打ってもらいました。運動中はちょうどいい気合乗りで歩様も気にならなかったですよ。相変わらずカイバも残さず食べているので馬体重は490キロと減るどこからちょっとずつ増えていて馬体にも張りが出てきました。休み明けとしてはいい状態だと思います。あすの最終調整は坂路を1本乗ることになりそうです」
※今週7日(土)中京7レース・3歳未勝利(芝2000m)に福永騎手で出走します。

2018.07.04 : 栗東:昆貢厩舎
本日はCウッドコースにて併せ馬で追い切りました。
 CW 福永J 81.5-66.3-52.3-38.7-11.8 仕掛け
外ヒルノケープタウン 82.6-67.1-52.3-39.0-11.8 仕掛け
福永騎手「口が硬すぎて前半はかなり苦労しましたが、向こう正面からはスムーズ運べましたし、体の使い方や息づかいなども問題なかったと思います。調教でかなり動く馬と互角に渡り合えたのだから今週出走することに問題ないでしょう。跨ってみて普通に走れば結果はついてくると感じたので、スタートを決めて力を抜いて走らせられれば。前半が鍵になりそうです」
昆調教師「追い切りが1本足りず状態も7分ほどといったところですが、攻めるとその分故障のリスクが高まるし、福永騎手が『大丈夫』と話していたということなので今週出走させることにしました。あとはレースまでに脚元に反動が出なければいいのですが。いつもどおり獣医師に診てもらうなど十分にケアをしてレースに臨めればと考えています」
※今週7日(土)中京7レース・3歳未勝利(芝2000m)に福永騎手で出走を予定しています。想定から除外はありません。

2018.06.28 : 栗東:昆貢厩舎
本日はひき運動の調整でした。
助手「きのう獣医師に診てもらったところ、ひざの状態は問題ないということでしたが、週1回のペースで続けている骨の成長を促す注射を打ちました。ほかにはトモが緩いというお話も。筋肉の痛みはないけど筋肉量が物足りなく映るように、まだガチっとしていないということでしたが、その部分は成長が追いついてくるのを待つしかありませんからね。けさはひき運動で疲れを取りましたが、歩様も正常でしたし、馬体重も488キロと先週から2キロ増えていました。調教を強めても体重が増えてきているのはすごくいいことだと思います。悪いところはないのでレースに向けてトレーニングで鍛えていきます」
昆調教師「来週の追い切りは福永騎手に騎乗してもらうことになりました。そこでゴーサインがでれば7月7日の中京7R(芝2000m)に福永騎手で向かいます」

2018.06.27 : 栗東:昆貢厩舎
本日は坂路にて併せ馬で追い切りました。
 坂路 西谷J 53.8-38.0-24.6-12.6 仕掛け
内ヒルノオークランド 55.8-39.3-25.2-12.9 強め
西谷騎手「併せる予定はありませんでしたが、前を走っていた馬のペースが遅かったので併せ馬に近い形になりました。しまいだけ伸ばしましたが、相変わらずいい動きを見せていましたよ。まだ手応えに余裕があったので、しっかり追っていたらラスト1Fは11秒台が出たかもしれません。週2本きっちり時計を出してきたことで、来週以降なら十分期待を持てる状態で出走させられるでしょう。だいぶ落ち着いて馬場入りできるようになるなど行儀はよくなってきましたが、口向きが悪かったり、トモも寂しく映ったりと気になるところも残っているので、日々の調教で少しずつ改善できればと考えています」

2018.06.21 : 栗東:昆貢厩舎
本日はひき運動の調整でした。
助手「きのう獣医師に診てもらったところ、左前脚ひざの骨膜について『若干熱感はあるが触診でもほとんど反応を示さず、ほぼ固まっている状態と言える。引き続きケアしながら進めていきましょう』ということでした。馬体重は486キロ。到着したときは長距離輸送で480キロまで落ちていましたが、最近は食欲も旺盛なので少しずつ戻ってきています。中京開催2週目以降の出走に向けて坂路中心のメニューで乗り込んでいきます」

2018.06.20 : 栗東:昆貢厩舎
本日は坂路にて追い切りました。
 坂路 西谷J 53.7-38.2-25.2-12.8 馬なり
助手「先週木曜日のレントゲン検査でも左ひざの橈骨遠位端に小さな骨膜が確認されました。獣医師によるとこれから調教を強めていくことで、これまで以上に熱を持ったり、痛みが出て歩様が乱れるなどリスクはあるが、現時点では軽症でケアしながら進めていける状態だということでした。きょう午後にも獣医師にチェックしてもらいますが、牧場と同じようにこちらでも骨を強くする注射を打つことになるかもしれません。調教師も立ち上げは慎重にと話していたので、馬のペースに合わせてレースへの復帰を目指していきます」
西谷騎手「先週末しまいだけ伸ばしたので、けさが2本目の追い切り。まだ緩いし、前後左右のバランスも整っていませんが、相変わらず乗り味はいいですね。能力の高さを感じます。帰厩後、少し行儀の悪いところがあったので、助手が毎日Eコースで常歩をしてから坂路で乗るなど工夫してくれた効果で性格面もマシになってきました。少なくとも昆厩舎の3歳馬のなかではトップクラスの力を持っているはずなので、この夏軌道に乗せて、これまでの遅れを取り戻したいですね。それをできる馬だと思っています」

2018.06.14 : 栗東:昆貢厩舎
本日は坂路1本の調整でした。
 坂路 63.5-46.8-30.7-14.3 馬なり
昆調教師「函館競馬場入りも考えていましたが、前脚への負担を軽減できる坂路で仕上げるのがベストだと判断し、栗東トレセンに帰厩させました。時期も時期ですしね。こちらでも膝の状態を確認しておきたいので、きょう中にレントゲン検査を行い、獣医師の見解も聞いてみますが、今後も毎日のケアはもちろん、定期的にレントゲン検査を行いながら慎重に進めていきます」
助手「大きくなって帰ってきてくれました。以前にも増して雰囲気のある体つきになっています。けさは坂路で軽めに乗る予定でしたが、3F目で追い切っている馬に抜かれことに反応し引っかかったため時計が若干速くなってしまいました。馬場に向かう先もチャカチャカしていたので初日で気負いもあったのかもしれません。相変わらず乗り味はとてもよかったですよ」

2018.06.13 : ファンタストクラブ→昆厩舎
本日の検疫で栗東トレセン・昆厩舎に帰厩しました。

2018.06.08 : ファンタストクラブ
今週は脚元の不安も見せず順調に乗り込んでいます。坂路では火曜日と今日15-15を消化。今日は併せ馬で実際には15秒を切るところまで動かしています。どちらかといえばトモに疲労が出やすい現状ですが、今のところそうした症状は見せていませんし、術後に出た骨膜もティルドレンを投与してからは落ち着いています。まだ先生は来場していませんが、電話では頻繁に確認を取っているので、状態はしっかり把握してもらっています。まだいつになるかは未定ですが、来場予定はありますので、そこで見てもらった上でどこを使うか具体的なプランが出てくるでしょう。このまま順調なら早ければ函館開催のうちに使う可能性もありそうです。体調管理に気をつけてしっかり調整していきます。

2018.06.01 : ファンタストクラブ
先週、骨膜の箇所にティルドレンで治療して、その後は再びコースと坂路で調整しています。坂路では様子を見ながら17-17程度ですが、今のところ大きな問題はなさそうです。まだ肉体面がパンとしない状況でレースに合わせて進めていかなければならないので、どうしても無理がかかって疲労が出やすい状況ですが、適時ケアしていくので、馬にも乗り切ってもらいたいですね。近々昆調教師が来場予定になっているので、実際に見てもらって今後の具体的なプランも見えてくるかもしれません。

2018.05.25 : ファンタストクラブ
馬体重520キロ。
順調に乗り進めていましたが、火曜日に速いところを乗った後、前の捌きに硬さが目立ったので、念のため左前膝のレントゲンを撮りました。明確な診断が下るような疾患はなかったものの、以前からの骨膜が少し悪さをしている可能性があるとのことで、患部にティルドレンという薬を注入してケアしました。トモにも疲れが出ていますが、おそらく前肢とトモが相関的に影響しているのではないかとのことです。トモ疲労に関してはもみ針治療で対処しています。現在は軽めのところを乗って様子を見ていますが、出掛けこそ硬さはあるものの、最後の方は軽い捌きになっているので少しずつ動かしていった方が良いかもしれません。ペースを上げてきた今が馬にとって一番苦しい時期かもしれませんが、何とかここを乗り切ってもらいたいですね。日々の状態を把握しながらしっかりケアに努めていきます。

2018.05.18 : ファンタストクラブ
この中間は坂路で15-15までペースアップしています。骨膜は焼烙で固めてしまったので今のところ悪さもせず調教にも支障はありません。歩様もよく気温の上昇に伴って全体に動きに活気が出て良くなってきた印象です。牧場長と調教師間で綿密に連絡を取りながら今後のプランについて協議していますが、このまま順調なら今月中にも函館に移動して出走を目指すことも視野に入ってきました。しっかり状態を見極めながらより具体的なプランを検討していきます。

2018.05.11 : ファンタストクラブ
焼烙治療後の脚元の状態は落ち着いており、屋内ダート2400mと坂路ではF17-17までペースアップしました。ペースアップといってもルークにしてみればこの程度は余裕、こちらとしても感触を確かめながらじっくり乗っているというところです。焦りは禁物なので、日々の状態をしっかり確認しながら進めています。馬体重は523キロ。乗りながら締まりは出てきたように感じます。

2018.05.04 : ファンタストクラブ
左前肢に2度目の焼烙を処置しましたが、もともと歩様には見せておらず、中にできている骨膜に刺激を与えて良化を促す意味合いが強いです。稽古は休まず進めていて、中間から坂路にも入れています。火曜日に18-18で乗りましたが、この程度なら馬にも当然余裕がありますし、患部や歩様の状態も落ち着いています。昆先生にもじかに馬を見てもらいましたが、「力のある馬なので慌てる必要はないが、今の状況で問題ないのであればこのまま進めて欲しい」とのことでした。一度走って能力を示しているので、しっかり態勢を整えてやれば一発回答も出せる馬だと思うので、慎重にケアしながら徐々にペースアップしていきます。

2018.04.27 : ファンタストクラブ
今週は800mのミニダートを使ってハッキング程度まで進めています。骨片を除去した箇所の経過は悪くないのですが、左前に出ている骨膜が少し気になるので、今のうちに焼烙治療を行った方が今後の調整もスムーズだろうと判断し、先週末に処置しました。焼烙後も特に気にする様子もなく、ハッキング調整は続けています。再度の焼烙が必要かどうかは、今後の状態を見て決めたいと思います。

2018.04.20 : ファンタストクラブ
先週から円馬場での運動を開始して感触も悪くなかったので、常歩2400mとミニダートコースでダクとハッキングを800mずつ始めました。少しうるさい面を見せていましたが、走り出せば落ち着きましたし、もともと気性に難しさのある方ではなかったので、楽をさせていた期間が長い影響もあったと思います。様子を見ながら徐々にペースを上げていきます。

2018.04.13 : ファンタストクラブ
今週はじめにレントゲンを撮ったところ、「少し骨膜は出ているが乗り出しても問題ない」との診断だったので、軽く乗り出しています。馬はかなり元気になっていたので、これでようやくガス抜きが出来ますね。様子を見ながら徐々にペースを上げていき、今月来場予定の昆先生にもじかに見てもらって今後のプランを協議します。

2018.04.06 : ファンタストクラブ
今週もマシン運動と引き運動を継続しています。脚元の経過はこの中間も良好ですね。体調も良く特に不安な面はありません。もう少し様子を見て問題なければ常歩を開始する予定でいます。馬体重を計測したところ今週は531キロありました。レースに向かう課程で絞れてくるはずですが、休ませたことで当然成長はしています。デビューの頃でもまだ未完成な印象だったので、あの時点からの伸びしろは十分にあると見ています。この休養期間を無駄にしないようにしっかり調整して、復帰後はすぐに結果を出せるよう作り直していきたいです。

2018.03.30 : ファンタストクラブ
今週も引き運動を継続しています。歩様は問題なく、休みが長かった割にうるさいところも見せていません。当然ですが、筋肉は落ちた印象です。焦っても仕方ないので地道に状態を上げていければと思います。

2018.03.23 : ファンタストクラブ
今週はマシン運動と引き運動の調整です。歩様に違和感もなく、変わりなくきています。骨膜は残っていますが、ケアしながら進めていく方針です。馬体重は525キロ。当然緩さはありますが、牡馬にしては薄さの目立つ馬だったので、ある程度肉付きが良くなるのは悪くないと思います。競馬で500キロはあっていい馬だと思いますね。これから徐々に進めていく中で、筋肉をつけながら脂肪を落としていくようなイメージですね。とはいえもうしばらくは軽めの運動で様子を見ていくことになります。

2018.03.16 : ファンタストクラブ
マシン運動。
今週レントゲン検査を行ったところ、「患部に若干の骨膜は出ているが、運動を開始するのに支障はない」との診断だったのでマシン運動から始めています。手術の段階から、術後に多少の骨膜が出ることは想定していたので、今後は骨に効く治療と並行しながら運動調整を進めます。まずは無理せずマシンで経過の確認をしていきます。レースの期限は限られていますが、力のある馬なので、しっかり立て直せばすぐに結果は出せると思っています。焦らず態勢を整えていきます。

2018.03.09 : ファンタストクラブ
舎飼療養中。
今週はまだレントゲン検査は行っていません。引き続き舎飼を続けています。触診等では問題ありませんし、体調面にも不安はありません。もうしばらく様子を見てから検査をした上でその後のメニューを考えます。

2018.03.02 : ファンタストクラブ
舎飼療養中。
来週で術後一ヶ月ということになるので、そろそろレントゲンで患部の状態を確認する予定です。その結果次第ではマシン運動も開始することになりますね。傍から見た感じではどこといって不安な面はなく、馬自身も落ち着いて過ごしているので助かります。もうしばらく舎飼で我慢してもらいましょう。

2018.02.23 : ファンタストクラブ
舎飼療養中。
先週末に抜糸を終えたようにここまでの経過は問題ありません。ただ、当面の舎飼は変わりませんね。馬自身もそろそろ走りたくてうずうずしてくる頃かもしれませんが、気性は相変わらず落ち着いていますね。馬房の前でスキンシップを取るなどして、馬に飽きが来ないように普段から手をかけてやりたいですね。

2018.02.16 : ファンタストクラブ
舎飼療養中。
引き続き舎飼にて経過を見ていますが、トラブルもなくここまでは順調です。この後は時間薬といった感じで少々お時間をいただきますが、馬自身も動けないストレスなどがあると思うので、少しでもそうした思いを発散できるように普段からスキンシップを取っていきたいですね。今のところ落ち着いて過ごせていますし、表立って気になるところはありません。

2018.02.09 : ファンタストクラブ
舎飼療養中。いまのところ術後のトラブルもなく順調な経過を辿っています。
担当スタッフ「もともと難しい手術ではなかったので問題もなくきています。とはいえ、この後は時間薬といった感じで、やはりオペを施した以上、休養期間、トレーニング期間などを考慮すると、復帰まで半年は見ておいた方がいいと思います。もちろんこの馬なら一発回答できる力を持っていると思いますし、すぐに結果を出せなくても地方からという道もあるかと思います。ただ、うちとしては少しでも早く復帰が叶うよう、焦らず慎重に調整していければと思っています」

2018.02.02 : ファンタストクラブ
本日、左前膝の骨片除去手術を無事に終えました。内視鏡での処置だったのでそこまで時間は掛からず、術後から数時間経っての馬の様子にも問題は見られません。内視鏡で中を覗いたところ、剥離していた箇所はほぼくっついている状態だったものの、何かの拍子に小さな骨片がパラパラと剥がれてしまってもおかしくない状況だったので、この段階で手術しておいて正解だったとのことでした。当面は舎飼での療養生活となりますが、後々に響くような疾患ではなかったので、しっかり治して復帰に向けて立て直していきます。

2018.01.26 : ファンタストクラブ
舎飼。馬体重516キロ。
ファンタストの獣医と別の診療所での診断の結果、2月2日(金)に骨片除去の手術を行う予定となりました。現在も若干歩様に出ている状況で、先々のためにも不安は取り除いておいた方が良いとの結論に至りました。それまで舎飼にて体調を整えます。

2018.01.19 : ファンタストクラブ
先週末に坂路で15-15を消化して以後、出掛けの歩様がぎこちなく、触診すると左膝下部に熱もありました。数日様子を見ても状態が変わらなかったので、昨日レントゲン検査をしたところ、左前膝付近の骨片が剥離していることが判明しました。骨膜が出ているようにも見える症状で、牧場の獣医の診断では自然治癒か除去手術を行うか判断に迷うところということもあり、本日別の診療所にも確認してもらっています。その結果次第では、骨片除去手術を行う可能性もあります。昆調教師は、「どちらか迷うようなら先々のためにも除去した方がいいのかな」とおっしゃっていますが、まずは診療所の診断を待ちたいところです。

2018.01.12 : ファンタストクラブ
今週も週2回の坂路と周回コースを併用して順調に乗り込んでいます。もともと気難しいところのない馬ですし、扱いも楽なので、今後の調整もスムーズに運ぶと思います。しっかりパワーアップさせて送り出せるよう頑張ります。

2018.01.09 : ファンタストクラブ
笹針後は27日から30日まで軽く乗って、その後は3日までお正月リフレッシュ。疲労で萎んで見えた馬体は520キロ超まで増えて以前の立派な体躯が戻ってきましたよ。骨格からいえばこのくらいあっても当然の馬なので、ここから絞っていくというよりは、体を保ちつつ中身の充実を図っていければいいですね。一度実戦を経験して走ることは分かっているので焦る必要もないと思います。もともと心身ともに奥手な印象がありましたし、ここからさらに伸ばしていきたいですね。4日からはキャンター2400mと坂路で17-17を乗っています。今後は週2回登坂で馬に合わせて15-15なども取り入れていこうと思います。

2017.12.22 : ファンタストクラブ
担当スタッフ「笹針後なのでまだ舎飼療養です。疲労のピークは抜けて表情も穏やかになってきたので、ここからは上昇していくだけですね。ただ、まだ馬が若く、肉体的にも成長の余地を多分に残している状況。このタイミングでうちに戻ってきてくれたので、しっかり成長を促しパワーもつけていきたいですね。もともとの体型もありますが、それにしても全体に薄い馬体。良い筋肉がついてメリハリボディになればさらに良くなる感触はあります」

2017.12.15 : ファンタストクラブ
担当スタッフ「先週金曜日に来場してしばらく楽をさせました。ソエはだいぶ落ち着いてきていますが、まだトモが緩く、体も痩せてしまったので、昨日笹針を施して立て直しを図ることにしました。この状態でも競馬では走ってくれましたし、やはり以前うちにいた時に感じていた、走るという感触は間違っていなかったと再認識しています。まずはソエの治療と馬体の回復、状態が回復してきたら様子を見ながら立ち上げていこうと思います」

2017.12.07 : 昆厩舎→ファンタストクラブ
本日ファンタストクラブに向けて出発しました。

2017.12.06 : 栗東:昆貢厩舎
本日はひき運動の調整でした。
昆調教師「取り消しについては重ねてお詫びいたします。申し訳ありませんでした。北海道への移動はあすの予定でそれまではひき運動で様子見です。ソエは左前脚の管骨に2箇所出ていて人に触らせるのも嫌な状態。痛み止めを投与しているので、常歩の歩様はまったく問題ありませんが、速歩をさせると違和感があります。しばらくはゆっくりさせて治療に専念してもらうしかありませんね。ショックウェーブにするのか焼烙治療にするのかは牧場側の判断に任せます。スタッフも口をそろえて能力が高い馬だと話しているので、その能力を出し切るためにもまずは体質を強化しないと。春にたくましくなった姿を見せてもらえればと思っています」

2017.12.02 : 栗東:昆貢厩舎
今週3日(日)阪神6レース・2歳未勝利(芝1800m)に四位騎手で出走を予定していましたが、管骨骨膜炎のため出走を取り消しました。

昆調教師「木曜日の午後におこなった馬体チェックで歩様の乱れが確認されました。獣医師に診てもらったところ左前のソエが原因とのこと。治療を続けて経過を観察しましたが、金曜日の朝、そして夕方の時点でもまだ首を使って歩くなど歩様に改善が見られませんでした。この様子では納得のいく状態で出走させられないので、予定していた日曜日のレースは取り消すことにしました。楽しみにされていた方も多かったでしょうから、大変申し訳なく思っていますが、ご理解ください。今後についてですが、獣医師の話では化骨の遅れも見られるため、時間をかけて成長を待つべきという見解だったので、北海道のファンタストクラブに移動させることにしました。3ヶ月もあれば復帰できると思いますが、ただソエの治療をするだけでなく、その間にトモに針を打って強化するなど成長を促せれば。まだ先のある馬だし、幸い時間もあるのでソエが良くなり、トモがパンとしたらまた頑張ってもらいましょう」

2017.11.30 : 栗東:昆貢厩舎
本日はひき運動の調整でした。
昆調教師「追い切り後も問題ありません。馬体重は先週から4キロ減の486キロ。きのうのほとんど負荷が掛かっていない追い切りで体を減らしているようではまだまだですね。若馬なんだからどんどん上昇してくるくらいじゃないと。成長途上でトモが貧弱なので、よーいどんの瞬発力勝負になるとキツいタイプでしょう。能力があるので新馬戦で不得意な形になっても3着まで来ましたが、うまくスタートを決めて好位でジッとして抜け出す競馬の方が合っていると思いますよ。まだ脚元に疲れがたまりやすいですし、先々はトモもパンとして500キロを超える馬に育つとみているので成長を促すためにも今回できっちり決めて休ませたいです」
※今週3日(日)阪神6レース・2歳未勝利(芝1800m)に四位騎手で出走します。

2017.11.29 : 栗東:昆貢厩舎
本日はCウッドコースにて併せ馬で追い切りました。 
 CW 四位J 84.3-67.3-52.4-39.2-12.7 馬なり
ビッグデーター 84.2-67.3-52.4-39.4-12.9 一杯
昆調教師「デビュー前の2歳馬と併せました。相手が一杯だったのに対してルークは馬なり。圧倒した感はありましたが、手応えに差がありすぎて、いい併せ馬とは言えない内容になってしまいました。でも、まだ成長途上で体がしっかりしていないことを考えると、ここであんまりビシバシやってほしくないと思っていたので、その点負荷はちょうど良かったのかもしれませんね。今週阪神で出走させます。状態はこの間よりいいので普通のメンバーなら勝ち負けになるはずです」
四位騎手「リラックスして走っていると思ったら3コーナーで急にハミを噛むなど行儀の悪さは相変わらず。でもいい意味で変わっていないので大丈夫です」
※今週3日(日)阪神6レース・2歳未勝利(芝1800m)に四位騎手で出走を予定しています。想定から除外はありません。

2017.11.23 : 栗東:昆貢厩舎
本日はCウッドコースにて調整しました。
助手「けさもCウッドコースを普通キャンターで1周半乗りましたが、きのうよりハミにもたれずいい感じに走らせることができました。前に同じペースで走っている馬が見えている状態でも無理に追いかけようとするところはなく、リラックスしてマイペース。フットワークもよかったです。馬房では相変わらず人なつっこくておとなしく過ごしています。カイバもいつも残さず食べてくれるので、体重はけさの計量で490キロと少し増えていて体も全体的に大きく見せています。もう少しトモがシャキッとしてほしいですけどね。週末と来週の1本で競馬に臨むことになりそうです」

2017.11.22 : 栗東:昆貢厩舎
本日はCウッドコースにて調整しました。
昆調教師「レース後の疲れはだいぶ取れ始めて持ち直してきているようです。これなら来週のレースに向けて進めていけますね。いまも阪神、中京と両にらみの状態に変わりありませんが、来週3日(日)の中京芝2000mはチャンピオンズCが開催される日でジョッキーが揃うためメンバーも強くなりそうなんです。同じ日の阪神は1800mだけど裏開催でメンバーが落ち着きそうだし、四位騎手も乗ってくれるということなので阪神の方に回るかもしれません。直前までメンバーを見比べて判断しましょう」
助手「けさはCウッドコースを普通キャンターで1周半。追い切りと勘違いしたのが行きたがって大変でした。まだ口がききづらいし、ハミに頼って走るのでこれから角馬場で時間をかけて基礎を固めていきます」

2017.11.16 : 栗東:昆貢厩舎
本日は坂路1本の調整でした。
 坂路 73.5-54.1-36.2-18.1 馬なり
助手「予定どおりきょうから乗り出しました。どの馬もそうですが、競馬のあとなので少し気が張っていましたし、トモに疲れがあるように感じました。でも気にするようなものではなく、このまま進めていって問題ないレベル。週末まで軽めの調整にとどめて、毎日ケアしてあげれば大丈夫ですよ」

2017.11.15 : 栗東:昆貢厩舎
本日はひき運動の調整でした。
助手「ゲートも問題なかったし、外々を回っての3着ですから初戦としては合格点ですかね。レース後のチェックで脚元に軽い外傷が見つかったので抗生剤を投与して様子を見ていますが、腫れや傷みはないのであすから乗り出すことになりそうです」
昆調教師「予定どおり続戦で。来週だと京都の単独開催でメンバーも揃いそうなので、阪神、中京の2場開催になる再来週以降のレースで調整します。このあとのことを考えても次かその次までには勝ち上がらせたいですね」

2017.11.12 :
11月12日レース後コメント(3着)
四位騎手「返し馬で止まろうとしないなど行儀が悪く、言うことを聞いてくれなかったので競馬も出して行きませんでした。競馬に行ってからはこっちの指示をちゃんと受け入れてくれてくれましたけどね。これから教え込まないといけないことが多いけど、それだけ伸びしろが大きいということですから。距離の融通は利きそうですよ。楽しみな馬だと思います」
昆調教師「最後の脚を見ても切れ味で勝負する馬ではないので、もう少し前で競馬をしてもよかったように思いますが、調教でも返し馬でも行きたがる面を見せていたので慎重になったんでしょう。でも体に幼さを残していながら粒揃いのメンバー相手に3着ですから合格点は与えてあげないと。このあとも厩舎において調整していきますが、まだ成長待ちの状態で自力だけで勝ち上がるのは厳しそうなので、メンバーなどを見ながら使うところを見極めていきます。距離は2000m以上あっても大丈夫そうですね」

2017.11.09 : 栗東:昆貢厩舎
本日はひき運動の調整でした。
助手「けさは運動のみ。馬房での様子も外に出てからの様子もこれまでどおりで、とくに変わりはありませんでした。体重は先週から2キロ減って484キロでしたが、追い切るごとに体は締まってきた感じです。まだ成長途上ですが、時間をかけて乗り込んで本数も積んできました。仕上がりはいいのでどれだけやれるのか楽しみにしています」
※今週12日(日)京都5レース・2歳新馬(芝1800m)に四位騎手で出走します。

2017.11.08 : 栗東:昆貢厩舎
本日はCウッドコースにて併せ馬で追い切りました。
11/5(日)坂路 58.2-42.1-27.0-12.3 馬なり
11/8(水)CW 四位J 85.8-69.1-53.3-39.0-12.3 馬なり
内アイガー 86.0-69.3-53.3-38.7-12.6 一杯
昆調教師「しまい重点だったので12秒3は出て当たり前だし、併せた馬に手応えで上回ったのも相手はデビューがだいぶ先の馬なので当然のことだと思っています。でも道中は引っ張るくらいの行きっぷりだったし、直線も馬なりで流したまま先着。追えばグーンと伸びていきそうな雰囲気でしたよ。全体時計を見るともうちょっとやってほしかった気もするけど、先週しっかりやっているし、レースまで疲れを残さないということを考えればこれくらいでちょうど良かったのかもしれません。体つきは華奢でまだ発達するのが遅れているように感じますが、それでもこれだけ動けるのだから楽しみな馬です」
四位騎手「まだ全体的に緩いので上手に手前を替えられないし、リズムに乗り切るまでに時間がかかりますが、真面目でとても乗りやすい馬。まだ子供で頼りなさもあるけど、いいものは持っていると思います」
※今週12日(日)京都5レース・2歳新馬(芝1800m)に四位騎手で出走を予定しています。想定から除外はありません。

2017.11.02 : 栗東:昆貢厩舎
本日はひき運動の調整でした。
助手「けさは厩舎周りのひき運動で疲れを取りました。追い切り後の反動はなく元気いっぱいで歩様もスムーズでしたよ。食欲も旺盛でカイバをバクバク食べているので体重も486キロとキープしています。週末もそれなりにやって来週の最終追い切りに備えることにしています」

2017.11.01 : 栗東:昆貢厩舎
本日はCウッドコースにて併せ馬で追い切りました。
 CW 西谷J 82.7-67.3-53.2-39.5-12.7 馬なり
内ヒルノオークランド 83.3-67.5-53.2-39.5-12.7 一杯
西谷騎手「先週ビシッとやった分、ピリッとしていたけど悪いテンションの高さではありませんでした。いつもコース入りするときの行儀がよくないので前に馬をおいてゆっくりスタート。3コーナーから積極的に動いて並びかけましたが、そこからは一杯の相手に対してずっと抱えたままでした。まだトモがついてこないので前ばかりで走ろうとするところはあるけど、来週に向けていい練習にはなったと思います」
昆調教師「馬なりで相手に付き合っただけでしたが、もうちょっとやってもよかったかな。ここまでは順調にきているのであとは来週のしまい重点の追い切りでどれだけ動けるかがポイント。きょうの時計でも着にはくるでしょうけど、さらに上の着順、1着を狙うとなるとラスト1Fは11秒台でまとめてほしいです」
※デビュー戦の鞍上は四位騎手の予定です。

2017.10.26 :
(昆厩舎)
本日はひき運動の調整でした。
助手「きのう獣医師に診てもらったところ、疲れはほとんどないということで治療もありませんでした。けさはひき運動のみ。元気いっぱいで少しヤンチャな面を見せていましたが、硬さなどはなく歩様も正常でした。馬体重は486キロと先週からマイナス2キロ。食欲が旺盛でいつも残さず食べてくれるので体重をキープしやすくてとても助かっています。週末に時計を出すことになりそうです」

2017.10.25 :
(昆厩舎)
本日はCウッドコースにて併せ馬で追い切りました。
 CW 西谷J 84.8-68.6-53.8-39.5-12.6 一杯
内ダンケシェーン 84.8-68.6-53.8-39.5-12.6 強め
中アイガー 84.8-68.6-53.8-39.5-12.6強め
西谷騎手「まだすごく緩くて、トモがついてこないけど、直線でステッキを入れるとドーンというような反応を見せていました。スピードに乗るまでは少し時間がかかったけど、最後の50mは抱えるくらいの余力はありましたよ。この重たい馬場で抱えたままゴールするのは能力がないとできませんからね、走ってくると思います。今日びっしりやったし、賢くて吸収力も高い馬なので体の使い方などはもっと良くなってくると思います」
昆調教師「まだ前輪駆動ですが、だいぶ動けるようになってきました。次の京都開催は芝の1800mが毎週組まれているので、そのうちのどこかでデビューさせるつもりが、きょうの動きとレースまでの追い切り本数を考えると、11月12日の京都5R(芝1800m)がちょうどよさそうです」

2017.10.19 :
(昆厩舎)
本日はひき運動の調整でした。
助手「きのう獣医師に馬体をチェックしてもらいましたが、異常なしということでとくに治療もありませんでした。けさもイラついた面は見せず、馬房ではきょとんとした表情を見せています。馬体重は先週から増減なしの488キロ。追い切りで動かされたあとでも減らなかったのは大きいですね。週末も時計を出すことになりそうです」

2017.10.18 :
(昆厩舎)
本日はCウッドコースにて併せ馬で追い切りました。
 CW 84.4-69.3-54.0-39.8-12.3 強め
外ライトオンキュー 84.0-68.8-53.5-39.7-12.2 強め
助手「残り3Fを切って相手が並びかけてきたところからペースを上げていきましたが、直線で仕掛けてからの反応は良かったです。まだトモが緩くて重心が前がかりだし、体質に弱い部分もある中でこれだけ動けるのは能力がある証でしょう。これから成長とともに力をつけていってもらいたいです」
昆調教師「併せた馬は長い間手元において鍛えている馬。その馬相手にまだ2本目のルークが最後までついていけたことは評価してあげないと。少しずつ体力がついてきたのでコースで追い切りましたが、坂路よりコースの方が動きますね」

2017.10.12 :
(昆厩舎)
本日は坂路にて併せ馬で追い切りました。
 坂路 55.2-40.4-27.4-14.4 一杯
外ライトオンキュー 54.7-39.9-26.9-13.9 強め
助手「テンから行きっぷりはよかったのですが、後半で馬場が重かったし、まだ全体的に力不足なので最後は一杯一杯でした。まだ1本目なので、これからですよ」
昆調教師「まだ動けないのはわかっていたので、心配する必要はありません。しばらくは坂路で調整し、体力がつき始めたらCウッドコースで追い切っていきます」

2017.10.11 :
(昆厩舎)
本日はCウッドコースにてキャンター調整でした。
10/8(日)坂路 57.6-40.4-25.7-12.6 馬なり
昆調教師「けさは普通キャンターでCウッドコースを1周半。日曜日に坂路でラスト2Fを伸ばしましたが、こちらが思っていたより動いていました。軽快でしたよ。調整は順調で日に日に体力はついてきていますが、体がしっかり系ではないのでゆっくり進めていった方がよさそう。あす追い切る予定です」

2017.10.05 :
(昆厩舎)
本日はゲート練習を行いました。
 坂路 70.2-51.7-35.0-17.5 馬なり 
助手「きょうは坂路を上がってからゲート練習へ。ゲート試験を楽にクリアしたかと言われるとそうでもなかったので、早めに確認しておこうということになりました。初めに駐立だけさせてみましたが、中ではガタガタ、ソワソワして落ち着かない様子でした。出されるのをわかっているので焦っていたのかもしれません。一旦後ろ出しして、2本目は駐立から発進までひととおり練習しましたが、スタートは試験のときよりタイミングよく出ていたような気がします。決して速くはなかったですけどね。週末に追い切ると思うので、それまでに獣医師に診せるなどケアしておきます」

2017.10.04 :
(昆厩舎)
本日は坂路2本の調整でした。
 坂路 70.3-52.2-35.2-18.1 馬なり
    72.5-53.7-36.3-18.9 馬なり 
助手「先週末、歩様に硬さが見られるなど筋肉痛の症状がでました。ゲート試験で慣れないダートコースを一生懸命走ったせいもあるかもしれません。日曜日にコズミ取りの注射を打ったところだいぶ回復してきたので、きのう、きょうは坂路を軽めに2本乗っています。多少左に張って走っていたので、その部分は修正しないといけませんが、疲れ自体は感じませんでしたよ。あす追い切っても問題ない状態だと思いますが、まだ2歳で焦る時期でもないので時計を出すのは週末からでもよさそうな気がします」

2017.09.28 :
(昆厩舎)
本日は坂路1本の調整でした。
 坂路 太宰J 75.8-56.9-38.3-18.3 馬なり
太宰騎手「きのうゲート試験に合格したばかりと聞きましたが、思ったよりしっかりしていました。2歳馬でもどっしりしていますし、癖もなくとても乗りやすかったですよ。きょうのところは課題が見当たらなかったです。大型馬でトビも大きく、切れ味で勝負するタイプとは思えないので、芝なら少し力を必要とする馬場の方が合っているかもしれません」
馬体重482キロ。

【追記】
昨日掲載した坂路時計に誤りがあったため訂正いたしました。申し訳ございません。

2017.09.27 :
(昆厩舎)
本日ゲート試験に合格しました。
 坂路 68.4-50.9-34.3-17.2 馬なり
助手「金曜日のゲート練習の感触がよかったので、けさ練習がてら試験を受けたところ合格しました。発進は2本ともよいしょという感じで、楽に合格できたかと言われるとそうではなかったけど、先週木曜日から大きく進歩していましたよ。体が大きくて器用さはありませんが、トモがしっかりしていてボディバランスがいいし、加速力もすごくいいです。これは楽しみです。期待してください」
昆調教師「思っていたより早くゲート試験をクリアしてくれました。これで目をぶつけて調整が遅れてしまった分は取り返せたかもしれませんね。大柄なので体を持て余すだろうとみていましたが、体の割に動きはとてもいいんですよ。デビューを目指して週末からぼちぼち時計を出していきます」

2017.09.21 :
(昆厩舎)
本日は坂路1本のあと、ゲート練習を行いました。
 坂路 70.1-50.7-34.2-17.2 馬なり
助手「きょうからゲート練習を始めました。前扉が開いた状態のゲートを2度通過させてから消音ゲートを使ってスタート練習も2本。1本目、2本目ともすんなり入ったし、中でもおとなしくしていましたが、発進についてはまだまだですね。1本目は無反応、2本目はちょっと出る気になったのか、よっこいしょという感じでやっと出ていたくらいなので。でも練習を始めたばかりの上に大型馬でまだ緩いので仕方ありません。あすも練習に行きますが性格は素直で賢そうなのですぐに上達するでしょう」

2017.09.20 :
(昆厩舎)
本日は坂路1本の調整でした。
 坂路 73.2-52.8-34.4-17.7 馬なり
助手「打撲した右目の不安は解消したので、けさから乗り出しています。初日なので乗り馴らしを目的に坂路を1本。慎重に乗ったけど、素直だし、まったく物おじしないので驚きました。度胸が据わっています。いい背中をしていて、もともとの素質はありそうだと感じましたが、目の治療で何日か休んで緩んでしまった分、しんどいのかハミにもたれて走っていました。乗っていけばすぐに良くなってくるはずですけどね。あすからゲート練習を始めるかもしれません」

2017.09.15 :
(昆厩舎)
ひき運動。
昆調教師「けさ改めて獣医師に診てもらいましたが、獣医師によると右のまぶたが腫れているし、角膜など表面上に傷はないので、打撲の可能性が高いということでした。今のところ点眼治療をして眼帯で保護していますが、まだ内部に炎症が残っているらしく、これから痛みが出てくるようなら消炎剤を打つかもしれないそうです。急ぐ必要もないので、あすも無理せず運動にとどめるつもり。乗り出すのは早くても日曜日くらいからになりそうですが、台風で天気が崩れるなら週明けからでもいいと思っています。ご心配をおかけして、申し訳ありません」

2017.09.14 :
(ファンタストクラブ→昆厩舎)
本日の検疫で栗東トレセン・昆厩舎に入厩しました。

【追記】
昆調教師「予定どおりきょう(木)の検疫で入厩しています。輸送疲れは見られず、元気は元気なんですが、馬房での様子を確認すると右目がショボショボしていて充血も確認されました。獣医師を呼んで診てもらったところ、輸送中か検疫所の馬房内で擦って傷つけたのだろうということでした。良くなるまで点眼治療を続けますが、あす1日は舎飼いで経過を観察する必要があるので、騎乗調教を始めるのは早くても土曜日からになりそうです」

2017.08.31 :
(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、キャンター1600~2400m、坂路。
担当スタッフ「この中間も疲れも見せず週2回坂路で15-15を消化して順調な調整過程です。ずっと順調にきている理由のひとつとして体が柔らかく疲れが溜まりにくいのではないかと思っています。ここにきてオルフェーヴルの子供たちも動き出していますし、やはり距離が延びて良さが出ていますよね。この子も1800m以上、それも広いコースで走らせてあげたいです。移動についても順番待ちという状況になっていますので、送り出す日までしっかりケアしながら取り組んでいきます」

2017.08.15 :
(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、キャンター1600~2400m、坂路調整。馬体重520キロ。
担当スタッフ「引き続きコースと坂路を併用して順調に乗り込みを消化しています。先週は火曜日に17-17、金曜に15-15を消化しましたが、相変わらずいい動きで雰囲気も良かったです。心身ともに安定した状態で何の不安もありません。9月頃には移動の話も出てくるでしょうから、うちで乗るのもそう長い期間ではないかもしれません。それまでしっかり態勢を整えていきたいです」

2017.07.31 :
(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、キャンター1600~2400m、坂路。
担当スタッフ「この中間も好調子ですね。兄より体質が強く、体が柔らかいので疲れも溜まりにくいようです。坂路では終い13秒を切るところもやっていますが、大きな飛びながらスピード感は十分。それに併せ馬で負けまいとする気性がいいんです。真面目で遊ぶところがないですね。かといって折り合いを欠くようなこともなく落ち着いて走れますし、心身ともに充実してきた感じです。この状態なら北海道でも使えそうなものですが、先生とも相談して、この飛びの大きな走りだと小回りよりは大きなコースで走らせたほうがいいのではという方向にまとまり、秋口に栗東に連れていって向こうでデビューを迎えることになりそうです。それまでしっかり乗り込んで更なる良化を目指します」

2017.07.14 :
(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、キャンター1600~2400m、坂路。
担当スタッフ「この中間もしっかり乗り込んでいます。今週は坂路1本ですが、それ以前は週2本。負荷は十分です。今週の坂路はレッドラファーガとの併せ馬。終いの1Fはいずれも13秒台をマークして、動きも甲乙つけがたい感じでした。ラファーガの方が切れは感じるのですが、ルークもゆったりしたフォームながらも遅れないし抜かさせない。それに併せても熱くなりすぎないのがいいですね。適度な集中を保ちながら前向きに走れています。こういう気性からも長めの距離が向いていると思います」

2017.06.30 :
(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、キャンター1600~2400m、週2回坂路。
担当スタッフ「この中間も変わりなく順調です。真面目で安定した気性をしているので手が掛からないですし、普段と稽古時でオン・オフの切り替えができるのもいいですね。稽古の動きも変わらず良好。併せ馬では乗り手の感覚以上にスピードが出ていますし、長く良い脚を使えます。心身ともに不安なくすこぶる順調なので、このまま成長を促しながら稽古を重ねていければ問題ないでしょう」

2017.06.15 :
(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、キャンター1600~2400m、週2回坂路。馬体重507キロ。
担当スタッフ「この中間も屋内ダート、坂路を併用して順調に乗り込んでいます。今週は火曜日に坂路で3F15-15のところを消化しましたが、切れはそこまで感じなくてもバテずに伸びる感じが良かったです。この馬の持ち味ですね。現在500キロ前後の馬体重ですが、うちでは520キロぐらいまで増やして、実践で500キロぐらいならちょうど良いと思います。脚元含めて体調面良好ですので、このまま鍛錬を重ねていきます」

2017.05.31 :
(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、キャンター1600~2400m、週2回坂路。馬体重503キロ。
担当スタッフ「レッドラファーガ、オールデン同様にこの子もいいですよ、順調にコースと坂路で乗り込まれています。普段から淡々としたタイプで父のような気難しさはないのですが、乗り進めてきて少しピリッとしたところが出てきています。これはいい傾向。オールデン同様に速いところにいって良さが出てきた感じで、先週の坂路はいずれも併走の形を取りました。そうすることで走る気も増すようです。体は500キロ越ですが、足長なのでそこまで大きくは見せません。この体型だからこそ長い距離で良さが出そうだと思っていますが、トモなどにもう少し厚みを出せれば尚いいでしょうね。引き続きしっかり乗り込んでいきます」

2017.05.15 :
(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、キャンター1600~2400m、週2回坂路。馬体重501キロ。
担当スタッフ「うちにいる東サラさんの2歳はいずれも順調ですがこの子もとてもいい。週2回坂路で15-15を課しながら馬体は500キロを超えるまでになりました。もともと脚長タイプで細く見せるぐらいなので骨格的にはもっとあってもいいぐらい。この雄大な馬体から繰り出されるフットワークは飛びが大きくて、併せ馬などでも相手に比べて余裕を感じさせるのですがそれでいて競り負けない。単走だとまだそこまで良くは見せないのですが、それでも時計にはなっていますからね。長めの距離で長く良い脚を使うタイプとして楽しみな馬。昆先生のスパルタトレに耐えてくれればいいところがありそうです」

2017.04.28 :
(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、キャンター1600~2400m、週2回坂路。馬体重497キロ。
担当スタッフ「この中間も周回コースと坂路を交えて順調に乗り込んでいます。今日も坂路で3Fから15-15を乗りましたが、とても良い動きでした。500キロ近くあってフットワークの大きな走法だけに、決して速い時計が出ているようには見せないのですが、それでいて実際には速いという理想形。胴伸びがあってゆったりしているので距離は長いところも問題ないと思っていましたが、最近ではスピード感も出てきたように思います。オルフェーヴルの産駒ですが、気性はおとなしい方で扱いに困るところもなく、稽古ではとても真面目。最近になってようやく少しうるさい面が出てきたかなというところですが、牡馬ですしそのぐらいでちょうどいいでしょう。脚元含め体調面にも問題はないので、このまましっかり乗り込んでいきたいです」

2017.04.14 :
(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、キャンター1600~2400m、週2回坂路。
担当スタッフ「この中間も屋内ダートと坂路を併用して順調に乗り込みを消化しています。今日も坂路で終い2Fを15-15で走らせましたがいい動きでしたよ。シュッと切れる感じはないのですが、長く脚を使えそうなタイプで長めの距離にも対応可能。オルフェの子でも気性面の不安が全くないのも長い距離が向いているのかなと思います。普段からおとなしい子ですが、稽古では真面目に走ってくれますし、現状気になる課題はありません。この姉は残念ながらデビュー前に故障してしまったのですが、厩舎でもいいところがあると言われていた馬。その上よりも更にこっちの方がいいという師の評価もあります。最終的にはこれからの成長次第といったところはあると思いますが、このまま順調に成長してくれれば楽しみですね」

2017.03.31 :
(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、キャンター1600~2400m、週2回坂路。
担当スタッフ「この中間も屋内ダートと坂路を併用して順調に乗り込みを消化しています。今週は坂路で17秒の入りから残り3Fを15-15-15の形で走らせましたが、まだ動きには余裕がありましたし、フットワークも悪くなかったと思います。少しずつですが馬体に幅が出てきて身体の使い方なども上達してきています。速いところをこなすようになってからも気性は落ち着いていて相変わらず扱いやすい馬ですし、この調子で15-15を重ねながら体力、筋力の強化を図っていきたいです」

2017.03.15 :
(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、ハッキング1600m、週2回屋内坂路。馬体重496キロ。
担当スタッフ「引き続きダートと坂路を併用しての乗り込み順調で、坂路では週1で15-15まで乗り進めています。まだ幅がなく背の高さばかり目立つ現状ですが、動きに関しては悪くないですよ。長い脚の分飛びの大きな走りは豪快ですし、動きはこの時期にしては非常に良いといっていいでしょう。この兄弟の課題となってくる気性についても、今のところ問題になるようなところはなく集中力もある方です。もっと体に厚みをつけたいので、しっかり夏の間に体をつくり秋口デビューというのが理想的かと思います。もともと馬体はいい馬ですが、これに良い筋肉がついてきたら更に見栄えがしそうで、鍛えがいのある一頭ですよ」

2017.02.28 :
(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、ハッキング1600m、週2回屋内坂路。馬体重492キロ。
担当スタッフ「引き続き屋内ダートと坂路を併用して順調に乗り込んでいます。馬体重の割に薄めな馬体をしているのは前回お伝えした通りですが、それは今後の鍛錬で力をつけていければと思っているので特に心配はしていません。むしろその状況でも背中に緩さのないのがこの馬の良いところだと思います。見た目よりもしっかりした動きを見せてくれますよ。トモは適度な曲飛ですが、スナップを利かせたバネのある軽い走りをしますし、やはり現状では芝の長いところ向きなのかなという印象です。気性的にカリカリしていないのもその点でも合っていそうですね。ただ、オルフェの仔ですから、荒い気質も内在している可能性もなくはない。メンタルケアもしっかりやっていきます。今後も当面は体力作り、地盤固めといった形でじっくり乗っていければと思います。昆厩舎のハードトレーニングに耐えられる身体をつくっていきたいですね」

2017.02.15 :
(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、ハッキング1600m、週2回屋内坂路。馬体重494キロ。
担当スタッフ「この中間も坂路とコースを併用して順調に乗り込んでいます。オルフェの子にしてはおとなしく真面目な気性で一生懸命に走ります。背が伸びてきた分、後ろから見るとトモ幅などは薄く見えますが、その辺りはこれから鍛えていければいいですね。飛びが大きくゆったりとした走りに見えながら、それでも動いているというタイプなので、距離が伸びて良さが出てきそうです。馬体は大柄でも中身はこれからといった印象なので、しっかり鍛錬していきます」

2017.01.31 :
(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、ハッキング1600m、週2回屋内坂路ハッキング800m。馬体重490キロ。
担当スタッフ「この中間から坂路を交えて乗り込んでいますが、疲れを見せたりすることなく余裕を持ってメニューをこなしています。乗りながら背が伸び、馬体重も増えてきているので、しっかり実になってきているなという印象です。走る姿勢にも前向きさが出てきたのは好感が持てますね。ただ、重厚感という意味ではまだこれからの成長が必要かなとも思います。これだけの立派な馬体に見合ったトモ幅が欲しいですね。今後の稽古でしっかり筋肉をつけていくつもりですよ。今のところ気の悪さなども見せずに順調に来ているので、芯からのパワーアップを図れるように徐々にペースアップしていきます」

2017.01.13 :
(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、ハッキング1200m。
担当スタッフ「年末年始は他の馬同様にリフレッシュを図り、先週からハッキングで乗り出しています。オルフェーヴルの仔ですが、相変わらず落ち着きがあってよい雰囲気。まだ対高が高く脚長で幾分深みは足りませんが、成長途上の段階なので仕方のないこと。それでも馬体のラインはきれいだし、歩きや走りもスムーズ。調教をつみながら成長も感じますし、良くなってきそうな雰囲気がある馬です」

2016.12.26 :
(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、ハッキング1200m、坂路調整。馬体重473キロ。
担当スタッフ「この中間から坂路にも入れて常時22~23秒で、様子を見つつ終いだけ20秒ぐらいまで上げることもあります。オルフェーヴルの仔にしてはもともとうるさい面もなく扱いやすい馬でしたが、ここにきてさらに大人っぽく成長してきた印象です。現時点の動きにも特に注文はないですし、こうして休みなく乗れているのが何よりですね。ただ、身体の成長に伴い、やや胴が伸びてきたのは気になるところ。今はまだ気になりませんが、胴が長い馬は背腰に疲れが溜まりやすいので、横に伸びるのはこのあたりで止まってもらいたいですね」

2016.11.30 :
(ファンタストクラブ)

マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、ハッキング1200m。馬体重470キロ。
担当スタッフ「この中間も順調に乗り込みを消化しています。割と大柄な馬ですが、全体にバランスが取れていて走りに重さもないですし、フットワークも良いですよ。オルフェの子ですが、難しいところもなく扱いにくいところもありません。ちょうど今日、昆先生が来場しましたが、満足そうに確認されて、このまま進めて欲しいとのことでした。この上もうちで育成していますが、トモに緩いところのあった上に比べて本馬はこの時期にしてはしっかりしています。特に問題ないので、このまま進めていけそうです」

2016.10.31 :
(ファンタストクラブ)
馬体重460キロ。
担当スタッフ「マシン運動30分、常歩2000m後に角馬場と屋内ダートで速歩訓練を行っています。この中間も問題なくメニューを消化できています。ゲートも週4回こなしていますが特に問題はなく、今のところ気性も落ち着いていますね。バランスが良くて伸びやかな好馬体ですが、欲を言えばトモに厚みが出てきて欲しいところ。もっとも今はまだ初期段階ですから、今後の調教でいかようにもなると思います。良い雰囲気を持った馬なので、父の初年度産駒としてどんな風に成長してくるのか楽しみですよ。割と辛口な先生(調教師)ですが、この馬にはずいぶん前から期待を寄せられていたので、先生と会員さんの期待に応えられるように頑張ります」

2016.09.30 :
(ファンタストクラブ)
馬体重450キロ。
担当スタッフ「初期馴致を経て角馬場やミニダートコースでのフラットワークを行っています。うちで預かっていた兄より馬格があって形の良い馬。オルフェの子でもうるさいところもなくここまで順調ですね。雰囲気のある馬で昆先生も気に入っているようで気にかけてくれています」

2016.08.31 :
(辻牧場→ファンタストクラブ)
馬体重443キロ
夜間放牧を続けていますが、夏負けなどもなく元気いっぱい。とても順調にきており、逞しさも増して体型も大人っぽくなってきたように思います。午前中は馬体チェックや手入れ作業をおこなっていますが、賢い馬なので、しっかりと新しいことを吸収して学習してくれています。本日、ファンタストクラブへ送り出しましたので、あちらでも元気に頑張ってくれるように願っています。





















































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