もくじ

2016年9月29日木曜日

レッドジュディス アーカイブ

引退後、東サラホームページからは降ろされてしまうので、レッドジュディスの募集から引退までのコメントと写真を時系列でまとめました。


順番に見ていくと追体験できます。
厩舎に入るや否や気性の凄まじさが強調された当馬。
牧場での評価と厩舎での評価の違い、
厩舎の対応やレース選択等、
今後出資する参考の一助になればと存じます。

欧州のトレンドを凝縮した逸材、
壮大なスケールの夢が始動する

伯父マンデュロは英仏G1に3勝、
近親も国内で実績、夢はオークスか


父 ニューアプローチ
母 マンドゥラ
誕生日 2013.04.07
生産者 ノーザンファーム
産地  安平町

2014.09.30

(ノーザンファームYearling)
馬体重429キロ
夜間放牧から日中放牧に切り替えています。放牧が中心となりますが、洗い場練習や鞍付けも行っています。移動へ向けてブレーキングを進めていきますが、体調や気性面なども問題なく、スムーズにメニューを消化していけそうです。

2014.10.31

(ノーザンファーム空港)
10月20日入場。ウォーキングマシンの調整。馬体重420キロ。
入場後はウォーキングマシンの調整で環境に慣れさせながら過ごさせています。馬体は多少減りましたが、肌艶は上々で特に心配はいりません。力強い歩様で歩けているので、動かしてからどういう走りを見せてくれるか楽しみです。

2014.11.28

(ノーザンファーム空港)
今月は上旬に角馬場でフラットワーク、中旬にコースに出してハッキング、今週からは坂路にも入れ始めています。それぞれの項目を何の問題もなくクリアし、とても順調に調整されています。今週からは週4回900m坂路を2本、F18秒のペースで乗っています。馬体は400キロに僅かに満たないくらいですが(399キロ)、今後の成長を考慮すれば特に心配はしていません。やや詰まった体型をしていますが、その分スピードがありそうですし、鮮やかな毛色で見栄えのする馬体です。成長を促しながら鍛錬に励んでいきます。

2014.12.26

(ノーザンファーム空港)
12月上旬に一週間リフレッシュのウォーキングマシン期間を設け、中旬から坂路入りを再開。現在は週4回900mを2本。馬体重は398キロと思ったほど増えてきませんが、しっかり運動を消化できているので問題ないと見ています。小柄な分、キビキビとした動きに好感が持てますし、あまり小さくも見せないですね。当面は基礎固めにハロン18秒ぐらいでじっくり調整となりそうですが、脚元含めて不安箇所はありません。

2015.01.15

(ノーザンファーム空港)
年末のマシン運動中、右トモにハ行が見られたので確認したところ、血腫が確認されました。数日経過を観察しましたが、自然に任せるよりは抜いてしまった方が治癒も早いと判断され、1月4日に切開手術が行われました。現在はウォーキングマシンのみにとどめ、経過を観察しています。

2015.01.30

(ノーザンファーム空港)
トレッドミル(ハロン30秒×5分)。馬体重411キロ。
切開後の傷の経過も良好で、中旬からはトレッドミルを開始し、今週からはその負荷をいくらか上げています。まだ小ぶりで非力な印象は否めませんが、休ませたことで体も増えてきましたし、その点では良い休養になったと捉えています。今後はトレッドミルのペースを段階を踏みながら上げていき、騎乗運動に備えていきます。稽古を進めてパーツごとの筋肉がついてくれば、中身も見た目もガラッと変わっていい馬だと思っています。

2015.02.13

(ノーザンファーム空港)
2月に入ってからロンギ場でのフラットワークを始め、先週末から週5回の坂路調整も再開しました。まだ様子を見ながらなのでハロン20秒程度ですが、特に問題も見られないので、これから徐々にペースを上げていくことになるかと思います。馬体重は410キロでまだこれからの馬という印象もありますから、この休養期間は馬にとっても良かったかもしれません。休養以前の動きからもバネは確かですし、歩様もキビキビしていて快活な馬。体に実がついてくれば楽しみです。

2015.02.27

(ノーザンファーム空港)
週4回900m坂路を2本、ハロン18秒で継続して乗れるようになりました。乗り出して馬体は402キロまで減りましたが、極端に細く見えることもないですし、小さくても動きは大きく見せるタイプです。キビキビとした動きも目立っています。馬体の成長に関しては一朝一夕にかなうものでもないですし、時が来れば自然と解決してくるものですから、現時点では別段心配はしていません。骨格もしっかりしている馬ですし、この後継続して乗り進め、中身が詰まってくれば良い形に変わってくるものと見ています。立ち上げはスムーズに運んでいますので、徐々にペースも上げていけそうです。

2015.03.13

(ノーザンファーム空港)
引き続き週4回900m坂路を2本、ハロン18秒ペースで乗っています。乗り出しても飼い食いが落ちることもなく、馬体重は減らずに408キロ。これから乗り込みを重ねて筋肉の厚みを増してくれば更に増えてくると思いますし、しばらくは現行メニューの反復に努めます。馬体や動きを見ながら徐々にペースアップを図っていければと考えています。

2015.03.31

(ノーザンファーム空港)
引き続き週4回900m坂路×2本(F18)の稽古を消化しています。楽をさせたことで緩みの目立った馬体も徐々に張りが増してきています。馬体重も420キロまで増えてきました。稽古をこなして飼い葉を食べ、筋肉も戻ってきているのでしょう。もともと小柄でも弾力のある筋肉の持ち主でしたし、今後稽古が進むにつれて更なる良化が見込めると思います。動きにも活気が出てきて良い感じに上昇気流に乗ってきました。

2015.04.15

(ノーザンファーム空港)
週4回900m坂路を2本、ハロン17秒のペースで消化しています。この中間から少しペースアップしました。外傷の影響もなく徐々に軌道に乗ってきたように思います。馬体に関してはまだこれから大きく変わってきそうな印象ですし、当面は坂路の反復練習が必要でしょう。トモ周辺の肉付きを戻し、基礎体力もしっかりつくように乗り込んでいきます。

2015.04.30

(ノーザンファーム空港)
週4回900m坂路2本(F17秒)のメニューを継続しています。乗りながらも体を減らさず425キロ。これは良い傾向です。馬体の張り艶も良化を見せ、全体に活気が増してきたように思います。動きに関しては重苦しさもないですし、フォームも安定していますが、もっと力強さを出していきたいので、引き続き坂路でしっかり鍛錬していきます。

2015.05.15

(ノーザンファーム空港)
この中間も週4回900m坂路2本(F17秒)のメニューを継続しています。体は減らさず424キロ。増えてくれるのが理想ですが、乗りながら無駄肉が落ちてシャープさが出てきているので悪くはないでしょう。もともと良い質の筋肉の持ち主ですし、中身がしっかりしてくれば見栄えなどもグッと良くなってくると思います。少し休んでいた時期もありましたので、今は順調に乗っていけることが何より。基礎をしっかりさせる時期と捉えていますので、もうしばらくは現行メニューを続けます。奥のある馬だと思っていますし、夏を越しての変わり身が大きいと見ています。

2015.05.29

(ノーザンファーム空港)
キャンター3000m、週4回900m坂路2本(ハロン16秒)。馬体重430キロ。
週4回の坂路を継続しています。体は微増で430キロ。もっと増えていいと思いますが、乗りながら減らさず来ていますし、しばらく楽をさせて落ちていた筋肉が徐々に戻ってきているところだと思います。走りは相変わらず前向きで時には力が入ってしまうこともありますが、これは調教を重ねながらコントロールしていければと考えています。まだトモに力が付き切っていないので、力が付いてきたらもっとバランスの良い走りができるようになると思います。乗り味が良くスピードのありそうなタイプなので、この夏の成長が楽しみです。

2015.06.15

(ノーザンファーム空港)
キャンター3000m、週4回900m坂路2本(ハロン16秒)。馬体重430キロ。
この中間も坂路主体にしっかり乗り込めています。変わらず順調です。まだ多少トモに頼りない面は残していますが、全体的に見れば稽古を消化するごとにしっかりしてきたなという印象です。小柄ですが、坂路ではあまりそういうところは感じさせませんし、だいぶ芯が通ってきたように思います。トモに力が付いてくれば尚いいのではないでしょうか。気性は牝馬らしいピリッとしたところはありますが、走る時にバカついたりするわけではないですし、現状ではそれが前向きさに繋がっていると認識しています。今後も心身のバランスを取りながら、馬に合わせたメニューに取り組んでいきます。

2015.06.30

(ノーザンファーム空港)
キャンター3000m、週4回900m坂路2本(ハロン16秒)。馬体重420キロ。
この中間も坂路主体にしっかり乗り込みを消化しています。前回の報告から少し馬体重は減らしましたが、見た目にしぼんだ感じはなく、むしろパーツごとの筋肉の張り出しなどは良化しています。コンパクトでも中身がギュッと詰まってきた印象ですね。前肢と後肢のバランスを見てもまだ成長の余地は十分だと思いますし、全体のバランス、筋肉の質感などはもともと良い馬ですから、夏の間でどこまで変わってくれるか楽しみにしています。前肢に比べるとトモにはもう少し筋肉が欲しいので、今後も坂路主体に鍛錬を重ねていきます。

2015.07.15

(ノーザンファーム空港)
ウォーキングマシン。馬体重419キロ。
特に不安はありませんが、リフレッシュの意味でマシン運動の調整を行っています。見た感じに細いということはないのですが、思ったより体が増えてこないので、成長を促すためにも、攻めるばかりでなく緩める必要もありますね。普段からキビキビと動けていますし、体調も悪くはないと思いますが、今後のためにももう少し体が増えてくれるのが理想。リフレッシュは1~2週間の予定ですので、今後も乗りながら飼い葉を食わせて全体の厚みを出していければと思います。

2015.07.31

(ノーザンファーム空港)
リフレッシュ放牧を経て、体は437キロまで増加しました。無理せず二週間ほどマシン運動にとどめましたが、それが良かったですね。今は週4回坂路でF16秒のところを乗っています。トモ周辺に丸みが出てきましたし、ようやく成長のラインに乗ってきたかなという印象です。それでもまだトモ高ですし、今後の成長も十分。もともと馬体面からも良い資質を感じさせていた馬だけに、体のバランスが整って走りに反映されてくれば楽しみです。

2015.08.14

(ノーザンファーム空港)
キャンター3000m、週4回900m坂路2本(F16秒)。馬体重430キロ。
この中間も週4回坂路2本ハロン16秒のところをじっくり乗っています。動きの感触は悪くないですし、体の張り艶も上々ですが、体は430キロ台を保てるようにケアしていきたいです。もともと進捗が遅れていたこともあり、まだ土台づくりの時期ではありますが、先々のためにもこの時期のトレーニングは大切です。馬としては毎日坂路で走らされて辛いでしょうが、何とか乗り切ってもらいましょう。癇性の強い面がありますので、メンタルケアも行いながら鍛錬を重ねていきます。

2015.08.31

(ノーザンファーム空港)
キャンター3000m、週4回900m坂路2本(F15)。馬体重430キロ。
この中間も坂路主体に順調に乗り進めています。馬体重こそ変わりませんが、中間からペースをF15まで上げていますからね。それを考えれば問題ないですし、乗り込むにつれて全体に締まりが出て、肌や筋肉の質感は上がってきています。少しピリッとした気質の持ち主なので、輸送等で体が減ることを考えると移動までにもう少し膨らませたいと考えています。まだ具体的な移動目標等は立っていませんが、おそらく今月中はこちらでの調整になりますので、乗り込みを継続しながら自然体でボリュームを増していければと思います。

2015.09.15

(ノーザンファーム空港)
週5回900m坂路2本(F15)。馬体重445キロ。
坂路で15-15を乗り出してから馬体重も増え出して現在で445キロ。乗りながら増えてきたのは実がついてきた証拠ですし歓迎材料ですね。しかも9月以降は週5回2本登坂していますし、馬も充実してきたのでしょう。良いものは持っているのに少し伸び悩んでいるなという時期もありましたが、これなら大丈夫。坂路でもキビキビと動けていますし、良い加速を見せています。ここからは移動も視野に入れて更なる良化を目指します。

2015.09.30

(ノーザンファーム空港)
週4回900m坂路2本(F15秒)。馬体重433キロ。
担当スタッフ「この中間も順調に乗り進めていますが、いくらか体は減ってしまいました。前回440キロを超えてきたので、そこからもうひと膨らましできれば良かったのですが、まだ芯からしっかりしていない分、体重の変動も見られますね。先生とも相談しましがたが、移動は11月頃になるかもしれません。今の状態で移動しても厳しいトレセンのメニューに耐えられるか疑問が残りますし、ここは焦らずじっくり行くべきだと思います。飼い葉は食べていますが、少しピリッとした性格なので、そこも影響しているのかもしれません。リラックスを心がけながら、馬がのびのび走れるように努めていきたいですね」

2015.10.15

(ノーザンファーム空港)
週4回900m坂路2本(F15秒)。馬体重445キロ。
担当スタッフ「この中間は飼い葉も食べて乗りながら体も増えてきましたね。まだ馬体重に波はありますが、動き自体はしっかりしてきましたし、徐々に中身もつまってきたのだと思います。移動時期に関しては11月頃になる見込みでしたが、こうして馬体重が増えてきましたし、こちらもだいぶ寒くなってきたので、早ければ来週の検疫で入厩の運びとなりました。移動まで乗り込みは続けますが、出発前にピリピリしたところを出したくないので、オンオフの切り替えができるようメリハリを利かせながら調教していきます」

2015.10.21

(ノーザンファーム空港→安田厩舎)
24日(土)の検疫で栗東トレセン・安田厩舎に入厩予定となりました。


2015.10.24

(安田厩舎)
本日(24日)、栗東トレセン・安田厩舎に入厩しました。
助手「今日の午後、検疫を終えて入ってきました。到着後も体調面に問題はないですし、興奮した様子もなく落ち着いています。まだ馬房にいる様子しか見ていませんが、気が悪そうな雰囲気はないですし、女の子らしく顔はとても可愛いですよ。明日から乗り出しますが、メニューは朝の体調や乗った感触を確かめてから決めようと考えています。月曜日は休みなので元気が有り余っているようなら坂路を1本乗ってもいいかもしれません。まずはゲート試験に向けて進めていきます」

2015.10.28

(安田厩舎)
本日は坂路1本の後、ゲート練習を行いました。
 坂路 71.5-53.2-34.8-17.5 馬なり
助手「日曜日は運動に留めて昨日から坂路乗り出しました。まだ環境に慣れていないこともあって、見た目とは違ってヒステリックでテンションが高いですね。周りが見えていないというかちょっとしたことで頭の中が真っ白になってしまって自分を上手くコントロールできていないようです。昨日もラチにぶつかったと思ったら硬直して動かなくなってしまったり、動き出したと思ったら今度は左右に飛んで行ったりと変な動きをしてばかり。牧場からの申し送りにも騎乗するとテンションが高くなるとは書かれていましたが。他の馬に体から当たっていくこともあるので、朝一の馬が多い時間帯は極力避けて調教していくしかありません。今日はゲート練習にも行きましたが、前後の扉を閉めて駐立の練習をしている時にかぶろうとするなど難しい面を見せていましたね。牝馬なので縛りたくはありませんし、様子を見ながら慎重に進めていきます」

2015.10.29

(安田厩舎)
本日は坂路1本の後、ゲート練習を行いました。
 坂路 69.1-51.5-34.3-17.3 馬なり
助手「今日も同じメニューで調整しました。ゲートでは通過、駐立の順に練習して最後に手開けで出してみました。まだ出ることまではわかっていないので、一緒に練習した馬が出たことに反応して後ろを追いかけていく感じでした。始めたばかりなので仕方ないことですが、ゲート内でも何かのアクションに驚いて自分でバランスを保てないほどの動きをしようとするところがあるので、精神面を伺いながら練習を重ねていこうと思います。まだまだ体力不足なのでしっかり乗り込んでいきます」

2015.11.04

(安田厩舎)
本日は坂路1本の後、ゲート練習を行いました。
 坂路 67.3-49.9-33.6-16.9 馬なり
助手「今日は坂路に行ってからゲート練習に行きました。もう通過はせずにそのまま中に入れて後ろ出しを一度、その後は音ありのゲートで1本出しました。中では多少後ろにもたれていたくらいで特に気になることはなかったですし、スタートも隣の馬が出ると一緒に出るといったレベル。それなりには出る感じですね。ここまで一緒に練習してきた馬が明日試験を受けることになったのでジュディスも一緒に受けることになりました。一度目の受験で合格できればいいのですが、今日もゲートを出してダートコースを歩いて帰ってきた時にチャカチャカしてテンションが高かったので、2本目が少し心配です。まずは練習のつもりで頑張ってきます」

2015.11.05

(安田厩舎)
本日、ゲート試験に合格しました。
 坂路 71.4-52.8-34.7-17.4 馬なり
安田調教師「いつも通り坂路を上がってからゲート試験へ。自厩舎の馬1頭と他の厩舎の馬1頭、合計3頭で試験に臨みましたが、1度目で合格することが出来ました。ゲートの試験官からは特に何も言われなかったのですが、騎乗した助手は『ゲート裏ではおとなしくしていましたし、1本目と2本目の間も思ったほどテンションは高くありませんでした。でも、スタートは2本とも他の2頭より遅かったように決して速いとは言えませんし、中でもソワソワして後ろにもたれていたので騙し騙しでした』と話していました。昨日の感じなら合格できるだろうと思っていましたが、まずは無理なく合格できて良かったです。明日以降の状態にもよりますが、現時点ではこのまま厩舎においてデビューに向けて進めていく予定です」

2015.11.11

(安田厩舎)
本日は坂路1本の調整でした。
 坂路 68.3-51.0-33.7-16.9 馬なり
助手「明日追い切るので今日は坂路軽めに1本上がりました。入厩当初から体力はなかったのですが、調教を進めるにつれて精神面も苦しくなってきているようです。なんとか乗り越えてもらわないといけませんけどね。昨日の馬体重は422キロ、食べてはいるけど実にならず減ってしまっています、ボロも緩いですし。ゲート試験は突破してくれましたが、現時点ではデビュー戦を決めるとかジョッキーを誰にと決めるような段階にありません。まずは基礎体力の向上を図るためしっかり乗り込んでいきますが、自分を見失って怪我をすることがないよう注意して進めていきます」

2015.11.12

(安田厩舎)
本日は坂路にて併せ馬で追い切りました。
 坂路 56.4-41.6-27.1-13.6  強め
外エスニックジュエル強めに0.5秒遅れ
内ブランカ一杯に0.7秒遅れ
助手「全体で55、56秒くらいの指示でした。1本目でまだ何もわかっていないということもありますが、もう少し前半から行く気を見せて欲しかったです。促すと頑張って走ろうとはしていましたが、力がないので体が追いつかない感じで、ラスト2Fからは思うように進んでいきませんでした。最後は後ろから来た馬に抜かれて離されてしまったくらいです。これで変わって欲しいですね」

2015.11.18

(安田厩舎)
本日は坂路1本の調整でした。
 坂路 67.4-49.8-33.4-17.0 馬なり
助手「追い切りは明日消化する予定ですので、今日は軽めの調整に留めています。最近は雨が続いていて馬場が悪いので力がないジュディスにはしんどいようですが、だいぶ環境に慣れてきているようで調教には真面目に取り組んでいます。まだ馬が少ない時間じゃないと乗っていても少し気持ち悪い気がしますけどね。昨日馬体重を量ったところ420キロだったので、先週からマイナス2キロでした。飼い食いは少し良くなっているので、これくらいで維持していけるといいのですが。明日の動き次第ではデビューが見えてくると思うので頑張ってもらいたいです」

2015.11.19

(安田厩舎)
本日は坂路にて併せ馬で追い切りました。
 坂路 53.9-40.0-26.3-13.5 一杯
外エスニックジュエル一杯に0.1秒遅れ
助手「先週よりは時計も出ましたし、動けるようになっています。馬場がかなり悪かったのでバランスを崩さないよう目一杯には追わず、肩ムチだけで反応を確かめました。併せた相手はビッシリ叩いていたので遅れてしまいましたが、自分でも動こうとしていたように前向きさも少しずつ出てきているようです。まだ口が敏感ですし、トモも緩い、追い切りでも手応えに余裕はないのでまだ乗り込みが必要ですね。不安定な精神面を上手くコントロールしながらの調整になりますが、今のところ12月6日(日)の中京5R(芝1400)あたりを目標に進めていこうと考えています」

2015.11.25

(安田厩舎)
本日は坂路1本の調整でした。
 坂路 63.5-47.4-31.2-15.3 馬なり
助手「追い切りは明日消化する予定なので、今朝は坂路を普通キャンターで1本。もう少し坂路で最後までハミを取れるようになればいいと思いますが、まだ体力もパワーも不足しているので仕方ありませんね。それでもやるごとに良くはなってきていますよ。体重は変わらず420キロほど、カイバは食べているので実になってきて欲しいです」
※デビュー戦は12月6日(日)中京5R(芝1400)を予定しています。鞍上は大野騎手の予定です。

2015.11.26

(安田厩舎)
本日は坂路にて併せ馬で追い切りました。
 坂路 53.4-39.5-26.3-13.6 一杯
内リュウキンカ一杯に0.3秒遅れ
助手「道中の感じは悪くなかったのですが、段々と手応えがなくなってしまって最後の1Fは脚が上がって進んで行きませんでした。息づかいは良くなっていますが、動き自体は先週と大きく変わっていないように感じました。走る気がないわけじゃないのですが、まだまだ力不足で成長待ちの段階です。競馬まで週末の15-15と来週の追い切りの2本やれますし、現時点でのベストの状態で出走させたいです」

2015.12.02

(安田厩舎)
本日は坂路にて併せ馬で追い切りました。
 坂路 55.9-41.2-26.7-13.5 一杯
外ラヴアンドポップ一杯に0.1秒先着
※今週6日(日)中京5レース・2歳新馬(芝1400m)に大野騎手で出走を予定しています。想定からは除外はありません。
助手「始めて乗りましたが、他のスタッフが乗っているのを見たり、話を聞いたりしていたよりも乗り手の事を気にしていない印象です。普通はもう少し乗り手の指示に反応を示すものですが、それを通り越してすぐにパニックに陥ってしまいます。誘導馬をつけてもらっても、それに付いて行くのもやっとですし、挙動不審になるのでなかなか難しい馬です。追い切りでは先行して進めて最後は少しだけこちらが先着。後半で馬場が悪くて動き切れない感じで残り100mまで追いっ放しだったのですが、併せていた馬とは別の馬に内から抜かれると急にハミをとって体を大きく使って走り出しました。それまではなんだったのかというくらい動きが変りましたね。今日の乗った感じでは切れはないものの、しっかりとした地力は持っていそうです」

2015.12.03

(安田厩舎)
本日は引き運動の調整でした。
※今週6日(日)中京5レース・2歳新馬(芝1400m)に大野騎手で出走します。
安田調教師「今週火曜日の調教では鮫島駿騎手に跨ってもらいましたが、角馬場での運動中ですら思うようにコントロール出来ないほどでした。ちょっとしたことでもすぐに自分を見失ってしまうようです。競馬場に行くのも初めてなので、返し馬などを上手くクリアして落ち着いて競馬に臨めるといいですね。まだ非力で調教の時計も詰まってきませんし、使いつつ良くなって来るタイプだと思いますが、キャンターの感じは良さそうですし、いいモノは持っていると思うので先に繋がるレースを見せて欲しいです」
助手「引き運動中に前を歩いていた馬が暴れた煽りを受けてテンションが上がってしまいました。それに体重計の付近に馬運車が止まっていて物音もしていたので、競馬の前に怪我をしてしまってはどうにもならないと思ったので、今日は体重を量りに行きませんでした。火曜日の時点の馬体重は鞍を置いて430キロだったので、裸だと424キロくらいでしょうかね。日によってカイバを食べる量が変ってくるので、今は2つの飼い桶を用意して好きなものは何なのか探しているところです。しっかりと体調を整えて競馬に向かいたいです」





2015.12.06

12月6日レース後コメント(7着)
大野騎手「返し馬のテンションはそれほど高くなかったですし、競馬にも落ち着いて臨めました。厩舎サイドからスタートはあまり速くないと聞いていましたが、結構上手に出てくれました。道中はロスなくラチ沿いを進めましたが、行きたがることはなく折り合いもつきましたし、とてもスムーズだったと思います。新馬ですから多少周りに気を使っているようなところはありましたけどね。直線ではスパッとした脚は使えませんでしたが、追うと反応を示してくれて、この馬なりにジワジワ伸びていました。今日乗った感じでは芝向きだと感じました。ただ、止め際に口向きの悪いところを見せていたのは気になりました、今後の課題ですね」

2015.12.09

(安田厩舎)
本日は引き運動の調整でした。
安田調教師「頑張って走ってくれましたけど、まだ体力が不足していて幼いので、現状ではあそこまでで精一杯。やはり使いつつ力をつけていってもらうしかありませんね。でも、装鞍所やパドックでは想像していたよりもおとなしかったので、平常心でレースに臨むことができたのは収穫でした。レース後も獣医師に診てもらっていますが、ソエも出ていませんし、脚元に問題ないということです。ただ、あまり詰め過ぎて気持ちが高ぶってしまうと今後に影響が出ることも考えられるので一旦、放牧に出してリフレッシュさせることにしました。今のところ金曜日にノーザンファームしがらきに移動する予定です。カイバもまずまず食べていますが、体は少し減っているようなのでしっかり戻して、次帰ってきた時には成長した姿を見せて欲しいです」

2015.12.10

(安田厩舎)
本日は引き運動の調整でした。
助手「今日も引き運動で1時間ほど歩かせました。厩舎の周りを馬運車が何台か走っていたので、それに反応して始めのうちはバタバタしていましたが、すぐに慣れて落ち着いて歩いてくれました。レース後のメニューは引き運動だけなので、カイバもしっかり食べていて体も戻ってきているように感じます。明日放牧に出ますが、人を攻撃するようなことはないですし、馬房でも声をかけるとすぐ寄ってくるなど本当にかわいい馬、肉体面、精神面共に少しでも大人になって帰ってきて欲しいです」

2015.12.11

(安田厩舎→ノーザンファームしがらき)
馬体重422キロ。
本日、入場しました。到着後もソワソワした様子はなく落ち着いています。今週一杯はマシンでの調整で疲れを取って、来週から周回コースで乗り出すことにしています。

2015.12.18

(ノーザンファームしがらき)
角馬場調整。馬体重426キロ。
体は回復傾向にあるので今週から角馬場でフラットワークを行っています。まだ精神的に幼いところがあり、走るフォームも崩れてしまっているので走り方の基礎から教え込んでいます。明日から周回コースで乗り出す予定です。

2015.12.25

(ノーザンファームしがらき)
周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重422キロ。
先週末から周回コースで乗り出し、今週初めからは坂路でも調整を行っています。周りの環境に左右されることなく、落ち着いて過ごしていますし、徐々に走り方を覚えていいフォームになってきました。今週から運動量を増やしたので体が減ってしまいましたが、これまでよりカイバを多めに与えているのですぐに回復してきそうです。

2016.01.08

(ノーザンファームしがらき)
周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重430キロ。
乗り出し後も休む事なく乗り込んでいます。馬体重は大幅に増えていませんが、気負う感じはなく調整は順調、坂路ではF15までペースを上げています。前向きで一生懸命に走る馬ですが、気持ちの入りやすいタイプで仕上がりも早そうな事から、あまり詰め過ぎないよう注意していきます。

2016.01.15

(ノーザンファームしがらき)
周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重426キロ。
この中間も順調で今週から15-15の本数を2本に増やしました。機敏さが目立ちますし、この馬なりに着実に力をつけてきています。稽古を重ねて馬体重は少し減っていますが、馬体には丸みがあって細くなったようには見えません。明日も15-15を消化しますが、今後も気が乗り過ぎないように慎重に進めていきます。

2016.01.22

(ノーザンファームしがらき)
周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重430キロ。
今週も坂路にて週2本15-15のペースで乗り込んでいます。追い切り本数も重ねてきたことで坂路を走っている時に頭を振るなど多少うるさい面が目立つようになってきました。それでも手が付けられないほどではありませんし、周回コースではそういったところも見せず落ち着いているので心配ありません。体のラインも丸みが出てきましたが、欲を言えばもう少し体力がついてきて欲しいところです。この後は厩舎サイドと相談し帰厩予定のメドが立ってからペースをもう一段階上げて行く予定です。

2016.01.29

(ノーザンファームしがらき)
周回キャンター3000m。馬体重434キロ。
坂路での追い切りを重ねて動きは徐々に良くなっていましたが、まだ帰厩の予定も立っておらず気も入りやすいタイプなので今週は周回コースにて17-17くらいのペースで乗っています。良い気分転換になったようで、カリカリするところもなく冷静さを保っています。週明けから再び坂路調教を始める予定で、速いところは来週からになりそうです。

2016.02.05

(ノーザンファームしがらき)
周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重440キロ。
この中間も順調に調整しており、週に2本15-15を消化しています。カーッとしやすいタイプなので坂路での調教は週2日の追い切りの日だけ。その他の日は周回コースでゆったり長めの距離を乗っています。メリハリをつけて調教しているので精神面も安定し、飼い食いも旺盛です。帰厩が近づいてきているので来週からペースを上げていきます。

2016.02.12

(ノーザンファームしがらき)
周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重450キロ。
今週も週2回坂路に入れて15-15のペースで追い切っています。稽古を重ねてもテンションはそこまで上がっておらず飼葉もしっかり食べています。馬体重もここで一気に増やすことが出来ましたし、体の造りを見てもだいぶ仕上がってきているように映ります。いい流れで調整ができていますが、あと2週ほどで移動することになりそうなので、帰厩に向けて態勢を整えていきます。

2016.02.19

(ノーザンファームしがらき)
周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重450キロ。
乗り込みは順調で週2回坂路に入れて15-15のペースで追い切っています。調整メニューは変わりませんが、速いところの本数を重ねてきたことでバランスが良くなり安定感が出てきました。飼葉もこの馬なりには食べているように体調に不安はありません。態勢が整いつつあるため、帰厩時期について厩舎サイドとも相談していきます。

2016.02.26

(ノーザンファームしがらき)
周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重456キロ。
坂路で15-15を週2回消化していますが、ここに来てスピード感あふれる走りを見せるようになっています。乗り進めてもテンションは高くならず、飼葉も与えた分は完食するなど、不安なく調整できています。馬体重も安定していて、体のラインも以前よりフックラしていますので、周回コースを3500mまでに延ばす日もあります。本馬は再来週の検疫で栗東トレセン・安田厩舎に帰厩する予定となりました。

2016.03.03

(ノーザンファームしがらき→安田厩舎)
4日(金)、栗東トレセン・安田厩舎に入厩します。

2016.03.04

(ノーザンファームしがらき→安田厩舎)
周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重460キロ。
先週から坂路に行かない日は周回コースを長めに乗るなどしっかり負荷をかけています。飼葉はいつも完食しているので馬体重はわずかながら増えました。稽古でも煩い面は見せていませんし、良い走りが出来ているように状態は良好です。本馬は今日の検疫で栗東トレセン・安田厩舎に帰厩しました。

2016.03.09

(安田厩舎)
坂路にて単走で追い切り
 坂路 55.8-40.2-26.1-12.7 G前強め
助手「今日は朝一番に坂路にて追い切りました。牧場でジックリ乗り込んでもらっていましたし、体が大きくなって帰って来てくれたこともあって、以前より力強い走りが出来るようになった印象です。ただ、大きくなっている分、いくらか緩みはありますので、動きもモッサリ映ります。促してからの反応も含めて、これから本数を重ねて良化していければと思います。あとは少し上に上に行く様な感じのフォームで走っていたので、その辺りも修正しながら進めたいですね。息の方も今日はハァハァ言っていましたから、この後も慌てずにレースに向けて馬を作っていきますよ」
安田調教師「先週金曜日に帰厩しました。今日が1本目の追い切りでしたので、動きはまずまずといったところしょうか。体がとても大きくなった分、シュッとした動きはまだこれからという感じですが、パワーは以前より付いたと思いますね。この後、追い切りを消化していった具合を見て、使うところを決めていきたいと考えていますよ」

2016.03.10

(安田厩舎)
厩舎周りを引き運動。
助手「昨日追い切ったので、今日は厩舎周りでの引き運動でした。追い切ったこともあって、やはりテンションは高くなってしまいましたね。馬房でもずっと気を張っている感じで、ちょっとした事にも過敏に反応して気が休まっていませんし、運動中も自分から暴れ出したりしてしまいます。飼葉は食べていますが、馬がリラックスできていないので、馬体重は436キロと帰厩してから大きく減って来ていますね。それでも前走時の体重と比べればまだ増えていますので、これ以上減り過ぎない様に注意いながらやっていきたいです」

2016.03.16

(安田厩舎)
本日は坂路1本の調整でした。
坂路 66.0-49.0-32.5-16.1 馬なり

助手「明日追い切るので、今日は普通キャンターでの調整でした。帰厩してすぐは惚けていたようですが、ここ最近は自分を見失い始めているようで、ダク中でもどこかに飛んでいってしまいそうになることもあります。すぐにイライラしてカーッとなってしまうので。カイバの食いもやや落ちてきているので慎重に進めていきます。次走は明日の追い切りの動きで判断しますが、早ければ来週ということになるかもしれません」

2016.03.17

(安田厩舎)
本日は坂路にて追い切りました。
 坂路 53.3-39.2-25.3-12.4 強め
助手「普段の調教では後ろから馬に来られると口を割って頭を上げて暴走するような感じになってしまうのですが、今日は1頭だったので落ち着いて走ることができました。休養で体は一回り大きくなっていますが、馬自身体が大きくなったことに慣れていない感じでまだ動き切れていません。もうちょっといけそうな気がするのですが、体が気持ちについていけない状態です。次走ですが来週26日の阪神5R(芝1400)に向かうことになりました。鞍上は調整中ですが、減量ジョッキーなど若手に依頼しようと考えています」

2016.03.23

(安田厩舎)
角馬場運動後、坂路1本。
 坂路 62.1-46.3-31.1-16.1 馬なり
安田調教師「今日は角馬場で体をほぐしてから坂路を1本乗って調整しています。全休日明けだったので角馬場でも元気一杯でした。坂路に行くまでもチャカチャカしていましたが、走り出せばそこまでムキになることもなく、体もちゃんと使うことができていました。明日追い切ってレースを使える状態に仕上げたいと思います。レースの方ですが、当初は土曜阪神の芝1400mを予定していましたが、最近は稽古でゆったり走れているので、距離を延ばして日曜日の中京4R(牝/芝2000)に変更します。血統的にも距離はこなせるはずですよ。鞍上は想定を見てから決めようと思います」

2016.03.24

(安田厩舎)
坂路にて単走で追い切り
 坂路 56.1-41.0-26.7-13.2 終い追う

助手「今日は坂路にて単走で追い切りました。ハロー前に追い切ったので、ボコボコした馬場でしたし、若干気負いながら走っていた様です。先週と違ってハミを取って来なかったですね。今日は終い重点でやりましたが、最後も反応が薄かったので、やはり下が緩いのを気にしていたのでしょう。走りやすい馬場なら先週はしっかり動けていましたし、息遣いも悪くなかったので、今週使える状態には整っていると思います」
安田調教師「予定では全体時計を55秒くらいで考えていましたが、馬場が良くなかったのを気にしたのか、予定より遅くなってしまいましたね。それでも先週の追い切りでは終いも12秒台で動けていましたし、今日は馬場が良くなかった事に尽きると思います。予定通り今週使いますよ。鞍上はデビュー戦と同じく大野騎手にお願いしています」



2016.03.27

3月27日レース後コメント(10着)
大野騎手「ゲートの中で何かしているわけではないのですが、周りを気にしてゆっくりしたスタートになってしまいました。次はメンコを着けた方がいいと思います。口が敏感なので前半は頭を上げてしまうところがありましたが、道中は流れに乗ってリズム良く運べました。3コーナー過ぎで内を狙って仕掛けてたのですが、勢いがつきそうなところで外から寄られて怯んでしまいました。まだ気持ちの面で難しいところがあります。あの辺りがスムーズだったらもう少し上の着順まで来れたはずなんですけどね。最後は坂を上り切ってから止まってしまったように今日は距離がちょっと長かったようです。芝向きのスピードはありますし、1600mくらいの方が競馬をしやすいのではないでしょうか」

2016.03.30

(安田厩舎→ノーザンファームしがらき)
昨日、ノーザンFしがらきへ放牧に出ています。
安田調教師「レースでは3コーナー付近での不利もありましたし、距離もこなせると考えていたのですが、ちょっと長かったですね。使った後も目立った疲労は見せていませんし、ダメージは最小限に抑えられています。次は芝のマイルくらいを使いたいと思っていますが、節を開けないと使えない状況ですし、厩舎に置いて進めるとテンションが高くなってしまいそうなので、昨日ノーザンFしがらきへ放牧に出しています。まずは体を増やす事を優先に進めてもらいますよ」

2016.04.01

(ノーザンファームしがらき)
角馬場調整。馬体重424キロ。
今週火曜日に入場。馬体重は戻りつつある状態ですが、それほど細く映りません。水曜日まではマシン運動で疲れを取りましたが、回復も早いので昨日から角馬場で軽く乗り出しました。左トモの入りがやや悪く、力強さが物足りないところがあるのでじっくり乗って調整していきます。

2016.04.08

(ノーザンファームしがらき)
角馬場調整。馬体重444キロ。
今週も引き続き角馬場で調整していますが、運動中は落ち着いていて歩様もスムーズです。入場してからは楽をさせて疲れを取ることや馬体重を増やすことを最優先で進めてきましたが、だいぶリフレッシュしたようで馬体重も増えていました。ペースアップは帰厩のメドが立ってからになりそうです。

2016.04.15

(ノーザンファームしがらき)
周回キャンター3000m。馬体重450キロ。
今週から周回コースで調整しています。ここまであまりプレッシャーをかけないように進めてきたので、心身ともにリフレッシュし、運動中も落ち着いています。精神面が安定していることから飼葉の食いもだいぶ良くなり、体もふっくら見せるなど成長も感じ取れます。来週からは坂路を併用して乗り込んでいくことにしています。

2016.04.22

(ノーザンファームしがらき)
周回キャンター3000m、トレッドミルキャンター。馬体重454キロ。
中間は周回コースとトレッドミルキャンターで調整しています。相変わらず順調で乗り込み量も豊富。前進気勢十分の動きが目につきます。気が先走ってしまうことはなく、普段からどっしり構えているように精神面も強化されました。安田調教師によると来週の帰厩させる予定ということで、今週末に坂路で終いだけサッと伸ばす形で追い切ります。

2016.04.29

(ノーザンファームしがらき)
周回コース3000m、坂路1本。馬体重460キロ。
牧場スタッフ「先週末に坂路で終い重点に追い切りました。今週からは周回コースと坂路での調整にしています。坂路では15-16くらいのペースですが、動きの素軽さは変わらず良いですね。ここ最近はカリカリするところも減ってきていますし、走りにも安定感が出て来た様に思えます。検疫の都合上、帰厩は来週以降に変更となりましたが、追い切りをやり出せば早いですし、がっつり攻めなくとも仕上がるタイプの馬ですからね。焦らずに進めたいと考えていますよ」

2016.05.06

(ノーザンファームしがらき)
周回コース3000m、坂路1本。馬体重460キロ。
牧場スタッフ「検疫の都合上、まだ厩舎サイドから帰厩予定が出ていませんし、あまりこちらでやり過ぎてもすぐに仕上がってしまうので、今週も坂路で15-16くらいのペースで乗っています。引き続き順調ですし、坂路でも軽快に動いてくれていますね。気も入り過ぎていないですし、程よい緊張感で走れていますよ。この後もしっかり乗り込んでいき、いつ帰厩の声が掛かってもいいように調整したいと思います」

2016.05.13

(ノーザンファームしがらき)
周回コース3000m、坂路1本。馬体重460キロ。
牧場スタッフ「今週も周回コースと坂路を15-16くらいのペースで乗っています。まだ具体的な帰厩プランが出ていないので、稽古のペースは上げていませんが、乗り込んでいてもテンションは抑えられていますし、暑くなってきてもストレスを溜めている様子はないですね。もうしばらくはこちらでの調整にはなりますが、調子落ちしないように進めたいと思っています」

2016.05.20

(ノーザンファームしがらき)
周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重462キロ。
牧場スタッフ「今週は周回コースと坂路を15-15くらいのペースで乗っています。今週から坂路でこのペースを週3回に増やしてみましたが、暑さでヘコたれるようなところはありませんし、動きも活気があって良いと思います。まだ帰厩プランは出ていませんが、馬は至って落ち気がありますし、速いところをやってはいますが、体もフックラ維持できていますよ。あとは厩舎の検疫待ちにはなりますが、調子落ちしないように進めていきたいと思います」

2016.05.27

(ノーザンファームしがらき)
周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重466キロ。
牧場スタッフ「今週も周回コースと坂路を15-15くらいのペースで乗っています。乗り込み量が増えて来ている分、多少気は入ってきてはいますが、手が掛かる感じでもありませんし、肩の筋肉がだいぶ付いて来た印象です。今は飼葉の食いが本当に良いので、増え過ぎに注意しているくらいですよ。今は状態も良くて、早ければ来週戻すプランもありますので、この調子で進めていければと考えています」

2016.06.03

(ノーザンファームしがらき→安田厩舎)
本日の検疫で帰厩。馬体重462キロ。
牧場スタッフ「今週は周回コースと坂路を15-14くらいに終いだけ伸ばして乗っています。気が入っているので、坂路では下ろしがけから勢い良く駆け上がって行きますね。それでも乗り手が指示を出せばちゃんと従ってくれますし、折り合い面で困った事もないですよ。乗り込んでいる分、反応も素早くなっています。検疫が取れたので今日厩舎へ移動しますが、すぐに仕上がるタイプですし、こちらでジックリやらせてもらったので、馬も成長していてレースが楽しみです。頑張って欲しいですね」

2016.06.08

(安田厩舎)
角馬場運動後、坂路1本
 坂路 66.8-49.4-33.3-17.1 馬なり
安田調教師「先週金曜日に帰厩しました。前走後から約2カ月間ジックリ乗り込んでもらっていたので、体もだいぶフックラして戻って来てくれましたし、角馬場や坂路で乗っていてもどっしり構えて走れるようになっていますね。今のところテンションが高くなるような面もないですよ。明日1本目の追い切りをやった感じを見て、使うレースを決めていきたいと思いますが、やり出せば早いタイプなので、焦らず進めさせてもらいます」

2016.06.09

(安田厩舎)
坂路1本登板後、ウッドコースで追い切り。
坂路 68.5-52.1-35.0-17.3 馬なり
CW
ジュディス   58.1-41.4-12.6 末一杯
ピンクスター 57.5-40.8-12.4 強め

助手「今日は坂路を1本上ってから、ウッドコースで併せ馬の追い切り。坂路でも掛かる感じはなかったですし、以前より動きもスムーズで乗りやすくなっていますね。ウッドコースも下ろしがけから気分良く走れていましたし、道中もどっしり構えながら走れていましたよ。ただ、追い出してからは体ができていない分、反応はできているのですが、動きにまだ重さがありますね。終わってから息遣いもハァハァ言っていたので、今日ビッシリやって来た事で変わってくれればと思います」
安田調教師「併せた馬はデビュー前の2歳馬でしたが、それでも稽古駆けする馬なので、今日が最初の追い切りのジュディスは付いて行くのが精一杯でしたね。馬体にもまだ余裕がありますし、これから追い切りを重ねて絞っていけば変わってくると思います。この後の状態を見ながらですが、3回阪神開催中に使えればと考えています」

2016.06.15

(安田厩舎)
角馬場運動後、坂路1本。
坂路 67.2-49.8-32.4-16.1 馬なり

助手「明日追い切る予定なので、今日は角馬場で体をほぐしてから、坂路を1本の調整です。乗り込んで来ている事もあって、徐々にテンションは高くなってはいるものの、まだ許容範囲のレベル。坂路でもこのペースだと楽に上がってくれますし、フットワークも軽やか。脚元も落ち着いていますし、飼葉の食いも良好。先週の追い切りでしっかりやったので、明日どれくらい余裕を持った走りができるかですね」

2016.06.16

(安田厩舎)
角馬場運動後、坂路にて単走で追い切り。
 坂路 53.1-39.6-26.3-13.4 終い追う

助手「角馬場で体をほぐしてから、予定通り坂路にて単走で追い切りました。角馬場では以前よりもリラックスして走ってくれているのですが、坂路に向かうまでに、どうしてもテンションが高くなってしまいますね。坂路の下ろしがけもテンから勢い良く行った分、時計も予定より速くなりました。道中からグイグイとスピードに乗って手応えが良かった割には、終い勾配がきつくなると、追わないと進んで行きませんでしたね。まだ力が付き切っていないこともあって、ウッドコースの方が最後まで楽に動けるのだと思います。息の方も徐々に良化はしていますが、良い時に比べるとまだ物足りないので、追い切りを重ねて状態を上げていきたいですね」
安田調教師「今週は坂路で追い切りましたが、まだ動きや息が重たい感じはありますね。今週末と来週追い切って、状態次第では来週の阪神で使おうと思っていますが、稽古の内容が物足りないと判断した場合は、中京開催まで乗り込む方向でいきます。芝・ダートどちらで使うかはまだ考えていますが、今回は距離を短縮しようと思います」

2016.06.22

(安田厩舎)
坂路にて単走で追い切り
 坂路 54.1-39.5-25.8-12.9 強め

助手「跨った時はチャカチャカしていましたが、坂路に入ってからは落ち着いて走れていました。先週ビッシリやっているので、馬も動けるようになって来ましたね。今日は馬場も渋っていたので、先週よりも全体時計は掛かっていますが、終い追ってからの反応は素早くなっていましたし、稽古後も息の戻りもそこまで時間は掛からなかったですよ。今週使っても問題ない状態には仕上がったと思います」
安田調教師「先週ある程度の負荷で追い切りを消化した事で、馬もだいぶ動けるようになっています。今日は単走でしたが、終いまで動きは良かったと思います。今日の感触なら今週使えると思いますが、最終的には明日までじっくり考えたいと思います。使う場合は阪神日曜日の牝馬限定のD1400m戦です」

2016.06.23

(安田厩舎)
厩舎周りを引き運動。
安田調教師「昨日追い切ったので、今日は厩舎周りを引き運動で調整しています。煩いところはあまり見せずしっかり歩けていましたし、気になるところはありませんでした。今のところ追い切った反動はないですね。体は徐々に減ってはいますが、この馬なりに飼葉は食べていますし大丈夫です。レースですが、当初は日曜阪神1R(D1400)を使う予定でしたが、今週は土曜日まで雨が続き、ダートコースは間違いなく脚抜きの良い馬場で速い時計の決着になると考えています。初めてのダートですし良馬場で走らせたかったのですが、馬場の回復は見込めないので、予定を芝に変更して同日の4R(芝1600)をデュプレシス騎手で使う事にしました。芝でも走れるスピードは持っている馬ですし、前回からの距離短縮も向くと思いますので、頑張って欲しいですね」







2016.06.26

レース後コメント(13着)
デュプレシス騎手「口向きに敏感なところがあると聞いていましたので、スタートを出てからは注意して進めました。馬場が悪かったですが、自分から進めていけましたし、引っ掛かることもありませんでした。4コーナーまではリズム良く運べたのですが、いざ追い出してからは、久々の分なのかジリジリと脚を使っていて反応がなかったですね。馬場をそこまで気にしているところはないものの、伸びあぐねてしまいました。ここを使ったことで次は変わってくると思いますし、芝の方が良さそうですね」

2016.06.29

(安田厩舎→ノーザンファームしがらき)
本日、ノーザンファームしがらきへ放牧。
安田調教師「レースでは馬場を気にする事はさほどなかったのですが、久々の影響もあって、最後はガス欠になってしまいました。使った後は煩くなる事もないですし、脚元も落ち着いています。このまま厩舎に置いて進めようとも思いましたが、体も減っていますし、権利もないので、今日ノーザンファームしがらきへ放牧に出す事にします。2、3週間ほどあちらで調整してもらってから小倉開催で使おうと思っています」

2016.07.01

(ノーザンファームしがらき)
角馬場で運動。馬体重424キロ。
牧場スタッフ「水曜日にこちらに到着しました。レースを使って体は減っていますが、回復傾向にありますので、今日から角馬場で乗り出しています。歩様はそこまで気にならないですし、脚運びも悪くないですよ。馬体重を減らさないように気を付けながらも、今回は普段の稽古から攻めの姿勢で態勢を整えたいと思っています。気性面や馬体重の事はありますが、上手く調整してやりたいですね」

2016.07.08

(ノーザンファームしがらき)
坂路1本で調整。馬体重440キロ。
牧場スタッフ「今週から坂路に入れ始めて、火曜日からは15-15のペースで乗っています。今回は攻めながら調整したいと思っているので、周回コースでは乗らずに坂路のみでしっかり走らせていきます。メリハリを付けてやっているので、馬も気分よく動けていますし、体の方も戻って来ました。以前よりも調整しやすくなっていますし、この後も状態を上げていけるように頑張ります」

2016.07.15

(ノーザンファームしがらき)
坂路2本で調整。馬体重444キロ。
牧場スタッフ「今週から坂路を2本にして乗っています。稽古量を増やしていることもあって少しピリピリしてはいるものの、手が付けられないとかそういったことはありませんし、動きは安定していて良いと思います。この後は坂路を3本にして進めたいと思っていますが、あまりやり過ぎるとすぐに仕上がってしまうので、ペースは15-15くらいか、終いだけ伸ばす形で乗っていきます」

2016.07.20

(ノーザンファームしがらき→安田厩舎)
本日、栗東トレセン・安田厩舎に入厩しました。

2016.07.21

(安田厩舎)
坂路1本にて調整
 坂路 70.1-51.9-34.7-17.3 馬なり

安田調教師「昨日帰厩しました。今日は乗り出し日になるので坂路1本で様子を見ました。牧場で坂路を多めに乗っていたこともあって少しピリピリしたようなところはありますが、運動初日ですしこのくらいは許容範囲だと思います。昨日は飼葉もちゃんと食べてくれていたようですが、稽古を重ねていくとどうしても体が減りがちなので、そこも気にかけながら進めていきたいと思います。今週末から追い切りを消化して、小倉の2週目以降に使おうと考えています」

2016.07.27

(安田厩舎)
坂路にて単走で追い切る。

坂路 56.4-41.6-27.5-13.6 馬なり

助手「今日は坂路で単走の追い切り。開門してすぐの追い切りだった事もあり、馬が多い時間帯だったので少しパニックなって、その分テンションが高くなってしまいましたね。下ろしがけも最初は力んでいましたし、道中も周りの馬を気にしながらで、走りに集中できていなかったです。舌を縛っていて逃げ場がない事もあって、最後は外に張りながら走っていましたよ。それでも1本目の動きにしては、時計的にもこれくらいで良いと思いますし、息の入りはそこまで気になりませんでしたよ。飼葉も今は食べる量が増えて来ていますので、今日追い切った事で全体に良くなって来てくればと思います」
安田調教師「1本目の追い切りとしてはまずまずと言ったところですね。今日は朝一番の追い切りだったので、少し戸惑った部分もありますが、これから本数を重ねて良くなってくれればと思います。レースはもう少し状態を見て決めさせてもらいます」

2016.07.28

(安田厩舎)
厩舎周りを引き運動。
助手「昨日追い切ったので、今日は朝一番に厩舎周りを引き運動で調整しました。最初は集中してしっかり歩けていましたが、ハミが掛かるとテンションが高くなり、すぐダクになってしまいます。この馬なりに落ち着いているとは思うのですが、もう少しどっしり構えて歩けるようになってくれればいいですね。昨日の飼葉はしっかり食べてはいますが、馬体重は420キロと減っているので、これ以上減らないように飼葉も工夫して与えたいと思います」

2016.08.03

(安田厩舎)
坂路にて単走で追い切り

坂路 56.9-41.2-26.8-13.0 終い仕掛け

助手「今日は坂路にて単走で追い切っています。終い重点の内容だったので、テンの入りはゆったりでしたが、行き急ぐ感じもなかったですし、馬場が良くない中でも動きには余裕が見られました。最後も反応は良くて長く脚を使えていました。全体を通して動きは良くなっている印象ですね。飼葉も食べる量が安定してきて、調整もしやすくなっていますので、体調は良化していると思います」
安田調教師「今日は馬場もそこまで良い方ではなかったので、ラスト2Fを伸ばす形でやりましたが、徐々に動きは良くなって来ていますね。先週に比べて落ち着きもでてきて、いい流れで稽古に励んでくれていますよ。今日追い切った感じでは、もう少し速いところを消化した方が良いと思いますので、レースは来週以降に使う予定でいます」

2016.08.04

(安田厩舎)
厩舎周りを引き運動
助手「追い切った翌日なので、今日は厩舎周りを引き運動だけで調整しました。追い切り後も飼葉の食いが落ちたりする面はないですし、引き運動でも出掛けの歩様からしっかりしていました。テンションも先週に比べれば落ち着いていますね。馬体重は裸馬で420キロと変わらずに来ていますが、レース時には輸送の影響で減る可能性が高いので、今のうちに少しでも増やしていけるよう、飼葉も調節しながら与えたいと思っています」
※次走は8月13日(土)小倉6R(芝1200m)を予定。

2016.08.10

(安田厩舎)
坂路にて単走で追い切り
 坂路 53.3-39.9-26.7-13.6 強め
助手「今日は坂路にて単走で追い切っています。テンからガーッといくようなこともなく、我慢が利いていてリズム良く走れていました。ただ、前半に終いの脚を残すイメージでいけた割に、ラスト2Fで仕掛けてからの反応は伸びずバテずといった感じでワンペース。走り辛い馬場ではなかったので、もう少し良い脚を使って欲しかったです。それでも息などはだいぶ良くなっているので、今週の競馬に使える態勢に仕上がったと思います」
安田調教師「時計的には予定通りでしたが、追ってからの動きが思ったよりひと息でした。もう少しスッと動いて欲しかったですね。今週13日の小倉6R(芝1200m)に使う予定ですが、最終的には馬の状態と想定を見ながら判断したいと思います」

2016.08.11

(安田厩舎)
厩舎周りを引き運動
安田調教師「昨日追い切ったので今日は引き運動の調整でした。そこまで煩い面を見せずしっかり歩けていましたし、歩様も良かったです。想定を見たところ予定していたレースは頭数が多く、現状は節で入るのは厳しい感じ。それでも今日の最終版の想定を見て入りそうなら、そこからジョッキーを探して投票します。入らない場合は投票せずに来週にスライドの予定です。馬体重は422キロです」
※13日(土)小倉6R(芝1200m)の出走が確定しました。



2016.08.13

8月13日レース後コメント(7着)
藤懸騎手「周りを気にするところはありましたが、わりと楽に追走できました。切れる脚がないのはわかっていたので早めに促していきましたが、やっぱりジワジワという感じ。直線は内が混み合っていたので外に出しましたが、渋太く伸びました。小回り1200mが合っていたようで頑張ってくれたのですが、あれ以上の脚を使うのは厳しいと思います」

安田調教師「次は間隔を空けてスーパー未勝利へ。番組を見ると芝1200mはないので、ダートの1200mか1400mかなと思っています。一旦放牧に出すかどうかは栗東に帰ってから判断させていただきます」

2016.08.17

(安田厩舎)
厩舎周りを引き運動
安田調教師「使った後なので厩舎周りを引き運動で調整しています。レース後という事もあって、飼葉の食いはそこまで良くはないですが、時間を掛けて食べてくれていますよ。脚元も落ち着いていて、どこか痛めているような箇所もありません。この後はスーパー未勝利を使う予定にしていますが、節ですぐには使えないので、明日か明後日に検疫が取れればノーザンファームしがらきへ放牧に出す予定です」

2016.08.18

(安田厩舎→ノーザンファームしがらき)
本日ノーザンファームしがらきへ放牧に出ました。

2016.08.19

(ノーザンファームしがらき)
マシン運動。
牧場スタッフ「昨日入場して来ました。厩舎サイドから聞いていた通り、使った後もどこか傷んでいるようなところはないですね。こちらでも入念にチェックしましたが、歩様も問題ありませんし、脚元も落ち着いているので、今日からマシン運動を行っています。今週一杯は楽をさせるつもりですが、短期放牧になりますので、来週から乗り出していく予定です」

2016.08.26

(ノーザンファームしがらき)
トレッドミルキャンターで調整。440キロ。
牧場スタッフ「今週から乗り出す予定をしていましたが、馬体重回復を優先したいので、今週はトレッドミルキャンターで調整しています。馬体重は数字的には増えていますが、体が緩んだ感じはしませんし、馬に覇気もあります。再来週の入厩に向けて来週から坂路で乗り出す予定になっています。今回も馬の状態を見てから決めますが、こちらでは坂路の本数も多くやっていく方向で考えています」

2016.09.02

(ノーザンファームしがらき)
坂路1本。馬体重450キロ。
牧場スタッフ「楽をさせた分馬体重は回復しました。今週は角馬場で準備運動をしてから坂路を1本上がっています。すでにF16くらいで乗る日もあるなど調整は順調なのであすは15くらいまで伸ばす予定です。来週の帰厩に向けてしっかり乗り込んでいきます」

2016.09.07

(ノーザンファームしがらき→安田厩舎)
本日は坂路1本の調整でした。
 坂路 66.2-48.4-32.2-16.1 馬なり
助手「きのう(火)栗東トレセン・安田厩舎に帰厩しました。担当が替わったのできょうが初めての騎乗でした。調教初日だったこともあり、角馬場での運動中は障害練習をしている方に気を取られてキョロキョロしていてテンションも高め、リラックスするところがほとんどありませんでした。それにハミに敏感で抑えようとすると頭を上げてしまいますし、自由にさせようとするとどこかに行ってしまおうとするなど口向きが悪すぎます。キャンターにおろすとそれほど気にならないのですが。あす追い切ってから次走について判断することになりそうです」

2016.09.08

(安田厩舎)
本日は坂路にて追い切りました。
 坂路 57.9-40.6-26.0-12.9 馬なり
助手「坂路入りする前に頭を下げて何度か跳ねてしまい、他の厩舎の馬に迷惑をかけてしまいました。乗っている僕もしっかり構えていないと振り落とされそうなくらい。それでも走り出すと我が道をいくタイプで、自分から行くぞとやる気を出して真っすぐ走っていました。ワンペースで気だけで走り抜いた感じですが、指示は57、58秒くらいとのことだったのでちょうど良かったですね。以前より内臓が強化されたようで毛が抜けてきましたし、張りも出てきました。体調は上向きつつあるようです」

2016.09.14

(安田厩舎)
本日は坂路にて追い切りました。
 坂路 52.2-39.0-26.6-13.9 一杯
※今週18日(日)阪神4レース・3歳未勝利(D1400m)に藤懸騎手で出走を予定しています。想定から除外の可能性があります。
助手「先週時計を出してから普通キャンターを乗るのもしんどいほど気が入ってきました。きょうも坂路入りする前からテンションがかなり高く、2F手前からハミをガッチリ噛んで引っかかってしまったので脚を溜められませんでした。これは終いまでもたないなと感じていましたが、その通り最後はバタバタになり完全に止まっていました。今週競馬だというのに上手に乗れず申し訳ありません」
安田調教師「先週のようにしまいを伸ばせればと考えていたのですが、前半から飛ばしたため最後は一杯になってしまいました。テンションがかなり高く、調教でもコントロールするのが難しくなってきているようです。次走ですが来週まで待っても確実に出走できるかどうかわからないので今週から投票していきます」

2016.09.15

(安田厩舎)
本日はひき運動の調整でした。
※今週18日(日)阪神4レース・3歳未勝利(D1400m)に藤懸騎手で出走を予定していましたが、除外確実のため出馬投票は行っていません。
助手「きのうはオーバーワークになってしまいましたが、けさの運動中の様子を見ると大きな反動はなかったようなので安心しました。食欲はあるので馬体重はなんとかキープしていますが、今週出走となると前走より減った状態で出走することになりそうです。ただ想定を見ると今週出走するのは難しい状況。来週の1200mも権利持ちが待機しているでしょうし、場合によっては再来週のD1400mまで待つ必要がありそうです」

2016.09.21

(安田厩舎)
本日は坂路にて追い切りました。
 坂路 55.8-40.3-26.3-13.2 仕掛け
※今週24日(土)阪神3レース・3歳未勝利(D1200m)に出走を予定しています。想定から除外の可能性があります。
助手「ここまでしっかりやってきましたし、今週出走できるかどうかもわからない状況だったので全体で56、57秒くらいに留めようと考えていました。テンは抑えていってラストで格好がつくようなイメージでしたが、その通り前半は折り合いがつき、しまいもサーッと伸ばすことができました。初めて思い通りに調整できたと思います。ラストも13秒台でしたが、きょうは馬場が深かったので気にしないで大丈夫でしょう。体調面は安定していて飼い食いがよく馬体重は420キロ前後とキープしています。予定しているレースも早い時間帯なのでそこまで減る心配もありません。あとは出走できるかどうかだけですね」

2016.09.22

(安田厩舎)
本日はひき運動の調整でした。
※今週24日(土)阪神4レース・3歳未勝利(D1800m)にF.ヴェロン騎手で出走します。
安田調教師「想定を見ると残念ながら今週の1200mはもちろんですが、来週の1400mも出走はほぼ不可能な状況です。来週まで待ってみようかとも考えましたが、体を維持することが難しくなりますし、場合によってはD1800mのほうも出走できないということになり兼ねないので今週のD1800mに投票することにしました。これまでのレースを見ているとこの馬にとって1800mは明らかに長いとは思いますが、どこかで一息入れてレースを組み立てられれば力は出し切れるとみています」





2016.09.24

9月24日レース後コメント(14着)
F.ヴェロン騎手「レース前に前回騎乗した藤懸騎手からどういう馬なのかアドバイスを受けていました。内枠ということもあり厩舎サイドとも作戦を練って思い切って逃げようと思っていましたが、スタートで集中力を欠いて立ち遅れてしまいました。道中もキックバックは気にせず息は入れられましたが、口が敏感すぎだし、とにかく周りを気にしてしまってリズムに乗り切れなかったです。すみませんでした」
安田調教師「見せ場くらいはと思っていましたがスタートで終わってしまいました。距離も長ったようです。最後のレースでタイムオーバー(スーパー未勝利は4秒)になってしまい、良い条件のレースを選択できず馬にはかわいそうなことをしてしまいました。申し訳ありません。今日中に島上牧場へ移動させていただきます」

2016.09.26

(引退)
本馬は9月24日の阪神競馬に出走し、14着での入線。この結果とこれまでの競走成績を踏まえ本馬の今後について関係者間で協議を行いました結果、残念ではございますが引退の結論に至りました。出資会員の皆様には、追って書面にて詳細をご報告いたします。長い間、レッドジュディス号にご声援いただき、ありがとうございました。

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