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2018年10月30日火曜日

レッドルーク深刻な骨折

クラブより下記のような報告がアップされました

2018.10.29 : 水沢:伊藤和厩舎伊藤調教師「レース後も歩様に問題はなかったのですが、厩舎に戻ってから時間の経過とともに左前を気にする素振り。だんだんと脚を引きずるようになってしまいました。今朝、獣医師にレントゲンを撮って確認してもらったところ、左前の第四手根骨に骨折が確認されました。骨折箇所はヒビや骨片が飛んだというものではなく、大きく割れている状況。恐らくレース中だと思うのでゴールできていなくても不思議ではありませんし、気が張っていたにしろ、よく歩様に見せずに戻ってきたなというのが診断を受けて最初に思ったことです。いまは馬房の中で立てずにいますし、状況としては非常に深刻といわざるを得ません。このような報告をしなくてはいけない状況となってしまい、本当に申し訳ありません」

未勝利脱出をきめた直後、まさかの骨折。
しかも重症という内容。

あまり競馬を詳しくない方も見られているので、
非常につらいことですが、競走馬の骨折について
簡単に解説いたします。

競走馬の骨折はすなわち予後不良といって、
安楽死処分が大きな選択肢となります。

大きな馬体を細い脚で支えており、
1本でも折れてしまうと運動をすることができず
内臓が腐食し苦しみながら
死んでしまうと言われているからです。

ただ、昔治療できなかった骨折も
今は医療技術の進歩により、
治るケースもなくはないという現状。

今回ルークの状態は、大きな割れ方ということで、
これがレース中のことでしたら
その場で即、安楽死となっていたことでしょうが
割れ方によっては治療できなくもないと期待したいです。

さて、

次の更新では、最悪な発表もあり得ると覚悟した夜22時をすぎて、
クラブから追記の報告がありました。

《追記》22時20分状況に大きな変化はありませんが、痛みが落ち着き脚をつけるようになればということで、患部のケアをしながら経過を観察しています。状況に変化があれば、またご報告いたします。

まだ、患部のケアをしながら
厩務員さんも粘り強く診てくれているようです。
そしてルークも、諦めずになんとか、
なんとか乗り越えて、生きてください。

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