もくじ

2016年9月25日日曜日

レッドヴァローレ アーカイブ

引退後、東サラホームページからは降ろされてしまうので、レッドヴァローレの募集から引退までのコメントと写真を時系列でまとめました。順番に見ていくと追体験できます。



育成から、移動、スケジュールまで、さまざまな問題があった当馬。
今後出資する参考の一助になればと存じます。

抜群の安定感を誇る母系、
個性派種牡馬の血が大駆けの起爆剤に

半兄には2歳重賞ウイナー、
父の力を借りて良質な産駒が進化


父 ステイゴールド
母 タッチオブゴールド
誕生日 2013.05.04
生産者 社台ファーム
産地 千歳市

2014.09.30

(社台ファーム)
マシン運動60分。初期馴致。馬体重410キロ。
まだ入場して一週間も経っていませんので、馴致場で駆け足訓練を行っています。右手前、左手前ともにスムーズに動けていますし、おかしなクセは見られません。まだ線が細く今後の馬力強化は必要ですが、バランスよく成長しているので、現状として特に不安はありません。脚元含め健康状態も良好なので、今後もスムーズに進めていけそうです。

2014.10.31

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、周回キャンター1200m、直線1000m。馬体重408キロ。
馴致期間を経て直線ダート走路でのキャンター調教を開始しています。まだ線が細く体も脚長に映るので、乗りながら肉付きを良化させていきたいところです。飼い葉は食べているので、これから良化してきそうですよ。

2014.12.01

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、周回キャンター1200m、直線1000m。馬体重414キロ。
直線ダートに移行してからも順調に調教メニューを消化しており、懸念だった体の細化も見られず、むしろ徐々に体を増やしています。動きに関しても体に比例して力強さが増してきているので、この調子でさらに体の厚みを出していけるようしっかり鍛錬していきます。ここまでのところは大きな不安もなく順調な調整過程を辿っています。

2014.12.26

(社台ファーム)
直線ダート走路で常時ハロン18~17秒のメニューを消化しています。馬体重は418キロと大きな変化はありませんが、乗り込みながらキープできているので問題ないでしょう。それに細身ながら体の力はある方で背腰の状態も良好です。ただ、父の産駒らしく少しずつ気性の強さが目立ってきているので、その点は慎重に対処していきます。この気質を良い方につなげたいですね。


2015.01.15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、周回キャンター1200m、直線1000m。馬体重422キロ。
直線ダート走路で常時ハロン18~17秒のメニューを消化しています。張り切って走っていますよ。馬場でもそのテンションが落ちず前進気勢を保っていますが、ややもするとそれが力みに繋がってしまうので、運動時間を長めに設定して落ち着かせるよう努めています。小柄ですが、飼い葉はマイペースながらもよく食べています。見た目以上に背腰もしっかりしていますね。競馬にいっても小柄なままかもしれませんが、父の産駒らしいですし、動きなどを見てもこの馬に関しては目方にそう神経質になる必要はないのではと考えています。

2015.01.31

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、周回キャンター1200m、直線1000m。馬体重424キロ。
直線ダート走路で常時ハロン18~17秒のメニューを消化しています。この中間も元気にメニューをこなしていますよ。ややテンションの高い面はありますが、その分元気いっぱいに頑張っています。ただ、動きに関してはまだ非力な面がありますね。バネは悪くないのですが、まだ体が追いついていかないというか。飼い葉食いや体調に関しては問題ないので、びっしり乗り込んで強靭なバネをつくっていければと思っています。まだまだ変わってくる馬だと思います。

2015.02.13

(社台ファーム)
引き続き直線走路でハロン17秒のペースで乗り込んでいます。父の産駒らしく前向きなところはありますが、まだ身体の成長が追いついていない印象なので、あまり無理させないように馬力面の強化に重点を置いて鍛えています。飼い葉食いもよくコンディションは良好なので不安らしい不安はありませんが、暖かくなるまでは全体の底上げを図っていきたいですね。
2015.02.27

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、周回キャンター1200m、直線1000m。馬体重430キロ。
直線ダート走路でハロン17~16秒のキャンターを乗り込んでいます。体は維持していますが、成長はゆっくり目という印象もあり、変わってくるのは暖かくなってからかもしれません。まだ線が細く非力な面も残していますので、筋力強化を念頭にじっくり進めていきたいところです。

2015.03.13

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、周回キャンター1200m、直線1000m。馬体重433キロ。
直線ダート走路でハロン17~16秒のキャンターを継続しています。まだ線の細さはありますが、稽古は加減なく消化できています。見た目の格好よりも腰の力を感じさせる動きをしますし、乗りながら馬体に厚みを出していければと思います。変にうるさい面も見せずに素直で乗り手とのコンタクトも上手に取れています。

2015.04.01

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、周回キャンター1200m、直線1000m。馬体重420キロ。
引き続き直線ダート走路でハロン17~16秒のキャンターを消化しています。身体を減らしてしまったので、もう少し肉付きが良くなるように調整メニューや飼い葉の配合を工夫していますが、体調自体は悪くありません。全体のシルエットなどを見てもここにきてバランスが取れてきましたし、着実に良好な成長曲線を描いています。小柄な割に背腰に力強さがありますし、体の使い方も上向いて、フォームのバランスも良化しています。

2015.04.15

(社台ファーム)
この中間も直線ダート走路でハロン17~16秒のキャンターを消化しています。乗りながら芯から強い体作りと体力強化を図っています。体はまだ大きく変わらないので、乗り込みを重ねて全身の筋肉量をアップさせていく必要があると思います。徐々に全体のバランスは取れてきていますが、まだ変わってくるでしょうし、変わってもらわないと困りますね。少し動きに硬さが出ているので、疲れを溜めないようケアしながら進めていきます。

2015.04.30

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、周回キャンター1200m、直線1000m。馬体重432キロ。
この中間も直線ダート走路でハロン17~16秒のキャンターを消化しています。乗りながら体は増えてきましたが、見た目にも乗っていてもまだ線の細さが感じられるんですよね。馬体のバランスなどは悪くないですし、キャンター時の反応、体の使い方などは上達してきているので、今は地道な乗り込みを続けることが大切でしょうね。この手のタイプはどこかでガラっと変わることがあるので、これから暖かくなってきての変わり身にも期待しています。


2015.05.15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、周回キャンター1200m、直線1000m。馬体重435キロ。
この中間も常時直線ダートでハロン17~16秒のメニューを消化しています。順調ですし疲れも見せていませんが、まだ全体に線が細く成長待ちといったところです。ただ、動きに関しては、細いながらも体幹の強さを感じさせる走りをしますし、全体にしっかりしてくれば、大きな変わり見を見せてくれると期待しています。当面は現行メニューで基礎固めをしながら成長を促していきます。

2015.05.29

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、周回キャンター1200m、直線1000m。馬体重438キロ。
常時直線ダートでハロン17~16秒、週1回は周回外回りコースから長めを乗るメニューも設けています。負荷を上げてもしっかり対応できています。ただ、正直まだ成長途上なところはありますね。乗り込んでトモや腰の力強さを増していきたいです。今でも悪いところはないのですが、後肢に力がついてくれば走りのバランスも良くなってくるでしょうし、さらに動けるだろうなという感触をいだいています。これからの変わり身は大きいと思いますし、日々の鍛錬を重ねていきます。

2015.06.15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、周回キャンター1200m、直線1000m。馬体重441キロ。
この中間も常時直線ダートでハロン17~16秒、週1回は周回外回りコースから長めを乗るメニューです。肉体的にやや奥手な印象を受けるので、現行メニューの反復で基礎固めをしている段階ですが、脚元含めコンディションには何ら問題がないのは何より。走りやフォームは日ごと良化しているので、あとはもう少し馬力がついてくればというところ。これは一日二日で変わるものでもないですし、日々の稽古で培っていくしかないですからね。

2015.06.30

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、周回キャンター1200m、直線1000m。馬体重444キロ。
常時直線ダートでハロン17~16秒、週2回周回外回りコースで3F46~44秒のメニューを消化しています。ここにきて軌道に乗ってきた印象で稽古内容も充実しています。ただ、テンションの高さも目立ってきて、走る時も力みがちになります。うまくコントロールしながらフォームを改善していきたいですね。気性的な面も影響しているのかもしれませんが、乗りながらでも、もう少し体重を増やしたいところです。その辺りもケアしながら調整していきます。

2015.07.15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、周回キャンター1200m、直線1000m。馬体重445キロ。
常時直線ダートでハロン17~16秒、週2回周回外回りコースで3F46~44秒のメニューを消化しています。脚捌きはシャープで好感が持てます。動きは上向きです。まだ少し走る時に力が入っていますが、もう少し筋力が付いてきて、楽に走れるようになれば動き自体もスムーズに変わってくると思います。あとは乗りながら全体の筋力強化を図っていきたいところです。

2015.07.31

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、周回キャンター1200m、直線1000m。馬体重450キロ。
直線ダートでF17~16秒、週2回周回コースで3F45~43秒のメニューを消化しています。中間少しペースアップしました。テンションが上がりやすい馬なので、精神面のケアは入念に行っていますが、今はその前向きな気質が走りに良い方に作用しているようですね。細身ですが、バネのある走りができていますし、体も少しずつ成長しています。まだまだ良い方に変わってきそうですよ。

2015.08.14

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、周回キャンター1200m、直線1000m。馬体重452キロ。
直線ダートでF17~16秒、週2回周回コースで3F45~43秒のメニューを消化しています。変わりなく順調に乗られていますが、やはりテンションの高さが気になるので、あまり詰め込み過ぎず慎重に進めています。そうした気性も父譲りといえばそうなので、決して悪い方にとらえる必要はないと思います。うまく走る方向に気持ちを向けてやればいいですからね。それに細身ながらも腰に力強さがある点も父似なんじゃないでしょうか。

2015.08.31

(社台ファーム)
マシン60分、常歩3000m、ダク1200m、周回キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重447キロ。
直線走路でF17~16秒のメニューと週2回周回外回りコースで3F44~42秒のところを順調に消化しています。この中間少しペースを上げましたが、以前のようなひ弱さは感じさせませんし、筋肉の張り出しが良くなっています。肌艶も良く栗毛の馬体と相まって、全体に良く見せるようになっていますね。それに比例して反応も上向き、溌剌とした動きにも好感が持てます。

2015.09.15

(社台ファーム)
マシン60分、常歩3000m、ダク1200m、周回キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重448キロ。
この中間も直線走路でF17~16秒と週2回外回りコースで3F44~42秒のところを消化しています。ペースを上げてからも堪えた様子はないですし、動きにも機敏さが出て良化傾向にあります。もう少し筋肉の張り出し、艶が出てくると尚いいと思うので、引き続きしっかり乗り込んで更なる良化に期待します。

2015.09.30

(社台ファーム)
マシン60分、常歩3000m、ダク1200m、周回キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重459キロ。
担当スタッフ「引き続き直線ダートでF17~16秒のメニューを継続しながら、週2回、周回コースで終い14~13秒の速いところも消化しています。走りは前向きで活力ある動きを見せてくれています。背腰の筋力が強化すればもっと収縮の良いフォームに変わってくると思うので、その辺りを課題として稽古に取り組んでいきます」

2015.10.15

(社台ファーム)
マシン60分、常歩3000m、ダク1200m、周回キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重462キロ。
担当スタッフ「常時、直線ダートでハロン17~16秒、週2回周回コースで終い14~13秒のところを消化しています。この中間、目立った変化はありませんが、緩めることなく乗られて順調にきています。課題としていた背腰の強化については、すぐに成果が出るものではないですが、調教を重ねたことで良い方に運んでいることは確かです。それに今は皮膚感が良く、体調も良さそうですね。太め感もなくすっきり仕上がっているといった印象です。そろそろ移動について検討していきます」

2015.10.28

(社台ファーム→セグチ→グリーンウッド)
10月30日に茨城のセグチレーシングステーブルに向けて出発し、ワンクッションでグリーンウッドトレーニングに移動の予定です。

担当スタッフ「直線ダートコースでハロン17~16秒と定期的に外回りコースで3F42~40秒の速めの時計も消化してきました。順調に乗り込んでだいぶ体もしっかりしてきたので、このまま出発日まで体調管理に努めて態勢を整えていきます」


2015.11.06

(セグチレーシングステーブル)
長距離輸送でしたが熱発などもなく、こちらには元気に到着しました。当初、今週末にグリーンウッドへ移動という予定だったのですが、馬房の調整などもあって来週の移動に変更となりました。脚元や体調に不安はなく、調整はスムーズに行うことができています。メニューはダク800mにハッキング1600m。移動が控えていますので、この内容で移動に備えていきますが、軽いメニューですが動きは悪くないですよ。隣の馬房の馬が出て行ったりすると、ソワソワして落ち着かなくなったりと寂しがりやな面もある女の子ですけど、コースに出ればしっかりと動いてくれますし、手のかかるタイプでもありません。まもなくの移動になりますが、しっかりと体調を整えていきたいと思います。

2015.11.13

(セグチレーシングステーブル)
北海道を465キロで出発。こちらへの入場時は451キロと輸送で減ってしまいましたが、飼葉もしっかりと食べてくれていますので、水曜日の計測では463キロまで回復していました。メニューは先週同様の内容で移動を見据えて進めており、脚元や体調面にも不安は見られません。グリーンウッドへの移動については、今週は混雑していて難しいとのことですので来週以降となりますが、馬体も戻ってきて移動には対応できるように準備していますので心配ないですよ。元気に送り出せるように進めていきたいと思っています。フットワークが軽くて、小気味の良いピッチ走法。乗り手の感触も悪くないですし、いい雰囲気を持っていますよ。

2015.11.20

(セグチレーシングステーブル→グリーンウッドトレーニング)
グリーンウッドへ向けて、明日こちらを出発します。この中間も軽めメニューで移動準備を進めてきましたが、体調面に不安はないですし、馬体重も465キロと微増して雰囲気は上々です。入場当初に見せていた寂しがり屋なところも、環境に慣れたことで見せなくなりました。今度は慣れるまでグリーンウッドで寂しがるかもしれないですが、立ち上がったり悪さをしたりという馬ではないですし、馬場に出れば特に問題のない馬ですからね。あちらでも前向きにトレーニングに励んでくれると思います。まずは元気に輸送をクリアして欲しいですね。

2015.11.27

(グリーンウッドトレーニング)
周回キャンター2000m、坂路1本。馬体重450キロ。
到着後は周回コースで調整を続けきましたが、昨日から坂路でも乗り出しています。昨日の調教中に併せていた馬に右トモを蹴られ、軽い外傷を負ってしまったので、今日一日は調教を休ませました。軽い擦過傷で腫れなどもないことから、明日から調教を再開できそうです。まだ精神的に幼いため物見をすることが多く、洗い場や馬房に入るのをためらう姿が見られます。

2015.12.04

(グリーンウッドトレーニング)
周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重447キロ。
先週の調教中に蹴られて右トモに外傷は負いましたが、すぐに回復したので、先週末から乗り出しています。馬場入りする際などに前に馬がいなくなると、止まってしまうことがありますが、坂路に行くと集中力が高まり、いいキャンターを見せています。火曜日には13-13を消化しましたが、スタート時に併せる相手がバタバタしたことで後手を踏んでしまったものの、1本目としてはまずまずの動きを見せていました。明日も15-15を消化する予定です。

2015.12.11

(グリーンウッドトレーニング)
周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重449キロ。
この中間も週に2本速いところを消化するなど順調に調整しています。相変わらず物見が激しく、気性のキツさも目立ち始めていますが、本数を重ねるごとに動きは良くなってきています。まだ食べたものが実になってきませんが、カイバはしっかり食べています。

2015.12.18

(グリーンウッドトレーニング)
周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重450キロ。
この中間も順調に調整しています。火曜日に13-13を消化しましたが、気持ちがだいぶ乗ってきたようで、やる気十分の走りを見せています。まだ細く映るのでもう少し食べたものが実になってきてほしいところです。

2015.12.25

(グリーンウッドトレーニング)
周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重451キロ。
この中間も週に2本速いところを消化するなど順調に調整しています。本数を重ねるごとに前向きさが出て動きは良化しており、手応えにも余裕が感じられるようになっています。本馬は体力がついてきたことから1月上旬の検疫で栗東トレセン・笹田厩舎に帰厩する予定となりました。

2016.01.08

(グリーンウッドトレーニング)
周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重453キロ。
この中間も順調に調整しています。牧場の環境にも慣れ、日々の調教で体力が備わってきているので13-13など速いところにいっても楽に動けるようになってきました。トレセン入厩後のゲート試験に備えて、週に1度ゲート練習を行っていますが、入りや駐立に問題はありませんし、前扉を開けてもダクで出るまでになっています。本馬は来週の検疫で栗東トレセン・笹田厩舎に入厩する予定となりました。

2016.01.15

(グリーンウッドトレーニング)
周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重454キロ。
今週水曜日の調教中に右トモの飛節付近に軽い外傷を負いました。自分の脚で引っ掛けてしまったようです。消毒などでケアしたものの傷腫れが大きくなってしまったため、昨日一日は舎飼いで経過を観察しました。腫れは徐々に引いてきたので今朝は周回コースをハッキングで2周しましたが、変わった様子は見られなかったのですぐに通常メニューで戻すことができそうです。

2016.01.22

(グリーンウッドトレーニング)
周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重456キロ。
右トモ飛節の外傷の影響は小さく、先週末に15-15を今週火曜日は13-13を消化しました。13-13でも息づかいに問題なく、併せた馬と互角以上の動きを見せていました。ステイゴールド産駒ということもあり運動以外でも我を表に出すようになってきていますが、調教では負けん気の強さを出して一生懸命走っています。ゲート試験からデビュー戦まで進められるくらいの体力は十分付いており、明日の検疫で栗東トレセン・笹田厩舎に入厩する予定となりました。

2016.01.27

(笹田厩舎)
本日は坂路1本の後、ゲート練習を行いました。
坂路 65.1-49.5-33.4-16.8 馬なり
助手「入厩後はややテンションが高い状態が続いていますが、今日はこれまでの中では最も落ち着いていました。牧場では馬房になかなか入らなかったということですが、こっちでは洗い場に入ってくれませんし、入厩して来た日は検疫施設からの馬運車にも乗らなくて後ろ向きで乗せたくらいです。環境の変化に戸惑っているのかもしれませんが、難しい面もあるようなので慌てず進めていきます。今日は同じ厩舎の4歳馬にリードしてもらって坂路からゲート練習へ。ゲート練習は初めてでしたが物見をするので調教師から無理はせず通過するだけに留めるよう指示がありました。指示通り2回通過させてみましたが、1度目は後ろからついていったので通ってくれたのですが、2度目は1頭で行ったのでゲートの前でビタっと止まってしまって動かなくなってしまいました。またリードしてもらうと歩いてくれましたけど。坂路でも前の馬から離れると寂しがって鳴きながら走るなどまだまだ幼い面も見せていますし、この感じなら時間はかかってくるでしょうね。まずはゲート試験に合格しないといけないので明日も明後日も練習します」

2016.01.28

(笹田厩舎)
本日は坂路1本の後、ゲート練習を行いました。
坂路 66.2-49.6-32.7-16.4 馬なり
助手「走っている馬の脚元に驚いてバタバタすることがありますが、だいぶ環境に慣れて少しずつ落ち着いてきました。まだ洗い場にはすんなり入らず騒がしくしていますが、脚元を触ると静かになる不思議な馬です。坂路では左手前の走りは普通ですが、右手前になると右だけハミを噛むところがあって乗りにくいので徐々に矯正していきます。今日は同じ厩舎の2頭と一緒にゲート練習へ向かいました。2頭に誘導してもらって通過させた後、ゲートに入れて後ろ出しを一回。そこまでは良かったのですが、2頭がスタート練習に行って1頭になった瞬間からソワソワしだしてゲートに寄らなくなってしまいました。ただ、ゲートが嫌な馬は尻尾を上げて抵抗することがありますが、ヴァローレはずっと拒否していてもたまにスッと入ることもあるのでわがまましているだけでしょうね。馬が納得するまで根気強く進める必要があるので、後半に乗って時間をかけて練習していこうと考えています」


2016.02.03

(笹田厩舎)
本日は坂路1本の後、ゲート練習を行いました。
坂路 66.0-48.8-32.6-16.4 馬なり
助手「週末に坂路で15-15を消化しましたが、手応えに余裕があってガッツリ抑えたままの状態で走っていました。物見の回数が多いのでチークピーシーズを着けて調教に臨んでいますが、だいぶ集中力は高まっているようですし、走り自体は悪くありません。今日は坂路を1本上がってからゲートへ。先週金曜日のゲート練習から通過は出来るようになっていて今日も問題なくこなしてくれましたよ。前扉が閉まっているゲートにも入れそうな雰囲気だったので一度試してみるとすんなり入ってくれたのですが、後ろ出しをした瞬間からフワフワして物見を始めてしまい、そこからは思うように入ってくれませんでした。一度でも周りが気になりだしたらダメですね。先週よりはゲートに近寄れるようにはなっていますけど。その後一緒に消音ゲートでスタート練習をする馬が見つかったので3頭で出しましたが出はスムーズでした。今の感じなら明日明後日と来週も練習のみになりそうですが、ここから全てが順調にいけば来週後半の試験も見えてくるかもしれません」

2016.02.04

(笹田厩舎)
本日は坂路1本の後、ゲート練習を行いました。
坂路 68.6-50.0-32.6-16.4 馬なり
助手「今日もゲート練習中心の調整でした。通過は問題ないので課題は前扉が閉まっているゲートへの入り。入れようとすると体が半分入ったところで止まってしまいます。恐いわけでもなさそうでし、ゴネてるわけでもない。正直どうしてなのかわかりません。ゲート係りが襷(白いロープ)を使って押し込んでくれると入るのですが、今の時点では自分から入ろうとする意志は感じられませんし、他の馬が一緒にいたとしてもそう簡単には入ってくれません。最後に発馬練習を1本。今日は音ありのゲートだったので前扉が開くと驚いてビクッとしてワンテンポ遅れて出ていました。出てからも誘導役を務めてくれた他厩舎の馬の後ろを付いて行っているだけという感じでした。明日も来週も練習していきます」

2016.02.10

(笹田厩舎)
本日は坂路1本の後、ゲート練習を行いました。
坂路 67.6-49.6-32.7-16.0 馬なり
助手「日曜日からチークピーシーズを外してメンコに替えてみました。相変わらず耳はキョロキョロ動いていますが、以前ほど周りの音を気にしなくなっていますし、急にキレるようなこともなくなって調教の行き帰りなどもしっかり歩けるようになりました。メンコの効果は絶大です。ゲートはまだ自分から進んで入るまではいきませんが、肩ムチなど扶助があれば入ろうとしてくれました。スタートは1本だけ練習しましたが、出はまだ遅いです。出てからは自らハミを取って前の馬を追いかけていましたけど。でも、発馬はもう一つ先のステップなので、まずはゲート入りを馬に納得してもらわないといけませんね。明日も明後日も練習して試験は早くて来週になりそうです」

2016.02.11

(笹田厩舎)
本日は坂路1本の後、ゲート練習を行いました。
坂路 70.2-52.8-34.9-17.7 馬なり
助手「坂路で乗っている時に首を左に曲げて走っていました。チークピーシーズを外したことで周りを気にしているようなので、もう一度チークピーシーズを付けて調教を始めようかと考えています。ゲートは離れたところで口を取ってもらって入れようとすると拒否してしまいますが、ゲートに近いところで時間を掛けてグルグル回して係りの人に引いてもらえばスッと入ってくれますね。枠内では落ち着いていますし、出は速くはないけど真っ直ぐ走っています。少しずつ課題をクリアしていますが、もう少し時間はかかりそうです」

2016.02.17

(笹田厩舎)
本日ゲート試験に合格しました。
坂路 62.1-45.4-29.0-14.2 馬なり
助手「先週金曜日のゲート練習の内容が良かったので、今朝練習がてら試験を受けてみました。集中して試験に臨んでくれましたし、1本目、2本目とも入りはスムーズで駐立も発馬もまずまず。中では隣の馬が暴れると一緒になってバタバタしていましたし、2本目は出てからすぐに右に寄れた感じでしたが、騎乗していた僕が意気込みすぎてしまったことや、外の馬が内に寄ってきたことに反応したのだと思います。結果的に合格できたので良かったです。走るフォームやハミの取り方などまだまだ課題はありますが、日曜日に15-15に行った時はいいモノを持っているように感じたので、色々教えながら進めていきます」
笹田調教師「時間は掛かりましたが合格できて良かったです。今なら新馬戦がある内にデビューさせられそうなのでこのまま厩舎に置いて調整していきます」

2016.02.18

(笹田厩舎)
本日は引き運動の調整でした。
助手「昨日午後左トモの球節が腫れたので獣医師に診てもらったところ、皮膚炎ではないかということだったので、その場で注射を打ってもらって湿布も巻いて様子を見ています。今朝になると腫れは少し引いていましたし、運動後の歩様も気になりませんでした。入厩してから引き運動は今日が初めてだったので、周りが気になってずっとソワソワして歩いていましたが、すぐに慣れると思います。脚元の腫れがこのまま悪化しなければ明日からは坂路で乗り出して週末には15-14くらいのところを消化することになりそうです」

2016.02.24

(笹田厩舎)
本日は坂路にて併せ馬で追い切りました。
坂路 55.3-40.5-26.2-12.9 馬なり
内コウザンアプローチ仕掛けに0.1秒遅れ
助手「左トモ球節の腫れが残っていたので先週金曜日、土曜日はダク調整に留めて様子を見ました。日曜日の朝になると腫れはだいぶ引いていたので15-15を消化しましたが、午後から再び腫れが大きくなったので獣医師に注射を打ってもらうなど治療を続けなら進めています。今朝は脚元をバンテージで保護しながら追い切りました。まだまだ荒削りであっちを見たりこっちを見たりと物見してばかり。肩ムチを一発入れて気合をつけながらでしたが、後ろから並ばれると多少は集中してハミを取っていました。追って最後にスカスカになったわけではなく、全体の時計だってもっと縮められそうでしたよ。1本目としては上々でしょう。今後も脚元をケアしながら乗り込んで徐々に余分な脂肪を落としていきたいと思います」

2016.02.25

(笹田厩舎)
本日は引き運動の調整でした。
助手「昨日午後に獣医師に消炎剤を打ってもらうなど左トモ皮膚炎の治療をしました。今朝になると腫れは引いてすっきり見せているので安心しました。追い切りの翌日なので厩舎周りで60分ほど運動しましたが、自転車や車などをチラチラ見てソワソワ落ち着かない様子。馬体重は460キロと先週からプラス4キロと牝馬としては食べているので、今の時点で馬体重の心配をしなくていいのは大きいですね。明日は角馬場で調整して週末はコースで乗って速いところをやる予定ですが、物見ばかりするようならまたチークピーシーズを装着することになるかもしれません」

2016.03.02

(笹田厩舎)
本日は坂路にて併せ馬で追い切りました。
坂路 55.5-40.2-25.8-12.6 強め
内ワイドヴィンチェレ馬なりと併入
助手「前に馬がいたのでもう少し追いかけていくだろうと思っていたのですが、まだまだ自分から進んでいく感じではなく、肩ムチが必要なくらい。ちょっと渋いですね。右トモが特に緩く、右の口も硬いので、モタれてしまうのではと用心していたのですが、今日は真っ直ぐ走ってくれましたし、時計もまだまだ詰められそうでしたよ。成長途上なので一気にペースを上げるより段階を踏んで進めた方が体にもいいと思います。来週ビシッとやるので変わり身に期待します」
※デビュー戦は3月13日(日)阪神3R(D1800)の予定で鞍上は調整中です。

2016.03.03

(笹田厩舎)
本日は引き運動の調整でした。
助手「厩舎周りで50分ほど引き運動で歩かせましたが、ずっとソワソワしていましたし、周りを見てバタバタすることもありました。馬の後ろに入れるとそれなりには落ち着いていましたけどね。馬体重は先週から2キロ減って458キロでしたが、体のラインなどを見ても細いということはないので、これくらいをキープできればいいのではないでしょうか。脚元の腫れはすっきりしましたが、軟膏を塗り、バンテージを巻いて調教するなど皮膚炎の治療は継続しています。明日は角馬場で土日はCウッドコースで調整する予定です」

2016.03.09

(笹田厩舎)
本日は坂路にて併せ馬で追い切りました。
坂路 53.1-39.1-25.2-12.8 一杯
外ワンダーヴィベーザ強めと併入
※今週13日(日)阪神3レース・3歳新馬(D1800m)に四位騎手で出走を予定しています。想定から除外の可能性があります。
助手「今日は目一杯やろうと考えていたので、出だしから肩ムチで気合をつけて前の馬を追い掛けていきました。3F目までは真っ直ぐ走っていましたが、残り1Fで前の馬に並び、頭くらい出たと思ったらフワッとしてフラフラし始めてしまいました。目標がなくなってしまったからでしょうね。でも、今までより時計は出ましたし、動きもまずまず良かったです。息づかいもCウッドコースで乗るとフーフー言っていましたが、今日は問題ありませんでした。今日の午後に獣医師に診てもらって必要があれば馬体をケアしてもらいます」

2016.03.10

(笹田厩舎)
本日は引き運動の調整でした。
※今週13日(日)阪神3レース・3歳新馬(D1800m)に四位騎手で出走します。
助手「引き運動で疲れを取りました。昨日午後、獣医師に診てもらいましたが、背腰やトモに多少疲れがきているということだったので、疲労回復に効果がある注射を打ってもらいました。今朝はすっかり元気になっていましたよ。カイバはちょっと残すことがありますが、牝馬としてはよく食べる方なので馬体重は462キロとプラス4キロ。太くは見えないのでここまで体重をキープしながら上手く調整ができたと思います。体力的なことを考えるともう少し乗り込みたい気もしますが、デビュー戦でどれだけやれるのか楽しみにしています」
笹田調教師「ゲートに時間がかかりデビューが遅れてしまいましたが、試験後の調整は順調でした。まだ成長途上で気性面にも不安はありますが、態勢はほぼ整ったので先に繋がる競馬を見せて欲しいです」



2016.03.13

3月13日レース後コメント(16着)
四位騎手「まだ馬が子供ですね。返し馬でも集中していませんでした。ゲートは聞いていたよりすんなり入ってくれたし、それなりに出ましたが、1コーナーで曲がらずに外へ逃げようとしていました。少し危なかったですね。向正面に入ってから砂を気にしていたので外に出そうと思ったのですが、今度は突っ張って自分でブレーキをかけてしまって進んでいきませんでした。芝やダートというよりも今はまだ馬が幼すぎ。でも、乗った感触は悪くなかったです。これから良くなる一方だと思います」

笹田調教師「ずっと右手前で走っているし、気の悪さを出してしまいましたね。これから乗り込んでいけば変わってるはずですが、パワーがないので芝の方がいいかもしれませんね。少し苦しい面があるので、一旦レース後は休養に出して立て直そうと思います」

2016.03.16

(笹田厩舎)
本日は引き運動の調整でした。
助手「引き運動で疲れを取りました。運動中はチラホラ周りを見ながらでも1頭で普通に歩いたのですが、何かに驚いて急に暴れ出してしまって、それからは収拾がつかなくなってしまいました。気になるのはレース後から左トモの脚元が全体的に腫れていること。こちらに入厩してすぐに15-15をやった時も同じような症状が見られたので疲れが出ているのかもしれませんが、今朝の運動後も腫れは引いていないんですよね。明日グリーンウッドトレーニングへ放牧に出す予定ですが、今日の午後に獣医師に診てもらうことになっています」

2016.03.18

(グリーンウッドトレーニング)
マシンのみ。馬体重453キロ。
昨日入場しました。左トモの球節付近の腫れは入場当初も確認されましたが、古傷が軽い炎症を起こし腫れていたものとわかりました。すでに治まっていて歩様も問題ないので治療の必要はありません。ただ、到着後の馬体チェックで背腰に疲れが溜まっているようなので、明日ショックウェーブで治療することになりました。週明けから軽めに乗り出す予定です

2016.03.25

(グリーンウッドトレーニング)
周回キャンター2000m。馬体重463キロ。
入場後はマシン調整で疲れを取り、ショックウェーブで背腰の治療も行いました。馬体重も戻りつつあるなど順調に回復しているので、今週木曜日から周回コースで軽めに乗り出しています。今のところ脚元などに反動は見られませんが、運動中はややテンションが高いので、もう少しリラックスして走って欲しいところです。来週からは坂路を併用して進めていく予定です。

2016.04.01

(グリーンウッドトレーニング)
周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重464キロ。
この中間も順調で今週初めから坂路を併用して調整しています。ペースはF17秒ほどですが落ち着いて走れるようになってきました。このまま問題がなければ来週から15-15を始めることにしています。

2016.04.08

(グリーンウッドトレーニング)
周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重467キロ。
この中間も順調に調整しており、今週火曜日から15-15を始めました。周回コースで乗っていると右の口が硬く感じますが、スピードの乗りやフットワークは良くなってきました。ただ、前に馬がいないと進まないなど幼さは相変わらずです。背腰に疲れが溜まり始めているので低周波やショックウェーブで治療することにしています。

2016.04.14

(グリーンウッドトレーニング→笹田厩舎)
本日の検疫で栗東トレセン・笹田厩舎に帰厩しました。明日の調教後に更新します。

2016.04.15

(笹田厩舎)
本日は坂路1本の調整でした。
助手「今回から担当させていただくことになりました。昨日、検疫施設から厩舎までの馬運車になかなか乗ってくれなくて追いムチをしてなんとか積むことができました。洗い場もバックで入れないといけませんし、難しい馬ですね。今朝は坂路を66秒くらいで1本上がりました。右のハミだけ噛んで左を向いて走っていましたが、もたれることはありませんでした。背中の感触や脚捌きはとても良かったですよ。ただ、メンコは着けて行きましたが、とにかく物見がひどくて帰りの逍遥馬道でもキョロキョロして集中して歩くことができませんでした。早くトレセンの環境に慣れて欲しいですね。日曜日は15-15を消化する予定です」

2016.04.20

(笹田厩舎)
本日は坂路にて追い切りました。
坂路 58.5-44.1-28.8-13.8 馬なり
助手「今日は坂路に向かう前角馬場で運動しましたが、1頭だとずっとキョロキョロしていてまともに歩けませんでした。まだ幼さが目立ち集中力が感じられません。メンコは着けているのですが、あまり効果がないのでチークピーシーズをプラスすることも検討しています。追い切りは今朝が1本目でしたが、坂路の馬場が悪いので時計は予定より少し遅くなりました。上がってきてから何度かトモを落としていたようにまだまだですね。乗り出して2日目から背腰の緩さを感じるようになっていて、日曜日に15-15くらいで乗ってからはトモに疲れが出てしまっています。獣医に診てもらっていて今はマイクロをあてて治療していますが、これ以上疲れが溜まってくるようだと長針が必要になるかもしれません」

2016.04.21

(笹田厩舎)
本日はひき運動の調整でした。
助手「運動中は他の馬が暴れると一緒になって騒いでいたようにまだ幼いですね。運動後の馬体重は462キロでした。牧場からの申し送りにも書かれていましたが、カイバを食べるペースはゆっくりでもいつも完食しています。昨日の午後、獣医師に背腰の状態を確認してもらいましたが、週末に背腰の針治療をしようということなりました。それまではマイクロをあててケアしていきます。明日は角馬場で乗って、週末は15-14くらいのところを消化することになりそうです」

2016.04.27

(笹田厩舎)
本日は坂路にて併せ馬で追い切りました。
坂路 56.0-41.0-27.3-13.7 馬なり
内プランソレイユ強めに0.1秒先着
助手「今週競馬に出走する予定の馬と併せました。相手のテンの行きっぷりが良かったので2F目で並びかけられ、少し前に出られたのですが、こちらも手応えに余裕があったので相手を見ながら楽に進めることができました。最後はこっちが前に出て後ろを振り向くくらいでしたよ。ムキになると右のハミを噛んで左を向いて走ることがありますが、今日は上手に走れたと思います。日曜日の午後に獣医師に触診してもらって背中を針で治療しましたが、先週水曜日よりはだいぶ良くなっているということでした。これからペースを上げていくので毎日のケアを欠かさず乗り込んでいきます」

2016.04.28

(笹田厩舎)
本日はひき運動の調整でした。
笹田調教師「今朝は機嫌が悪かったようで、朝の運動前に様子を確認しようとしたところ耳を絞って触らせてくれませんでした。少しイライラしてきているようですね。来週からペースを上げていきますが、あと3本くらい追い切ればメドが立つと思います」
助手「運動に出てすぐは何度も飛び跳ねるなどかなりテンションが高かったです。何周かすると落ち着きましたけど、ずっと周りを気にしてソワソワしているようでした。怪我でもしたら大変なので今日は体重を量っていません。昨日の追い切りはそんなにやっていないので食欲は変わらず旺盛です」

2016.05.04

(笹田厩舎)
本日は坂路にて併せ馬で追い切りました。
坂路 55.1-40.6-25.9-13.0 一杯
外プランソレイユ一杯に0.3秒先着
助手「3馬身ほど前を走っていた馬を目標に進め、残り400mを切ったあたりから肩ムチを入れて仕掛けていきました。最後は2馬身ほど先着。でも、テンで追いかけた分もあるとは思いますが、仕掛けてからの反応は正直物足りなかったですし、最後の1Fは苦しくなって左にもたれていってしまいました。日曜日に背中の治療をしましたが、その効果で昨日の調教では良くなったように感じていたのですが、今朝の追い切りではトモがあまり入ってきませんでした。前と同じような感じに逆戻りしています。体のバランスなどは悪くないので乗り込むことでトモがパンとしてほしいですね」
笹田調教師「今のところ来週以降の出走を予定していますが、早ければ15日の新潟5R(牝・芝1600)と考えています」

2016.05.05

(笹田厩舎)
本日はひき運動の調整でした。
助手「カイバは昨日の夜につけた分がほんの少し残っていたくらいで、気にするほどではありません。体はしっかり維持しています。今朝は60分のひき運動で疲れを取りました。運動中は他の馬や周りの環境に左右されてバタバタすることはありますが、先週と比べてだいぶマシになってきました。でも、音にかなり敏感なので、風通しを良くしようと馬房の裏戸を開けただけで入れ込むくらい。3歳馬ですし、甘やかさずもっと慣らしていくことにしています。トモは週末にもう一度治療してもらうことになりました」

2016.05.11

(笹田厩舎)
本日は坂路にて併せ馬で追い切りました。
坂路 56.5-41.7-27.4-13.8 一杯
内ブラックウィザード一杯に0.9秒遅れ
※今週14日(土)京都4レース・3歳未勝利/芝1800mに坂井瑠星騎手で出走を予定しています。想定から除外の可能性があります。
助手「馬場が悪かったですし、しまいを伸ばそうとイメージしていたので、前半はゆっくり入りました。テンから併せていったもののフワフワして全くハミを取ってくれませんでした。やはり前に馬をおいて追いかける形にならないと集中して走ってくれませんね。ラスト1Fを切ってからは頭を上げて苦しがっていて自分から止めてしまう感じでした。日曜日に腰の治療を行いましたが、大きく変わった感じはありません。まだ全体的に緩く、良化途上です」

2016.05.12

(笹田厩舎)
本日はひき運動の調整でした
※今週14日(土)京都4レース・3歳未勝利(芝1800m)に坂井騎手で出走します。
助手「今朝は厩舎周りのひき運動で疲れを取りました。運動中はほかの馬が暴れた時に一緒に騒ぐくらいでゆったり歩いていました。追い切ったあとも背腰の状態は悪くなったということはありませんし、カイバもしっかり食べています。馬体重は460キロだったので、負荷を強めてからも減らずにキープしたままここまで進めることができました。あとは競馬でどこまでやれるかだけ。今日の午後ジョッキーにどういう馬か伝えておきます」
笹田調教師「まだ緩くてパワー不足なので昨日のような雨で重くなった馬場はこの馬に厳しかったと思います。当初新潟での出走を予定していましたが、除外対象だったので京都に切り替えました。軽い芝と3キロ減のジョッキーを起用しての変わり身に期待したいと思います」





2016.05.14

5月14日レース後コメント(9着)
坂井騎手「何度もリプレイを見たり、四位騎手や厩舎の方からどういう馬なのか聞いたりしたうえでレースに臨みました。聞いていたよりも行き脚がついてしっかりレースに参加できました。もう一列前で競馬ができると良かったのですが。ただ、道中は肩ムチを入れながらの追走になったようにフワッとするなど集中力を欠くなどあまり余裕がなくて。4コーナー手前でスピードに乗りかけたところで詰まってしまい、またエンジンをかけ直すことになったのがもったいなかったです。最後は伸びてはいましたが、残り1Fを切ってから脚色が一緒になってしまいました。デビュー戦のことを考えるとよく頑張ってくれたのではないでしょうか」

2016.05.18

(笹田厩舎)
本日は角馬場でハッキング調整を行いました。
助手「初めの芝のレースでしたが、頑張って走ってきてくれました。あの感じだと芝向きということでしょう。レース後も元気ですが、これまでより食欲が落ちてしまっているので調教師と相談し、カイバの量や種類を工夫して与えることになりました。歩様は硬くなっていないので通常どおり今日から角馬場でハッキングを始めましたが、前に馬がいないと思うように動かないのは相変わらず。上がり運動中に2度ほどトモを落としていたように、まだまだ緩くて甘いので背腰にマイクロをあてるなどケアしながら乗り込んでいきます」
笹田調教師「2戦目で走りが良くなりました。今後に期待が持てる内容でしたね。次も同じような条件でと考えていますが、権利がないためどのタイミングで出走できるかわかりませんが、このまま厩舎において乗り込んでいきます」

2016.05.19

(笹田厩舎)
本日は坂路1本の調整でした。
坂路 69.5-50.8-33.0-16.5 馬なり
助手「今日から坂路入りしています。軽めの調整でしたが、乗った感じではレース前と変わらず緩いまま。だいぶ落ち着いてきましたけどね。昨日午後に馬体をチェックした獣医師によると背腰に疲れがあるとのことだったので注射を1本打ってもらうなど治療しました。まだ速いところをやる予定もないのでしばらくはケアしながら調整を続けます。食欲は少しずつ出てきたようなので体はすぐに戻ってきそうですよ」

2016.05.25

(笹田厩舎)
本日は坂路にて追い切りました。
坂路 55.7-40.5-26.3-13.1 馬なり
助手「15で入ってしまいを伸ばすよう指示がありました。ラスト2Fを切ったところで肩ムチを入れて仕掛けましたが、単走だったせいか反応があまり良くなかったです。トモもまだまだ緩いので全体的な動きも正直物足りなく感じてしまいました。レースに使ってからカイバの食いが落ちていますし、馬房でもしょんぼりしているように映ります。先週1週間はだいぶ楽をさせたのでもう少しシャキッとしてきてほしかったのですが」
笹田調教師「レース後は回復が少し遅れているようですが調整は順調です。次走については今週の想定を見てどれくらい間隔をあけると出走できるのか確認したいと思います。鞍上は坂井騎手に依頼します」

2016.05.26

(笹田厩舎)
本日はひき運動の調整でした。
助手「今日は元気が良かったです。一度暴れたあとは納得したのか落ち着いて歩いていましたけどね。メンコは着けていますが、周りにあるものなんでも気になってしまってキョロキョロしているように集中力がありません。食欲は良くも悪くも変わらない感じです。明日、明後日は角馬場で調整し、日曜日にCウッドコースで半マイル15-14くらいの時計を出す予定ですが、追い切り後に獣医師にケアしてもらうことにしています」

2016.06.01

(笹田厩舎)
本日は坂路にて追い切りました。
坂路 54.5-39.8-25.4-12.7 馬なり
※今週6日(日)阪神6レース・3歳未勝利(芝1800m)に坂井騎手で出走を予定しています。想定では除外の対象です。
助手「馬なりの予定でしたが、ラスト2Fはバシッと肩ムチで合図して伸ばしておきました。先週より反応が速く、すぐにハミを取って加速。最後まで止まらずに走っていましたよ。日曜日に獣医師に診てもらった時も背腰が良くなってきているので治療は必要ないと言われたのですが、乗った感じでもその通りですね。だいぶ力が入って踏ん張りが利くようになってきています。今週に入ってカイバも食べるようになって毛ヅヤも良くなってきたように状態は上向きつつあるようです」
笹田調教師「今週の出走を予定していましたが、想定を見ても3節では入りませんね。来週日曜の阪神に芝が2鞍あるのでそこへ目標を切り替えさせていただきます。鞍上は坂井騎手で。良くなってきている段階なので1週伸ばすことに影響はないと思います」

※調教タイムに誤りがあったため訂正させていただきました。

2016.06.02

(笹田厩舎)
本日はひき運動の調整でした。
助手「追い切り後の様子に変わりはなく、食欲もまずまず。馬体重は458キロですが、ちょうどいい体つきに映ります。明日は角馬場でハッキング調整を行って、週末はCウッドコースで15-13くらいのペースで追い切ることになりそうです」

2016.06.08

(笹田厩舎)
本日は坂路にて追い切りました。
坂路 54.9-39.6-26.0-13.2 G前強め
※今週12日(日)阪神3レース・3歳未勝利(芝1600m)に出走を予定しています。想定から除外の可能性があります。
助手「雨で水分を多く含んだ力のいる馬場でしたし、追い切ったのは後半だったので、ヴァローレには厳しい条件でした。併せる馬が見つからず単走だったこともあり、前半はフワフワ。しまい2Fの辺りから肩ムチを入れて促していきましたが、反応はあまり良くありませんでした。バテて止まった感じもしませんでしたけどね。精神面ではまだ幼いところがあり、1頭だと寂しがって全然歩かなくなってしまいます。前に馬を見つけると急いで追いかけるなどそこで体力を消耗することがあるくらいです。日曜日にCウッドコースで乗った時は馬なりで楽にスッと動いていましたし、獣医師に診てもらっても背中やトモは問題なく、筋肉にも張りがあっていい状態とのこと。今週出走できれば楽しみです」

2016.06.09

(笹田厩舎)
本日はひき運動の調整でした。
助手「昨日午後、獣医師に腰をケアしてもらいました。今朝はひき運動を1時間。今はすごく落ち着いていて運動中もバタバタせずリラックスして歩いていました。カイバは朝と夜に与え分は少し残していますが、昼の分は完食しています。馬体重は458キロと先週と変わらず。毛ヅヤも良くなっていて、状態はとてもいいだけに早いうちに出走させたいですね」
笹田調教師「予定していた芝のレースはだいぶ混みあっていて、今週も出走が難しい状況ですので、来週以降にスライドします。馬は良くなっています」

2016.06.15

(笹田厩舎)
本日は坂路にて追い切りました。
坂路 57.5-43.0-28.2-13.1 馬なり
助手「先週出走させる予定で追い切ったので今週は馬なりで。馬場状態が良かったですし、全体の時計も57くらいだったので最後まで手応えも動きも楽でした。やればまだまだ動けそうな雰囲気でしたよ。本数を重ねたことでどんどん力をつけていて、トモの緩さもほとんど感じなくなりました。治療の必要もなく、馬も元気いっぱいです」
笹田調教師「今週は芝のレースが1400mと2400mしか組まれておらず、条件が合わないと思うので、来週25日(土)の阪神6R(芝1800m)に向かうことにしました。鞍上はM.デュプレシス騎手で。函館も始まっていて出走馬も分散するはずなので出られるのではないかとみています」

2016.06.16

(笹田厩舎)
本日はひき運動の調整でした。
助手「運動中は元気が良かったです。暴れ出すとしばらく暴れているのですが、一度暴れてすっきりしてからは落ち着いて歩いていました。歩様に硬さはありませんでしたよ。でも、昨日獣医師に触ってもらったところ背腰に疲れが出始めているということなので、週末に追い切ってさらに苦しくなっているようなら注射を打つなど治療してもらうことにしています。馬体重は456キロ。先週よりわずかに減っていますが、追い切ってからもちゃんと食べているので気にしなくていいでしょう。もう体は仕上がっているので週末やりすぎないようにだけ注意します」

2016.06.22

(笹田厩舎)
本日は坂路にて併せ馬で追い切りました。
坂路 55.0-40.0-25.7-12.7 馬なり
内カラフルマーメイド強めに0.2秒遅れ
※今週25日(土)阪神6レース・3歳未勝利(芝1800m)にM.デュプレシス騎手で出走を予定しています。想定から除外はありません。
助手「15で入って最後も馬なりの指示。併せた相手には少し遅れてしまったものの向こうはしっかり追っていましたし、こっちは馬なりで尻上がりの時計が出ていたので、気にしないで大丈夫でしょう。3F目のあたりで軽く促したときの反応は先週よりもだいぶ良くなっているように感じました。先週末に馬場で乗ったときには1頭だったので周りを気にしてフワフワしていましたが、今日は先頭を走ってもハミを取って集中して走っていました。少しずつ大人になってきているようですよ。背腰の状態は治療の効果が大きく悪くなっていません。今週出走できるといいですね」

2016.06.23

(笹田厩舎)
本日はひき運動の調整でした。
※今週25日(土)阪神6レース・3歳未勝利(芝1800m)にM.デュプレシス騎手で出走します。
助手「以前のようにしつこく暴れることはなく、おとなしく歩いていました。馬体重は452キロと先週からマイナス2キロで前走からはマイナス6キロ。食欲が旺盛なのでこれ以上減ることはないと思いますが、この数字をしっかりキープして競馬に臨みたいです。昨日の午後獣医師にチェックしてもらったところ、背腰に疲れはあるが悪くなっていないし、走れる状態にあるということでした。なんとか次に繋がるレースをしてほしいところですが、荒れて力のいる馬場状態になっているのが気がかりです」
笹田調教師「前回は3、4コーナーで詰まってしまうなどもったいない競馬でした。能力がない馬ではないのでうまく立ち回れれば前走以上の結果も期待できそうです。ジョッキーには特に指示しません」



2016.06.25

6月25日レース後コメント(17着)
M.デュプレシス騎手「トビが大きくてきれいなフットワークで走る馬なので、今日のような重くて荒れた馬場はこの馬には厳しかったようです。ステッキを入れると反応して前に進もうとするのですが、何度も脚をとられてバランスを崩し、リズムよく走れませんでした。笹田調教師からはダートもダメだと聞いているので、そうなると硬めの馬場で走らせてあげるのがベストでしょう」

2016.06.29

(笹田厩舎)
本日は乗り運動の調整でした。
助手「レース後はひき運動で疲れを取っていますが脚元に異常はないですし、特に変わった様子は見られません。今日からは角馬場で乗り出しましたが、気になるところはなかったので明日からは坂路で調整を始める予定です。体が減っていて、食いも悪いのでしばらくは軽めに留めることになりそうです」
笹田調教師「パワーがない馬なのであの馬場状態では力を出せませんでした。能力がないわけではなく、もっと走っていい雰囲気ですが、レース当日もマイナス体重だったように食べたものがなかなか実になってきません。もっと肉体面が成長しないことには厳しいですね」

2016.06.30

(笹田厩舎)
本日は坂路1本の調整でした。
坂路 68.2-50.8-33.1-16.2 馬なり
助手「予定通り今日から坂路入りしています。競馬で力を出し切っていないので元気いっぱいで、このくらいの遅い時計だと抑えるのが大変でした。最後までもっと走りたいという気は感じましたよ。今週いっぱいはコース入りせず坂路で軽めの調整を続けることになりそうです。これからの時期は中距離のレースだと頭数が落ち着いて節が空いていなくても出走できそうなので、いつ出走することになってもいいようにしっかり調整していきます」

2016.07.06

(笹田厩舎)
本日は坂路1本の調整でした。
坂路 57.2-41.8-27.4-13.1 馬なり
助手「テンで少し行きたがっていたので行きすぎないよう抑えたので少し遅くなりました。最後まで持ったままで余裕があったようにやればもっと時計は出せましたが、今週出走するとしても暑い時期の中1週なのでそこまでやりませんでした。状態面は良くも悪くもなっておらず、現状維持といったところ。カイバも食べていて体調はずっと安定しています」
笹田調教師「状態はキープしているので今週3つ組まれている芝のレースに出走させようと考えています。ジョッキーは想定を見て判断します」

※今週9日(土)中京3レース・3歳未勝利(牝)芝2000m、同日中京4レース・3歳未勝利(芝1600m)、10日(日)2レース・3歳未勝利(芝2000m)のいずれかに出走を予定しています。

2016.07.07

(笹田厩舎)
本日はひき運動の調整でした。
笹田調教師「想定では出走可能なレースもありますが、他から回ってきそうな状況。それにきのうの調教も軽かったですし、背腰にも疲れが溜まっているなど万全の状態での出走が難しいので今週の出走は取りやめることにしました。来週以降ということになりますが、軽くてきれいな芝を求めて小倉開催まで待ってもいいかもしれません」
助手「きょうはひき運動で疲れを取りました。周りの馬が騒いでも気にすることなく落ち着いて歩いていました。馬体重は450キロとレース前から2キロ減でまだ回復しきっていない様子。カイバは食べているのでこれから戻ってくるとは思いますけどね。きのう午後獣医師に診てもらったところ背腰が相当疲れているとのことだったので週末に治療してもらうことになりました」

2016.07.13

(笹田厩舎)
本日は坂路にて追い切りました。
坂路 57.1-41.1-26.8-13.4 馬なり
助手「目標はもう少し先なのできょうも軽めの内容。ただ、肩ムチを入れて促してもトモが入らず、なかなか前に進んでいってくれませんでした。走ろうとする気はあるので併せたら変わるかもしれませんが、日曜日に獣医師にチェックしてもらったところ、治療している背腰にはまだかなりの疲れが残っているということだったのでその影響もあると思います。レースまでケアを続けながらになりますが、次走は少しでもいい状態で出走させられるよう頑張ります」

2016.07.14

(笹田厩舎)
本日はひき運動の調整でした。
助手「きのう午後、獣医師に背腰を治療してもらいました。背中は針、トモは長針で。獣医師は『筋肉は奥の方まで疲れている。この状態では追い切りでも動けない』と話していました。これで少しでも良くなってくるといいのですが、しばらくはケアを続ける必要がありそうです。あすから角馬場で乗り出して週末はCウッドコースで15-15かしまいだけ伸ばすことになりそうです」
※次走は7月31日(日)の小倉4R(牝/芝1800m)に向かう予定です。鞍上は調整中です。

2016.07.20

(笹田厩舎)
本日は坂路にて追い切りました。
坂路 56.2-41.0-27.0-13.0 強め
助手「前半は馬なりで進めてラスト1Fから肩ムチを入れて促しました。ただ、あまり反応がなく、最後は苦しがって左にもたれて頭を上げていました。手応えも一杯に近い感じで、パタッと止まる感じ。カイバも食べていて元気もるように体調面に不安はなく、日曜日に獣医師に診てもらったときも問題ないということでしたが、背腰に慢性的な疲れがあるので坂路でしっかり追い切って時計を出すのは今のヴァローレにはキツいかもしれません。きょうの午後にも獣医師に触ってもらって必要であれば治療ということになりますが、あと1週で少しでもいい状態に近づけたいと思います」
※次走の鞍上は小牧騎手の予定です。

2016.07.21

(笹田厩舎)
本日はひき運動の調整でした。
助手「追い切り後も特に変わりありません。馬体重は先週より2キロ増の454キロでした。きのう午後獣医師に診てもらいましたが、相変わらず背腰に疲れからくる張りがあるものの最も悪かった時と比べるとマシになっているとのことでした。ひき運動中でもトモを落とすことがあるのは気になりますけどね。週末にCウッドコースで15-13くらいのところを乗るのでその前に一度治療することになっています」

2016.07.27

(笹田厩舎)
本日は坂路にて併せ馬で追い切りました。

坂路 55.2-40.2-25.9-12.8 G前仕掛け
内ファームフェイス一杯と併入

※今週31日(日)小倉4レース・3歳未勝利(牝)芝1800mに小牧騎手で出走を予定しています。想定から除外はありません。
助手「土日に背腰を針などで治療しました。診てくれた獣医師も先週よりだいぶ良くなっていると話していましたし、乗っている僕自身も少し戻ってきたように感じています。きょうの追い切りは併せる予定の相手を待ちつつ肩ムチで軽く気合をつけただけ。一杯に追ってもあれ以上の脚はなかったかもしれませんが、先週と違って頭を上げることはなく最後まで走り切ってくれました。最悪と言ってもいいくらいだった先週と比べると上々の内容だったと思います。体も極端に細くはないですし、走れる状態にありますよ」

2016.07.28

(笹田厩舎)
本日はひき運動の調整でした。
※今週30日(土)新潟4レース・3歳未勝利(牝)芝1800mに石橋騎手で出走します。

助手「きのう午後、獣医師に背腰を治療してもらいました。治療前の時点でもだいぶ良くなっているということだったので、これで不安も解消しますね。馬体重は452キロ。あす出発する予定になっていますが、長距離輸送が初めてなのでどれくらい減るのかわかりません。ただ、条件は合うと思うので何とか権利は取りたいですね」
笹田調教師「小倉への出走が厳しかったので、急遽新潟に変更させてもらいましたが、平坦で開幕週の良い馬場状態はこの馬向きでしょう。ある程度の位置で競馬をさせたいので、ジョッキーには積極的に乗るように伝えておきます。今回は牝馬同士ですし、条件は合いますから結果が欲しいですね」



2016.07.30

7月30日レース後コメント(12着)
石橋騎手「初めて乗りましたが、返し馬の感じも良く、状態は良さそうでした。スタートも上手く出てくれて、道中は中団で折り合う形。直線に向いてからも手応えはまだあったので、勝った馬の後ろについて一緒に上がって行こうと思いましたが、いざ追い出したらバテてはいないものの、ジリジリで切れる感じがありませんでした。着順は悪かったのですが、それほど差はなかったし、このような硬い馬場は合っていると思います」

2016.08.03

(笹田厩舎)
本日は角馬場で調整しました。
笹田調教師「もう少し前で競馬してほしかったですね。直線でもビュッとした脚はなかったけど、いい馬場だったので最後まで気持ちも切らさず走ってくれました。上位とは大きな差がなかったですし、ラストチャンスとなる次走はもっといい競馬を見せられればと思っています」
助手「金曜日の午前中に出発してその日の夕方に新潟競馬場に到着しましたが、到着後もずっと落ち着いて全然暴れませんでした。輸送で汗をかいていたので、多少の疲れはあったのかもしれません。レースを終えて帰って来てからも特に変わりなく過ごしています。きょうから角馬場で乗り出しましたが、硬さも気になりませんでした。あすから坂路入りする予定なので、その前に獣医師に診てもらって必要があれば治療をお願いしようと思います」

2016.08.04

(笹田厩舎)
本日は坂路1本の調整でした。
坂路 70.9-52.7-34.9-17.5 馬なり
助手「きょうから坂路で乗り出しましたが、跨った感じでは背腰も大丈夫そうです。食欲も体の雰囲気もレース前と全く変わらないのですが、この馬としては落ち着きすぎている様子。これまではうるさくて暴れることもあったので、ひょっとするとどこか苦しいところがあるのかもしれません。獣医師のチェックはきょうの午後になったのでくまなくチェックしてもらう予定です。レース後なので今週いっぱいは坂路で軽めの調整を続けることにしています」

2016.08.10

(笹田厩舎)
本日は坂路にて併せ馬で追い切りました。
坂路 55.0-40.0-25.9-12.9 強め
内ファームフェイス馬なりに0.1秒遅れ
助手「レース後はそんなに負荷はかけていないのですが、獣医師によると背腰に疲れが残っているということだったので日曜日に治療を行いました。きょうの追い切りは全体で55、56秒くらいと考えていたので予定通り。後ろから追いかけてもらったので、ハミをとって走っていましたが、最後はほとんど余力がなく、2歳馬に遅れてしまいました。次走はまだ先になりそうなのでケアしつつ少しずつペースを上げていくことにしています」

2016.08.11

(笹田厩舎)
本日はひき運動の調整でした。
助手「追い切り後も特に変わりありません。馬房ではイライラせずのんびりしていますし、運動中もチャカチャカせず落ち着いた様子です。カイバはこの馬なり食べていますが、452キロとなかなか増えてきません。なんとかたくさん食べさせてトモに筋肉をつけたいと思っているのですが。想定を見ると来週以降も出走するのは簡単ではなさそうで、小倉の最終週あたりになりそうです。あすは角馬場で土日はCウッドコースで乗ることになりそうです」

2016.08.17

(笹田厩舎)
本日は坂路にて併せ馬で追い切りました。
坂路 54.9-39.7-25.7-12.8 一杯
内ファームフェイス一杯に0.2秒遅れ
助手「後ろからファームフェイスが追いかけてくる形で追い切りました。肩ムチを入れて併せる準備をしておいて残り1Fからはしっかり追いましたが、相手が動く馬だったので並ぶ間もなく一瞬で置いていかれました。動きはなかなか変わってきませんが乗っている感じでは背腰は問題なさそうです。今後も獣医師にケアしてもらいながら進めていきます」
※次走は9月4日(日)小倉6R(牝/芝2000m)を荻野極騎手で予定。

2016.08.18

(笹田厩舎)
本日はひき運動の調整でした。
助手「ひき運動中にほかの馬が暴れているのを見て一緒になって暴れてしまって。尻尾を上げてなかなか落ち着かなかったので一旦厩舎に引き入れ落ち着いてからまた運動に向かうほどでした。馬体重は454キロと先週から2キロ増。カイバは残さず食べているので追い切ってもキープしています。あすは角馬場で乗って週末はCウッドコースでしまいだけ伸ばすことになりそうです」

2016.08.24

(笹田厩舎)
本日は坂路にて追い切りました。
坂路 56.8-41.2-26.6-13.0 一杯
助手「目標にしようと思っていた馬がだいぶ遅いペースで走っていたので早々と追い抜いて最後は単走になりました。肩ムチで促しながら進めましたが、ラスト1Fは苦しくなって頭を上げていました。前半あれだけゆっくり行ったのだからその分もう少し粘ってくれないと。単走だと気持ちも乗ってこないようなので、後ろから突いてもらう形で追い切ったほうがよさそうですね。体調は変わりなく飼い食いはまずまずです」

2016.08.25

(笹田厩舎)
本日はひき運動の調整でした。
助手「きのう午後背腰を治療しました。疲労が蓄積し痛みも強く感じているようだったので注射を1本打ってもらっています。けさの運動中は暴れず大人しく歩いていましたよ。カイバは残さず食べてくれるので馬体重も先週よりも2キロ増えて456キロでした。小倉までの輸送があるので少しでも増えるのはいいことだと思います。あすは角馬場で調整し日曜日はCウッドコースで追い切ることになりそうです」

2016.08.31

(笹田厩舎)
本日は坂路にて併せ馬で追い切りました。
坂路 55.4-40.6-26.6-13.1 一杯
内ファームフェイス馬なりに0.4秒遅れ
※今週4日(日)小倉6レース・3歳未勝利(牝)芝2000mに荻野極騎手で出走を予定しています。想定から除外はありません。
助手「後ろから追いかけてもらう形で追い切りました。残り2Fくらいから相手が近づいてきたのに合わせて肩ムチを入れて仕掛けましたが反応は物足りなかったです。テンからびっしりいったわけではないので、もう少し喰らいついてほしかったのですが、馬なりの相手にあっさり離されてしまいました。頭を上げて苦しがることはなかったものの、進んでいかないように背腰に疲れが溜まってきたようなので、またケアしてもらうことになりそうです」

2016.09.01

(笹田厩舎)
本日はひき運動の調整でした。
※今週4日(日)小倉6レース・3歳未勝利(牝)芝2000mに荻野極騎手で出走します。
助手「きのう午後背腰を治療してもらいましたが、それほど悪い状態ではなさそうです。運動中は落ち着いて歩いていたようにテンションも高くなっていません。馬体重は460キロ。カイバを食べていることもありますが最近は涼しい日が続いているので汗の量も減っていることもあると思います。小倉までの輸送があるので少しでも増えるのはいいことですよ。もう1頭の担当馬が土曜日に出走するので、ヴァローレも一緒にあす早朝栗東を出発します。週末は雨予報ですが力のいる馬場は得意ではないので、いい天気のままレース当日を迎えたいです」

2016.09.04

9月4日レース後コメント(10着)
荻野極騎手「ゲートを出ると自分から進んでいく気を見せて抑えないといけないほどの行きっぷりでした。道中は流れに乗って本当にいい雰囲気のまま運べましたが、3コーナーで1頭分空いていた内のスペースから来られたところでモタつきリズムを崩してしまいました。そこからもう1段ギアを上げようと馬はあきらめずに走ってくれたのですが、直線で前から下がってきた馬を避けるのに左へ行こうか右へ行こうか僕が迷ってしまって。その部分は僕の技術不足です。うまく捌けていればもう少し上まで来ていたかもしれません。すみませんでした」
笹田調教師「輸送をクリアしてプラス体重で出走できたように状態は良かったと思います。スタートからリズムよく運べていたのに3コーナーで前後左右に囲まれてモタついていました。少し気の悪いところを出してしまったようですね。スーパー未勝利は苦手のダート戦ばかりなのでここを目標にしっかり仕上げていただけにこの結果は残念です。今後についてはクラブ側と協議して判断します」

2016.09.05

(引退)
本馬は9月4日の小倉競馬に出走し、10着での入線。今回の結果と近走の内容等を考慮した上で関係者間にて本馬の今後を協議した結果、残念ですがここで引退の運びとなりました。出資会員の皆様には、追って書面にて詳細をご報告いたします。長い間、レッドヴァローレ号にご声援いただき、ありがとうございました。


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